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2015年08月16日
きれいなおねえさんは好きですか
いきなりタイトルが意味不明です(笑) ちなみに、答えは”もちろんです” さて、写真は僕にとってきれいなお姉さんである山中千尋さん。 世界的なJazzピアニストです。 ある時、ラジオから彼女の曲が流れてきて瞬間でトリコになりました。恋に落ちたという表現が適切かもしれません。楽しい、清々しいという情報が私にバンバンと伝わってきて、その繊細かつダイナミックな旋律は、エネルギーに満ち溢れていました。 私のマインドは山中千尋さんにロックオンされてしまいました。私の中で彼女の重要度が急に上がり、それからは本屋に行けばあまり手に取ることのなかったJazz雑誌のコーナーが行きつけの場所となりました。もちろん、彼女のCDを買ったり、Youtubeで動画を見たりもしました。世界的ピアニストなゆえ、たまにしか来日されずにコンサートにはまだ行けていませんが・・・。ここまでは一般にある話です。 ここで面白い話は、山中さんはかなりの消防車マニアで、お気に入りのカメラで世界各地の消防車を撮りまくるらしい。絶対音感の持ち主ゆえに、消防車のサイレンからその車の方や火事の規模までが分かってしまうくらいの名人です。消防車見たさに、消防署の近くに引っ越しをされたという逸話を持っています。 ある時、その消防車が好きだという情報がいつの間にか私にコピーされ、私の中でも消防車の優先順位が上がっていることに気が付きました。消防車が走っていた無意識に目線が追っかけているのです。専門的に言うと内部表現が書き換えれた状態で、洗脳と捉えることもできます。 私はそれまで消防車に興味がなかったのに、山中さんが好きだというだけでいつの間にか気になる存在となっていた。普通に考えたらおかしいと思いませんか。だって、消防車が好きなのは山中さんで、僕には全く関係のない話です。 また他の人から、彼氏が煙草を吸っていたか自分も吸うようになった。ロックに目覚めた。 好きな女優がテレビCMに出ていうだけで本当は欲しくもない商品を買ってしまった。私もなぜか掃除機を買ってしまった経験があります・・・。 学生の頃、英語の先生が嫌いだったから英語が嫌いになったなど、明らかにちょっと考えたら論理的におかしいという事象がヒトの心には起こります。 詳しい話は、ココではできませんが、この様に非言語で情報がコピーされてしまうのです。ミラーニューロンが作用したのでしょうか。心理学では連合の法則というそうです。 テレビCMは明らかにこの作用を利用して消費者である私たちに仕掛けています。ちょっと前に問題となったステルスマーケティングもこれを応用したものです。 本当は欲しくないけど買わされてしまった。結果、無駄な出費ばかりが増えてお金が貯まらない。そうならないために、仕掛ける側の策略を知っておく必要があるかもしれません。あっ、テレビを見ないのが一番だと思いますが。 一方的に早口で喋ってくる人からの防御術先日、一方的に喋ってくる人の話を聞いていたら頭がポーッとしてくるという記事を書きました。
あれは「オーバーフロー」と言って、相手の脳内情報処理能力以上の情報を短期間で一気に与えて相手を変性意識状態に陥れる洗脳技術の一つです。重要なポイントは、出来るだけ相手に喋る隙を与えない、同じことを何度も繰り返して聞かせるです。会話を含めた場の制空権を掌握する技です。 かつて某カルトでも、教祖の「修行するぞ、修行するぞ」という声を何度も信者に聞かせていたと聞きます。それくらい危ない技なのです。 私も若かりし頃、塾講師のアルバイトをしていたことがあります。それで、あまり勉強が得でない子に、一方的に知識を与えようとして、一方的に早く手で喋って、多くの生徒を眠らせまくってしまったという前科があります。「なんで、こいつらは眠るんだ、やる気があるのか」と当時はそう憤ると同時に、眠らせてしまわせることに対して不思議に思っていました。そのときこのオーバーフローに気づきました。 さて、今回はオーバーフローに対してどうやって防御をするのか開示したいと思います。 それは相手の会話を中断させるのです。ここぞというタイミングで携帯電話を取り出して、電話が掛ってきた振りをする、トイレに行きたいと告げ話を中断させるなどです。 この技は「フレームの中断」と言います。話者の脳内情報処理は次の話するという一連の行為として記憶しています。そこで急に予期しない出来事が生じると、話者の脳内情報処理は混乱して、しばらくの間ポカンとしてしまいます。 このテクニックを使って話題を変えることが出来ます。 また、催眠商法やネットワークビジネスの勧誘に誘われてしまって、危険と感じたらこのテクニックを使って逃げることをお勧めします。変に意地を張って相手に立ち向かおうとしないでください。向かっていけば向かっていくほど相手のコントロール下に自らを置いてしまうことになります。むしろ、それが相手の思うつぼとなります。 三六計逃げるが勝ち、離脱も戦術の一つです。 ×
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