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自分を見つめることは大切です

映画館でも見ましたが、最近、 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」 という映画をDVDで見ました。

●極端な世界は分かりやすい
この映画は、実にアメリカらしい極端な世界を描いています。
極端もここまで来ますと、その生き方が良いのか悪いのか容易に判断できます。
一方で、この映画からは、力強いエネルギーをもらえると思います。
私が、思い出したように、人間観察のため、アメリカに行くのもこうした分かりやすさがあるからです。

ところでこの映画の話に戻りますが、主人公が出社初日に、上司に昼食に誘われ、そこで上司から言われることが、追い詰められて自殺しないよう、オナニーと薬物をしろと勧められる場面があります。これは異常です。

この段階で人間性を無視した世界であることが分かります。すべてを麻痺させなくては、前に進めない世界とは、本来社会に存在意義があるのかどうかということです。

●不運は自分の幅を広げる良いチャンス
主人公は、最初の証券会社が1987年のブラック・マンデーで潰れたため、未上場の店頭株を扱う会社に転職します。ここで、店頭株は手数料が50%であることを知ります。上場株の手数料は1%と言っていましたから、ぼろ儲けです。主人公は転職先で良い営業成績をあげているようです。

●売るには需要=必要性を作り出す必要がある
そのうち、主人公は仲間を集めて独立します。その仲間というのは曲者です。各人いろいろな商品を販売していますが、その傍ら薬物も密売している面々です。その仲間をリクルートしている場面で、彼らとレストランでテーブルを囲んでいる場面が出てきます。主人公は、その連中に、ものを売るにはどうすれば良いかを尋ね、みんながうまく回答できないでいると、その中の営業の達人という薬物の売人に、ペンを渡して、主人公にペンを売り込んでくれ、とお願いします。すると薬物の売人は、主人公に、「手元のナプキンに、あんたの名前を書いてくれ」と言います。ペンを持っていない主人公は、名前を書くため、急きょ、そのペンが必要になります。このように、需要を発生させて買わせる ということを居合わせた仲間に教えます。

●大きくなるにはシステムが必要
主人公の新会社は、業績を上げるため、1%の金持ちに、手数料1% の上場株を売り、手数料50%の店頭株も一緒に抱き合わせて販売します。
そのため、主人公は、仲間に、顧客から信用させる営業トークを仕込み、服装もキチンとさせ、会社名も信用できる名前に変えます。これが功をなして会社は大きく成長していきます。

ただ、客よりも自分の利益を最大にするため、主人公は社員たちを馬車馬のように働かせ、息抜きのイベントをやったり、その一方で社内の乱交、薬物などの場面も映画に出てきます。

●無理を続けると破滅する
私は、これを見まして、社員を人間というよりお金を回す道具として、うまく使っているなと思いました。
主人公は社員に、物欲をあおり、おカネ以外は目に入らないよう仕向けています。カネがすべてを解決すると吹き込んでいます。しかし、求めるものが人間性から外れた異常なものなので、社員は、薬物と性で感覚を麻痺させ猛烈に突っ走ります。他人を破滅させても意に介さず、自分だけ良ければ良いという活動は、人間を破壊します。

●出る杭は打たれる
ところでこの映画に戻りますと、主人公の会社は大きくなるとFBIに目をつけられるようになります。私は株のことは分かりませんので、なぜ目をつけられているのか分かりません。映画を見る範囲では、自社が幹事をつとめた新規上場株を所有して利益を得たことが理由と思えます。そして、主人公は逮捕され、刑務所でも、お金の力で自由に過ごしたという説明が短く流れ、出所後にセールストレーナーとして活動している場面で映画はおしまいになります。

wolf of wall street


●感想
この映画を見て思ったことは、私たちは、社会のシステムから利益を得る特権者のために、考える余裕を奪われ、ひたすらお金を回す道具として扱われているということです。私たちは、性格的に破たんしてもおかしくない環境でしぶとく生きています。このこと自体はすごいことです。

このような世界から抜け出すためには、まず自分が活き活き出来て、人からも感謝される活動を見つけることです。そのような分野で活動すればするほど、自分の中から太陽のようにエネルギーが溢れ出し、その結果、自分自身が活き活きし、周囲も元気にすることができます。一方で、その居場所を確保するには、新しく何かを企画し、それによって、収益を産みだすシステムを構築する力も必要になります。

皆さん、仕事を離れたところで、じっくり自分を見つめ直してみましょう。


ご興味のあるかたは、こちらをどうぞ!



それではまた!





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