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雑感

最近は物騒な世の中です。

23日の中国による防空識別圏の設定(台湾、韓国、日本の領空に入り込んでいる)のニュースがありました。

私は、昨年反日暴動があったことや、今年の中国国内のゴタゴタから反日暴動か何かまた起こるのではないかと思っていましたら、今回は、いきなり防空識別圏の設定と来ました。これに対して日本は引くことはないと思います。

いくら温厚な日本人でも今回は黙っていないと思います。現実的な戦争になりそうな気配ですが、なんとか混乱のない解決へと落ち着くことを願っています。

身の回りでは、電車に乗っていますと、私の感覚ではひんぱんという感じですが、人身事故で電車の遅れも発生しています。金曜日も小田急とJRの中央線で人身事故の影響で電車が遅れていますと、社内アナウンスがありました。こういう事故は、報道されても気づかない程度に小さなものです。

日本人は、他人に迷惑をかけてはいけないとか、自分の不利な状況を他人に知らせるのは恥だと考える人が多いように思います。その結果、行き着くところまで行って、最後は自殺となってしまうんでしょうね(かと言って、開き直って、逆ギレしたあげく、他人に襲いかかるのもよくありません)。

もう少し近いところに、相談・援助できる利害関係のない他人(または団体)を増やしたほうがいいのではないかと思います。

また身近な例になりますが、満員電車の中でも、無理やり足を前に伸ばして座席に座ろうと、周りに迷惑をかけている自分勝手な人も、私の気のせいかもしれませんが、増えているような印象があります。自分さえよければ良い、他人に配慮できない大人が増えているのが気になります。国レベルでも、こういうところが多くて困ります。


少し関係ない話になりますが、私は昨年カナダのトロントに行ったとき、1日の予算の大部分を使ってお金がないときに、私の所持金の範囲まで食料品を値引きして売ってくれたお店や、困っているならサービスをつけるからと言って購入予定より多めに商品をいただいた体験もしています。

本来は、決算にルーズですとお店は困るのではないかと思ったのですが、人の助け合いという側面を教えられたのです。日本ですと、販売個数とその販売額が一致していませんと大事件ですが、仕組みに付随する決まりに縛られて人間が殺されるよりも、マシかもしれないと思うことがあったのです。私たちは、人間が大事にされる社会を築くべきなのです。

損か得かではなくて、人間の幸せにとってどうなのか、という視点から物事を見る人が増えれば、世の中随分とすごしやくなるのではないでしょうか。

人間を不幸にする仕組みから、幸せにする仕組みに、作り変える努力を微力でもしていきたいと思う今日この頃です。



奥多摩へ春の散歩に行ったときの写真





それではまた!






買い物

昨日は、カナダのシアーズの一部店舗閉鎖のニュースを取り上げました。この関連でカナダCTVの2013年8月のニュースから顧客満足度に関する報道を見つけました。



顧客満足度(カナダCTV 2013年8月21日の報道より)


上の写真によりますと、

<カナダ人の顧客満足度>
*コストコ 62%
*ウォルマート 40%
*ハドソン・ベイ 40%
*ウィナーズ 35%
*シアーズ 34%
*ターゲット 27%

この結果は、私の感覚と違うので直感的な理解が出来ていませんが、ディスカウントストアタイプが支持されているようです。デパートのベイ、シアーズは顧客満足が上位ではありません。シアーズは郊外型のお店より値段の割に商品がそれほどでもない、とカナダ人から思われている可能性もあります。

先進国の人々の生活が厳しくなっているので、安物買いをする人が増えているのかもしれません。

日本でも、ブランド品など、やや高額な輸入品を扱うお店は、郊外や地方都市ではかなり減っていますし、スーパーで見かける日常的な惣菜のプラスチックのパッケージも薄くなって、以前なら電子レンジ1分ぐらいで溶けたりしなかったものが、今では1分でも溶けて変形するものが増えたり、また、レジ袋も有料化されたりと、値段を据え置く目立たない部分でコストカットが進んでいます。

また、最近、インターネット通販の楽天を見ていましたら、着る毛布が人気商品になっていました。これは、多くの人が暖房費を節約したいから人気があるとも言えます。それだけ、皆さんの生活が厳しくなっているという見方もできます。

ところで、全く関係ない話になりますが、


オーストラリアのスーパーのレジ(オーストラリア ABCから)


オーストラリアのスーパーのレジは、上の写真のように、店員さんが精算した商品を、レジ袋に次々と入れて、精算後、お客さんに手渡しします。カナダのお店でも同じようなレジを見ました。細かいところですが日本と違います。

