金沢で買ったおみやげ。
その1
金沢クラフト広坂さんにて。
高原曄子さん制作の加賀てまり。
父からもらった1眼デジにつけました。
写真を撮るときリンと鳴る。
最初は、音が耳につくのではないかと思ったけど、
音はほとんど聞こえない。
実際はリンリン鳴っているようですが、
カメラに集中しないと写真が撮れない私の耳には
障らないのでよしとする。
その2
more treesのバッジ
こちらはほおの木を使ったもの。
あ。
おみやげ2つともまるい。
私を知っている方なら、気づくかもしれないですが
私の持ち物、『まる』が多いんです。
というのも『まる』には深い思い入れがあって、
とてもすきなかたちだから気になってしまうのです。
まるはやっぱり美しい。
かたちだけではなく、日本語の響きもすき。
くちにすると、ちょっと気持ちがやわらぐから。
ところで、
わたしのブログ、Yen circle morningも実は『まる』なんです。
タイトルを考えているとき、
どうしても「まる」が入れたくて。
Yen circle morning
日本語の「円」(まる)は他国語で「Yen」と「circle」
また、円のようにつながっていく、
ポジティブな象徴として「朝」を取り入れました。
タイトルを考えながら、改めて思ったことがあります。
お金の「円」と、
さまざまな民族から神や美の象徴としても扱われるかたちの「円」
が同じ語であること。
それはなぜなんだろう。
答えは調べずに考えてみました。
末に、私なりにこのブログのタイトルに想いをこめました。
アートはお金ではなく、繰り返す生活です。
しかし、アートが生活の一部になるためには円・縁(お金の意味も含め)が必要
たくさんの作家が制作できるようになるには、
たくさんの人の好奇心が必要なのです。
自分自身、作品を作っていて、
「将来はどうするの?」
「作品つくってなにになるの?」
「資源の無駄」
さみしい発言をしばしば耳にすることがあります。
それは身近に、アートが発見できないからではないでしょうか。
余裕のなさか、それとも本当にないのか。
アートもアーティストも特別なものではなく、
誰にでもあるものなのに。
簡単なことを言えば、
部屋のインテリアはアートです。
生活を豊かにする立派なアートです。
きれいな部屋だけでなく、散らかった部屋も。
毎日の食事など、間違いなくアートにちがいありません。
それだけでこころがひろーくなる。
選んでいる服やメール。会話も。あなたの体も。
たくさんのアートな出来事が日々、そのへんに落ちているのです。
広がることなく、落っこちてしまっている。
なんてもったいないんだろう。
あの影の美しさや、角砂糖のいびつさ、ひとりひとりの手のかたちの違い。
どれにも発見があって、ドキドキするのに。
生活をアートにすると、毎日がわくわくすることを
どうにかして伝えられないか。
それがアートブロガーになろうと思った経緯です。
ぜんぜん金沢と関係なくなってしまいましたが・・・
このブログをアクセスした方、これもなにかのご縁です。
たくさんのアートで円をつくっていけたらいいなと思います。
Go to KANAZAWA FIN!!