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行き場を失った動物たち?

最近は、晴れているときは暑く、曇っているとちょっと寒かったりと、寒暖の差を感じる日が多かったような気がします。


<勝手に人の家に入ってくつろぐ猫>

日曜日は、家の窓を開けていましたら、白の体に茶色のまだら模様の入った猫が、いつの間にか私の家の中に入ってきており、椅子にちょこんと横たわって昼寝をしているではありませんか。

この猫は、白の体に茶色のまだら模様が入った区別のつかないもう一匹の、目玉だけ縦線の瞳がなくビー玉のような目をした猫と、白の体に茶色と黒のまだら模様が入ったもう一匹の、合計三匹で一緒にいることが多い猫です。

先週の日曜日、庭で草取りをしていましたら、私を先頭に、彼ら三匹が、私の後ろに、一列に並ぶように座っていました。また、車で出かけようとして車に乗ると、彼らが車の下にいて、車から離れていく姿も何度か見ています。朝などは、家の雨戸を開けると縁側で彼らが熟睡している姿も何度か見たことがあります。

私は、彼らに居座られても困るので、餌をあげたりはしません。しかし、私のそばに寄ってくるときは話しかけたり、別れるときは、頭を撫でて、握手して、さよならをしていますので、私になついているのかもしれません。

こういう背景の猫なのです。

ところで、部屋に入った猫に話を戻しますと、私は、その猫の頭を撫でて起こしました。そして、「外に行って」と言って、窓を指差すと、その猫は、目を細めてニャ〜と言って顔をしかめ、視線を左下にそらし、椅子から飛び降りて、とことこと家の外に出ていきました。猫の去った後の部屋をチェックしましたが、特に荒らされた形跡もなく行儀よくしていたようです。

<冷蔵庫を荒らすクマのニュース>

ところで、先週日曜日の6月22日のカナダのCTVニュースで、ブリティッシュ・コロンビア州で、外にある納屋の冷蔵庫を深夜に荒らす者がいるので、犯人探しのため、隠しカメラを設置したところ、カメラに写っていた犯人は、黒クマだったというニュースがありました。


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冷蔵庫を荒らすクマ


このニュースでは、他に人間の家に侵入したクマの例として、車のドアを開けて車の中に忍び込む映像ですとか、リビングルームに入り込んで、昼寝をしている姿、それに、庭のハンモックでくつろぐ姿の映像や写真を紹介していました。

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ドアを自分で開けて車に乗り込もうとするクマ


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ハンモックでくつろぐクマ


猫は愛嬌で済みますが、大きなクマが家にいたら愛嬌で済みません。
いろいろな理由で、自分たちの居場所がなくなって、人里に来ざるをえないのかもしれません。






それではまた!

古い映画には発見が多い



DVDを買う時は、白黒の古い映画なので、後悔するかなと思いながら購入しました。
しかし、非常に良かったものがありました。

それは、 「誇り高き挑戦」 深作欣二監督 昭和37(1962)年 ニュー東映 です。
3月劇場公開ということは、撮影はその前年からしていたのではないでしょうか。

この映画の概要ですが、
主人公の記者が、どこからも武器の注文が入っていない会社が忙しくしている様子はおかしいと疑問を持ち、調査を進めるうちに、武器密輸の請負人、東南アジア某国の亡命者たち、その某国で政権を取った革命政府側の人間、アメリカの諜報機関などが、関係者として浮かび上がってきます。その中には、利益を求めて仲間を裏切る二重スパイもいます。

アメリカは、東南アジア某国の政権を追われた亡命者側に、政権奪取のため影でこっそり武器輸出という形で支援しています。新聞記者はそれを妨害する邪魔者というわけです。

誇り高き挑戦3.jpg


ところで、新聞記者はなぜ危険を犯して取材を続けるのでしょうか。
それは、10年前、売春婦の痴情殺人事件として犯人不明のまま処理された事件と関係があるのです。殺された女性は売春婦ではなく、日ソ協会に勤める女性で、アメリカ側から協会内の情報収集を依頼されますが、それを断り、殺されたのが真相のようです。しかも、映画を観る範囲での推測になりますが、記者の恋人だった可能性もあります。その無念を晴らすため、女性を殺害した組織に打撃を与えるため、真相を記事にしようと努力している様子です。途中、利益によって寝返る人々から情報を得たりして、真相解明に向け前進します。