私は、もともとスーパーに行きませんでしたが、海外のスーパーで、日本と共通する商品や設備、現地独自の商品や設備を目にした時、スーパーというのはその国の生活文化の展示場なんだと思ったことがありました。それ以来、日本のスーパーも注意して見るようになりました。こういうことを普段していれば、海外に行ったとき、日本との違いに気づきやすくなると思います。

海外の文化を理解する手助けになります。日本の特徴とは何かを考える際、こういうことが役に立つかもしれません。自分たちの良さを伸ばすひとつの方法論として使えると思います。

これで思い出しましたが、外国の人から聞いた印象に残っている話があります。他国にない日本映画のすばらしさは、映画を見る人に、ジーンとこみあげる感動を与えるところだと言うのです。私は、この話は知りませんでしたので強く印象に残っています。例として、高倉健さんの鉄道員(ぽっぽや)もそうだというのです。こういう演出は、他の国にはできない日本人独特のものだそうです。

今日はとりとめのない話になってしまいました。



それではまた!







シアーズ・カナダが主要5店舗閉鎖

少し古い2013年10月29日のカナダCTVのニュースからです。

かつてアメリカのカタログ通販で有名だったシアーズ・ローバックがあります。

そのカナダのシアーズが、
商売から得られる利益より、不動産の資産評価額のほうがはるかに上回るので
カナダの主要5店舗を売却するというニュースがありました。




カナダCTVのニュースから


<閉鎖予定店舗>
1.the Eaton Centre,
2.Sherway Gardens in Toronto,
3.Markville Shopping Centre in Markham, Ont.,
4.London-Masonville Place in London, Ont.
5.Richmond Centre in Richmond, B.C.

2014年2月28日までに店舗を閉鎖するらしいですが、
*イートンセンター、
*Markville Shopping Centre in Markham, Ont.、
*Richmond Centre in Richmond, B.C.
の3店舗は2015年に閉鎖予定と書かれていました。

それでも、シアーズはカナダ全土にまだ111店舗あるそうです。
都心のデパートとは、タイプの異なる店舗のようですが、私は行ったことが
ないので分かりません。

トロントのシアーズの跡地ですが、ダウンタウンについては、ノードストローム、
シモンズ、ブルーミングデールなどが興味を示しているそうです。


私は、カナダの状況はよく分かりませんが、経営者はこれからかなり厳しい時代に
なると予想して、自社資産が高値で売れるうちに売り逃げるということなのでしょうか。
世界的に景気が悪化しているという話は聞きますが、カナダでもそれを連想させる
ニュースでしたので、ご紹介しました。

参照記事:
http://www.ctvnews.ca/business/sears-to-close-5-more-locations-including-flagship-toronto-store-1.1517956


それではまた!





北欧の天気予報

今週の月曜日から急に寒くなりました。月曜日からコートを着ています。家でもストーブの使用を開始しました。

10月も例年なら晴れの多い穏やかな月のはずが、今年は台風が3回も来て、雨の多い、いつもと違う月になりました。

違う話になりますが、最近のスーパーは、レジ袋のお金を取るところが増えていますね。ダイエー、イオンは袋代が無料かと思いましたら、しっかりお金を取られました(1枚2〜5円の間だったような気がします)。

ところで、言葉が分かりませんので、ただ眺めているだけなのですが、今回は北欧の天気予報を見て気づいたことを書いてみたいと思います。



●スウェーデンの公共放送局 STV●


STV


他の北欧の放送局は、ヨーロッパ全体から徐々に自国の天気の説明に移るスタイルです。
しかし、STVはスウェーデン中心の解説です。説明も地図に、お天気マーク、気圧の線、風向き、気温、スリップ注意地区の表示など、直感的な要素が濃いですが、全体をバランスよく説明している様子です。ただ地図に地名がないので、お天気マークはスウェーデンの天気なのか、お天気マークのある地図の地点の天気なのかが不明です。

ビデオニュースで見る範囲では、スウェーデンは意外と活発で活動的な印象を受ける国です。これはノルウェーも同じです。



●ノルウェーの公共放送局NRK●



NRK


ノルウェーのNRKは、ヨーロッパ全体から始まって徐々にノルウェー各地のお天気の解説に移っていきます。天気予報の雰囲気はオーストラリアのABCに似ているというのが私の受けた印象です。
地図に、地名、お天気マーク、気温、風向き、など直感的に全体を捉えながら、直感と知性のバランスがうまく取れているという印象です。




●フィンランドの公共放送局 YLE●


YLE



地図に、お天気マーク、気温、気圧線、大気の流れを表示して、視聴者が今後の天気の流れを予測しやすい工夫をしています。まさに、図解で直感的な天気の流れを表現した、予報という表現がぴったりの表示です。

