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久しぶりに書くブログ

昨年後半から忙しく、家に帰れない日が多かったため、しばらくブログを書いていませんでした。
今年の元旦は、私の家のほうでは午前中は晴れ、午後は雪と、今年の前半は良くても後半は何か大荒れになるのかと思わせる天気でした。初詣は毎年行くのですが、今年は行けませんでした。

ところで、最近、香港の取引先のかたの友人という香港の人と話をしましたが、中国関連では、雑貨で日本向けのOEM生産を請け負っている会社で、日本からの注文がめっきり減り、人員削減をしたところがあるようだとか、韓国は数字上では景気は良くありませんが、香港と中国のボーダーで見かける韓国人観光客は増えており、その人の知っている中国の電子部品メーカーは韓国企業からたくさん注文が入って儲かっており、見た目の韓国は非常に景気が良さそうだという話を聞きました。

私のほうは、ヨーロッパの会社との取引で困ったことがあり、その対応に追われ疲れ切っていますが、なんとか頑張っていきたいと思います。

今日は書きたいことがあったのですが、時間がないので、次はいつになるか分かりませんが、また改めて書きたいと思います。

それではお元気で!




とりとめのない話

●安売り競争がすさまじい●

昼間住宅街をぶらつくことがなかったので気づかなかったのですが、「業務スーパー」というお店を知りました。
戸塚にも駅からそれほど遠くないところで見かけたような気がします。
ここは、品揃えに偏りはありますが、安いんですよ。

たとえば、
3つで1セットになっている豆腐が、58円ぐらいでした。これは、安いスーパーでも税抜94円ぐらいです。
また、3つで1セットになっているモズクも87円だったような記憶があります。これも安いスーパーで税抜94円ぐらいでした。

ただ、業務用と名前がつくように安くても1パッケージあたりの容量が大きすぎるものもあり、普通のスーパーと比べて良いのか悪いのか判断はつきかねます。

安売り競争もここまでくると小売店は大変だと思います。消費者の所得の減少で、こういうお店が流行るのでしょうね。


●将来はどんな社会になるのか●

先日、これからの社会はどうなるのか、東南アジアに日本の各種中古品を輸出している知人と話したことがありました。その時出た話が、以前のブログ記事で触れましたが、人類の生産性は上がりましたが、生産後の不用品をもう一度、何かの原料に戻して何かの製品にできる、そんな装置が、家庭に普及して、収入が減っても家庭内リサイクル分で生活ができるようになるとか、単純作業はロボット化やコンピュータ化で仕事そのものが消えるので、今まで以上に、人間一人ひとりの自立が必要になり、そのための教育事業は流行るだろうね、という話をしていました。私に関しては、そのどちらとも縁遠い仕事をしていますが、機会があれば、何らかの形で、それらの分野に関われたらと思いました。


●意外な話●

これも先日、香港の知人と会ったときの話です。
その人は、「最近は、まともに働かず一攫千金を狙う輩が多く、世の中狂っている」と話していました。
香港といいますと、お金を得るために一攫千金という印象があったものですから、意外でした。




以上、今回も時間的余裕がないので、写真なしの文章だけで申し訳ありません。


それではまた!




空しい人生を抜け出そう


最近、忙しすぎてブログを書いている時間がありませんでした。
今日は、忙しいという時に、都内に住む身内ですが、昨日まで元気だった人が突然心筋梗塞で亡くなったと連絡が入り驚きました。ここ数日は何もできないでしょうね。

今日は、特に書くことが思い浮かばないのですが、このように文章でも書かないと、やっていられない心境のため、意味のない文章を書いてしまいました。

今の世の中、社会の経営理念が、地位・名誉・財産を求めること、になっており、それに向かって馬車馬のように、何も考えることなくストレスや精神疲労を抱えながら、自分の人生これでいいのか、と考えながら生涯を終える人は少なからずいます。

私自身を振り返っても、輝いていたかと言えば、そうではありません。死ぬまでに、充実した人生を送れるよう努力しなきゃと改めて思いました。なんか空しさを憶えてしまいました。

風邪が流行っていますので、皆様もお体には気をつけてください。



それではまた!





