アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

幸せの見える風景

 このCDは、少し前に入手しました。
 この中に聴きたい曲が収録されていたからです。
 私は、通常、このようなベスト盤を買うことはあまりありません。
 この手のベスト盤って、ジャケットがいけてないですよね。

 
The Platinum Collection
The Persuaders

1. Thin Line Between Love And Hate (Poindexter, Members, Poindexter)
2. Love Gonna Pack Up (And Walk Out)  (Poindexter, Poindexter, Members, Lewis)
3. Some Guys Have All The Luck (Fortgang)
4. Bad Bold and Beautiful Girl (Poindexter, Members, Poindexter)
5. Blood Brothers (aka Blood Brother) (Poindexter, Members, Poindexter)
6. Can't Go No Further And Do No Better (Poindexter, Sledge, Poindexter)
7. If This Is What You Call Love (I Don't Want No Part Of It) (Poindexter, Members, Poindexter)
8. Let's Get Down Together (Poindexter, Members, Poindexter)
9. Mr. Sunshine (Poindexter, Members, Poindexter)
10. Peace In The Valley Of Love (Members, Poindexter)
11. Thigh Spy (Poindexter, Members, Poindexter, Lewis)
12. You Musta Put Something In Your Love (Poindexter, Members, Poindexter)
13. We're Just Trying to Make It (Hurtt, Bell)
14. Somebody's Got to Do Something (Hurtt, Bell)
15. Once In A Lifetime Thing (Weatherly)
16. Hold On (Just A Little Bit Longer) (Bell, Hurtt, Berry, Hill, Brown)
17. Best Thing That Ever Happened to Me (Weatherly)
18. I Want To Make It With You (Hines, Weaver, Liebman, Esenberg)
19. Please Stay (Bacharach, Hilliard)
20. Stay With Me (Hurtt, Bell)

 このCDも典型的なベスト盤の顔をしています。
 お目当ての曲を収録したオリジナル・アルバムが見当たらなかったため、やむを得ず買ったのでした。
 でも、よくみるとRhino盤でした。

 07年にリリースされた、一連のアトランティック60周年記念ベスト盤シリーズの1枚だったのです。
 Rhino製のベストなら、話は別です。

 私がPersuadersのことを知ったのは、プリテンダーズがきっかけでした。
 プリテンダーズの最高傑作(だと私が思っている)、83年リリースの"Learning to Crawl"に、Persuadersのカバーが入っていたのです。

 それは、本ベスト盤の1曲目に入っている"Thin Line Between Love And Hate"です。
 この曲って、邦題はありましたっけ?
 「愛と憎しみの狭間」とでも言ったところでしょうか。

 ちょっとダークなスロー・バラードです。
 プリテンダーズ盤は、オリジナル曲の中に埋もれることなく、効果的なアクセントになっていました。

 さて、私が本ベスト盤を購入する動機となった曲がこちらです。
 "Some Guys Have All The Luck"
 大好きな曲です。

 聴かれたことはあるでしょうか?
 恋人のいない主人公が、幸せそうなカップルを羨む歌です。

 軽快で気持ちのいいリズムが、得も言われぬ安らぎを与えてくれます。
 とてもリラクゼーション効果の高い曲だと思います。
 
 この曲は、パースエイダーズの73年のヒット曲ですが、いくつかのカバーがあり、そちらで知った人も多いでしょう。
 レゲエにもマッチした曲で、マキシ・プリースト盤があります。

 でも、広く知られるきっかけとなったのは、やはりロッド・スチュワートのカバー・バージョンだと思います。
 私も、ロッド盤で知りました。

 ロッド盤は84年のヒットですから、あるいは、ロッドがプリテンダーズの"Thin Line Between Love And Hate"を聴いて、パースエイダーズに関心を持ったのかも知れません。
 …などと想像をたくましくしてしまうのでした。

 ロッドは、近年、プリテンダーズの"I'll Stand By You"をカバーしており、可能性はありますよね。

 パースエイダーズは、70年代ソウル・コーラスとしては、甘すぎず、いい塩梅のグループだと思います。

 就寝前に聴くディスクに適しています。
 お奨めです。



Some Guys Have All The Luckです。




RodのLiveから




Maxi Priest盤です。




関連記事はこちら

変わらずにいるということ


スウィート・ソウルでうたたね

 今回は、70年代のスウィート・ソウル・グループ、Montclairsを聴きました。
 私は、70年代のグループものは不得意なのですが、このグループには、ある理由から関心を持ちました。
 それは、アルバム・タイトル曲の"Make Up For Lost Time"が好きで、原曲を歌っているグループがどうしても聴きたかったのです。


Make Up For Lost Time
The Paula Recordings 1971-74
The Montclairs
featuring Phil Perry
 
