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2019年08月27日

助けて。

助けて

お願い助けて

もう殺して

誰でもいい

もう終わらせて



誰にも届かない

わかってる

お願い助けて

矛盾してる



お腹がすく

痛みを感じる

それが許せない

生きたいと欲しないでくれないか



中に眠ってる人格とやら

いるなら出て来て

もう代わって

何も感じたくない

分離でも何でもいいから

代わってほしい

もう眠らせて



いないならいないと言って

代われないとはっきり言って

一人ではもう受け止め切れない

せめて何も感じないように

誰にも迷惑かけずに終わらせて



もう殺して

お願い助けて
posted by 理琉(ワタル) at 23:45 | TrackBack(0) | 人生観

2019年08月26日

潔く捨てて、捨てて。

まだ動く気力がある内にと、
午後いっぱいかけて家の中の不要なものを整理した。

せっかく家と身体以外を一通り失うなら、
すっきりさっぱりしようと思ったのか、
手放すならゼロに近くしようと思ったのか。

わからないが、ひとまず潔く、きれいさっぱり行こう。



雑紙や、古布、ダンボールなど、
資源として出せるものは
すぐ近くにある無料の資源回収施設へ。

それ以外は大きなごみ袋にまとめる。



大好きなKERAブランドのブレスレットやチョーカー、
やっと集めたものなので惜しい気持ちが出てくる。

だけど今はKERAのアイテムを買ったり
ファッションを楽しむ時ではない。

泣きたくなる気持ちを抑え、
心を鬼にしてごみ袋へ。



ほとんど空にしたと思ってた押し入れから、
結婚式の時にもらった大きなキャンドルが出てきた。

誰のせいでもないとわかっていても、
人間はそこまで高潔な聖人ではなく、
黒々とした毒が自分の中から生まれてくる。

負の感情に支配されてしまいそうになったので、
早急にごみ箱へ。



今年の冬に届いた、
障害年金の不支給決定通知書。

さっきのキャンドルとは違う意味での
漆黒の毒感情が湧き上がってくる。

だけどこれは、迫りくる生活保護の申請時に
他の手当ての利用をすべて検討し尽くした証明なので
残念ながら捨てられない。

狂ったように破り捨てたい衝動を抑え、
できるだけ目に留まらないよう、
「大切な書類置き場」の一番隅っこに隠した。

※「障害年金、落ちた。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/99/0



大きなごみ袋の塊がたくさんできたが、
部屋の見た目はそこまで変わっていない。

まだ空っぽという印象は薄い。

やり始めるとスイッチが入ってしまうので、
まだ捨てたい願望は強いが、

今日はひとまずこのくらいにしておこう。



家の中を引っ掻き回してモノを捨てるのは、
その時々のライフイベントを思い起こさせて
なかなかに感情が上下する。

次の休日、もしその感情の上下に耐えられるなら、
また断捨離大会を再開しよう。
posted by 理琉(ワタル) at 00:06 | TrackBack(0) | 人生観

2019年08月25日

お金への欲が減った。

失うものを一通り失い、
今は少し活動できるものの無気力になり、
生活保護の申請間近という状況になった。

今のところ残っているのは身体と家だけになり、
いいのかどうなのかわからないが、
一つ大きな心境の変化がある。



お金に対する欲が減ったこと。



前回、祖母の家に帰省し
大掃除を手伝った後でお小遣いをもらった時、

就労移行支援事業所に通い、
毎月の工賃をもらった時。

もちろん嬉しいけど、例えば
「これで今月乗り切れる」という安心感や
「今ピンチで助かった」という安堵感は特にない。



諦めと投げやりな気持ちは多分にあるだろう。

今、いくばくかの額を持っていようと、
生活するにはどうせ足りないし、

生活保護を申請する時に
すべて無くしてしまうんだから、と。

極端な言い方をしてしまえば
”焼け石に水”なのかも知れない。



むしろ、いや実際そうなのだが、
お金がただの引換券にさえ見える。

何に換えておこう、
しばらく生き繋ぐための米かな、

商売道具のPCに万が一があった時のために、
もう一台ノートPCを揃えておこうかな、
という程度。



先だって、ついに最終回を迎えた”こち亀”に
こんな名言がある。
金をよくみろ日本銀行券とかいてあるだろ
すなわちこれは馬券や入場券となんらかわりない

ある日突然無効となったらただの紙だ
だからこそ使えるうちに思いきり使うのだ!