しかし、真相は、大きな力によって、結局、藪の中となります。

誇り高き挑戦6.jpg



こんな概要です。



私は、この映画の背景は全く知りませんが、撮影当時の時代に興味を持ちました。

主人公である業界紙記者(鶴田浩二さん)でも、軍隊で使われる銃に詳しいことです。これは、戦後十数年しか経過していないため、実際に戦争に行った人々が、社会の第一線で活躍していた時代であることを改めて認識させられます。

*武器密輸の中心人物(丹波哲郎さん)が、かつて記者を拷問したGHQの日本人諜報部員(?)で元日本軍の
 特務機関の人間であるという話,

*記者が、武器製造を請け負っているメーカーに行った時に、朝鮮戦争後は景気が悪く、防衛庁が兵器を注文した
 形跡もないのに、景気が良いのはなぜかと質問する場面、

などに時代を感じます。

その他では、

・記者さんが日本の占領期にGHQの諜報部に拷問される場面
・映画に登場する人物の多くがタバコを吸っている
・取材先の家庭で、朝鮮戦争で負傷した元米軍兵士が出て来る
・バーのホステスを女給と言っている
・オフィスの中は、照明、電話以外は電気が存在していない
・少々大きな道でも舗装されていない道路がでてくる
・国会議事堂の近所でも広大な空き地がある
・甲州街道か青梅街道かは不明だが、今と違って車が少なく、周囲は家がまばらで緑豊かであること
・今なら、不法駐車で駐車違反になるようなところに、多くの車が停まっていること
・郊外では、駐車場ではなく空き地に無造作に車が停めてあること

これらの光景を見ていますと、日本でありながら外国の景色を見ているような気分になりました。

また、映画出演者はお亡くなりになっているかたが多いので気付くことがあります。それは、人間はこの世に限られたスケジュールで旅行に来ている存在だということです。こういう目で日常生活を見ますと、生きているうちに、いろいろ見て、経験しないともったいないという気持ちになったりもします。

日常生活から距離を置いて、人間について考えたい時は、時代の異なる映画を見たり、同じ時代の外国に行くなど、視点をずらすのも効果的だと思います。







それではまた!


IT活用しなきゃと考えさせられたこと

今週の月曜日のことです。
年に1度ぐらいの割合で、いろいろな雑貨の材料や部品を日本で探してほしいと私に頼んでくる台湾の雑貨メーカーに本当に久しぶりに電話しました。

今年は、私宛に全く連絡が来ないので、今年も仕事があったら出してほしいとお願いしました。
その時の会話です。

話をしていると、現在、自社サイトの他に、Baidu(バイドゥ)やAmazonにも登録してネットで化粧品を直販しているということでした。まあまあの滑り出しのようです。売上規模の割にお金がかからないので、これはいけると思っているそうです。今は、集客や広告について、いろいろ試しているそうです。

私の認識では、この会社は原始時代の申し子のような会社運営をしていましたので、私はこの話を聞いて、腰を抜かすほど驚きました。
私もインターネットのことを勉強して、彼らを見習おうと思いました。私は、インターネットの活用が全くなっていませんので、彼らの話に大いに反省させられました。

近いうちに仕事の打ち合わせを兼ねて台湾に行くので、様子を見せてほしいと私が言いましたら、彼らは、いつでもどうぞということでした。

今回は、浦島太郎になっている自分を認識した話でした。



それではまた!

