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トロント散歩 12

トロント散歩 12


●トロントに滞在して覚えていること●


CNタワー界隈の道


皆さん、お久しぶりです。最近忙しくブログが書けず申し訳ありませんでした。

ところで、CNタワーまでPath(地下道)で行けるのかと思いきや、そうではないようです。帰国してから、トロントのPathの地図をインターネットで見つけることが出来ましたが、それにも、今のところ、地下道はCNタワーにつながっていません。

<トロントの地下道(Path)の地図>
http://www.toronto.ca/path/pdf/path_brochure.pdf


これを見ますと、私が、何度かユニオン・ステーションからイートンセンターまで地下道だけで歩いてみようとしましたが、行けなかった理由が分かりました。この地図を見ますと、地下道の両サイドにビルが隣接しているのではなく、地下道はビルを通り抜けてつながっているのです。私の場合、日本の感覚で地下道の両サイドに、ビルがあると勝手に思い込んでいたため、地下道からビルに入りますと、そこで地下道も終わりなので地上に出なくてはいけないと思い、その都度、地上に出ていたのです。地下道(Path)の地図を知っていれば、ビルに入っても、そのビルの別の出口から地下道は伸びていますので、その出口を探し、再び地下道を歩き続けていました。残念です。
トロントの地下道探索をお考えの皆さん、私のような失敗をしないよう、事前に地下道の地図をチェックして、ビルに入っても地下道が伸びている、そのビルの別の出口を探すようにしましょう。


ところで、私はCNタワーに行くのに、Front Street → Simcoe Street → Bremner Blvd(CN タワーがあるところ) → Navy Wharf Ct → Blue Jays Way → Front Street と、一周するように歩きました。


Front Street からSimcoe Street を撮影


Convention Centreの敷地からSimcoe Street を撮影
道沿いにビル工事の現場がありますが、覆いをしていないため、工事で出るホコリの煙が、まともに道まで溢れ出していました。


Rogers Centre からBremner Blvdを撮影
Bremner Blvdに入ってからは、
コンベンション・センター(展示会場)→ CNタワー→ ロジャー・センターと建物は並んでいます。
トロントはトヨタの車がタクシーに使われています。ハーバー・フロントに近いので行ってみようかと思いましたが、寒いので行くのをやめました。ところで、この辺は観光客らしき人をよく見かけます。


Bremner BlvdをNavy Wharf Ct に向かって撮影
ロジャー・スタジアムは大きすぎます。歩いてもなかなか終わらず、まだ続くのかと思いました。



Navy Wharf Ct から Blue Jays Way 方面に向けて撮影
このあたりは、新しいビルが多いです。突き当りの道(Blue Jays Way )を右上に登っていきますと、Front Streetに戻れます。








つづく

トロント散歩 11

トロント散歩 11


●トロントに滞在して覚えていること●


トロントのオフィス街

トロントのオフィス街といえば,私の歩いた印象では,南は、Union Station前のFront Streetあたりから,北はDundas Street west,東は Yonge Street, 西はSpadina Avenue で囲まれた範囲という感じでした。

まず高層ビルが多いユニオン・ステーション界隈ですが,マンハッタンと比べると穏やかな印象です。

リーマンショックの頃に,マンハッタンに行きましたが,アメリカ人の根性はすごいと思うことがありました。金融街でスーツをバシっと決めた男性が,画用紙のような紙に「雇ってください」(簡単なプロフィールもやや小さな文字で書いていたような気がします)というようなメッセージを書いて、胸と背中にぶら下げて,道行く人に訴えかけていたり,高層ビルの入口のあたりで,ドアマンのような感じで、これまたスーツで決めた男性が,ビルに出入りする人々に,片っ端から,仕事があったら雇ってほしいと声をかけている光景を見たり,マクドナルドのようなファースト・フードの店内でも、ホームレスが、順番待ちのお客に、小銭を恵んでほしいと紙コップを持ってお願いして回っていたりと,すごく積極的なのに驚きました。

日本では,まず見ない光景だからです。裏を返せば、生存権を十分に確保できないため,必死にならざるをえないのかもしれません。その一方で,豪華な高級リムジンを乗り回す高価な衣装をまとった人々など、いろんな人を見かけました。これは資本主義というより自分本位主義と、それが、もたらす結果だなと私は思ってしまいました。こういう光景を見ますと,商品の販売価格を下げるため,工場を海外に移転して、従業員をクビにするのはいいのですが,安い商品であっても,最後は商品を買えるお客がいなくなってしまえば、話にならないということを考えてしまったり、この関連で思い出すのは,食べ物を買うお金がなく困っている人がいる一方で,豊作だからといって、値崩れを防ぐため、農作物を破棄したり,同じく値崩れを防ぐため、作りすぎた商品を人知れず大量破棄したり(資源の無駄と環境破壊)と,資本主義は弊害も多いことを考えるきっかけになったりします。

トロントは,こういった過激な光景を見ることはありませんので,世の中の矛盾を考えさせられることも少ないのです。




ロイ・トムソン・ホールの前(地下鉄 St AndrewからKing St West を歩いてすぐ)