画面に地名はありませんが、気温表示の位置でどこなのかすぐ分かるようになっています。お天気マークはフィンランド周辺国についても表示し、それに風向きを追加していますので、今後の予測がしやすくなっています。全体を流れの中で捉えるという、知性的な直感力が、フィンランドの特徴のようです。


フィンランドのこの放送局は、カナダのCBCと雰囲気が似ています。なんとも言えないシーンとした寂しさがあります。




昨日は、夜7時頃から椅子に座ったままで寝てしまい、偏頭痛で目が覚めたのが、午前1時過ぎです。これから、幹線道路沿いの24時間営業のレストランを探して、深夜の夕食けん朝食を兼ねた食事に出かけます。


それではまた!

イタリア映画のゴモラを見ました



最近1週間の朝と夜は本当に寒いです。朝も5時半頃はまだ暗いですし、ああ秋だなあという感じです。季節外れの台風も上陸かと思いきや、日本列島を外れていきました。

ところで、26日、27日の2日間に分けて、レンタルビデオ店から借りてきた2008年のイタリア映画「ゴモラ」を見ました。



GOMORRA ゴモラ


あるレンタルビデオ店は、旧作1週間80円というところがありました。10年ぐらい前は、旧作1週間350円ぐらいのところが多かったように記憶しています。こんなに安くして経営は成り立つのか心配になりました。


この「GOMORRA ゴモラ」ですが、
・複数の話が詰め込まれている
・それぞれの場面の背景やつながりの描写が非常に少ない

そのため、説明なしで見た場合、内容は分からないままで終わると思いました。

映画の最初と最後に姿を見せるカモッラの殺害行為は、カモッラのことを社会に深く根を張った存在として描きたかったのでしょうか。

私は、この映画を2回見ましたが、かなり注意して見たつもりですが、よく分からないというのが正直な感想です。

Wikipediaを見てやっと分かったという状態です。

ストーリーは複数あります。
Wikipediaの説明の助けをかりますと、


1.トト少年の物語
彼は、母のお店の商品をご近所に徒歩で配達に行く手伝いをしています。
その道中で、薬物売買の現場や、薬物売人が警察に追われる姿などを日常的に目にしています
そして、トト少年は、そんな彼らカモッラに憧れをもっています。そして、カモッラの仲間に入ります。しかし、親しい友人が敵対組織に入ったため、その友人の母殺しの手伝いをさせられたり辛い思いをします。


2.ドン・チーロの物語
複数の家庭にお金を配達する中年のおじさんです。私は、彼が何をしているのか最後まで分かりませんでしたが、ウィキペディアを見て、組織と関連のある家庭に給料を配っているということが分かりました。しかし、組織は裏切り者の家庭にお金を配ることをやめたりします。その腹いせに命を狙われたりと、この仕事は非常に危険でもあります。このおじさんは、トト少年の友人のお母さんとも親しいのですが、トト少年の友人が裏切ったことをその友人のお母さんから聞かされ、揉め事に巻き込まれることを恐れて、トト少年の友人のお母さんとも距離を取ろうとします。最後は、身の危険を感じてトト少年の友人側の組織に命乞いをしますが、このおじさんが各家庭に配るお金を組織から受け取る時に、敵対勢力側に、その日時を教え、彼らが現金強奪する手助けをしたような形で終わります。襲撃されたときに、おじさんの組織の人間は皆殺しにあっていますが、このおじさんだけ生き残ったという事実からの推測です。



3.フランコとロベルトの物語
産廃ビジネスの話です。イタリア北部の豊かな地域の企業が出す有害な産業廃棄物を合法と見せかけて格安処理を請負い、南部の経済的に苦しんでいる地域の地主に、これまた安全なゴミと言いながら、ゴミを受け入れてもらいます。しかし、毒性のゴミであるため、ゴミの受入地域に、土壌汚染、地域住民の健康被害を引き起こしています。ゴミ処理のトラックなどは、組織のものだというセリフから、カモッラと関係があるのだなと分かります。フランコの会社で、青年ロベルトは働いていますが、仕事の実情を知るにつれ、精神的に限界になり、最後は給料は良いようですが辞めてしまいます。
私は、この話は一番分かりやすいと思いました。