自分を見つめることは大切です

映画館でも見ましたが、最近、 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」 という映画をDVDで見ました。

●極端な世界は分かりやすい
この映画は、実にアメリカらしい極端な世界を描いています。
極端もここまで来ますと、その生き方が良いのか悪いのか容易に判断できます。
一方で、この映画からは、力強いエネルギーをもらえると思います。
私が、思い出したように、人間観察のため、アメリカに行くのもこうした分かりやすさがあるからです。

ところでこの映画の話に戻りますが、主人公が出社初日に、上司に昼食に誘われ、そこで上司から言われることが、追い詰められて自殺しないよう、オナニーと薬物をしろと勧められる場面があります。これは異常です。

この段階で人間性を無視した世界であることが分かります。すべてを麻痺させなくては、前に進めない世界とは、本来社会に存在意義があるのかどうかということです。

●不運は自分の幅を広げる良いチャンス
主人公は、最初の証券会社が1987年のブラック・マンデーで潰れたため、未上場の店頭株を扱う会社に転職します。ここで、店頭株は手数料が50%であることを知ります。上場株の手数料は1%と言っていましたから、ぼろ儲けです。主人公は転職先で良い営業成績をあげているようです。

●売るには需要=必要性を作り出す必要がある
そのうち、主人公は仲間を集めて独立します。その仲間というのは曲者です。各人いろいろな商品を販売していますが、その傍ら薬物も密売している面々です。その仲間をリクルートしている場面で、彼らとレストランでテーブルを囲んでいる場面が出てきます。主人公は、その連中に、ものを売るにはどうすれば良いかを尋ね、みんながうまく回答できないでいると、その中の営業の達人という薬物の売人に、ペンを渡して、主人公にペンを売り込んでくれ、とお願いします。すると薬物の売人は、主人公に、「手元のナプキンに、あんたの名前を書いてくれ」と言います。ペンを持っていない主人公は、名前を書くため、急きょ、そのペンが必要になります。このように、需要を発生させて買わせる ということを居合わせた仲間に教えます。

●大きくなるにはシステムが必要
主人公の新会社は、業績を上げるため、1%の金持ちに、手数料1% の上場株を売り、手数料50%の店頭株も一緒に抱き合わせて販売します。
そのため、主人公は、仲間に、顧客から信用させる営業トークを仕込み、服装もキチンとさせ、会社名も信用できる名前に変えます。これが功をなして会社は大きく成長していきます。

ただ、客よりも自分の利益を最大にするため、主人公は社員たちを馬車馬のように働かせ、息抜きのイベントをやったり、その一方で社内の乱交、薬物などの場面も映画に出てきます。

●無理を続けると破滅する
私は、これを見まして、社員を人間というよりお金を回す道具として、うまく使っているなと思いました。
主人公は社員に、物欲をあおり、おカネ以外は目に入らないよう仕向けています。カネがすべてを解決すると吹き込んでいます。しかし、求めるものが人間性から外れた異常なものなので、社員は、薬物と性で感覚を麻痺させ猛烈に突っ走ります。他人を破滅させても意に介さず、自分だけ良ければ良いという活動は、人間を破壊します。

●出る杭は打たれる
ところでこの映画に戻りますと、主人公の会社は大きくなるとFBIに目をつけられるようになります。私は株のことは分かりませんので、なぜ目をつけられているのか分かりません。映画を見る範囲では、自社が幹事をつとめた新規上場株を所有して利益を得たことが理由と思えます。そして、主人公は逮捕され、刑務所でも、お金の力で自由に過ごしたという説明が短く流れ、出所後にセールストレーナーとして活動している場面で映画はおしまいになります。

wolf of wall street


●感想
この映画を見て思ったことは、私たちは、社会のシステムから利益を得る特権者のために、考える余裕を奪われ、ひたすらお金を回す道具として扱われているということです。私たちは、性格的に破たんしてもおかしくない環境でしぶとく生きています。このこと自体はすごいことです。

このような世界から抜け出すためには、まず自分が活き活き出来て、人からも感謝される活動を見つけることです。そのような分野で活動すればするほど、自分の中から太陽のようにエネルギーが溢れ出し、その結果、自分自身が活き活きし、周囲も元気にすることができます。一方で、その居場所を確保するには、新しく何かを企画し、それによって、収益を産みだすシステムを構築する力も必要になります。

皆さん、仕事を離れたところで、じっくり自分を見つめ直してみましょう。


ご興味のあるかたは、こちらをどうぞ!