道を渡っている男性を見てください。結構ラフな格好です。私は、トロントのオフィス街で、ラフな格好で仕事をされているかたを、よく目にしました。シドニーのように、のんびりしたところでも、高層ビルが多いオフィス街は、上下お揃いで白のワイシャツにネクタイという人が目立ったので、これは、トロントの特徴かもしれません。ガツガツしないでマイペースという印象でした。

東京を思い浮かべますと、顔色の悪い疲れた表情のサラリーマンが、同じようなスーツにネクタイという姿で、個性を殺して貨幣制度を回す部品として、生きているように見えてしまうことがあります。たびたび、東京近郊では、人身事故で電車が遅れる、止まるなどが発生していますが、これは人間として、最後の、社会への抵抗に思えて悲しくなることがあります。人間が部品として生きていくことしか許されない、それが、現在の日本かもしれません。社会環境に慣れすぎて、私たちは感覚が麻痺しているのでしょうか。今の世の中を見ますと、食料・エネルギーを自給化したり、生産と同じスピードでリサイクルできるような方向に、技術開発をしたり社会のしくみを変えて、お金がなくても生活できるようにしていかないと、これからも増えていく生活出来ない人を助けきれないと思います。また、人間として、自分の価値観とか特徴、それを活かした役割を果たして、社会の中での自分の存在・自分の居場所を確認できるようにしていかないと、精神的に病んだ人を救えないと思います。こういった対策も世界的に必要かと思います。


Canadian Broadcasting Corporation

今日も話が飛んで申し訳ありません。フロント・ストリート沿いと言ったほうが良いかもしれませんが、カナダの公共放送局であるCBC(Canadian Broadcasting Corporation )の中を通り抜けてきました。ここは、日本のNHKと違って、見学コースはないとのことでした。10畳ぐらいのスペースに過去の番組の写真のパネルとその説明をしたところがあったり、小さな売店がある程度です。










私は、最近、CBCのビデオニュースは見ませんが、前は時々、なぜかこの局に関しては、健康に関するニュースをよく見ていました。砂糖はタバコと同じで常用して中毒になるので、使用に規制を加えるべきだとか、板チョコに、小さいスプーンで9杯分の白砂糖が含まれているので、体に良くない、とか面白いニュースが多かったからです。しかし、いちいち自分でニュースを探して選ぶのが面倒なため(時間的に余裕がない)、カナダの放送局に関しては、最近、数分間にまとめたCTVのニュースダイジェストを見るぐらいになってしまいました。

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つづく








トロント散歩 10

トロント散歩 10


●トロントに滞在して覚えていること●


CNタワーから

 トロント滞在中の記憶が薄れかけていましたので、このブログで書く内容を考えていくためにも、まず印象に残っていることを先に書いてきました。

 今回トロントに行ったのは、もともと出張が目的でした。しかし、行く直前に予定が消えたり、私の仕事関連では、特に調べたいことは、トロントには、ありませんでした。それでも、午前中は何か仕事に結びつきそうなことはないか調べたり、午後も出かけて探してみましたが、特にこれというものがなくそのまま1週間が過ぎてしまいました。

ところで、今日は、CNタワーから見た写真で、次回以降のテーマを考えていく意味でも、トロントのダウンタウンに触り程度に、触れてみたいと思います。私は観光地らしきところは、ほとんど行っていません。しかし、CNタワーは、そんな中で訪れた数少ない観光地の一つです。


CNタワーの西側

ユニオンステーションから線路が伸びています。



CNタワーの西北側

西北側は、ユニオンステーションのすぐ近くだけが高層ビルで、ダウンタウンと言えど、すぐ近くから住宅地が広がっています。



CNタワーの北側

ユニオンステーションのすぐ近くだけが高層ビルということが分かります。



CNタワーの東北側

私は、この方角にはあまり行かないで終わりました。



CNタワーの南側
この湖の反対岸は、アメリカのニューヨーク州です。この日は晴れていましたが、モヤがかかったような状態で、反対側の岸はみえませんでしたが、逆に、視界がよく反対側のアメリカのニューヨーク州が見えることはあるのでしょうか.


私が、トロントで回ったのは、主に、

*ユニオン・ステーション界隈のオフィスビル
*イートンセンターの界隈
*ブロアストリートのごく限られた範囲
*ヨークビル・アベニューの狭い範囲

です。次回からは、これらの場所別に書いていくことにします。


つづく











トロント散歩 9

トロント散歩 9


●トロントに滞在して覚えていること●



今日も忘れそうなことを覚えているうちに書いておきます。

トロントの街を歩いて

 前回まで、トロントのTTCの職員、お店の店員の態度が悪いという話が多かったため、トロントは最悪と思われたかたもいらっしゃるかもしれません。しかし、お店と公共交通機関以外では、そんなことはありませんでした。穏やかで話しやすい人が多かったと思います。

 今日は、トロントから日本に帰国するときに、飛行機で隣の席だったカナダ人(=中国系ベトナム人)のかたとお話したときの内容から、思いついたことを書いていこうと思います。