4.パスクワーレの物語
中小の縫製工場で作業員の監督をしている仕立職人のおじさんです。
ドレスの公開入札現場で、彼の会社の経営者が格安で無理な納期でドレスの仕事を落札します。しかし、彼の勤務先に従業員は現れません。彼は、経営者に、納期を考えると徹夜を伴う残業になることや前回も似たような条件の仕事で残業代も支払われていないため、誰も嫌がって仕事に来ていないと経営者に説明します。しかし、経営者は彼に従業員を説得してほしいと頼み、そのまま姿を消します。そして、普通なら銀行からお金を借りると思うのですが、会計士からお金を借りています。この経営者は問題が多くて銀行からお金を借りることが出来ないようです。会計士も組織のお金と言って経営者に渡していますので、経営者はカモッラからお金を借りているのです。仕立職人のパスクワーレは自分の待遇に不満で、中国人の縫製工場経営者からオートクチュールの技術指導を頼まれ、夜、コッソリと中国人の作業員たちに技術指導を始めます。しかし、それが、カモッラに分かったらしく、中国人がカモッラに襲撃されます。一命を取りとめたパスクワーレは、ケガの回復後、トラック運転者になります。私は、なぜ中国人がカモッラから襲撃されるのか分かりませんでしたが、カモッラの配下にない中国企業がドレスなどの入札仕事で格安を武器に参入すれば、カモッラ配下の企業からお金を取れなくなるので、中国企業が競争相手になる前にカモッラから殺されたと解釈できます。



5.マルコとチーロの物語
2人の不良少年の話です。
薬物取引で相手に銃を突きつけて、取引額以上の薬物を奪ったり、カモーラの武器保管場所から武器を盗み出したり、ゲームセンター強盗をやったり、カモッラの縄張りの支配者になろうとして、カモッラの縄張りを派手に荒らしていたので、最後は、その地域のカモーラの支配者から殺されます。


以上のような内容でしたが、それぞれの場面の背後で関係しているカモッラの動きについて、具体的な描写が映画に出てこないため、何の話か理解できなかったのです。

■この映画を見た感想■
限られた利権をめぐって、強大な相手と直接争っても潰されるだけだけですが、マルコとチーロの物語の2人の不良少年は、そんなことも気にせず前に突っ走ります。若さゆえのエネルギーは羨ましいですが、ちょっと未熟です。相手の生存を脅やかすと、相手が反撃してくることは十分に予想できたはずです。このような人間の愚かさ、未熟さをいろいろと考えさせられました。

−まとめ−
他の話も一通り見て思ったことは、
・自分のことしか考えていないから争いなどの不幸が続く。
・自分の行為が他へ及ばす影響・反作用など、全体のバランスから物事を
 みる視点が必要である。
・相手に被害が出ると分かっていることはすべきではない。
・周囲の需要がありながら、今まで誰もやっていなかった隙間で活動すべきである。
 (=今存在しないものを考え出す力をつける必要がある)

以上が無理にひねり出した感想です。



それではまた!








ドラマ・映画にもお国柄はありそうです

10月16日(水)は、午前中は季節外れの台風で大変でした。
ところで、前回、香港映画について書きましたが、香港映画以外にも過去に見たテレビドラマや映画でお国柄が出ていると思ったものを取り上げたいと思います。

■アメリカ■
利権を力づくで自らの手で守る。目的達成のためのマネジメントという要素がアメリカ的と思った映画やドラマがあります。



ゴッドファーザー PartT


まず、「ゴッドファーザー」ですが合計3作品あります。
いずれも、組織の脅威となる敵対勢力をすべて始末して、組織の存続をはかります。

・力で利権を守る
・自分が直接手をくだす

ところがアメリカ的だと思いました。




スパイ大作戦


テレビドラマの「スパイ大作戦」は、ある使命に対して、使命遂行という観点から適任メンバーを選んで目的を達成するという、マネジメントを連想させるところがアメリカ的です。

この「スパイ大作戦」は、1960年代のテレビドラマですが、当時、これに影響された映画も多くあったようです。

例えば、これはイタリア映画なので話は脱線しますが、



Grand Slam (1967 イタリア 邦題:盗みのプロ部隊)


「Grand Slam 」という1967年のイタリア映画があります。これは、リオ・デ・ジャネイロのカーニバルのどさくさにまぎれて宝石を盗み出すというもので、いろいろな分野の専門家をアメリカ、イギリス、イタリア、フランスから集めて使命を実行させます。

そして、使命を実行する人々は仕事が終了後、口封じのため暗殺されます、そして、使命を命じた人が宝石を独り占めするはずが、いきなりこの場面で意味が分からないという状態になりますが、この話を最初に持ちかけたブラジルのアメリカンスクールの元校長であるアメリカ人と、被害にあった宝石保管所の女性従業員が盗まれた宝石を持っている場面が出てきます。彼らが宝石を手にして喜んでいるところで、再度、どんでん返しが起こるという内容です。

