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スウィート・ソウルでうたたね

 今回は、70年代のスウィート・ソウル・グループ、Montclairsを聴きました。
 私は、70年代のグループものは不得意なのですが、このグループには、ある理由から関心を持ちました。
 それは、アルバム・タイトル曲の"Make Up For Lost Time"が好きで、原曲を歌っているグループがどうしても聴きたかったのです。


Make Up For Lost Time
The Paula Recordings 1971-74
The Montclairs
featuring Phil Perry
 
CD 1
The Dreaming Out Of Season "Album

1. Prelude To A Heartbeat (Perry)'72 R&B#70
2. Do I Stand A Chance (Perrt)'72
3. Dreamings Out Of Season (Perry)'72 R&B#34
4. Beggin Is Hard To Do (Perrt)'72
5. Just Cant Get Away (Perry, Sanlin)'72
6. Unwanted Love (Perry)'72
7. Grand Finale (Perry)'72
CD 2
Non Album Singles and Assorted Rarities

1. Ease The Pain (Perry) not originally issued : '90 P-vine PCD2154
2. Out My Back Door (undentified) not originally issued : '90 P-vine PCD2154
3. Down Of My Life (undentified) not originally issued : '90 P-vine PCD2154
4. Angel (undentified) not originally issued : '90 P-vine PCD2154
5. A Horse With Wings (undentified) not originally issued : '90 P-vine PCD2154
6. I'm Calling You (Perry)'73
7. Hung Up On Your Love (Perry, Bennett)'73
8. Mak Up For Lost Time (Patterson, Strickland)'73 R&B#46
9. How Can One Man Live (Perry)'73
10. I Need You More Than Ever (Patterson, Strickland)'73
11. All I Really Care About Is You (Frye, Perry, Sain)'71
12. Is It For Real (Frye, Perry Sain)'71
13. Baby (You Know Im Gonna Miss You) Part 1 (Perry)'74
14. Baby (You Know Im Gonna Miss You) Part 2 (Perry)'74
Bonus Loop For Groovers
15. Chase Scene Loop (Hung Up On Your Love) (Perry)'73
Bonus Loop For Lovers
16. Lounge Loop From Hell (Im Calling You) (Perry)'73

 モントクレアーズは、セントルイス出身のスウィート・ソウル・グループで、69年にレコード・デビューし、70年代になって、シェリヴポートのPaulaレコードと契約したようです。

 メンバーは以下のとおりです。

Phil Perry (リード・シンガー)
David Frye
George Mclellan
Kevin Sanlin
Clifford 'Scotty'Williams

 Paulaというのは、確かJewelやRonnと同系列の会社で、オーナーのスタン・ルイスの奥さんの名前から付けられたのではないか、と記憶しています。

 この2枚組のCDは、Disc1に72年の唯一のアルバム、"The Dreaming Out Of Season"をそのまま収録し、Disc2に当時ノットLPだったシングルを収録しています。
 P-Vineから初リイシューされた曲を含む内容で、おそらくはPaula音源のコンプリート集なのでしょう。

 私が"Make Up For Lost Time"という曲に関心を持ったのは、「The Jewel Deep Soul Story」という3枚組日本企画盤に入っていた、Ted TaylorによるRonn録音を聴いたからです。

 そのことをきっかけに、私はそれまで興味がなかったTed Taylorに強い関心を持つようになったのです。
 そして、"Make Up For Lost Time"という曲そのものにも興味を持ちました。

 私は、この曲のオリジネイターがモントクレアーズというソウル・グループであることを知り、いつか原曲を聴きたい、そしてモントクレアーズというグループの他の曲も聴きたいと思ったのでした。

 今回、そのことをかなえることが出来ました。
 
 さて、聴いた結果ですが、結論からいいますと、私は2回トライして、2回とも途中で眠ってしまいました。
 1番のお目当ての"Make Up For Lost Time"は、Disc2の8曲目なんですが、2回ともそこまで到達する前に眠ってしまい、仕方なく3度目はピンポイントで聴きました。

 眠ってしまうということは、リラクゼーション効果が高いといえなくもないですね。(…無理がありますか)
 音楽的には、非常に完成度の高いボーカル・グループだと感じました。
 ただ、残念ながら"Make Up For Lost Time"を超える曲はないようです。

 ところで、この曲の作者の一人、Pattersonというのは、どうもBobby Pattersonのようです。
 同じコンビが書いたDisc2-10の"I Need You More Than Ever"もなかなか良い曲です。

 私は、Bobby PattersonのCDを1枚だけ持っていたはずですが、ほとんど印象に残っていません。
 サザン系を期待して入手したのに、期待外れだったという記憶があります。
 しかし、今回彼が書いた曲が気に入りましたので、近いうちに聴き返したいと思っています。
 このようにして、私は好きな音楽への関心を広げていくのでした。

 "Make Up For Lost Time"は名作だと思います。
 そして、改めて思いました。
 Montclairs盤は素晴らしい、でも、Ted Taylor盤はオリジナルを超えたパフォーマンスであると…。


Make Up For Lost Timeです。


動画中にローライダー(シャコタン)が出てきます。
おそらく、チカーノが好きな曲なのでしょう。



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