 そのかたは、ご夫婦で、これから1ヶ月の休暇をとって、ベトナムのご兄弟の家に遊びに行くところだとお話されていました。そのかたは、メカニック(整備工)をしているということでした。筋骨隆々とした、がっちりした体格のかたで、見た目は、サントリーのボスのCMに出てくるトミーリー・ジョーンズさんを東南アジア系にした感じのかたでした。現在は、トロント近郊に住んでいるそうです。順番は忘れましたが、中国の上海近郊、ベトナム、インドネシアで生活したことがあるそうです。言葉も中国語、ベトナム語、インドネシア語(こちらは、かた言だそうです)、英語と話せるそうです。私がそのかたと話し始めた当初は、主にカナダの給与水準で、ベトナムに暮らすとかなり贅沢ができるなど、物価の話が多かったのですが、気候の違い、文化の違い、などの話もされていました。そのうち、ご自分がカナダに来たいきさつもお話になり、南ベトナム政府が崩壊したので、難民としてカナダに渡ったそうです。他の兄弟もカナダ、アメリカなどに渡って行ったということでした。

現在はそのかただけ外国(=カナダ)に残り、他の兄弟は皆ベトナムに戻ったそうです。ご本人は、カナダに来たときは、20ドルしか手持ちがなく、英語も話せず、白人でもなかったため、仕事探しに非常に苦労されたそうです。就職出来てからは、英語が分からないため、誰とも話さず、もくもくと働いたそうです。そして、30才ぐらいで、エンジニアリング系学部の大学に進学・卒業したそうです。このかたは、商人ではありませんが、中国、ベトナム、インドネシア、カナダの実情にも詳しく、その気になれば、それらの国の価格差、商品の違い、文化の差に目をつけて今すぐにでも、貿易ができるような人でした。

 このような移民のかたは、現在住んでいる国だけでなく、他の国のことも分かる人が多く、生まれてこのかた日本で暮らしている私のような人間より、はるかに視野が広いです。この関連でお話すれば、トロントの各国住人の集落も、自分の国の文化をそのまま持ち込んでいますので、自分の出身国についてもちらん分かりますし、カナダのことも分かっています。 また、その子供の代になりますと、学校の友達を通じて友達の国についても理解しています。

英語だけ話す人々も、カナダだけでなく、アメリカ、イギリスなど英語圏の他国の情報や商品が、身近にあるため、自分の言葉で、直接、他国を理解できるという強みがあります。普段から何気なく自国と他国を比較しながら、その差を埋めるものを、自国や他国に、持ってきたり、考え出すこともしやすい環境にあります。これは、大変うらやましいと思います。アメリカやイギリスより、カナダ、オーストラリアのような英語圏の傍流の国のほうが、自国だけでなく、他の主導的な英語圏の国のことを、より多く取り上げているような印象があります。


 一方、チャイナタウンも、そこに住む中国人は、中国語圏の商品をそのまま持ち込んでいるため、カナダに住みながら、自分の出身国を体験出来ていますし、外国(香港、シンガポールなど)の華僑を通じて、他国のことにも精通しています。私が興味深く覚えていることとして、漢方のお茶なども、メーカーは分かりませんが、ニューヨーク、シドニーでも見た同じものを、トロントで見かけたことがありました。彼らは、その商品の輸出者などを通じてお互いにつながっていて、情報交換しているんだろうなと想像したことを思い出しました(実際は違うかもしれませんが)。

この関連でもう一つ思い出したことがあります。それは、かなり前ですが、集英社文庫「マンビジネス」マーク・マコーマック著 深田祐介・植山周一郎 訳 という本に、ベネズエラのラファエル・ツデラという、元はカラカスで小さなガラス製造工場を経営していた人物が、石油業界・海運業界に参入する経緯を書いています。それは、自分が参入したい業界の仕事を始めるお金や商品がなくても、困っている人々を結びつけて問題解決をしてあげることで、見事に業界に参入したという話です。

<1番目:業界参入に活用した情報>
*アルゼンチンで年間2千万ドルのブタンガスを買いたがっている
*アルゼンチンでは牛肉が余っており、政府は牛肉を外国に売りたがっている

この2つを知ることで、アルゼンチン政府の石油関連担当官に
「もし、アルゼンチンが2千万ドルのブタンガスを、自分から買うと約束すれば、2千万ドル分の牛肉を買います」と申し出てアルゼンチン政府から契約を取る。

<2番目:活用した情報>
*スペインのある造船所が業績不振で閉鎖されかかっており、スペイン政府は困っている

これを知り
「もし私から2千万ドルの牛肉を買ってくれるなら、2千万ドルの超大型タンカーの建造を、この造船所に発注します」と申し出て、スペインは、アルゼンチン政府から2千万ドル分の牛肉を買うことを約束する。


<3番目:活用した情報>
*ブタンガスも販売するフィラデルフィアのサン・オイルという存在
「もし、スペインで建造中の2千万ドルの超大型タンカーの雇船契約を結んでくれるなら、2千万ドルのブタンガスを買います」 

これで、自分のお金は全く使わず、希望の業界に参入できたという話です。

 ベネズエラのラファエル・ツデラさんは、スペイン語圏の人です。スペインは北半球、南米は南半球です。スペイン語を話す国はたくさんあります。それを自分の言葉で、環境の違う他国情報をたくさん収集できます。これは常に自国と他国を比較出来る環境にあるということです。その結果、その一歩先の、違いを組み合わせて問題解決をする練習も、たくさん出来たのだろうなと私は推測したのです。