この最後の一見意味の分からない場面についてですが、映画には出てきませんが、宝石保管場所の女性従業員とその建物の隣のアメリカンスクールの元校長が、宝石窃盗の罪を、他人にかぶせるため、偽物の宝石を本物とすり替えて金庫に入れ、偽物の宝石を、盗みの実行部隊に盗ませたと考えると辻褄が合います。

ヨーロッパの映画は、黒幕は直接手を下さず、実行犯を美味しいエサで釣って集め、仕事が終わり目的を達成したところで、口封じのため実行犯を始末するというパターンがでてくることがあります。そして、何事もなかったように黒幕はニンマリというわけです。

しかも、黒幕は、国内だけでなく、海外の情報にも精通して、それらを目的達成のためにフル活用するところが、すごいところなのです。

■イギリス■
倒したい相手に対して、

・自分はその相手に対して最大の理解者であり、支援者であると思わせる

・策略実行に使える情報を幅広く集めて持っている

・策略では、自分は直接手を下さず、策略ではなく別の目的であると見せかけた
 うまい話で策略実行者を集め、彼らに実行させる

・目的達成後や悪事がバレそうになると、策略実行者を始末する

・自分が首謀者であることがばれないよう、何重にも細工を重ねている

以上のようなこと(悪い言葉で言えば影でコソコソ)が、非常にヨーロッパ的であると思ったのです。特に、イギリスは、この手の作品に優れているような気がします。



House of Cards / BBCテレビドラマ


ハウス・オブ・カーズという1990年代のイギリスBBCのテレビドラマがあります。
これはサッチャー政権後の与党院内総務が権力獲得に向けた策略を描いた人気テレビドラマで、シリーズ化されています。

主人公である与党の院内総務フランシス・アーカートは、自分は周囲を心から支援する裏方だと振舞っています。

しかし、出入りの新聞記者、薬物中毒の党広報担当者、総理大臣の頭の弱い兄弟など、自分の策略の駒として、利用できるものは全て利用したうえで使い捨て(多くは殺害しています)、策略の限りを尽くして、ついには総理大臣になります。最後のシリーズでは、権力欲の度が過ぎて、周囲の身に危険が及ぶ実害が多くなり、彼の奥さんや側近から暗殺されるところでドラマは終わっています。

・自分が倒したい相手に対して、自分はその相手の心からの支援者だと
 思わせていること。

・陰謀については、自分が当事者にならず、関係ない第三者同士を当事者にする
  細工をしていること。

・活用できる情報を常に集めており、周囲の事情に精通していること。

以上がヨーロッパ的だと思います。


■日本■
人間の善意の人情を描いた映画は優れていると思います。



男はつらいよ


「男はつらいよ」 とか 「釣りバカ日誌」 などは、人間の善意の人情で心が暖かくなります。私は、どちらかというと、このタイプの映画が好みです。

しかし、頭の良すぎる悪党には良いように扱われてしまいますので、普段から悪党の発想法や手口を研究して、被害に逢わない努力も必要です。

悪党と同じレベルであれば、相手を倒すしか方法はありませんが、相手より5倍ぐらい賢ければ、相手に危害を加えず、こちらも実害をかわすことができます。

私たちは賢くなければなりません。

ところで、
日本的だと思える作品は、異質のものでも受け入れようとする姿勢は感じ取れることです(現実の世界では排他的なところも多いですが)。

一方、アメリカやヨーロッパ的だと思えた作品は、主人公は自分、しかも既に存在するものを、周囲を犠牲にして、奪うという印象のものもあります(日本にもそのような作品は多いですが)。
目につくのは破壊と強奪です。協力、創造という要素は薄いです。

人間は、自然界のご主人様で何をしても良いという生き方は、自滅へと導くのだなと教えられることも多いのです。

そういう世界を見ていますと、人間は自然界とのバランスを計り、全体として調和発展させるための媒体として行動したほうが良さそうだと、個人的には思うこともあるのです。


以上、数は少ないですが、気づいたことを書いてみました。



それではまた!












  






ついつい見てしまった映画

今日は連休最終日、しかも、明日から台風の影響で天気が悪そうでしたので、外出しようと思っていました。しかし、朝起きましたら熱っぽかったので家にいることにしました。

そこで、ユーチューブで香港映画を見ました。



冰天俠女 - Vengeance of a Snowgirl (1971)



上の映画は、1971年の香港映画です。英語の部分を直訳すると、雪女の復讐という意味になります。

ストーリーは、10年前のある日のこと、主人公である女性の父親は、彼の師匠から伝承された伝説の剣を、彼が持っていても常に周囲から命を狙われて危険なので、剣豪4人と共同管理をしようと提案されます。ついては、その剣を、剣豪4人に渡すよう洞窟の会談で説得されます。しかし、彼はそれを拒否して、妻と一緒に、剣豪たちから殺されてしまいます。
(伝説の剣は、剣を持つと空中浮遊できたりと魔力をもつ剣のようです。)

