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ヨシミーズ
音楽、落書き好きな主婦
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2018年04月02日
あさきゆめさめずに
春うららか。4月になりましたね
この満開の桜が名残惜しい人々の思いから、
すり抜けるように散り始める4月の始まりに、
ラストライブとなったあさきゆめみし。
行って来ました……シタタタッ ヘ(*¨)ノ


遅れて会場の中に入ると、
ちょうどラグドールとのセッションが始まるところ
お互いの存在を、これが最後と確かめ合うような熱唱
ラグドールメンバーも、とても寂しい様子
お互いの出会いの思い出話をMCに交えて、
ギターもデュオも何か熱い気持ちがこもっていました。

DSC_7802.JPGDSC_7808.JPG


そして、ラストライブのあさきゆめみし。
スタートは「恋焦がれて」爽やかなボーカルの歌い出しでスタートを切る
とても明るくて、楽しい演奏で「本当にこれが最後?」と思うくらい

粒ぞろいの演奏が、会場いっぱいに広がって、
みんなをあさき夢の中へ引き込んでいく
胸がいっぱいで曲順が解らなくなってしまったが、
小悪魔な彼女とのいけないアバンチュールを、
洗練されたメロディで、甘く歌い上げる「禁断果実」
美しいペアスケーターの軽やかなステップをしそうな、
演奏がとってもお洒落

DSC_7810.JPGDSC_7812.JPG


「Moon drop」のしっとりとした演奏にウットリ
先日の夜桜巡りでの桜越しの美しい月を思い出す
月の光のしずくが滴り落ちるような
美しいキーボードの演奏
クライマックスでのギターソロがグッとくる

週末の夜のときめく出会いに胸がキュンとする「Midnight floor」
車窓に流れる町の灯り、車内にこの曲が流れてきたら、
もう2人だけの世界が出来上がってしまいそう
キーボードのクレアちゃんとのデュオも
お互いの秘めたる思いが見え隠れして、素敵な恋の予感のする美曲

DSC_7813.JPGDSC_7816.JPG



再び小悪魔的気まま彼女登場の「アマノジャク」
「やれやれ」と思いながらも、振り回されてしまう
翻弄されても愛してやまない思いが込められた曲
スティービー・ワンダーの「Sir. Duke」を彷彿させるメロディが、
ちらっと出てくる。これがまた軽妙で素敵


滑り出すようなボーカルの歌い出しから、たちまち「ワンルーム」へ。
間奏のベースのスラップが、切ない曲にアクセントを加えて、
クライマックスのギターソロが、センス良く心地よい


最後は「さよなら告げる前に」消えそうな細いピアノと、
ボーカルの出だしが、もう泣きそうになる
離れたくないのに別れる二人の切ない思い込もって。
クレアちゃんのハモりが、所々に、
それはまるで水面に月の光が揺れるようで。
美しくて哀しいピアノの間奏の後、
ドラムが力強く切り込んできて、一気にクライマックス
うっとりする様なメロディの下で、しっかりとベースが、
ズーンズーンと腹に響いて、この曲の悲しさが増してくる


アンコールは「雨の約束」
アコギのイントロもそれに続くギターも、
初めて聴いた時の「オッ!これは!!!!イカしてる!!!!!」のまま
雨の日に出会った、凛とした美しい人
艶やかで透き通るようなイメージが伝わってくる。
そして憂鬱な雨の日が、愛しい思い出と一変する
心潤うこの曲も、この日は5人の演奏が立っていた
そして1つになって、フィナーレ!!!!!

DSC_7815.JPGDSC_7822.JPG




美しいソメイヨシノが散ってしまうのを止められない悲しさ
思わず手を伸ばして掴もうとするが、
花びらは指の間からすり抜けて散っていく・・・。
正にこの季節の名残惜しさ、そのままのラストライブ

でも、いつか何処かでまた聴けることを願って
あさきゆめ醒めずにいたい














Posted by ヨシミーズ at 03:04 | この記事のURL
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