 日本では、日本語の世界と言いましても日本だけですので、まず比較する対象の国の言葉を勉強して、それから、その国との違いを比較し、やっと、その違いから何かをするということで、日本人の場合は、この段階で止まりがちです。しかし、英語圏やスペイン語圏のように、同じ言葉を話す、環境の違う外国との違いから、何かを常に考えられる環境にいれば、その先の段階でもある、複数の違いを結びつけて、問題解決しながら何か新しいことを創造する練習もしやすくなります。私は、このことは、非常にうらやましいと思います。


ところで、

オーストラリアが本社の旅行代理店 フライト・センター
(Bay Streetだと思います )

この会社は、シドニーの至るところで見かけたのですが、トロントでも何ヶ所かありました。同じ英語を話す国なので、外国であっても進出しやすいのでしょうか。私は、この旅行会社を見たときに、昨年、シドニーで道に迷った時、道を聞いた若いご夫婦が、「カナダは冬の寒さが厳しいので、自分たちは2年前、温暖なオーストラリアに引っ越してきて、ご近所の人もいい人ばかりで、住みやすく満足している」という話を思い出しました。外国への移住なのに、国内の引越感覚で話しているのが印象的でした。日本と比べて活動範囲のスケールが違います。



Front St で見かけたビル


CNタワーの隣の水族館建設現場

トロントで見かけた工事現場は、覆いが充分ではないので、工事現場で出るホコリの煙がそのまま路上に飛び出してきます。周囲への配慮ということでは、日本のほうが進んでいます。

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つづく





















トロント散歩 8

トロント散歩 8


●トロントに滞在して覚えていること●





昨日の続きです。今日も忘れそうなことを覚えているうちに書いておきます。

トロントの街を歩いて

 最初の数日は、チャイナタウンのそばにいながら、チャイナタウンは通過するだけでした。ところがチャイナタウンを歩いたりお店の中に入ってみると、良い印象なのです。チャイナタウンに良い印象を持ったというのは今回が初めてです。チャイナタウンの強烈なにおい、客の扱いが荒っぽいのは他の国のチャイナタウンと同じですが、トロントのDundas St. と Spadina Av. のチャイナタウンでは、結構強引な客引きはあるものの、お客がいらないと言えばそれ以上強引に売りつけることはありませんし、自分の店にお客のほしいものがなければ、お客のほしい商品は、どこの店にあるかまで教えてくれることがありました。また物を買わないで店を出ても、不機嫌そうにお客を見送ることもありませんでした。これで良い印象になるのですから、他の店がいかにひどいか想像できるのではないでしょうか。もちろん良い印象の店もあることはあるのですが、印象の良くない店のほうが多いという意味です。

 中国人の印象がなぜ良く思えたのか典型的な例を挙げますと、クイーンストリートのスーパーマーケットのロブロウやドラッグストアのショッパーズを知る前のことですが、ホテルの近所のストリートカーの通る、日本で言えばコンビニに淘汰されて消えていった駄菓子屋タイプの店に、サンドイッチ、サラダ、果物、ミネラルウォーターを買いに行ったところ、店に入ったときは、その店のオーナーと思われる白人の年配男性が、にこやかに、グッドイブニング、と言ってきました。その時、私の対応をしたのは従業員らしき中国人の中年夫婦でした。そして、私は探している商品がなかったので、店の中を一回りしてから出たのですが、中国人の夫婦は、何事もなかったように、グッドナイトと言って私を見送ってくれたのですが、一方、白人の年配の男性は、私をにらみつけるような表情で見送っていました。これは、印象がよくありません。

 チャイナタウンは、香港、台湾、中国、日本、その他のアジアの国の商品を幅広く扱っているお店もあり、アジアの商品の受け皿になってくれているようです。カナダのスーパーのロブロウで覚えていることですが、フリトレーのポテトチップスのようなお菓子は、日本の同じ商品の2倍以上のサイズなのですが、日本の「かっぱえびせん」と同じくらいのサイズで、韓国のノーシンのオニオンリングが、0.98ドルぐらいで入っていたり、ケーキ菓子タイプのパックもカナダの商品は大きなサイズですが、台湾製の大福のパックでパッケージは日本語で書かれたミニサイズのものが、現地の普通サイズ(日本人の感覚ではジャンボサイズ)の隙間を埋める、ミニサイズの安い商品として入り込んでいます。

 私は昨日も書きましたが、日本の小売業が、日本で現在流行している商品を、商業ビルのような感じでトロントの繁華街に出店し、日本人従業員が日本のサービススタイルで接客すれば、日本の会社は、現地のお店を潰すくらいの力を持っていると思います。私は、日本という一つの分野で、新しい市場を確立できると思いました。日本製をチャイナタウンで売るのではなく、日本企業が箱物を現地に建てて、日本製をブランド化して、もっと付加価値をつけるべきだと思いました。これをやれば、更に日本製商品の売上は伸びると思います。

 トロントは治安は良いと思います。マンハッタンのお店で見かけるような、店の入口で荷物を預け、ガードマンに見張られながら、ゲートのような装置をくぐり抜けて、お店を出入りするところは、トロントには、ありませんでした。



チャイナタウン(Dundas St.)