その時、洞窟の冷たい水に足を浸して、物陰からじっとその一部始終を見ていた殺された両親の娘(主人公である女性)が、そのことが原因で、足が麻痺して動かなくなります。それでも10年後、両親の仇討ちを始めるというものです。

そして、剣豪4人のうち2人を親の敵として討ち取りますが、残りの2人の剣豪が、それぞれ主人公の敵味方に分かれて物語は展開します。

剣豪のうち一人は、自分が主人公の父親を殺しておきながら、再度、仇討ちされた仲間への復讐ということで、主人公と伝説の剣を追い始めます(主人公を襲撃する仲間を集めるため、主人公に罪滅ぼしをしたいと考えているもう一人の剣豪が、主人公の足を治す協力をする見返りとして、伝説の剣を独り占めにしようとしていると嘘を言います)。

そして、もう一人の剣豪は、主人公に負い目を感じて何か主人公に罪滅ぼしをしたいと思っています。その剣豪とその息子たちが、主人公の命を守りながら、主人公の足を回復させるため、北の果ての泉への旅を支援します。

その主人公の旅に同行するのは、負い目を感じる剣豪の息子2人です。しかし、そのうちの一人は主人公に最大限誠意をつくしているのに、自分たちに恨みをぶつけ続ける主人公に怒って途中で帰ってしまいます。結局、1人だけ最後まで同行します。

目指す泉は、麻痺した足を浸すと足の感覚を元に戻す力があります。しかし、その泉は、雪に覆われた大地にあり、とりわけ泉の周囲だけ極端に寒く、そのエリアに一歩でも足を踏み入れると、たちまち体が凍って凍死してしまいます。そのエリアに凍らずに入るには、ある火山の火口にあると言われる真珠を身につける必要があります。

その火口に入るためには、ある有力者が保有する、熱を防ぐ鎧が必要です。そこで、主人公一行は、その有力者の屋敷に忍びこんで鎧を盗もうとしますが、捕まって殺されかかります。しかし、事情を話すと鎧を無事に借り出すことができました。そして、再び、北の果ての泉へと旅を続けます。

その途中、追っ手に襲われたり、更には、主人公が両親を殺された洞窟に寄って思い出に浸っているときに、両親を殺した剣豪の娘一行に洞窟を爆破され殺されそうになったりします。その他にも、いろいろ危険な目に会いながら、やっとのこと泉に到着します。

泉に到着してから、主人公は泉に足を浸します。そして、足がもう少しで動くというところで、主人公の命を狙う剣豪、その娘、彼らの部下が、泉にやってきて刀を奪って主人公を殺そうとします。剣豪の部下の一人が、主人公を殺そうと、泉の周囲に足を踏み入れた瞬間、体が凍りつき凍死してしまいます。

これを見た剣豪一行は、主人公に泉から出て伝説の剣を自分たちに渡さなければ、泉まで主人公に同行した主人公を守る剣豪の息子を殺すと脅します。剣豪の息子は、自分のことは気にせず、足を直せと主人公に言います。

それで、その息子と剣豪一行は刀で斬り合いになり、主人公を守る剣豪の息子は殺されかかります。それを見た主人公は、手元の剣を投げて、剣豪の息子を助けます。しかし、相手が多すぎて劣勢のため、主人公は自分が持っている真珠を剣豪の息子に投げて、泉の周囲に入るように言います。剣豪の息子は真珠を手にして凍結エリアに無事逃げ込めましたが、真珠を手放した主人公のほうが瞬間凍結して死んでしまいます。

それを見て悲しんでいる主人公を守る剣豪の息子のところに、主人公を守る剣豪一行が泉に到着して、主人公の命を狙う剣豪の残党を追い払います。そして、剣豪は息子に帰ろうと声をかけますが、剣豪の息子はそのまま凍りついた主人公のそばにずっと一緒にいると伝えて、父親たちを帰し、自分と凍った主人公が泉に残るところで映画は終わります。

この映画で記憶に残ることは、主人公に負い目を感じている剣豪は、主人公から強烈な恨みをかいながらも、一貫して主人公に理解を示し、主人公がいつかは剣豪に理解を示すことを辛抱強く待ち続ける忍耐力と意志力はすごいと思いました。しかも、主人公の剣の腕は抜きん出ていますので、いつ殺されてもおかしくない状況です。剣豪は主人公から何度も激しい怒りをぶつけられ、自分の命に危険が及んでも、剣豪は怒りもせず主人公に理解を示し続けています。これはなかなか出来ないことです。