ヤクザ映画にもお国柄を感じる


偶然見つけた映画です。昭和40年(1965)の正月公開の東映映画「顔役」という映画を見ました。鶴田浩二さん、高倉健さんが主演している映画です。

私は、この映画を見て、日本的だなと思ったのです。


映画の概略

関東の埋立地の整地作業の入札に、関西の暴力団が食い込みを図ろうとします。そこに関東の暴力団が阻止しようとします。その過程が物語になっています。


映画の中で展開する事件の背景

埋立地は、漁民が漁場を放棄する見返りに、酪農地にするという所なのです。しかし、関東側の大親分は、国会議員らしい建設会社(?)の会長と組んで、整地する埋立地に、牧草が生える土ではなく、舗装用の草の生えない土を入れて工事を進め、漁民から埋立地を安く買い叩き、宅地として転売し、大儲けしようとしていたのです。そのことを伏せて、実行部隊の責任者である鶴田浩二さんや、その部下の高倉健さんに、工事を進めさせようとしていたのです。

もし、何か問題があれば、大親分は、鶴田浩二さんや、高倉健さんたちに責任を被せて逃げようとする意図がちらつきます。

また、鶴田浩二さんは、大親分の組織では最古参ですが、殺しの命令を引き受けさせられて、10年網走刑務所に入っていたという設定になっています。本来であれば、次期、大親分という立場です。

一方、大親分の秘書は、自分が次期大親分を狙っていますので、鶴田浩二さんが邪魔です。この部分は、説明場面が無いので分かりにくいです。それで、埋立地の整地作業の入札をめぐって、関西と関東が策略を巡らしながら敵対しているのに乗じて、大親分の秘書は、鶴田浩二さんの部下の一人をそそのかして、関西の暴力団の現場事務所を襲撃させ、幹部を含む組員を射殺します。それを受けて、関西側は、ヒットマンを送って、関東の大親分を暗殺します。

ところで、関西側の事務所襲撃の原因となる、関西側が最初に仕掛けた関東側への放火事件は、この秘書は関係なさそうです。

この一連の騒動の原因を、関東の大親分の秘書が影で引き起こしているのですが、鶴田浩二さんや高倉健さんたちに、責任を被せ、2人を殺し、その死体を関西側に差し出すことで、秘書は、関東と関西の争いを収めようという魂胆なのです。そして、めでたく関東の大親分になろうとしています。


日本的だと思ったところ


そういう背景を知りながらも、鶴田さんは責任を被り、高倉健さんに、自分と一緒に死んでくれと話すと、これから弔い合戦を始めようとして埋立地に集結した、関東と関西の大集団の間に進み出て、自分たちの死をもって、争いを納めてほしいとお願いし、お互いに銃を向け合って撃ちます(その結果は意外な内容です)。

不条理であっても、鶴田さんが、責任を取って組織に殉じる姿が日本的だと思ったのです。

これが外国映画ですと、責任を取って自ら死のうという展開にはなりにくいです。
そもそも誰が死のうが関係なく、利権を奪うまで、複数の関係者が入り乱れて、お互いに、何度でも騙し合い、殺し合う展開になるかと思います。そのため、敵対勢力を皆殺しにしない限り油断ができません。

ところが、この映画では、責任を取って死んだ人に免じて、敵対する陣営がお互いにもう争わないと手を引くところは、外国人が見たら理解できないかも知れません。道徳が存在しているところが有り得ないと思われそうです。


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関西から焼き討ちに合う関東



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大親分に埋立地の土を、牧草が生える土に変えるよう、お願いする鶴田浩二さん


顔役2.jpg
鶴田さんから直訴を受けた大親分(一番左)


上の写真は、鶴田さんが、漁業組合長との約束を守り、漁民を救うため、大親分に工事現場の土の件で直訴する場面です。親分は鶴田さんに俺に説教する気かと言います。

しかし、鶴田さんは直訴する場面も含めて、怒らず冷静に、関東側の評判が悪くなり信用を失うので、悪巧みはやめて正攻法にすべきだと話し、親分に服従する姿を見せながらも、これはお願いですと返します。

更に、今のやりかたでは、漁民が生活できなくなるので良い返事を待っていますと良心に訴えてから帰っていきます。外国のギャング映画では、見かけない光景です。外国なら、大親分が襲撃される展開になりそうです。

この絶対服従すべき親分に意見したということも、自分が責任をかぶって死のうと決意させる遠因になっていると思います。外国映画では、例外はあるでしょうが、そもそも自分が責任を取って死のうとする発想がありません。


顔役5.jpg
自分たちの死をもって争いをおさめてほしいと周囲に話しかける鶴田さんと健さん


血気あふれる部下の、先走った軽率な行動の全責任を、文句も言わず全て鶴田さんが受け入れる姿です。今の日本ではもう見なくなった光景です。現在は責任を取らない人のほうが多いのではないでしょうか。

以上が、ヤクザ映画ながら道徳的に教えられたことです。また、悪党にも節度、道徳があるところが日本的だと思ったのです。



それではまた!







