自分自身に対して、高い理想を持っている人ほど
目の前の小さな変化に対して、喜ぶという習慣が薄いと感じられるところがあります。
例えば、会社員の方で人よりも大きな仕事をしたとしても
給与体系で基準の幅が決まっていることで
期待ができる報酬が少なく感じられるのは、理想となる天井が決められていて
それだけ頑張っても、そこを超えていくことが出来ないことに問題があります。
すでに給与というかたちで毎月の報酬が決まっていて
そこに合わせるかたちで努力を必要とすることで
自分の創意工夫の結果が直接、目にみえるかたちで報われているという実感を
持ち辛いとこをもあるのではないでしょうか。
モチベーションを高めていくという視点では
どんなにメンタルが強い人であっても自分の成果に対して
報酬の期待感がないと、地道なことを積み重ねるステップにも、息苦しさを感じてしまうものです。
自分の努力がそれだけの期待を満たすものが、ないと感じると
次に生かすためのモチベーションには繋がらないものです。
そんな状況でも、自分の作ったゴールであれば
モチベーションを高めていく効果的な方法もあります。
そこでオススメしたいことに、期待値のコントロールがあります。
良い意味で自分自身の達成度の期待値を下げて
自分の中で小さな変化をみつけて喜ぶことから
着実に成長できているという手触りを持たせていくことにあります。
もちろんこれは自分で立てたゴールであることが前提です。
(会社員の方であれば、職場のゴールの期待値は上司が握っていることになります。
あくまでも自発的なゴールに対して、取り組んでみることから始めてください)
どんなことであっても、自発的にゴールを立てることから
創意工夫を交えて継続していくことが出来るからこそ
身につけられる能力や才能も生まれてきます!
どんな環境であっても、自分で問題意識を持たせることが出来て
そこで理想は高く持ちながらも、着実に小さな変化を実感して歩みを進める人が
結果として自分の理想の未来にとって
必要な長く活躍できるための基礎体力を身につけられるものだと思っています!