それではまた!




鍋料理を見るようになりました。冬の始まりです。


今日、日曜日は雨ということでしたが、雨が降っていない時間帯もありましたので、車でぶらつきました。最初は国道1号線から始まり、東急線が見えるところを走ったり、そのうち、国道246号線や神奈川県の内陸部を適当に走っていましたら、イオンがありましたので帰りに入ってみることにしました。

今回行ったイオンは1年ぶり(?)ぐらいです。

ところで、今年も鍋の季節です。食品売り場を見ていましたら、アルミ鍋に入った海鮮鍋が並んでいました。値段も昨年と同じで398円です。

私は、間食用として、うどん入りのつみれ鍋を買うことにしました。値段は他の鍋より安い298円でした。イオンの鍋はニラが入っていることが多いのですが、この鍋にはシュンギクが入っていました。

つみれ鍋
イオンのつみれ鍋



今年は、鍋を買うのは2回目ですが、鍋の成分をよく見て買うようにしています。昨年はイオン、イトーヨカドーで海鮮の塩鍋を買ったときに、具材が魚であるにも関わらず、ニンニクとラードが入っており、とんでもない味だったからです。ヨーカドーは魚とうどん入りのなべに、ニンニクとラードでした。
それからというもの、特に塩という名前の入った鍋を見ると、中身をチェックしてから買うようになりました。

その点、地場のスーパーでは、和風料理にニンニクとラードが入ったものを(今のところ)見ることはないので、安心して買えます。

今月になってから、旭区方面に散歩したときに、西友だったと思いますが、鍋料理を買ったことがあります。その時は、選んで買った訳ではありませんが、ショウガが入っていたり、コラーゲンも動物性でなく魚肉性のもので違和感がありませんでした。野菜もシュンギクでした。

ついでに思い出したことをいくつか追加しますが、
海外の日本料理店で握り寿司を頼んだときに、店の人からキムチとコーヒーも一緒にどうかと勧められたことがありましたが、その時に感じた違和感を、イオンやヨーカドーの鍋に感じたことがあったのです。

また、先日、知り合いの人と話しておりましたら、ニューヨークのマンハッタンに大戸屋があったというのです。その大戸屋は1回の食事で3000円ぐらいかかるそうですが、日本と比べると食事の量は多いということでした。あのあたりで食事をしますと、日本と比べ高いですが、大戸屋は食事代が3000円でも良心的だと思います。大戸屋が営業することによって、日本の家庭料理を現地に知らせ、怪しげな偽日本食との違いを教える役割を果たしているかもしれません。

今日も話が飛んでまとまりに欠く内容で失礼しました。



それではまた!











とりとめのない話

11月になってから寒くなってきました。私は朝4時ごろから起きていることも多いですが、11月4日の朝、初めて水道の水に冬を感じました。明るくなるのも朝6時ごろですしね。

最近は、新しいことを始めましたので心身ともに余裕がない状況が続いています。

●ネコとの和解
以前ブログにも書いたことのあるネコが和解しにやってきました。秋も深まったある夜のこと、私が自宅の2階で考えごとをしていた時です。突然左側の天窓をトントンとノックする音が聞こえました。見ると私をおちょくっていたネコではありませんか。私は窓を開けると、ネコは警戒した様子でしたが、手を差し伸べるとネコも自分の手を私にのっけてきました。それで、ネコに家に入るかを聞いて、ネコの胴体を持ち上げようとしましたら、ニャーと言って、今回は結構という素振りをしました。それで私が手を離すと、ネコは私に背を向けて時々振り返りながら屋根から静かに去っていきました。

●原付バイクの散歩の帰りに、日本大学生物資源科学部 藤桜祭を発見
ところで、11月2日(日)ですが、原付バイクで西のほうに散歩に行きました。たぶん茅ヶ崎から平塚近くまで行っていたのではないかと思いますが、幹線道路ではなく、今まで通ったことのない小さな道を適当に走っていましたので、最後まで自分がどこを走っているのかよく分からない状況でした。

そして帰りも適当に走っていましたら、のどかな田園風景の中に大きな建物が見えてきました。そして、人がやたら多いのです。私は何だろうと思いバイクを止めて建物に入っていきました。そこは日本大学の生物資源科学部でした。ちょうど大学祭の真っ最中のようです。