スーパーで余計な買い物をしない5つの心得


少し前になりますが、イギリスのデイリーメイルの5月3日付のウェブニュース( http://www.dailymail.co.uk/news/article-2619148/From-floor-tiles-slow-trolley-beer-nappies-We-supermarket-mind-games-make-spend-more.html )で、スーパーが仕掛ける罠にはまって、余計な買い物をしないよう、5つの心得を伝授していました。

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●5つの心得●
1.出口から買い物を始めよう!

  調査で分かっていることは、スーパーの出口や、商品が沢山ある店の真ん中から
  買い物を始めると、あまりお金を使わなくて良い。


2.満腹の状態で買い物をしよう!

  空腹だと余計なものを買ってしまう。必要ならば、買い物に行く途中で、
  砂糖を含んだお菓子や飲み物を取ってエネルギーを取り戻しておこう。


3.買い物するときは自分で持参したテンポの早い音楽をヘッドフォーンで聞こう!

  店内のBGMは買い物に誘導する曲をかけているため、それを避けるためである。


4.子供は家に置いて買い物に出かけよう!

  子供のおねだりに根負けするからである。


5.赤の1ポンドの張り紙に騙されないように!

  ただ単に、消費者が安さを好み、赤はバーゲンの色と関連付けて認識しているので、
  お店はそれを利用しているだけである。

                    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

イギリスのスーパーは、日本と違うかもしれませんが、記事では、下のスーパーの店舗イラストを使って説明していました。


supermarket1.jpg



心理戦は店に入る前から始まっている
上のイラスト@

建物の中からお客さんに見えるよう、赤のサイン(張り紙・ボード)で値引やバーゲンを知らせ、消費者の注意を引きつけます(注: イギリスでは、赤は節約,値引の色として認識されているそうです)。
店の中に入っても赤のサインやラベル攻めにあいます。赤で表示した商品の中には全く安くないものもあるそうです。
赤のPOPで消費者に安いと錯覚させています。これが、上の店舗事例のイラストの1の部分です。



お客さんに、ゆっくり歩いてもらい、沢山買ってもらおう
上のイラストA

お客さんが、せかせかしていると、買い物のスピードも非常に早くなり、余計な物を買ってもらえません。それで、お客さんに、買い物に適した、ゆっくりとした心理状態に減速させるエリアを、必ずお店に設けています。ゆっくり開く自動ドア、ドアが開いてすぐの両脇のカゴ、お店の中に入るのを邪魔するように置かれている季節の飾りなどがそうです。また、音楽もゆったりとしたスローテンポのものがかけられているそうです。



お店の居心地を良くしよう
上のイラストB

お客さんが居心地が良いと思えば、それだけ長くお店にいてくれるそうです。そのため、お店の入口近くは、万人受けする工夫をしています。手元にあって便利なものとか、小さいもの、地元のお店などを連想させる、花、新聞、タバコ、サンドイッチなどが置かれています。果物や野菜がお店の入口付近にあるのも同じ理由と書かれていました。

健康に良い食品を先に買うと、人間は、その後で、ジャンクフードを買う傾向があるとのことです。健康に気をつけているので、これぐらいは良いだろうという心理が働くのでしょう。


日常必需品は見つけにくいところに置く
上のイラストC

肉、乳製品、卵、パンなどの日常必需品を離れた場所に置くことによって、お客さんに店の中をまんべんなく見てもらい、余計なものまで買ってもらえるよう、店側は工夫しています。

お客さんは、一般的に、広い通路はゆっくりと歩き、商品をいろいろと見て回るので、余計なものを買うそうです。

また、狭い通路は行き止まりという印象を持つので、お客さんは避ける傾向があるとのことです。そのため、狭い通路には、お店として、あまり買ってほしくない物を置くそうです。例えば、高額商品でバーゲンするときの売り場にするなどです。