また、自分たちと主人公を殺そうとした元仲間の剣豪の葬式も世話をしようとその娘に言いますが、これもなかなかできないことです。

この手の争いの映画では、敵対する側に対して、将来の復讐を恐れて関係者を皆殺しにするパターンが多いのですが、この映画は違います。これが人情映画に慣れた私でも最後まで見てしまった要因だと思います。

剣豪の息子も自分の命を張って主人公を守ります。そして最終的に主人公も剣豪たちに理解を示すようになります。そこに至る剣豪とその息子の忍耐と意志の強さは学ぶべきだと思ったのです。


それから、主人公と剣豪たちの復讐戦の終わり方が、最終的には両者痛み分けでカルマの相殺になっているところは、脚本家の良識を感じさせます。


この映画は、伝説の剣という、既に存在するものへの奪い合い、それらから生じる怒り・恨みを中心に描いています。創造・生産という要素が存在していません。もし、同じものを、いくつも創ることができれば争いは起きません。こういう根本的なことも考えさせられる映画でした。





それではまた!







江ノ電沿線で途中下車


台風がまた来ています。10月になって2回目だと思います。台風の影響でしょうか、金曜日は、10月だというのにクーラーをつけないと暑くて寝れない夜でした。

ところで、10年ぐらい前は、時間があると大船経由で鎌倉にぶらぶらと出かけることも多かったのですが、最近はほとんど行っていません。以前はバイクで散歩することが多かったのですが、最近は電車が多いからです。電車ですと、鎌倉に行こうと思っていても、気が変わって、ある時は、熱海、沼津、静岡、はたまた名古屋に行ったりと、目的地と実際に行った場所が異なるのが、最近の私の傾向です。

昨日、やっと鎌倉に行こうと思って鎌倉に行きましたが、鎌倉で下車せず、江ノ電で藤沢まで行ってしまい、藤沢をぶらついてから、江ノ電で鎌倉方面に引き返し、腰越から鎌倉高校前にかけて歩きました。


江ノ電は道路を走っている区間もあります



江ノ電鎌倉高校前



江ノ電鎌倉高校前駅に行く途中で撮影


鎌倉高校という名前で思い出しましたが、双葉社の 月刊まんがタウン に「鎌倉ものがたり」という30年ぐらい続いている漫画があります。この主人公である作家 兼 探偵の一色正和が、鎌倉高校出身という設定になっているのです。私は、鎌倉や藤沢の複数のガソリンスタンドでこの漫画を見かけたのが知るきっかけだったのですが、この漫画は鎌倉について知るには良いきっかけになります。



さて、連休も最後の月曜日だけになってしまいましたが、関東は晴れそうですのでお出かけ日和です。




それではまた!







雑感あれこれ


10月3日の神奈川は暑かったです。しかし、夕焼けは秋特有の物悲しいオレンジ色でした。

ところで、昨日は、ある商品の売り込み英文資料を、商品の写真を撮ったり、説明を書いたりで、お昼頃から夜中の2時頃まで、作成していました。しかし、誤って、ファイルを保存しないで閉じてしまいましたので、14時間分の作業がパーになってしまいました。おかげで、呆然のあまり寝れませんでした。

今日は、気を取り直して、またお昼頃から、商品の写真を撮り直すため、車で1時間近く、撮影に使えそうな空き地を探しました。そして、何市か分かりませんが、小高い丘の芝生の公園を見つけましたので、そこで無事に撮影を済ませました。その公園では、先生らしき人に引率されたインド人の小学生らしき集団が遊んでいるのを見かけました。

横浜は昔から朝鮮系の人は多かったと思いますが、それ以外にも、20年ぐらい前から、中国、東南アジア、中東からの外人さんも増えていると思います。15年ぐらい前ですが、横浜駅西口のあるラーメン屋さんは、従業員全員が、中国人ではないかと思えるお店があったり、そのお店が突然長期休業になっているのを見て、私は、入管法違反で従業員が強制送還されて休業なのかな?と勝手に推測したことがありましたが、そんなことも思い出しました。

ところで、本屋さんに行きますと、雑誌のコーナーに、映画の解説リーフレット付のDVDを見かけることも多いと思います。最近では、1960年代のクレージーキャッツの映画のDVDも見かけることがあります。

私はその1960年代で思い出しましたが、これは本か雑誌かは忘れましたが、欧米は1967年までが発展期で、それ以降は成熟期に移行しているという文章を読んだことがあります。

