2015年03月02日
昼間眠い?「かくれ不眠」をチェックできる10項目
睡眠時間をしっかり取っているはずなのに、身体がだる重い……。
昼間の眠気がとにかくヒドくて、仕事にならない。
そんな悩みを抱えていませんか?
薬に頼るほどの“不眠症”というわけではなくても、それってもしかしたら「かくれ不眠」かもしれませんよ。
■なんと75%もの人が「昼間眠くてしょうがない」!
ところで、みなさん大体何時間くらい睡眠を取っているのでしょうか?
株式会社リビジョンが10〜20代の男女500人に「睡眠」について調査を行ったところ、1日の平均睡眠時間は「6時間台」で最も多く31.4%。続いて「7時間台」が26.6%、「5時間台」が16.6%。
注目すべきは、「日中に寝不足を感じている」と自覚がある人が75%近くにもなるということ。
睡眠時間をしっかり取っているつもりでも、昼間に多くの人が“寝不足”を感じているのです。でも、眠いと思いながらも、とくになにも改善をしていない人も多いのでは?
■約8割の現代人がかかっている「かくれ不眠」とは
『睡眠改善委員会』は、これに対して「かくれ不眠」を4つの条件で定義しています。
1、専門的な治療がいらない
2、軽度で短期的な不眠症状がある
3、睡眠の悩みを抱えている
4、睡眠をしっかり取ろうとしていない
同委員会が行った調査によると、仕事や人間関係のストレスから20〜40代の約8割が、「かくれ不眠」に該当していることがわかっています。
■あなたの「かくれ不眠」度は?
では、あなたの「かくれ不眠」度はどのくらい……?
以下にチェックシートをまとめてみたので、「はい」か「いいえ」でチェックしてみて。
・昼間に居眠りしてしまうことがある
・面白そうなことがあってもヤル気が出ない
・寝付きが悪いことが多い
・眠れないことがよくある
・夜中に何度も起きてしまう
・寝る時間が不規則で、毎日バラバラだ
・平日に眠れないため、休日に「寝溜め」をする
・起きた時によく寝た感じがしない
・予定時刻より早く起きてしまう
・仕事が忙しいと、寝ないで夜遅くまで頑張ってしまう
当てはまる数が多いほど、かくれ不眠の可能性が高めです。仕事も大事ですが、体あってのもの。睡眠をしっかりと取ることで、仕事の生産性もアップするはずですよ。
「ちょっとくらい寝なくても、なんとか体力でカバーするし」と思っているあなた。
睡眠の質は、翌日の仕事や行動の質にも直結することは、経験でわかっていますよね。さらに、精神的な健康も睡眠の質によって大きく変わってきます。
まずは自分が「かくれ不眠」かどうかを確認して、睡眠の質を見直してみてはいかが?