 この地域のチャイナタウンは中国人だけでなく、近所のいろんな人が買い物に来ています。 ところで、トロントで見かけた果物、野菜ですが、日本と比べると生命力を感じません。生気を抜かれたような感じの果物、野菜でした。




セントローレンスマーケット

 ここの野菜、果物も日本に比べて生命力を感じませんでした。




イートンセンター


イートンセンターのインディゴという書店やアメリカが本部だというキッチン用品のお店などは、テーマごとに、異なる分野の商品をひとまとめにして売っていました。日本のヴィレッジ・バンガードのデパート版といったところでしょうか。

 インディゴ(本屋)は、デザート(?)の本のところに、紅茶、コーヒー、甘味料、マグカップなどのギフト品も一緒に並べて売っていたり、お酒の本のコーナーでは、グラスや万年氷として使える石なども一緒に売られていました。

 キッチン用品のお店は、調理器具だけでなく、売っている調理器具で作れる料理の本、調味料、その料理に合うワインなど、商品だけでなく使い方も一緒に提案する売り方でした。また、お店のレイアウトも見ていて楽しいものでした。



 こういう発想が日本のお店は欠けていますので、日本の小売業は、もっと海外に出かけて、日本と違う発想を、積極的に取り入れてほしいと思いました。小売業は情報産業だと思います。

 イートンセンターのシアーズというデパートも見ましたが、電気製品売り場を歩いてみますと、店員が話しかけてきたので、見ているだけですと言うと、自由に見てください、写真を撮りたいときは10ドル払えば撮っていい(これは本気か冗談なのかは不明) ということでした。売り場を見て思ったことは、商品があまりにも巨大なので驚きました。掃除機などは、これ持ち上げられる人はいるのだろうかと思うくらいばかでかいものもありました。 商品を見て回ると、ワールプール、GEが主流で、食器洗機(?)で、1〜2点 韓国のサムソンとLGの商品があるだけで、日本製はゼロでした。

イートンセンターと同じビルだったか覚えていませんが、マンハッタンでも見かけたベストバイは、日本製の液晶テレビ、パソコンなどがありました。しかし、徐々に日本の影は薄くなっていますね。
前は日本企業も冒険的な商品を出していましたけど、今は無難な商品ばかりで、安く商品をつくれる国に徐々に市場を奪われているようです。 


ブロアストリートを歩いているときに見つけた本屋のインディゴ

ここトロントでも村上春樹の英語版の小説が何冊もありました。公文の小学生向けドリルもありました。漫画(グラフィック・ノベルティー)は、マンハッタンやシドニーの本屋のように、本棚1つを全部占領するような量ではなく、本棚の2段ぐらいを占めるような量でした。

それから、ブロアストリートを歩いているときに、HMVを見つけましたので中に入ってみました。007のシリーズが字幕付きが5ドルで売られており、、安いと思いました。それで、ハリー・パーマー・シリーズの国際諜報局(イプクリス・ファイル)がないか店員さんに聞いたところ、端末のところまで連れて行かれ、イプクリス・ファイルのスペルが分からないので教えてほしいと言われたので、外国人の私が教えることになり、なんだか奇妙な気分になりました。



ヨークビル・アベニューのフランス語の本を扱っている書店

ここも入ってみましたが、新聞のところに、一回新聞を開いたら購入していただきます というような注意書きがありました。こんな注意書きがあるということは、新聞を立ち読みする人がいるということです。また、それが許されるお店がある可能性もあります。国民性の違いを感じました。



トロントのお店を見ていますと、商品の販売元はカナダの会社になっていますが、アメリカの会社が作っているものを売っていることも多く、私のような現地を知らない外国人には、アメリカの一地方都市という印象を受けてしまいます。商品を探す気でトロントに来ている人なら、私と違って、いろいろな発見はあると思いますが、私のように何も考えず、ぶらぶら歩く範囲では、惹きつける商品に出会うことはありませんでした。カナダは寒い国なので、防寒対策商品に絞って探せば、何か面白い商品に出会えるかもしれません。







つづく

トロント散歩 7

トロント散歩 7


●トロントに滞在して覚えていること●



記憶の薄れかかっていることを忘れないうちに書きます

今回は、忘れかけていることを覚えているうちに書いておきます。

トロントの人々の服装

失礼になるので写真は撮れませんでしたが、地下鉄や郊外の住宅地で見かける人々の服装ですが、生地やデザインは、東京、神奈川、千葉、埼玉で見かける人々のほうが良いものを着ているという印象を受けることが度々ありました。一方、ユニオン・ステーション付近のオフィス街では、そのような印象を受けることはありませんでした。



スーパーのLoblaws(Queen Street West) ここは、1階が服の専門店、2階がスーパー、3階が洋服を含む生活雑貨という売り場構成だったと記憶しています。服の値段は覚えていませんが、紳士服、婦人服とも日本で売られている商品のほうが、生地、作りともしっかりしているという印象を受けました。



トロントの店の印象


日本の都会のお店のほうが、お店の飾り付のセンスはいいのではないかと思うこともしばしばありました。


日本でも見かけるLush(Queen Street)。ここも日本のお店のほうがセンスがあるように感じました。他にも、写真はありませんが、Claire'sも日本のお店のほうがセンスがあると思いました。


