2014年03月31日
横浜も変わりました
先日、JRの桜木町駅、横浜駅で下車して駅周辺を散歩しました。
前回いつ行ったのかはっきり思い出せない程久しぶりです。
●JR桜木町駅周辺●
まず、桜木町はランドマークタワーとその周辺のショッピングビルを見て歩きました。
上の写真のMark is(マークイズ)ですが、以前ですと、このタイプのビルに入居するのは、輸入ブランドの衣類、バッグ、アクセサリーのお店が多かったと思います。ところが、この建物は、5、6階のOrbi Yokohama(オービィ横浜)という大自然超体感ミュージアムが入っていたり、料理教室もやっている東京ガス横浜ショールーム、時間単位でお金を払って入場して遊ぶキドキドという施設と一緒になった玩具店のボーネルンドがあったりというところが、目新しいと思いました。
ボーネルンドのキドキド入場者は、ボーネルンドの玩具を割引で買えるというところも、これからの小売店の一つのスタイルを示しているようで興味深かったです。
一方、郊外のショッピングセンターでも見かける、ユニクロ、雑貨のGeorge’s、ザ・ボディショップ、フレッシュハンドメイドコスメのラッシュ、靴のABC-MART 、ドラッグストアのHAC、家電量販店のノジマ、100円ショップのダイソー、なども入っていて面白い組み合わせです。
これを見まして、まずブランド物一辺倒の時代は過ぎて、今は、お金を持っていない人が増えたり、ブランド物に慣れてくると今度はブランドに頼らず(ブランド品が廃れた訳ではなく定着して落ち着いたという意味です)、自分の個性に合ったものを探す人が増えたということなのでしょうかね。必需品は、最低限の品質さえあれば安くて良いということなんでしょうね。
ボーネルンドを見て思ったことは、商品提供者の世界観、思想を伝えるために商品を並べて売るだけではなく、体験してもらい、お客に理解を深めてもらい、ファンになってもらうことも必要なんだなということです。体験することによって、顧客の日常生活に組み込まれるのです。これは重要なポイントです。
ワールドポーターズの近くに、カップヌードルミュージアムがあります。そこでも、チキンラーメン、カップヌードルを指導を受けながら作れるコーナーがあったり、カップヌードルの思想を展示しています。今後は、小売店もディズニーランドのアトラクションのような感じでお金を取って、顧客に自社の世界や思想を体験して楽しんでもらい、帰りに自社商品を割引で販売して毎日の生活でしっかり使ってもらうというスタイルが主流になるかもしれないと思ったのです。
顧客もただ物を買うだけではなく、自分の世界と接点のある商品・サービスを活用して、自己の世界を作り上げていく人が多くなっているのかも知れません。
これが桜木町で感じたことです。
●JR横浜駅西口周辺●
次は、横浜駅周辺、西口ですが、
三越があったところは、今は、ヨドバシカメラやユニクロが入っています。
大きな消費者層の収入が減ったことや、多くの人が、ブランド品に慣れてきて、値段に関係なく自分にあったものを探す傾向にあることと関係があるかも知れません。しかし、ユニクロのようにあちこちあるお店で買うということは、皆と一緒であることに安心する人がそれなりにいるということでもあります。ヨドバシは、日本人の生活に携帯の情報デバイスが浸透していることを改めて認識させられます。今まででしたら、市街地に出かけて、本、ゲーム、音楽、映画、その他ショッピングをしてました。現在は、それらを携帯機器で済ませることが多いです。その道具や道具を便利に使うソフトなどを販売しているヨドバシのようなお店が都市の一等地にあるのもなんとなくうなずけます。
また、東急ハンズは、ビル1軒にまるごと入っていましたが、岡田屋モアーズの5〜7階に縮小移転しています。これは、町田のハンズと同じ傾向です。横浜のハンズのビルは、現在、解体中です。
西口の相鉄ジョイナスを出ますと、すぐ上の写真のように、安いお店が多いエリアに出ます。スーパーのダイエー、ドンキホーテ、牛丼の吉野家、OSドラッグなどがあります。ビブレにも、いつの間にかユニクロ、ブックオフ、ジーンズメイト、コナカなどが入っており、益々生活感のあるところになっています。
ところで、駅ビルのCIALや隣の横浜エクセルホテル東急も解体されています。
こちらは再開発とのこと。現在は更地になったところに、暫定的にルミネなどをオープンさせるようです。再開発は2020年頃までかけて行われるようです。
このように、西口でお目当てになる駅ビル、東急ハンズなどが複数解体されて消えていること、また、元ハンズに行く道中にあるビブレも郊外の住宅地で見かけるお店が多くなっていることから、横浜駅の西口周辺に来る意味あいが薄くなっています。
私は、これから横浜駅西口周辺に来る人はかなり減るだろうなと思いました。
何年間も工事が続くということであれば、横浜から近い渋谷や銀座に、お客さんが流れ、それっきり横浜に戻ってこないこともあり得るでしょう。
横浜駅周辺で賑わっているのは、私が子供の頃は西口でしたが、今は東口です。
今回は、横浜駅西口周辺の変化に驚いたことのご報告でした。
それではまた!