通路の幅が違うと、お客さんは同じ時間歩いても、実際に感じる、心理的な時間の長さも異なるそうです。


スペシャル・オファーでもっと買ってもらう
上のイラストD

何個か買うといくつか無料または半額になる、などの特売は、1個あたりの金額は安くなるかもしれませんが、必要以上に購入しているという意味では、お得とは言い切れない。お金を節約するために、必要以上に買う必要があるかどうかです。


買って欲しい商品は目の高さに置く
上のイラストE

棚の位置によって、卸売業者がスーパーに支払う棚代が違うそうです。
お客さんが棚を見るときは、まずまっすぐ見て、それから左から右へ、本を見るときのように、見ていくそうです。
棚に左から右に徐々に値段が高くなるよう商品を並べると、お客さんは、より高い商品を買う傾向があるそうです。
より価値の高い商品は、一番下か上の棚にあるそうです。


お酒でもてなそう
上のイラストF

お酒は、一通り買い物が済んでから、買う傾向があります。また、人は、買い物を始めるときは他人のことを考えますが、買い物の終わりのほうは自分のことを考える傾向があります。確かに、酒好きの人なら、買い物の最後に、自分の飲みたいお酒のことを考えます。

ところで、お酒(イギリスですので洋酒です)売り場では、木のフロア、他の売り場と異なる照明、クラシック音楽が、高額ワインの売上を伸ばすそうです。

お客さんの中には、一番高いワインを買いたくても、二番目に高いワインを買う人がいることを、スーパーは知っています。それに合わせて、目の高さにお客さんが買うワインを置いています。



商品は、ついで買いしてもらえる組み合わせで売ろう
上のイラストG

商品が、どのように、いつ、どこで、消費されるのか考えて、組み合わせて売る商品を決めています。
アップルパイの隣にカスタード、チーズの隣にバター、などです(日本と違うようです)。
小売業者によっては、ビールの横におむつを置いているところもあります。
これは、奥さんのお使いでおむつを買う男性がいるからです。おむつを手に取って、隣を見ると、ビールが目に入るので、買い物のご褒美として、男性がビールを買うのです。奥さんも、おむつはちゃんと買ってもらっているので文句は言いません。こうやって、お店は余計なものを買わせることに成功します。


集団ヒステリーを利用する
上のイラストH

新年のセールなどの混んでいるときは、集団ヒステリー状態になり、お客は早く買わないと売り切れるかもしれないという強迫観念に迫られます。その結果、即座に決断するようになります。この心理を利用して、お店は、人が集まる中央で、特売をします。

例で出ていたのは、食品売り場で、テレビやDVDプレーヤーのような周囲に比較対象のない商品を山積みにして、一回限りのセールを行う話でした(読んでいてちょっとズレているような印象を受けました)。

このHは、読んだ印象では、イラストと説明が違っているような気がします。正しくはDではないでしょうか。
集団ヒステリーを利用するなら、人通りの多い通路をわざと狭くして、そこで特売をやっても良いかもしれません。


レジ横で子供にダダをこねて買い物してもらおう
上のイラストI

このレジ横に、子供の目の高さに合わせた棚もあります。

大人でも、買い物が終わると、ご褒美として何か買いたくなるそうです。そのため、レジ横に雑誌やお菓子があるそうです。

子供の場合、親の買い物のつきあいに、我慢できなくなるのが、このレジの所だそうです。そのため、お店は、レジ横の子供の目の高さに、お子供が欲しがるお菓子などを置いて、親に商品を買ってもらう作戦に出るのです。



以上、読んでいて、日本と違うところもありますが、面白い記事でした。





それではまた!



















意識が吸い込まれる不思議なコマーシャル

今年の1月〜2月頃、カナダのテレビニュースを見ている時に、しばしば目にした不思議なコマーシャルがあります。
下のアメリカンエクスプレス ゴールド・リワーズ・カードのコマーシャルです。見ているうちに、思わず引き込まれ知らないうちに申込をしてしまいそうな不思議な引力があります。



日本のテレビで、このようなコマーシャルを見ることは無いような気がします。
どんな仕掛けがあるのか分かりませんが、お見事です。






それではまた!