CD 1
The Dreaming Out Of Season "Album

1. Prelude To A Heartbeat (Perry)'72 R&B#70
2. Do I Stand A Chance (Perrt)'72
3. Dreamings Out Of Season (Perry)'72 R&B#34
4. Beggin Is Hard To Do (Perrt)'72
5. Just Cant Get Away (Perry, Sanlin)'72
6. Unwanted Love (Perry)'72
7. Grand Finale (Perry)'72
CD 2
Non Album Singles and Assorted Rarities

1. Ease The Pain (Perry) not originally issued : '90 P-vine PCD2154
2. Out My Back Door (undentified) not originally issued : '90 P-vine PCD2154
3. Down Of My Life (undentified) not originally issued : '90 P-vine PCD2154
4. Angel (undentified) not originally issued : '90 P-vine PCD2154
5. A Horse With Wings (undentified) not originally issued : '90 P-vine PCD2154
6. I'm Calling You (Perry)'73
7. Hung Up On Your Love (Perry, Bennett)'73
8. Mak Up For Lost Time (Patterson, Strickland)'73 R&B#46
9. How Can One Man Live (Perry)'73
10. I Need You More Than Ever (Patterson, Strickland)'73
11. All I Really Care About Is You (Frye, Perry, Sain)'71
12. Is It For Real (Frye, Perry Sain)'71
13. Baby (You Know Im Gonna Miss You) Part 1 (Perry)'74
14. Baby (You Know Im Gonna Miss You) Part 2 (Perry)'74
Bonus Loop For Groovers
15. Chase Scene Loop (Hung Up On Your Love) (Perry)'73
Bonus Loop For Lovers
16. Lounge Loop From Hell (Im Calling You) (Perry)'73

 モントクレアーズは、セントルイス出身のスウィート・ソウル・グループで、69年にレコード・デビューし、70年代になって、シェリヴポートのPaulaレコードと契約したようです。

 メンバーは以下のとおりです。

Phil Perry (リード・シンガー)
David Frye
George Mclellan
Kevin Sanlin
Clifford 'Scotty'Williams

 Paulaというのは、確かJewelやRonnと同系列の会社で、オーナーのスタン・ルイスの奥さんの名前から付けられたのではないか、と記憶しています。

 この2枚組のCDは、Disc1に72年の唯一のアルバム、"The Dreaming Out Of Season"をそのまま収録し、Disc2に当時ノットLPだったシングルを収録しています。
 P-Vineから初リイシューされた曲を含む内容で、おそらくはPaula音源のコンプリート集なのでしょう。

 私が"Make Up For Lost Time"という曲に関心を持ったのは、「The Jewel Deep Soul Story」という3枚組日本企画盤に入っていた、Ted TaylorによるRonn録音を聴いたからです。

 そのことをきっかけに、私はそれまで興味がなかったTed Taylorに強い関心を持つようになったのです。
 そして、"Make Up For Lost Time"という曲そのものにも興味を持ちました。

 私は、この曲のオリジネイターがモントクレアーズというソウル・グループであることを知り、いつか原曲を聴きたい、そしてモントクレアーズというグループの他の曲も聴きたいと思ったのでした。

 今回、そのことをかなえることが出来ました。
 
 さて、聴いた結果ですが、結論からいいますと、私は2回トライして、2回とも途中で眠ってしまいました。
 1番のお目当ての"Make Up For Lost Time"は、Disc2の8曲目なんですが、2回ともそこまで到達する前に眠ってしまい、仕方なく3度目はピンポイントで聴きました。

 眠ってしまうということは、リラクゼーション効果が高いといえなくもないですね。(…無理がありますか)
 音楽的には、非常に完成度の高いボーカル・グループだと感じました。
 ただ、残念ながら"Make Up For Lost Time"を超える曲はないようです。

 ところで、この曲の作者の一人、Pattersonというのは、どうもBobby Pattersonのようです。
 同じコンビが書いたDisc2-10の"I Need You More Than Ever"もなかなか良い曲です。

 私は、Bobby PattersonのCDを1枚だけ持っていたはずですが、ほとんど印象に残っていません。
 サザン系を期待して入手したのに、期待外れだったという記憶があります。
 しかし、今回彼が書いた曲が気に入りましたので、近いうちに聴き返したいと思っています。
 このようにして、私は好きな音楽への関心を広げていくのでした。

 "Make Up For Lost Time"は名作だと思います。
 そして、改めて思いました。
 Montclairs盤は素晴らしい、でも、Ted Taylor盤はオリジナルを超えたパフォーマンスであると…。


Make Up For Lost Timeです。


動画中にローライダー(シャコタン)が出てきます。
おそらく、チカーノが好きな曲なのでしょう。



関連記事はこちら

失われた時を求めて
甲高いだけぢゃない



 
   
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。