前回いつ行ったのかはっきり思い出せない程久しぶりです。
●JR桜木町駅周辺●
まず、桜木町はランドマークタワーとその周辺のショッピングビルを見て歩きました。
Mark is
上の写真のMark is(マークイズ)ですが、以前ですと、このタイプのビルに入居するのは、輸入ブランドの衣類、バッグ、アクセサリーのお店が多かったと思います。ところが、この建物は、5、6階のOrbi Yokohama(オービィ横浜)という大自然超体感ミュージアムが入っていたり、料理教室もやっている東京ガス横浜ショールーム、時間単位でお金を払って入場して遊ぶキドキドという施設と一緒になった玩具店のボーネルンドがあったりというところが、目新しいと思いました。
ボーネルンドのキドキド入場者は、ボーネルンドの玩具を割引で買えるというところも、これからの小売店の一つのスタイルを示しているようで興味深かったです。
一方、郊外のショッピングセンターでも見かける、ユニクロ、雑貨のGeorge’s、ザ・ボディショップ、フレッシュハンドメイドコスメのラッシュ、靴のABC-MART 、ドラッグストアのHAC、家電量販店のノジマ、100円ショップのダイソー、なども入っていて面白い組み合わせです。
これを見まして、まずブランド物一辺倒の時代は過ぎて、今は、お金を持っていない人が増えたり、ブランド物に慣れてくると今度はブランドに頼らず(ブランド品が廃れた訳ではなく定着して落ち着いたという意味です)、自分の個性に合ったものを探す人が増えたということなのでしょうかね。必需品は、最低限の品質さえあれば安くて良いということなんでしょうね。
ボーネルンドを見て思ったことは、商品提供者の世界観、思想を伝えるために商品を並べて売るだけではなく、体験してもらい、お客に理解を深めてもらい、ファンになってもらうことも必要なんだなということです。体験することによって、顧客の日常生活に組み込まれるのです。これは重要なポイントです。
ワールドポーターズの近くに、カップヌードルミュージアムがあります。そこでも、チキンラーメン、カップヌードルを指導を受けながら作れるコーナーがあったり、カップヌードルの思想を展示しています。今後は、小売店もディズニーランドのアトラクションのような感じでお金を取って、顧客に自社の世界や思想を体験して楽しんでもらい、帰りに自社商品を割引で販売して毎日の生活でしっかり使ってもらうというスタイルが主流になるかもしれないと思ったのです。
顧客もただ物を買うだけではなく、自分の世界と接点のある商品・サービスを活用して、自己の世界を作り上げていく人が多くなっているのかも知れません。
これが桜木町で感じたことです。
●JR横浜駅西口周辺●
次は、横浜駅周辺、西口ですが、
三越があったところは、今は、ヨドバシカメラやユニクロが入っています。
元三越 現在はヨドバシやユニクロが入居
大きな消費者層の収入が減ったことや、多くの人が、ブランド品に慣れてきて、値段に関係なく自分にあったものを探す傾向にあることと関係があるかも知れません。しかし、ユニクロのようにあちこちあるお店で買うということは、皆と一緒であることに安心する人がそれなりにいるということでもあります。ヨドバシは、日本人の生活に携帯の情報デバイスが浸透していることを改めて認識させられます。今まででしたら、市街地に出かけて、本、ゲーム、音楽、映画、その他ショッピングをしてました。現在は、それらを携帯機器で済ませることが多いです。その道具や道具を便利に使うソフトなどを販売しているヨドバシのようなお店が都市の一等地にあるのもなんとなくうなずけます。
また、東急ハンズは、ビル1軒にまるごと入っていましたが、岡田屋モアーズの5〜7階に縮小移転しています。これは、町田のハンズと同じ傾向です。横浜のハンズのビルは、現在、解体中です。
解体中の東急ハンズビル
元ハンズから横浜駅に向かう道中
西口の相鉄ジョイナスを出ますと、すぐ上の写真のように、安いお店が多いエリアに出ます。スーパーのダイエー、ドンキホーテ、牛丼の吉野家、OSドラッグなどがあります。ビブレにも、いつの間にかユニクロ、ブックオフ、ジーンズメイト、コナカなどが入っており、益々生活感のあるところになっています。
ところで、駅ビルのCIALや隣の横浜エクセルホテル東急も解体されています。
CIALなどの跡地
こちらは再開発とのこと。現在は更地になったところに、暫定的にルミネなどをオープンさせるようです。再開発は2020年頃までかけて行われるようです。
このように、西口でお目当てになる駅ビル、東急ハンズなどが複数解体されて消えていること、また、元ハンズに行く道中にあるビブレも郊外の住宅地で見かけるお店が多くなっていることから、横浜駅の西口周辺に来る意味あいが薄くなっています。
私は、これから横浜駅西口周辺に来る人はかなり減るだろうなと思いました。
何年間も工事が続くということであれば、横浜から近い渋谷や銀座に、お客さんが流れ、それっきり横浜に戻ってこないこともあり得るでしょう。
横浜駅周辺で賑わっているのは、私が子供の頃は西口でしたが、今は東口です。
今回は、横浜駅西口周辺の変化に驚いたことのご報告でした。
それではまた!
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