雑感

最近は、慌ただしく、一段落ついて、時計を見ると夜中の1時、2時ということも多く、ブログを書く余裕がありませんでした。

私は、かつて、年に1回ぐらいの割合で、神奈川県厚木市の小田急線本厚木駅近くの図書館に、外国の雑誌を見に行っていました。

今日、久しぶりにその図書館の海外の雑誌があるところに行って見ますと、何冊か、今年3月いっぱいで購読を打ち切られ、消えている雑誌がありました。

Donna Moderna.jpg
イタリアの女性誌 Donna Moderna(日本語に訳すと、現代女性)


上のイタリアの月刊女性誌 Donna Modernaもその中の1つでした。私は、一時期、婦人用バッグ、アクセサリーを扱っていた頃に、この雑誌を見て、デザイン傾向や価格を集中的にチェックしたことがあったなあと懐かしく思い出しました。

私は、この分野から手を引いてかなり長くなりますが、雑誌だけは厚木の図書館に来ることがあると、相変わらず見ていました。そのため寂しさを感じたのです。地方自治体も予算が厳しいのでしょう。

それから、本厚木で思い出しましたが、かつてパルコだったところも、厚木市の何かの施設になっており、地上4階ぐらいまでは、いろいろなお店が入ってリニューアルオープンしていました(こちらは中に入ってないので詳細は分かりません)。

厚木の図書館から小田急線本厚木駅に行く途中も、工事中ですが、ミロードとして5月末にリニューアルオープンするようです。

ところで、相変わらず外国は日本に無関心なんだなと思うことがありました。まだ1ヶ月経っていませんが、カナダの公共放送局であるCBCのLang & O'Leary Exchangeだったと思いますが、

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中国・カナダ間の貿易障壁の話のところで、日本の野田元総理の写真が出てくる


中国・カナダの貿易障壁の話のところで、日本の野田元総理の写真が使われていました。少なくとも日本の総理大臣だった人なので間違えないでほしいと思いました。ただ、日本の民主党政権時代の閣僚を振り返りますと、中国の政治家かと思える人もいましたので、この写真の使い方は、まんざら間違っていないかも知れません。


以上、今回も時間的に余裕がないので、中途半端な内容になってしまいました。


それではまた!

雑感

最近、忙しくて全くブログの更新も出来ない状態でした。
ところで、1週間ほど前に香港の知り合いと雑談する機会がありました。
そのかたとは、15年以上の知り合いです。イタリアの会社からある商品について引き合いを受けているときに、安く作れる外注先を探していることがありました。そのときに知り合ったかたです。仕事では、その時に関わっただけで、後は時々私のほうから思い出したように電話するという関係です。そのため、現在は、私的な関係です。

私が、南半球のある国にある商品を輸出していたときに、現地の輸入業者とは別の会社が大金を積むので自分の会社に独占販売権を与えてほしいという申し出をした現地の会社がありました。そうしましたら、お金に目のくらんだ日本のメーカーが、あっさりお金を積んだ会社に独占販売権を与えてしまったということがありました。今まで時間とお金を費やして市場開拓した会社は切られてしまい、私はその会社の社長から、日本の会社からそんなことをされるとは思わなった、失望した、と言われてしまいました。

こういうことがあったんだということを、香港の知り合いに話しましたら、その香港のかたも最近の日本人は、道徳観、責任感のない人が増えているという話をしてきました。彼の会社も日本のメーカーからOEM生産の仕事を受けているそうですが、最近の日本の担当者は工場のある現地(中国)に来ても、工場を見ようともせず、全部請負業者に丸投げで遊んでいる人が増えているというのです。これが10年以上前の日本人なら、生産に詳しくない人でも、生産状況をチェックして問題点や解決すべきことをチェックして問題解決に取り組んだり、日本の本社と現地工場の調整なども、責任をもって取り組む人が多かったというのです。最近は、問題があっても業者に丸投げして夕方には帰ってしまったり、生産のことが分からなくても理解しようとする人が減っているというのです。現地にやってくる日本人の責任者も責任を取らない、地位とかお金をちらつかせば、すぐに裏切ったり、寝返ったりするような、保身のために何も決められない、責任感も道徳観もないような人が増えているので、部下からも信用されておらず、組織自体も弱体化しているのではないかという話を聞きました。今までの日本企業は、モラルや責任感がしっかりしており、それなりにアジアの国から尊敬されていたそうですが、最近は、尊敬できる存在ではなくなっているということでした。

