今まで持っている知識をベースにして、それが何かということを認識することになります。
言い換えれば、知識として持っていないパターンに対しては
目の前で重要なことが起こっていても、認識できないことになってしまいます。
例えば、あなたの目の前に美味しそうな料理があったとしても
それがどんな加工をされてきたものなのかという知識がなければ
その安全性を知ることが出来ません。
映画を見に行ったときでも、そのストーリーがどこから生み出されてきたものなのか、という
背景や哲学や神話学といった知識がなければ
映画に込められているメッセージを受け取ることが出来ないかもしれません。
今の自分にとっては関係のない話のように思われることでも
知識があることで、自分にとって重要だと感じられることは、身の周りにはたくさんあります。
その中で自分には関係ないと切り捨てていたことが
実際にはあなたの夢に直結している大切な話だったとしたら
その重要性を知ることなく
これからもそのままの人生を歩み続けてしまうことになります。
知識は知識を知るためにあると言えるところがあるのも
自分にはまだ知らない世界があることを
意識に上げていくプロセスからくるものでもあります!
私たちが生きていくうえで何をしたいのか、という問題も知識がないことで
そこで人生の選択肢として失われている可能性があると受け止める姿勢も大切になってきます。
そこで今、私たちが知らないことを2つに分けるときに、既知の知と無知の知があります。
今の自分にとって必要なことを学ぶことが既知の知に繋がる一方で
今の自分がまだ見えていないことを学ぶことが無知の知に繋がっていくことになります!
その両輪をバランスよく取り入れていくことから
人生を変えていくためのチャンスも浮かび上がってくるものがあります!