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神奈川県藤沢市の日本大学


学部祭のようですが、植木市のようなものがあったり、建物の中には各種展示もありました。


たまたま中に入った教室で見かけたサークル発表(?)では、発表内容に答えがあるのですが、教室に入ったと同時にクイズの紙を渡され、クイズに正解するとお菓子がもらえるとか、関連サークルの模擬店の割引券がもらえるということで、無味乾燥な学術発表を真剣に読む動機づけをしていました。私は大学祭で、こんな工夫された仕掛けを見るのは初めてでしたので感心しました。よくできた立派なセールスプロモーションです。

またこの大学の学生さんは、部外者の社会人に対して、笑顔で 「こんにちは」 などのあいさつをできる人が多く好印象でした。私が、どの展示がどこにあるか分からず、パンフレットを見ているときに、お困りですかと笑顔で話しかけてきた学生さんもいました。このように全体として感じの良い学校は初めてです。私も求人を出す機会があれば、日大のこの学部に求人を出そうと思いました。

●大学祭で思い出したこと
私は、以前、若者対象の商品を扱っていたときは、若者の実態調査を兼ねて都内のあちこちの大学祭に3年ぐらい観察に行ったことがあります。

その時、いくつかの大学祭を見て気づいたことですが、どの大学も例外なく、キャンパスツアーとか入試対策相談のようなものをやっていました。受験生とその親は、こういう機会に受験予定の大学を見に行くと良いと思います。

いくつか印象に残った大学もあります。
自分はどの分野に進むべきか悩んでいる時は、
文科系学部については、慶応大学の三田祭は、ゼミの活動内容を発表していますので、学部選びにあたり非常に参考になります。また、大学の研究とはどんなものか知って進路を決めたいなら、文系・理系に限らず、東大の駒場祭、五月祭は、他大学と違い、面白い発想の個性的な研究内容を展示していることがありますので、こちらも参考になります。

ただ、一般的に文系学部の大学祭といえば、勉強内容の発表というより模擬店中心のことが多いので、1回行けば充分という印象です。

社会人の場合、学部での研究内容を展示した理系学部の大学祭に興味を持つことが多いです。

●住民気質
今回の話と関係ありませんが、私と関わりのあった関東(埼玉、東京、神奈川)で思い出したことがあります。
これは個人的な感想で、一般的に言えることではありませんのでご注意ください。

 まずは東京からです。
東京は冷たいと言われますが、東京はいろいろな地方出身者の寄せ集めですので、私から見れば人間的に温かい人が多いと思います。観光案内所でも丁寧に教えてくれることが多いです。

 次は埼玉です。
埼玉は、本当に温かく人間的な人に遭遇することが多かったです。夏の暑い時期に、西武線沿線のある住宅街で道に迷ったことがあります。その時にタバコ屋さんのようなところで道を尋ねたところ、道を教えていただいただけではなく、暑いので少し休んでいってください、とグラスに氷の入った麦茶をいただいたことがあります。こんなことは初めてでしたので驚いた記憶があります。

 最後は神奈川です。
神奈川ですが、私が知っているのはある特定の市です。まず冷たい、他人には無関心が基本です。こちらから挨拶しているのに無視する輩もやたらと多いです(特に入れ替わりの激しいアパートの住人)。道を聞いても無視されることがあります(これは東京でもないことです)。ある観光案内所で不親切な説明でしたので、更に聞こうとすると、これ以上聞くな、というような対応された記憶があるのも神奈川のある市でした。私は、東京と神奈川に住んだ経験がありますが、都会の神奈川は冷たいという印象があります。しかし、こういう人ばかりではありませんので、この話だけで悪い印象を持たないようお願いします。


今回も、まとまりのない話になり申し訳ありませんでした。



それではまた!







