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Go to Naoshima 5

おなかを満たしたあとに向かったのは・・・
豊島美術館。


言わずと知れた豊島美術館
こちらには島キッチンから歩いて向かいました。
のどかな田んぼの間の道をすりぬけながら、
ぽっかりうかぶ海までてくてく。



すっきりとした写真になっていますが、
実は灼熱の太陽を浴びて、
今にも溶けそうになっていました。

ぐるり。
ぐるり。
見えているのに、なかなか着かない豊島美術館。


西沢立衛さんと内藤礼さんの作品です。



まるで古墳のようです。
西沢さん、SANAAの作品はいつもどこかお墓っぽいように思っていましたが、
こちらは特にお墓っぽかった。
お墓、古墳という方が正しい。

美術館に着いても、
たどり着くまでの道が決められていて、
中に入る人数も制限されていて、
そのあたりもどこか浮世離れした雰囲気。

お墓、古墳、というよりも、
あの世に近い印象を感じました。

浮き世のような、
夢、生死の狭間のような曖昧な。


中に入ると、もっと驚きました。

ここはどこでしょうか。
私はどのようにしてここまできたんでしょうか。

闇雲に歩くと、
浮かんでいる水たちを踏んでしまう。

そっと、そっと確かめるように歩く。

やがて、空間に慣れて、
空気にふれることができる。
風を感じて、音が聞こえることを知る。

ここはどこでしょうか。
は変換されて、
音だけになって、
胸の中にひびきわたる。

わたし、も
どこ、も
線になって
面になって
ひろがっていった。


かんがえていたことってなんだったっけ。

くる前に感じていたごたごたが浄化されていく。

浄化、それがぴったりな空間でした。

また、ぜったいにいきたい場所。



Go to Naoshima 4

そしてお昼になりました。

食べたのは、島キッチン!



こちらは安部良さんの作品です。
安部さんといえば、
するところでも母校アサビでも大変お世話になっている、
谷山さんの旦那さん。

建物は「となりのトトロ」のおばあちゃんちを想像させる
大きな屋根が特徴。
横からみると、埋まっているようにも見えて、
角度角度によってまるで古来の生き物・・・そう、虫!に見えました。

残念ながらお食事は外では食べられず、
室内のみのため、
いちばんおもしろい造りの場所では食事をしていないのですが、
ぐるぐるまわってあらゆる角度から堪能しました。

ちなみに、ぐるぐるまわったといえばトイレ。
どこにあるんだろーと2周まわっていた私。

建物で迷うのはだいすきです。
発見万歳!

miracle

そのむかし、
とある決心をしたときから、
わたしのそばにいるウサギ。

今日はわたしの留守をまもる。

道ばた

たちあがる!わたしも!

9月11日。
グッズプレス澤村さんからご招待いただき、
drink 4 tohoku 〜立ち上がれ、呑ん兵衛〜
に行ってきました!

お酒も東北もだいすきなので、
このイベントに行かない理由は無い!



朝方の雨で心配だったのですが、
開始時間の夕暮れ時には、
うっすら銀の月がのぼり、まさに、お さ け ムード!



お食事を待ちながら・・・のビア!



今日は飲みたい気持ちを満タンに溜めたので、
お酒がとにかくおいしい。

たくさんの方とお話が出来て、
とってもハッピーでした。

きょうもいちばん幸せでした。
飲み過ぎて、海馬がぶっこわれても、
わすれないよ。わすれない。

みなさんありがとう!








3月11日。
たくさんのものがおおきくへんかした。
わたしのちかくでも、いっぱいこわれた。
こわくてこわくて、いっぱい泣いた。

自己中心的な考え方は良くないと、
思う方も多いかもしれない。

でも、せめて自己中心的に
自分のことだけを考えてみたらどうだろう。

何がいいのか、
何をしなくてはいけないか、
きっと見えると思う。

誰のために、
それは、「誰か」が決めることなのだから。

Go to Naoshima 3

彼女、あいこちゃんが案内してくれたのは
ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラーの「ストーム・ハウス」

アトラクションのようだ、と最初は思いましたが、
じっと10分間その部屋にいると、
まるでおばあちゃんちにいる気分に。
夏休み、おばあちゃんち、よく知らない親戚達、雷、大雨。
その雰囲気が良かった。
怖くて、わくわくして、寂しい。
いつか帰らなくてはならない気分。

ぽたぽたと流れていく雨粒を見ながら、
永遠の夏休みを思い、
外に出ると・・・・

かっきーーーーーん

日差しまぶし。

現実はやってきた。
そうだ、私はこんなに大きくなったんだわーとしみじみ。

あいこちゃんは・・・
いなくなっておりました。

小学生の頃、よく知らない大人に話しかけたりしてた自分が重なった。

勝手に話しかけて、勝手に遊びの一部にしてた。
記憶はほとんどないし、
思い出すのはずーっと歳をとってから。

そんなもん。

でもだからこそ、あれだけめまぐるしく過ぎる1日を
たっぷり消化出来ていたんだな、と思う。

話がずれた。


続いて向かったのは
ピピロッティ・リスト

彼女の作品を見るのは何度目だろう。
初めて見たときのことを憶えている。

見た目も色もかわいい。
チープな雰囲気がどこか残酷。
汗だくのベコ帯のかんじ。
でも着ていたのは、こどもじゃなくて、つんつるてんの大人なの。

作品はピピロッティ・リスト「あなたの最初の色」
映像です。
室内を見上げる形で、まるいスクリーンを色が泳ぐ。
きれいに流し込んでいるというよりは、
ぐちゃぐちゃを楽しんでいるように見える。