それから、生活雑貨、食料品、衣類、化粧品、化粧品雑貨など、日本のほうがサイズが小さいことも多いのでなんとも言えませんが、日本のほうが値段も安く、しかも品質、デザインに優れているのではないか、と思えることも一度や二度ではありませんでした。日本はデフレで苦しんでいるうちにかなり競争力をつけたのではないかと思います(昨年行ったシドニーでも同じことを思いました)。

もし、カナダのように商品表示を英語とフランス語というように2カ国語表示にすれば、(日本の場合は、日本語と英語で良いと思います)トロントでもかなり売れそうな気がします。日本の商品はカナダのスモールサイズと標準サイズのちょうど中間ですし、商品内容も彼らと違う隙間商品ですので、積極的に売り込めば売れると思いました。

トロントでは、チャイナタウンに、日本商品を扱っているお店が多いという印象を持ちましたが、チャイナタウンは強烈な匂いがしたり、お店の印象もゴチャゴチャしていますので、消費者の無意識に不衛生で安っぽいというイメージを与えている可能性があります。そこで、渋谷のロフトのような感じのビルに日本のお店が流行商品を並べれば、日本製品がトロントの市場を制圧するのではないかと思えたのです。制圧しなくてもある一定の位置は確保できると思います。日本企業の皆さん、もっと自分の会社の商品に自信を持って積極的に海外に売り込みましょう。

私は、なぜこんなことを書いたかといいますと、日本の接客業は世界一だと思うからです。トロントの、特に専門店に多かったのですが、最初はニッコリ話しかけてきて、こちらが物を買わないで出ていくと、打って変わったように、ふてくされたような表情でお客を見送る店員さんが多かったのです。これはお客にとって不愉快だと思います。私は10ヶ国ぐらい行っていますが、こんな不愉快な思いをしたのはトロントが初めてです。こういう場所に、日本の商品と日本のサービスを提供すれば、現地の店よりはるかに競争力はあると思いますので書かせていただきました。

それから、これは私の想像ですが、YouTubeは外国人への商品宣伝にかなり役立っているのではないかと思うのです。チャイナタウンで日本のお菓子を置いてある、お店のほとんどに、グリコのポッキーはありました。YouTubeで日本のCMを見ますとポッキーは、他のコマーシャルより外国語の書き込みが多いように思います。言葉の分からない外国人にも、ユーモラスという意味で、何だこれは、と思わせるコマーシャルはインパクトが大きく、それが大きな宣伝効果になっているのではないかと想像してしまいました。こういうお金をかけない宣伝もバカにできないと思いながらポッキーを眺めていました。


トロントは弱者にやさしい


トロントを歩いていますと、これも失礼になるので写真を撮っていませんが、一人で、車イス、乳母車のようなものの助けを借りて歩いている人の姿をよく目にしました。そして、周囲の人も、さりげなく、それらの人に手を貸してあげているのです。日本の首都圏では、見ることのない光景です。


繁華街、住宅地の緑のあるところにリスがいる



ホテルからQueen Streetに行く道中で見かけたリス

街のど真ん中にもリスがいるので驚きました。






つづく


















トロント散歩 6

トロント散歩 6


●トロントに滞在して覚えていること●

また、今回もコメントありがとうございます。アメリカでもカナダのコインが使える所があったというお話は初めて知りました。世の中知らないことが多いです。

TTC(Toronto Transit Commission)について

今日は、公共交通機関のTTCについて書いてみたいと思います。私がよく利用していたのは、Dundas St. を通る505番のストリートカーと地下鉄のYonge-University-Spadina Line とBloor-Danforth Line がほとんどでした。他の路線の利用回数は、せいぜい1〜3回ぐらいだと思います。


ストリートカー


停留所に留まっているストリートカー(これは、Queen St だと思います)

ストリートカーの乗車位置は、車も通る車道であることが多く、車にひかれはしないか不安になりますが、停留所に向かって車道を横切る歩行者がいると、車は必ず止まってくれるところを見ますと、交通ルールで停車が義務付けられているのかも知れません。


それから、ストリートカーの運転手は、非常に不機嫌な態度で乗客に接する人が多かったです。バスの運転手や地下鉄の駅職員も概ね乗客に不機嫌そうな態度で接していました。これは非常に不愉快です。



ストリートカーの運転手の席の後ろに、「1日に少なくても一人のTTC職員が暴行を受けている。1人でも多すぎる。TTCは職員の暴行に黙っていない(つばを吐きかけたり、こづくのも含むようです)。TTC職員を暴行すれば、最大2,000ドルの罰金,もしくは6ヶ月未満刑務所に入れられるとあり,このどちらのケースも犯罪歴に残る」ということが書かれています。私は、これを読んで暴行を受ける原因をつくっているのは職員のほうなので、こんなことを書かなくても良いよう、態度を改めるのが先だと思いました。


地下鉄



駅に入るときは、パスを通す必要があるのでパスを改札の機械に通したり、どこを通せば分からないときは、駅員に見せるので、パスや乗車券は必要です。



ところが、駅から出るときは、乗車券やパスを自分のポケットから取り出すことなく、そのままバーをくぐり抜けるだけなのです。つまり乗車券は回収されず自分の手元に残るのです。