『こちら葛飾区亀有公園前派出所』74巻 より

「使えるうちに思いきり〜」のくだりはともかく、
お金の本質を突いている。

幸せや充実感、生きがいはお金そのものじゃない。

お金を引換券として得られる何かだってこと。



今、手元にある幾らかのお金を何に換えるかを
ようやく考えられるようになった昨日今日だが、

その前までは必要なものどころか
欲しいもの、食べたいものすら思い浮かばなかった。

”マズローの欲求五段階説”は今の僕を実に的確に表している。

今持っている”日本銀行券”では
第二段階の”安全欲求”が満たせないのだから、

自己実現や承認欲求など、
上の階層の欲求が出てくるはずもなかった。

だからお金に対する欲が減り、
目標を見失って無気力になったのかも知れないなぁ。



肯定的に言えば、お金に執着しなくなった。
否定的に言えば、”焼け石に水”状態に投げやりになった。

日本銀行券に対する欲求や捉え方が
今度どう変化するのかはわからない。

けどとりあえず、一度でもお金への不安や執着を
捨てるに近い感覚を持てたことは良かったと言っておこう。


posted by 理琉(ワタル) at 20:48 | TrackBack(0) | 人生観

2019年08月24日

失業保険の給付終了。

失業保険の給付、残り19日。

最後の認定日、ハローワークへ行った。



起き上がるのすら面倒なくらいの無気力さ。

午後から就労移行支援事業所へ行くので
何とか午前中に行かねばと、
重い身体を引きずって行った。



何日分の収入かの数字を書き間違えた。

そのことを窓口で聞かれるも、
まともに受け答えができない。

就労移行支援事業所へ通所していない日も
まさか通所したと申告したのでは、
という疑いをかけられたが、

そこだけは何とか否定し、
書き間違えましたと言って何とか手続きが終わった。



もうこれで来月までに生活保護を申請しなければ
逃げ道がなくなった。

現在の収入は家賃のおよそ4分の1。

家すらも確保できない。

あまりの絶望感から、
そのまま行った就労移行支援事業所では
作業開始5分で倒れてお役御免。

抜け殻のまま帰宅の途についた。



雨が強く降っていた。
近くのベンチで少し雨宿りした。

最近、何かで読んだ短編小説の一節を思い出した。

死神は「死にたい」「生きたくない」
と言ってるようなやつは殺したがらない、

本当に死にたいなら、
死神が殺したくなるくらいに生き続けろ、

そんな内容だった気がする。



その日、朝から何も食べていなかった。

実の家族と不仲、離婚、失業、障害年金に落ち、
行政的に最後の手段(と言われている)生活保護も間近。

さらに気力もなくし、
起き上がるのも一苦労なくらいに無気力。

あぁ、失えるものは一通り失ったなぁ。

何もないや、と思ったらスッキリしたのか、
開き直ったのか、少しだけ気力が戻り、
食事をとることができた。

「生きていたくない」と言ってる僕のところには
死神は来てくれないかも知れないじゃないか。

そう思うと、生き続けることを止めたいと思ってる自分は
損をしていたんだな、などと皮肉に思えた。

とぼとぼした足取りが少し、足早になっていた。



今、これを書いている時点では
まだ開き直りの余波があるのか、
少し気力が戻り、何かをしたがっている。

だけど、いつまた無気力に戻り、
孤独感と八方塞がりな状況に絶望し直すかわからない。

だから再び無気力になり、何も書けなくなる前に
これを記しておきたい。





posted by 理琉(ワタル) at 20:15 | TrackBack(0) | 人生観

2019年08月23日

自分の横顔が視界に映りながら生きている。

自分を右側から見た横顔を見ながら生きている。

こう書くと不思議に聞こえるかも知れない。

以前、自分が世界から浮かんでいるような感覚だと
書いてみた時に、自分の横顔が見えることに少し触れた。

「浮かんだ世界。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/270/0

自分の視界に映る横顔を詳しく表してみる。



視界に現れては消える自分の横顔は
前髪で目が隠れている。

顔の輪郭はくっきりした線ではなく
ぼんやりぼかしたように曖昧。

円い額縁に飾られた絵画かスタンプか、
そんな雰囲気も出している。



電気がついた部屋のはずだが、
顔の周りは深緑色が強い。

そのせいか、肌の白さが余計に目立つ。

円い額縁の内側は黒い線が引かれ、
その外側をやや鈍い金色の金属が覆う。

昔どこかで描かれた古い肖像画に見えなくもない。



視界のどこに映るかと言えば、
右目側にはなぜか映らず、左目でだけ見える。

ぱっと現れるとすぐに左下か、右下へ移動し
やがて消える。

目の前に見えているものを遮るわけでなく、
目の前のものに重ならないように浮かんでくる。
(何だか変な表現だ)



