古代ギリシャの三大巨頭の二人目には、プラトンが挙げられています。
現代でも、真、善、美という言葉にもあるように
物事の本質を追究した先にある真理を知りたいという
人間の欲求の大元にあるのは
そんなものにも美しい本質のかたちがあるという前提があります。
プラトンと言えば、そんな思想の発端に
なっているであろう「イデア論」が有名です。
イデア論の中では、洞窟の比喩で言われるように
私達は洞窟の中で縛られて
その奥しか見ることが出来ない状態で
後ろから照らされているたいまつの光を通して
目の前に映し出されたものしか見ることが出来ない、という話です。
こうしたイデア論からは
絶対的なものの見方をするしか出来ないという
マイナスなイメージがある一方で
そんな目の前のスクリーンに映し出されるものの
本質を知るためにも、自分が後ろから照らされているものの
正体を知ろうと努力することが
その美しさを知る為に大切なことである、と捉えることも出来ます。
私達がより豊かに生きていくためにも
そんな目の前に映し出されているものを生み出している
心象風景がどこから来ているものなのか、を知ろうとすることで
複眼的な視点を持たせていくことが
目の前の現実の解釈に彩りを持たせることになり
より豊かな心を育んでいく為のきっかけに
繋げていくことが出来るものだと感じさせるものがあります!
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