自分が立っている地下鉄のホームは、どこ行きなのか最初は全く分かりません。しかし、写真のように次の駅はどこと書かれていますので、それで行き先がわかります。黄色のYonge線は、それだけでなく、ホームの柱のうち、どの柱かには必ず路線地図があり、矢印で進行方向を示しているので分かりやすかったです。 緑のBloor線は路線図のある柱を見ることはありませんでしたが、路線図のある柱もあるのかもしれません。不慣れな外国人にとって、地下鉄に乗るのもストレスなので、まず最初に、駅で無料路線図をもらったほうがよいでしょう。



つづく




トロント散歩 5

トロント散歩 5


●トロントに滞在して覚えていること●

カナダでは、小銭ならアメリカドルを使える

まず,トロントで驚いたことですが,小銭はアメリカドルも流通していることです。アメリカドルのお札は使えないということですが,1セントとかダイムのレベルですと,カナダでもアメリカドルは使えるとのことでした。買い物をして、お釣りにアメリカの小銭が混ざっていることが時々あり,最初はびっくりしました。


トロントでは英語とフランス語の両方の表示になっている

商品の表示でも,その他でもトロントで見かけるものは英語とフランス語の両方の表示になっています。これには驚きでした。英語とフランス語を同時に学びたい人には、うってつけではないでしょうか。また,いろいろな民族ごとの集落も適度に散らばっていますので,カナダは英語圏ですが,いろいろな文化も体験でき,バランス感覚を身につけるには良い場所かもしれません。


オンタリオ・サイエンス・センターでの説明は,全て英語とフランス語の両方でされていました。CNタワーの説明書も英仏2カ国語表示でした。



お菓子の説明も英仏2カ国語表示でした。




滞在中に自分で飲むために購入したアイスワインティーですが,これも英仏2カ国語表示でした。
このお茶は、カナダ産ではなくスリランカの会社の商品でした。このように、一見、カナダ産の商品に見えて、実は外国産の商品であったことも時々ありました。


●中国人、韓国人はある一定の勢力を形成しているらしい●



空港で見たこの表示の中に日本語はありません。中国語と韓国語です。TTCの無料路線地図の解説も日本語はありませんが、中国語と韓国語はありました。住人の数がそれだけ多いということだと思います。数は力ですね。




つづく




トロント散歩4

トロント散歩 4


●トロントに滞在して覚えていること●

今回からやっとトロント滞在中の話に入ります。このブログを書こうと思い、トロント滞在中の写真をチェックしたところ、なんと1,000枚近くもあるではないですか。しかも、まだ数週間前のことなのに、何の写真か覚えていないものも出てきています。地図を見ないで適当に歩いていたのが影響しているのでしょうね。

最初の数日は、外出しても自分がどこを歩いているのか全くわからず、土地に慣れることを心がけました(と言っても、ストリートカー、地下鉄に慣れ、土地感もついてきたのは帰国の前日でしたが)。


早く、安く、食事ができるフードコートは便利だった


最初はレストランに行ってましたが、チップを二重どりされているような感じがしたり、あるいは、メニューを見てもどんな料理か分からないということもありましたので、オフィスビルやショッピングセンターで見かけるフードコートで食べるようになりました。このようなフードコートでは、自分の食べたいものを自分で選んだり、自分のほしいものだけをお店の人に取ってもらってトレーに入れるというスタイルでした。料金は、重さでいくらという感じです。レシートをくれる店は希でしたが、レストランと比べますと安いですし、チップを支払う必要もありませんので気が楽でした。レストランでは、最低でも13〜15カナダドルは取られると思います。普通にレストランで食べると20ドル以上ということも珍しくありません。


Eaton Centre の地下にあるAkasiro。 日本料理店ですが、お店の人は韓国系のようでした。「いらっしゃいませ」は日本語でしたが、あとは日本語が全く通じません。私は、野菜うどん、味噌汁、シャケのにぎり2個、で19.04ドルでした。お店の板前さんは私が食べている間、不安そうに私の食べている様子を見ていました。ここはレシートをくれました。




フードコートは繁華街でも1回の食事は、10カナダドル未満で納めることが可能です。郊外ですと6ドル未満で食事できるところもありました。


フードコートの事例(Eaton Centre の地下のフードコート。私は、ここで食事をしたことはありません。)



St Andrew駅近くのオフィスビルの地下で見つけたフードコート。下の写真の料理ですが、これで9.65カナダドルです




セブンイレブンやサブウェイでは、朝の食事を持ち帰りで買っても6〜9ドルぐらい使うことは、よくありましたので、フードコートで食事をするのはお勧めではないでしょうか。


ここは帰国前日に歩いたQueen StからCNタワーを写したものですが、サンドイッチのSubwayはトロントのあちこちで見かけました。Tim Hortons にいたっては、もっとたくさんありました。


次回はまた2日後に書くと思います。
それでは、またよろしくお願いいたします。


つづく




トロント散歩3

トロント散歩 3


●宿泊したホテルとその周囲について●

ブログの投稿に不慣れで相変わらず戸惑っています。
さっそくコメントまで投稿していただきありがとうございます。ご返事の出し方が分かりませんので、この本文で、改めてお礼申し上げます。「ありがとうございます。」