日本人は、現地の人間を見下して馬鹿(差別?)にしているので不愉快だという話も前から時々聞くことがありました。日本国内の郵便局やスーパーなどでも東南アジア系の人に、見下した態度で接している姿を見ることがありますので、なるほどと思ったものです。その一方で白人相手だとへりくだった対照的な態度は見ていて良い気分はしません。

今日は、最近記憶に残った話を書かせていただきました。

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横浜の山下公園からマリンタワー、ニューグランドホテル方面を撮影




それではまた!




横浜も変わりました

先日、JRの桜木町駅、横浜駅で下車して駅周辺を散歩しました。
前回いつ行ったのかはっきり思い出せない程久しぶりです。


●JR桜木町駅周辺●
まず、桜木町はランドマークタワーとその周辺のショッピングビルを見て歩きました。

Mark is
Mark is


上の写真のMark is(マークイズ)ですが、以前ですと、このタイプのビルに入居するのは、輸入ブランドの衣類、バッグ、アクセサリーのお店が多かったと思います。ところが、この建物は、5、6階のOrbi Yokohama(オービィ横浜)という大自然超体感ミュージアムが入っていたり、料理教室もやっている東京ガス横浜ショールーム、時間単位でお金を払って入場して遊ぶキドキドという施設と一緒になった玩具店のボーネルンドがあったりというところが、目新しいと思いました。

ボーネルンドのキドキド入場者は、ボーネルンドの玩具を割引で買えるというところも、これからの小売店の一つのスタイルを示しているようで興味深かったです。

一方、郊外のショッピングセンターでも見かける、ユニクロ、雑貨のGeorge’s、ザ・ボディショップ、フレッシュハンドメイドコスメのラッシュ、靴のABC-MART 、ドラッグストアのHAC、家電量販店のノジマ、100円ショップのダイソー、なども入っていて面白い組み合わせです。

これを見まして、まずブランド物一辺倒の時代は過ぎて、今は、お金を持っていない人が増えたり、ブランド物に慣れてくると今度はブランドに頼らず(ブランド品が廃れた訳ではなく定着して落ち着いたという意味です)、自分の個性に合ったものを探す人が増えたということなのでしょうかね。必需品は、最低限の品質さえあれば安くて良いということなんでしょうね。

ボーネルンドを見て思ったことは、商品提供者の世界観、思想を伝えるために商品を並べて売るだけではなく、体験してもらい、お客に理解を深めてもらい、ファンになってもらうことも必要なんだなということです。体験することによって、顧客の日常生活に組み込まれるのです。これは重要なポイントです。

ワールドポーターズの近くに、カップヌードルミュージアムがあります。そこでも、チキンラーメン、カップヌードルを指導を受けながら作れるコーナーがあったり、カップヌードルの思想を展示しています。今後は、小売店もディズニーランドのアトラクションのような感じでお金を取って、顧客に自社の世界や思想を体験して楽しんでもらい、帰りに自社商品を割引で販売して毎日の生活でしっかり使ってもらうというスタイルが主流になるかもしれないと思ったのです。

顧客もただ物を買うだけではなく、自分の世界と接点のある商品・サービスを活用して、自己の世界を作り上げていく人が多くなっているのかも知れません。

これが桜木町で感じたことです。

●JR横浜駅西口周辺●
次は、横浜駅周辺、西口ですが、
三越があったところは、今は、ヨドバシカメラやユニクロが入っています。

元三越
元三越 現在はヨドバシやユニクロが入居


大きな消費者層の収入が減ったことや、多くの人が、ブランド品に慣れてきて、値段に関係なく自分にあったものを探す傾向にあることと関係があるかも知れません。しかし、ユニクロのようにあちこちあるお店で買うということは、皆と一緒であることに安心する人がそれなりにいるということでもあります。ヨドバシは、日本人の生活に携帯の情報デバイスが浸透していることを改めて認識させられます。今まででしたら、市街地に出かけて、本、ゲーム、音楽、映画、その他ショッピングをしてました。現在は、それらを携帯機器で済ませることが多いです。その道具や道具を便利に使うソフトなどを販売しているヨドバシのようなお店が都市の一等地にあるのもなんとなくうなずけます。