あなたの最初の色。
それは、母の胎内から生まれたときの色だろうか。
それとも、母に宿ったとき?
あるいは、母のへそと別離されたとき?

いや、私が、私だと認識したとき?

私にとって、世界が変わった瞬間を覚えてる。
初めて、鏡を知ったときです。
自分と、他人と。
全く同じ物をおなじように見ることができないこと。
色やかたちについて、考えるようになった、あの小学2年のとき。

その瞬間を思い出しました。

この作品についてどうか、
それを考えることはとても楽しく重要ではありますが、
いちばんの発見は自分の中にあると思います。
それを気づかせてくれる作品は、
きっと、どんなものでもそう。
だから、私は、誰のどんな作品でも、見るのが大好きです。

また話ずれた?

つづく。



Go to Naoshima 2

豊島に着く頃には、日中の温度は30°以上に。
日陰は多いものの、立ってるだけで汗だらっだら。

みなさん、夏に行くときはてぬぐいがおすすめ。
現に私はてぬぐいを滞在日程分持っていきましたが、
汗はふけるし、首もと涼しいし、お風呂で体も洗えるし。
そして、かわいい。
とんとん拍子ななびょうしです。

てぬぐいで汗をふきつつ向かったのは、
あちこちに散らばる作品たちのもと。

まず最初に訪れたのは、
青木野枝さんの「空の粒子」

遠くから見ると、
線は背景に溶けてしまう。
繊細な作品だと思って近づくと、
まるで生き物ののように四つん這いになっている。
いろんな角度から見ていると、
あたりの景色につながっていく。
境界線を楽しめる作品でした。



私は海とつながっていく様をぱちり。
つながっている?
それとも記している?

あちこちに広がっていく線と
もどってくる線を感じた。

ところでこの作品を見ていると、
「水、飲め!」と謎の助言をする少女にでくわした。
あいこという名前の彼女は、このあたりの子らしい。

水を飲め飲めと勧められてわきみずをいただき、
わーおいしーと言ったのもつかの間。
すぐにガイド役になってくれて、
このあたりを案内してくれるとたのもしい。

いっしょにいたパグ犬を連れて
さくさく進んでいく。

まさにカモシカのような足で
とにかく足が速いので、
なかなか追いつけない。



ある程度進んでは、私たちを待ってくれる彼女。
彼女が意気揚々と案内してくれた場所は・・・

つづく

Go to Naoshima 1

8月の終わりに、直島→高松に行ってきました。
スケジュールはさほどきっちりは決めず、
夜行バス2日と直島、高松それぞれ1泊の旅。

夜行バスはすきとニガテのはんぶんずつです。
すきなところは、普段眠っている時間にバスに乗るとこ。
そしてパーキングエリアに寄れるとこ。
とくに後者は、免許を持っていない私には、普段の生活ではなかなかできません。
しかも夜に!それだけでわくわくします。

きらいなとこは、きちんとは眠れないこと。
すきな理由のおかげでわくわくして眠れないこともありますが、
やっぱり窮屈。
心はリラックスしているつもりでも、朝は体がくったくたになっているから。

というわけで、くったくたで岡山に着き、
開き開きの時刻表のなか、のんびり時間をつぶしながら宇野港へ。
飛行機で高松に行って、そのまま豊島コースをさまざまな方に勧められましたが、
岡山に降りてみたかったし、行ったことのない場所の景色を
出来るだけ多く見たかったので、岡山にしました。

キーンとまぶしい日差しは、夜行バス開けにはとってもこたえる。

海風もしみる。

そして船の時刻表はむずかしい。

あちらをたてればこちらがたたない。
それが根本にあるって知ると、ちょっと楽。

なら、あっち。
なら、こっち。
と予定をちょこちょこ変更しながらの旅。

まずは今日、豊島に行こう!
ほぼ行き当たりばったりで決まった。

船も1時間くらいかかるって着いてから知って、
最初はがーん!となったものの、
船に1時間乗るなんて久しぶり!
乗ってみるとドキドキがとまらないのです。



豊島の場所を把握していなかったため、
あれが豊島?
といちいち島に反応してわくわく。





もうすぐ豊島に着くよ。

それまでは海をながめていよう。




つづく

道ばた

ふらっとそこに、ある風景

道ばた

みちばたのしゃしんをとる旅



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プロフィール

しらくまいく子
携帯アプリのシナリオライターと、    『するところ』のライター、ポエガールをしています。
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