ところで、私はThe Grange Hotel というほぼチャイナタウンにあるホテルに泊まりました。ここはダウンタウンですが、

・1泊7,000円〜7,200円で泊まれたこと、
・インターネットが使える

という理由で選びました。

交通機関は、空港からですと

・192番のバスでBloor-Danforth line の始発駅Kiplingまで行き、
・地下鉄始発駅Kiplingから乗車して、 Bathurst駅で下車。
 そして、地下鉄の改札を出て、階段を上って地下鉄出口目の前の
・ストリートカー乗り場で511番に乗り込み、Carr St駅で下車して、

徒歩5分以内です。

 住宅地の中にあり、似たような家が周囲にたくさんありますので、最初は道に迷うかもしれません。ちなみに、この近所に、まったく同じつくりのデザインでホテルの名前だけ違うAlexandra Hotelがあります。そちらと間違えやすいのでご注意を。こちらのホテルは、フロントの職員は年配者もおり、お客に親切という印象でした。

 The Grange Hotel のほう もフロントは1名ですが、私が宿泊していた1週間で見かけたのは、中国系の20代と思われる男性2名とインド系の男性1名の計3名でした。




 ホテルの入口ドアは、建物の中から外へは出られるのですが、外から中へは、二重ドアのうち、奥のドアが朝と夜は開けないため、入口ドアの右側にある、出入り自由の管理人室という感じのフロント側から出入りすることが多くなります。



ホテルの前です。写真の右の道を進み突き当りを右(バックする感じ)に行くとQueen Street です。Queen Street には、スーパーのLoblawsや、ドラッグストアのShoppers Drug Martがあり、安く買い物ができます。私は、帰国の2日前にそれを知りました。Loblawsを知る前は、Dundas Streetを歩いたり、ストリートカーを使ったりして、ホテルから離れた7-Eleven ,Tim Hortons, Subwayで朝食用のサンドイッチ、サラダ、果物、飲み物を買いに行っていました。

 ところでLoblawsですが、日本のスーパーと比べますと、1つの商品の量が、2〜4倍あることが多く、値段だけでは高いと思いがちですが、1つ買って3日ぐらいに分けて食べれば割安です。果物パックは日本のイオンですと390円ぐらいのものが、7-Eleven では4.5ドルぐらいしました。しかし、朝8時ごろに行ったLoblawsの賞味期限切れに近いメロンは0.9ドルで買えたりと掘り出し物にも多く出会えます。こういう情報は、ホテルの部屋を清掃しているおばさんたちが詳しいです。

●Loblaws
- Queen Street West585 Queen Street WestToronto
http://www.loblaws.ca/LCLOnline/store_details_landing_page.jsp?storeId=5200002

●SHOPPERS DRUG MART- Queen & Bathurst
(Loblawsの近く)
http://www1.shoppersdrugmart.ca/en/store-locator/store-993.aspx

●SHOPPERS DRUG MART - Queen & Beverley
(地下鉄の駅へ行く途中にある店。夜中までやっている)
http://www1.shoppersdrugmart.ca/en/store-locator/store-1414.aspx




私の泊まったホテルは台所や冷蔵庫があり調理ができる環境でした。

調理をするという前提であれば、LoblawsとShoppersを有効に使えば、食費を1日1000円以内で済ますことも不可能ではありません(私は調理をしませんでしたが)。





2枚上のホテルの前の風景を撮影した写真を、今度は右ではなく左に行き10メートルぐらい歩いた突き当りを右に曲がると目に入ってくる光景です。

風で落ち葉がカラカラと音を立てながら流されていく様子には、心まで寒くなってきます。トロントの10月は東京と比べますと寒いです。晴れていますと日中は暑いと感じますが、太陽が出ていないと、朝と夜はコートを着ていてもマフラーがほしくなります。





もう一つ上の写真を、さらにまっすぐ行きますと、Dundas Streetが見えてきます。それがこの写真です。

このDundas Streetを右に曲がってまっすぐ進みますとチャイナタウンに突入です。中国語の看板が多く、カナダに来ている感じがしません。あるとき、チャイナタウンのスーパーに入ったところ、店内は清潔で、いろいろな人種の人が買い物に来ていました。また、品物も日本で売られている商品と同じくらいのサイズで値段もかなり安いという印象です。おまけに、レジでもきちんとレシートをくれますし、割れ物などはクッションがわりに新聞を巻いてくれるなど、配慮をしてくれるところが意外でした。この店に入る直前に、Shoppersでふたをしてある惣菜のスープを買ったのですが、そのままレジ袋に入れられ、歩いているうちに近くから食べ物の匂いがすると思ったら、スープのフタが外れ、スープがレジ袋にこぼれ出て容器の中が、ほぼ空になっていたという体験をした後でしたので、このことが強く印象に残っています。余談ですが、お茶やメープルシロップも、安いと言われる(?)セントローレンス・マーケットよりもチャイナタウンのほうが安かったと思います。

 ホテルに着いて最初の数日は、フロントの人が中国系の人でしたので、食事関連はチャイナタウンを教えてくれたのだと思います。インド系のフロントの人は、クイーン・ストリートを教えてくれ、そちらに行きますと、カナダに来たと実感できる雰囲気でした。ホテルの前の道を右に行くか左に行くかで、全く違う世界が展開するのは、非常に興味深いことでした。




つづく

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