また、東急ハンズは、ビル1軒にまるごと入っていましたが、岡田屋モアーズの5〜7階に縮小移転しています。これは、町田のハンズと同じ傾向です。横浜のハンズのビルは、現在、解体中です。

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解体中の東急ハンズビル


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元ハンズから横浜駅に向かう道中


西口の相鉄ジョイナスを出ますと、すぐ上の写真のように、安いお店が多いエリアに出ます。スーパーのダイエー、ドンキホーテ、牛丼の吉野家、OSドラッグなどがあります。ビブレにも、いつの間にかユニクロ、ブックオフ、ジーンズメイト、コナカなどが入っており、益々生活感のあるところになっています。


ところで、駅ビルのCIALや隣の横浜エクセルホテル東急も解体されています。

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CIALなどの跡地


こちらは再開発とのこと。現在は更地になったところに、暫定的にルミネなどをオープンさせるようです。再開発は2020年頃までかけて行われるようです。

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このように、西口でお目当てになる駅ビル、東急ハンズなどが複数解体されて消えていること、また、元ハンズに行く道中にあるビブレも郊外の住宅地で見かけるお店が多くなっていることから、横浜駅の西口周辺に来る意味あいが薄くなっています。

私は、これから横浜駅西口周辺に来る人はかなり減るだろうなと思いました。
何年間も工事が続くということであれば、横浜から近い渋谷や銀座に、お客さんが流れ、それっきり横浜に戻ってこないこともあり得るでしょう。

横浜駅周辺で賑わっているのは、私が子供の頃は西口でしたが、今は東口です。

今回は、横浜駅西口周辺の変化に驚いたことのご報告でした。



それではまた!





日本は貧乏になってますね

東京近郊も暖かくなってきました。まず最初は、2月28日に今年初めてコートを着なくても良い日がありました。その後、寒い日が続いていましたが、3月12日から暖かくなってきました。つい最近まで、夕方5時と言えば暗かったのですが、今は夕方5時半でも明るく春を実感できるようになりました。

東京近郊ですと、1°C、2℃でも寒いと言っていますが、今年の1〜2月の北米を見ますと、現地の天気予報のサイトでマイナス40℃とか50°Cという数字を見ました。それと比べると寒いなんて言ってられません。しかし、マイナス40℃ぐらいになると人の住める環境ではないような気がするのですが・・・・・

3月12日は、夜11時半頃〜夜中の2時半ぐらいまで、家のトイレの水が止まらず困りました。結局、修理に朝5時頃までかかってしまいました。

ところで、3月15日(土)は都内を散歩していました。夜、銀座を歩いて改めて気づきましたが、日本は貧しくなっているという印象を深めました。


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ラオックス これは観光客向けの免税店という感じでしょうか


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ユニクロ


あちこちにユニクロがありますが、東京近郊を歩いていますと、ユニクロの服を着ている人が多く、完全に制服状態です。銀座には、ユニクロより更に安い服を売るユニクロの子会社であるGUまでありました。


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刺繍用品のユザワヤ



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プランタンにもユニクロが



プランタンはお手頃な値段でも個性のある服が多かったので存在価値があったのです。しかし、制服販売で自らの個性を放棄したようでちょっと残念です。

ここ数年、Foreever21(今は閉店してない様子)、H&M、牛丼の吉野家、」ディスカウント・ストアのドンキホーテなどができたり、マリオンのところもルミネが入ったりと、銀座の高級感も少しづつ消えています。銀座に来る意味が薄れているとも言えます。

それだけ、日本人の収入が減っているということなんでしょうね。それと、日本人そのものが物欲から精神的なものに価値を移しているということかもしれません。


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ワンちゃんから「ここから出して!」とお願いされているような気になります



テレビや新聞では景気が良くなっていると言いますが、どう見ても景気が良くなっているとは思えない光景です。

このファンブログの仕様が1月後半頃から変わっていますが、なぜか写真が縮小されてしまいます。










それではまた!





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