それと、20年近く前だったかもしれませんが、NHKのBSで1960年代のスパイ映画だったような気がするのですが、陰謀の筋書きを考える人のことを、エンジニアと言っているのを聞いて非常に驚いた記憶があります。エンジニアと言えば、エレクトロニクスや機械などの分野を連想しますが、陰謀でエンジニアという言葉を使っていたので驚いたのです。

その映画を探す目的と欧米は1967年までが発展期ということのチェックを兼ねて1960年代の映画をよく見ていたことがあります。いくつか見ていくうちに、マイケル・ケインのハリーパーマーシリーズではなかろうかと的は絞れたのですが、今のところ、陰謀を考える人のことを、エンジニアと言っている場面に遭遇していません。


ハリー・パーマーシリーズ The Ipcress Files の一場面


最近は探すのが段々面倒くさくなってきたのと、エンジニアという言葉が使われていると自分で思い込んでいるだけなのかもしれないと思うようになってきて、調査目的で映画を見るのは、年に1、2度程度になっています

日本で1960年代の欧米の映画は意外とありそうでないので、海外に行ったときや、アマゾンで買っていました。

私は、DVDが普及し始めた頃に、VHSのビデオと同じく、日本もアメリカと同じリージョンだと思って大量にアメリカのDVDを買ったことがあるのですが、日本のDVDプレーヤーでは見れないので、メーカーに苦情を言ったところ、日本はアメリカとリージョンが違うので、アメリカ製のDVDを見れないのだと言われ困ったことがありました。

それで、マルチリージョンのDVDプレーヤーを、外国人観光客が立ち寄る免税店でもある、秋葉原の家電量販店に、買いに行った思い出があります。関東の家電量販店は、インターネットで積極的にマルチリージョンのDVDプレーヤーをアピールしていませんので、最初はどこでマルチリージョンのDVDプレーヤーを買えば良いのか分かりません。

マルチリージョンのDVDプレーヤーは、外国人観光客が買い物をする免税店にもなっている家電店で購入できます。このことを覚えておくと便利です。




それではまた!




雑感あれこれ

先週は、半袖では寒い日がありました。
そのため、今のところ暑いのでまだ着ていませんが、冬服をいつでも着れるように取り出しました。
街を歩いていますと、もう年賀状の印刷たまわりますといった広告を見かけるようになりました。

日曜日は、家の周囲の植木を剪定しました。ゴミを出す時の大きな袋で9袋分になりました。
ひとまず、ご近所の家に飛び出していた枝を切りましたので、一安心です。


ところで、私は時々、お菓子を買い食いしますが、カルビーの「焼きもろこし」がかなりのお気に入りです。


カルビーの「焼きもろこし」


ただ、大手スーパーではダイエーにしかありませんでした。私の見た範囲では、イトーヨカードー、イオンにはありませんでした。それで、このお菓子を買うためにダイエーに行っていましたが、先週から見かけなくなりました。近隣のいくつかのダイエーにも見に行きましたが、それらの店にもありませんでした。それで、置いてあるお店探しをしました。仕事の空き時間を見計らって動いていますので、何件も回ったわけではありませんが、東京都町田市が本社のフードワンというスーパーと、神奈川県横浜市が本社のクリエイトというドラッグストアのチェーン店に置いてありました。しかし、私の家から少し距離がありますので、行くことはなさそうです。

ところで、私は日帰りできる範囲の遠出をすると、その界隈のスーパーで、つまみ用に惣菜を駅弁感覚で買うことがあります。そして帰りの道中、コンビニエンスストアの駐車場に車を止めて食べたりしています。私の場合は、東京都の八王子市など多摩地区に行くことが多いので片寄りがありますが、あちらのローカルスーパーでは、神奈川と比較しますと、山菜の惣菜が充実しているように思えます。詳しく調べたことはありませんが、地域ごとに特徴があるのではないかと想像します。

しかし、埼玉県の川越市周辺に何度か行くことがあったとき、ヤオコーなど神奈川で見ることのないスーパーで売っていた惣菜は、神奈川とあまり変わらなかったような記憶があります。神奈川のスーパーで売られている惣菜は、埼玉の川越の会社のものも多いので違いがないのかもしれません。神奈川のスーパーでは、群馬や栃木の会社の惣菜も、数は多くありませんが時々見ます。


また、電車で出かけるときは、郊外とは違うタイプの成城石井、クイーンズ伊勢丹、ピーコックなどに行きますが、日本らしい健康的で洗練された惣菜としては、クイーンズ伊勢丹が充実していますので、クイーンズ伊勢丹で買うことが多いです。私はクイーンズ伊勢丹の品揃え、サービス、店舗のインテリアは、日本的でありながら外国の都市部でも受け入れられると思えます。

それではまた!







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