本能の暴発

今回は、1968年のイタリア映画 La Matriarca(女性上位時代)を取り上げたいと思います。
この映画には、イタリア以外でみることの少ない本能の暴走があるからです。

*概要*
話は、若き未亡人の夫の葬式から始まります。そして、相続の段階で、夫は知らないところでアパートを借りていたことを知ります。そこは逢引きの部屋(SM部屋)だったのです。その部屋で見つけたビデオには、夫が未亡人の親友である女性を裸にして天井からロープでつるしてムチでたたきつけたり、お医者さんごっこをしたり、ほっぺたを引っぱたきながら服を引き裂いたりする映像がありました。それにショックを受けた未亡人は、その腹いせか自分もSMの本を古本屋で買って勉強し、男狩りの乱交生活を始めます。行きずりの男性を誘惑して、亡き夫のSM部屋、シャワー室、屋外のカーセックスと場所を問わず情事に励みます。誘惑した男性の中には、女性に暴力をふるって抵抗する姿を楽しむ人もいました。未亡人が誘惑を始めて7人目の医師が未亡人に求婚し強引に結婚に持ち込みます。ラストは、裸の未亡人が医師の背中にまたがってお馬さんごっこで映画は終わります。


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いわくのSM部屋があるアパート


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亡き夫の乱交を知ってから人生が狂い始める


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ナンパ男に「遅れないでちょうだい」といってイカれていると言われる



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最後は再婚夫にまたがってお馬さんごっこ


*感想*
人間というより動物の世界です。人間には節度が必要と教えられる映画でした。ただ、感性を節度なく快楽に走らせると変態の世界ですが、感性を美に向ければ芸術という美しい花が咲きます。実際、この映画に出てくる建築、インテリア、ファッションのセンス、色彩は素晴らしいの一言です。また、映画を見ていて、この時代のイタリアはのびのびとした躍動感を感じさせます。1967年が欧米の繁栄の頂点というのは当たっているのかなと思いました。

ところで、この映画は日本語版も出ています。ご興味のあるかたは、こちらをどうぞ。






それではまた!





カナダ人の多くはその日暮らし 


9月の後半2週間は、パソコンを修理に出していたり、戻ってきてからは、残務処理で1週間忙殺され、合計3週間ブログを書けない状態でした。

去年に引き続き、今年も10月に入ってから台風です。台風直後は暑いですが、他の日は涼しい日が多いです。例年ですと10月の2週目あたりから長袖を着ることが多いのですが、今年は9月中旬から長袖です。

ところでこんなニュースを見つけました。
カナダの公共放送局CBCの2014年9月10日のニュースビデオで、
「カナダ人の多くはその日暮らし」( http://www.cbc.ca/player/News/Consumer+Life/ID/2513965161/ )とい記事です。

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すぐ上の2枚の写真を見てください。
これはCPA (The Canadian Payroll Association )から発表された内容だそうです。
カナダの勤労者の
・51%が1週間給料の支払いが遅れると生活できなくなる
・26%が2,000ドルも持っていない
・39%が借金で途方に暮れている
・12%が借金で自殺したい

という結果が出ているそうです。
根本的な理由は、生活できるだけの給料をもらっていないということのようですが、
お金を借りているうちに支払いが膨らんだり、子供の教育費、家のリホーム、などが原因のようです。

                     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最近日本もその日暮らしの人が増えていると思います。世界的にお金のある人は益々豊かになり、貧しい人は更に貧しくなっています。今も時代が変わっているとは言え、大量生産大量消費型の経済体制は残っています。
それらが時代に合わなくなり、このような現象が見られるのかもしれません。

これからは、家庭レベルで、不要になった品物、ゴミなどを何らかの形で変換し再び使えるようにしたり、燃料にするなど、お金がなくても暮らしていける技術の開発が、新しい成長産業につながるのではないでしょうか。


それではまた!







日常生活もネタになる

8月26日から雨や曇りの日が多く急に涼しいというか寒くなりました。時々晴れの暑い日もありましたが、例年より1ヶ月早い秋という感じです。最近は、ドル円相場で円安になっているため為替で赤字になる輸入案件があったりと、ため息の出る毎日でした。


『華やかな魔女たち』(Le Streghe 1967 イタリア映画)
気分転換に、『華やかな魔女たち』(Le Streghe 1967 イタリア映画)を見ました。この作品は5人の監督のそれぞれの作品が収められています。主演は5作品ともすべてシルヴァーナ・マンガーノさんです。

この作品はテレビでは思い出したように放映されていましたが、日本版のDVDはない様子です。そのためアメリカのAmazonでDVDを購入し秋葉原の免税店で買ったリージョンフリーのDVDプレーヤーで見ています。

