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Go to Hiroshima2

広島へやってきた目的。
その1番がマルニ木工さんの工場見学でした。
みなさん、マルニ木工さんはご存知でしょうか。
私はその名は知っていながらも、なんとなく高級なイメージがあり、
自分とは無縁の存在と思っておりました。
しかし、SHIBAURA HOUSEオープンの際、
1階のリビングに並べるイスをデザインするワークショップが開催され、
私はそのときにライターとしてマルニさんとお話させていただくきっかけをいただいたのです。
世界のマルニ木工。
その言葉は頭の中に渦巻き、緊張してかちこちになったワークショップでした。
(その時の記事はこちら
そのご縁がきっかけで、営業の方と知り合う事が出来、
今回の工場見学につながったのです。


工場を見学していちばん驚いたことは
ひとつひとつの作品に人々の手が余す事無く関わっている事。
私が無知だったのかもしれないのですが、
工場から浮かぶイメージでは、
多くの機械がひしめき、人の手はその管理に回っていると思っていました。
特に価格を知っていると余計に驚きました。
これほどまでに細部にまで人の手で丁寧に作り上げていることを考えたら、
料金がかなり安いと思ったのです。
工場、というよりも工房です。
職人が手や時間をかけて作った作品です。
そしてもうひとつ、
お忙しい中、工場の方々がとてもあたたかく説明をしてくださったことが
私の心に強く残りました。
ことばだけではなく、私が傍にいるときにわざわざ作品の様子を見せていただけたり、
笑顔で、そして真摯に作品と向き合っている姿を見る事ができました。
また、マルニさんでは、他者の製品の修繕までも職人さんが行っていると伺いました。
永く使ってほしい、その想いが伝わってきて、とても熱くなりました。
次回はマルニの東京ショールームにも伺いたいと思っています。
本当にありがとうございました。




最後に。


とても残念なお知らせがあります。
残念であり、情けなく、ここで発表することがためらわれたのですが、
やはりお世話になった方にはお伝えする必要があると思い、
こちらで公表いたします。

先日、私は広島に旅行に行ったのですが、
その際、撮影で保存したメモリ(CF)が壊れていました。
読み込むこともできません。
特に、広島のマルニ木工さんで撮影した写真が、
1枚残らず見る事が出来なくなってしまったのです。
こちらの工場へ見学に行かせていただいたことは、
本当に本当に有り難いことでしたのに。
自分が情けなくて仕方ないです。

しかし、写真がなくても、
言葉で伝えることができると思い、
こちらにはつたない文章ですが、残させていただきました。

お世話になった皆さん、大変失礼いたしました。
そして、ありがとうございました。

この記事へのコメント

   
プロフィール

しらくまいく子
携帯アプリのシナリオライターと、    『するところ』のライター、ポエガールをしています。
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