◆教訓◆
この映画の出演者は、既にお亡くなりになったかたが多いです。こういう映画を見ていますと、普段考えないことを、ふと考えたりします。

例えば、5作品全てに出て来るシルヴァーナ・マンガーノさんを見て、輪廻転生を考えさせられました。
つまり、異なる環境の異なる境遇で生きる女性を通して、それぞれの人生で何が大切かを学ぶ旅人の話に見えてしまったのです。

最初のルキノ・ビスコンティーさんは、第一話で有名女優の内面の苦悩を描いていましたが、この監督さんの映画は、(異邦人以外全て見ましたが、)悲劇を通して教訓を投げかけるスタイルです。今回も、有名であったり、お金持ちであっても人間は幸せとは限らないという教訓を投げかけていました。これを引きずって残り4話もつなげて見てしまったせいかもしれません。

人間の幸せは、自分が他人や社会に最も貢献できることを見つけ、それを実践し周囲を幸せにすることではないかと、私は思ったりします。地位・名誉・財産といった外にあるものを求めてもダメなのです。人はそれぞれ価値観や役割を持っているようですが、誰もそれを教えてくれません。自分でいろんなことをやって体験から見つけていくしかないようです。しかし、一旦、自分の役割が見つかれば、実践を通した満足感から、自分の価値観が実現されていることを知り、心も安定し充実感も得られるようになります。一流の職人さんや専門家を見て、私はそう思うことがあります。
富を得ても心が貧しければ身を滅ぼしますので、心豊かに、穏やかに、中庸であることが大切だと思います。



◆第5話『またもやいつもの通りの夜』(Una Sera Come Le Altre)◆
この5話目『またもやいつもの通りの夜』(Una Sera Come Le Altre)を見て、私は感心したのです。
つまり、ありきたりの日常をうまく編集するだけで映画という商売になり大金が動いているからです。
人の心を捉えたり動かすことができれば、人はお金を出すということに改めて商売のヒントをいただきました。


あらすじ概要
この5話は、結婚7年目(?)の上品で控えめな奥さんが主人公です。
デ・シーカさんは、この映画のストーリーを考えるにあたり、マリリン・モンローの「七年目の浮気」も頭にあったと推測します。

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夫は仕事から家に帰ってきても、奥さんと満足に会話もしません。話しても受け流したり、話している途中で居眠りしたりしてしまうのです。奥さんはそんな夫に表面では穏やかに話していますが、心の中の妄想では、感情むき出しで夫を罵りビンタを食らわしたり、夫の目の前で不倫して自分にかまってくれない夫に復讐したりと、過激な場面の連続です。そんな奥さんも子供たちのことを思い出すと我にかえります。しかし、満たされない心は収まりません。

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そんな奥さんですが、ついに妄想もエスカレートして、世の男性全てが自分に注目し、自分の歩く後ろを、彼らも一緒について来る姿を想像するようになります。妄想の中で、その男性陣を見た夫が(戻ってこいと言う意味で)自分の名前を呼びますが、奥さんは、それを無視して男性陣を引き連れて行進します。

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最後は大競技場までやって来て、奥さんはそこでストリップショーを始めます。そして下着姿になったところで、競技場を埋め尽くした男性たちは拍手喝采の大歓声を奥さんに送ります。競技場の外では打ち上げ花火もあがっています。

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そんな光景を目にした夫は失望のあまりピストル自殺します。

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夫役は若きクリント・イーストウッドさん



ここで奥さんは妄想から現実に戻り、スッキリした気持ちになります。

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しかし、目の前の夫は、いびきをかいて寝ています。それを見た奥さんは、思わず怒りがこみ上げ、夫を怒鳴りつけます。

驚いて目を覚ました夫は、「何事か」と奥さんに訪ねますが、奥さんはあわてて、「あなたがいびきをかいていた」と誤魔化します。夫は、気持ちを鎮めるため、「これからカモミールを飲むと良いだろう」と奥さんに言います。

奥さんは、自分が情緒不安定になっているのは、夫が原因であることを、当の本人が全く分かっていないと、妄想の中で、泣きながら夫のほっぺたをビンタし続けます。

そのうち奥さんも疲れ果て、いつの間にか寝ています。

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こうして、今日も同じような一日が終わるのでした。こんな内容です。

ところで、この映画の日本語版は出してもらえないのでしょうか。不満ですね。



感想
ビットリオ・デ・シーカさんは、庶民の生活を切り取って、「こんなことある、ある」と登場人物に共感する映画をつくらせるとうまいと思う人です。そして、「人生いろいろあるけど捨てたもんじゃないよ」と言われているような気になります。

私は、今回の映画も、世の奥様方の不満をうまく取り上げ、話を膨らませて面白くしていると思います。そして、この話を見た人も、内容に共感し、ストレスを解消できて嫌なことの多い日常生活に戻っていけます。

私は、デ・シーカさんの描く、人間の生きたあかし、人のぬくもりが好きです。

私も、明日から真っ青な現実に戻りますが、また頑張るとしましょう!





それではまた!








これはイギリス人の強み?


ヒッチコック映画
最近、久しぶりにアルフレッド・ヒッチコック監督の映画を見ました。

ヒッチコックさんの映画は、主人公が何か事件に巻き込まれ、何度となく危険な目に遭いますが、それらをハラハラさせられながらも、無事に切り抜ける内容が多いです。この監督さんは、恐怖を通じた心理操作が上手です。

今回見ましたのは、

*「引き裂かれたカーテン」(1966年)
 西側の科学者が東ドイツに亡命するが、実は西側のスパイであることがバレて命からがら東ドイツから脱出する

*「トパーズ」(1969年)
 最終的に、フランス政府内にソ連のスパイグループが存在することが浮かび上がってくる

●感想
この2作品は、最初の場面で北欧(コペンハーゲン?)が出てきます。
ところで、映画を見終わった感想ですが、今一歩パッとしません。なぜか小さくまとまって平凡なのです。

●ヒッチコック映画の日本での流通状況
ヒッチコック監督は、1953年「私は告白する」〜1963年「鳥」ぐらいまでは勢いを感じます。最近でも、これらは郊外のレンタルビデオ店でさえ見つけることができます。
しかし、それ以外の作品は、DVDショップやレンタルビデオ店でも見つけるには努力が必要です。


●「引き裂かれたカーテン」(1966年)のポイント場面
内容を想像できるようポイント場面をご紹介しておきます。

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東ドイツに亡命 ここから物語は展開します


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自分の正体がばれ監視役を殺害 ここから逃亡劇が始まります


●イギリス人の優れたところ
イギリス人の映画を見て思うことは、ヒッチコックさんのように恐怖を利用して大衆操作をする技術はピカイチだと思います。

また、007映画のように、一般の人から見るとスケールが大きすぎて何が起きているのか分からない大局的な戦略と戦術の立案・実行にも優れています。

スペクターが出てくる作品は、対立する勢力だけでなく、黒幕が裏から両者にちょっかいを出すところは、年季の入ったワルがやることです。

<まとめ>
イギリス人は、気づかれないように行う、陰謀の作戦立案、実行、宣伝戦(=心理操作)に優れていると思います。


1960年代〜にラテン語圏でもスパイ映画はあった
ところで、スパイ映画と言えば、フランス・イタリアにも007と同じ時代に、O.S.S. 117シリーズが出ています。
これらは、日本版DVDがないので、007と比較した文化論を考えることができず残念です。

ヒッチコックさんの「トパーズ」に出ているフレデリック・スタフォードさんは、O.S.S. 117シリーズのいくつかの作品にも出ています。
以下は参考程度にしてください。 

Fuira à Bahia pour OSS 117.jpg
『リオの嵐Furia à Bahia pour OSS 117』(1965) 


他に、
『OSS 117/東京の切札Atout coeur à Tokyo pour O.S.S. 117』(1966)などにも出ています。

1990年代にNHKのBS放送でこれらの一部か全てが放送されていました。私はそれらを偶然見て、イギリスの007とは違うタッチに興味を持ち、機会があれば購入しようと思いました。しかし、現時点で日本版DVDは出ていません。フランス語版ならありますが、英語字幕はないようです。これでは内容が分かりませんので購入していません。残念です。


中途半端ですが、眠いので「おやすみなさい」。


それではまた!



”ウィンドウショッピングをした後、たった21秒の作業で月100万円を稼ぐ49歳富山さんの話http://clinicasp.biz/item/72945/4818/


 
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