なぜいつも右側から見た横顔かはわからない。

だけど角度も背景も決まっている。

目が隠れているのも、輪郭がぼやけているのも
決まっている。

視界に現れるとそこへじっとしてはおらず、
左右の下側へ移動して消える。

上に移動することはめったにない。

まばたきした瞬間に割と現れやすいが、
じっとしていても不定期に出現する。



何を夢みたいなことを、と言われるかも知れないが、
これが僕の視界に映っている事実。

他人に話したことはない。

理解されないことが怖いんだろう。



僕は理由を調べたり分析するのは好きだが、
運勢やスピリチュアル的なことはあまり信じていない。

だけど自分の目にいつも映ることだから、
理由や原因を知りたくてたまらない。

病院の先生に話したら
「幻覚」と言われるかも知れない。

自分の横顔をいつも見ながら生きている人が
もし僕の他にいるならば、語り合ってみたい。


posted by 理琉(ワタル) at 23:11 | TrackBack(0) | 人生観

2019年08月22日

生きていたくない矛盾。

もう生きていたくない



こんなに言いようのない寂しさがずっと続くなら

自分の世話も、何もかもに意味を見出せず

誰に助けを求めることもできず

生きている時間分、苦しい気持ちがずっと続くなら



もう生きていたくない

だけど自殺する勇気もない

いくじなしで、矛盾している。



自宅で首でもくくったら

ここが事故物件になって多くの人に迷惑をかける

電車の人身事故や交通事故なんて

もっと多くの人に迷惑をかける

自分の”生きていたくない”という勝手な願望のせいで

人に迷惑をかけたくない



どうやったら誰にも迷惑をかけず

生きることを止められるんだろう

家に残っている精神安定剤を全部飲む

過去にやったことがあるけど

意識を失いかけただけで終わった



リストカットくらいでは致命傷なんて付かない

そこで致命傷を付けられるくらい度胸があるなら

もっと早くにやってるはずだ

生きていたくない目標を達成したいはずなのに

それすらできないなら

本心では死にたくないんだろう

だけど生きているのもただ辛いんだろう

生き続けること、生きるのを止めること

どちらに進んでも苦しいんだろう

だから悩んでるんだろう



親にとって僕は依存の対象であり愛される存在ではなかった

それがわかった時から、人との結びつきとやらが空虚になった

人を信頼すること、絆、愛情、そんなものは上っ面だと

だったら最後に自分を救えるのは自分

そう思うと余計苦しくなる



自分だけでは生きていたくない気持ちに抗えなくなった時

人との結びつきを信頼できないと助けを求めることもできない

全部自分で何とかしないといけないのか

そんな八方塞がりが続くともうどうでもよくなる

自分の中でいくら辛いと連呼したところで

誰にも響かないし状況は好転しないとわかると

何をやっても虚しくなり、生きたい理由がなくなっていく



こんなに苦しいまま延命して何になる

この苦しさを感じる時間をわざわざ延ばすなんて

何をやってるんだろう

そんな虚しさが止まらないのに

生きている証である空腹に襲われると

それすらも嫌になる

このまま食べなければ終われるのか

そんな思いすら大きくなる



生きていたくない

この苦しみから抜け出したい

生きている限り続くなら

生き続けていなくてもいい

もう楽になりたい

その方法は生きる先にあるのか

生きるのを止めたその先にあるのか

どちらでもいい、連れて行ってほしい



もう楽になりたい
posted by 理琉(ワタル) at 17:28 | TrackBack(0) | 人生観

2019年08月21日

無気力な日々。

2週間くらい前から、何にもやる気が出ず、
身体が重くてだるい無気力な状態が続いている。

かつて、大学卒業後まもなく鬱病になり、
入院はしなかったが1ヵ月くらい寝たきりになった、
その時と同じような感覚で生きる理由が見つからない。

→「父との関係。(5) -大学〜就職-
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/43/0



家事でできているのは洗濯。

食事の準備、掃除、片付けができなくなり、
ほとんど何もなかった部屋のそこかしこに
置きっぱなしのものが雑然と置かれている。

通所している就労移行支援事業所も、
ここ1週間は朝から通うことができず、
午後からの通所となってしまっている。



洗面や入浴は毎日できてはいるが、
自分の世話をするのすら面倒になり、
生き続けることすらも面倒になっている。

非常にまずい兆候だと実感してはいるが、
どうすれば抜け出せるのか見当がつかず、
抜け出せなくてもどうでもいいと思ってすらいる。



まずい…。



目前に迫った生活保護の申請に対する不安、
就労移行支援事業所にすらまともに通えない自分、
稼ぐ力、生き続けたいという気持ちすら湧かない自分、

そして、きつい時に誰にも頼れない孤独感。

こんな八方塞がりな状態がずっと続くなら
生きていたくない、生き続けるのが面倒、

そんな投げやりな気持ちが、
何とか変えてやろうという気持ちを簡単に押し潰している。



あれほどやりたいことがたくさんあった自分は
一体どこに行ってしまったんだろう。

自分の世話すらも面倒になって、
現実感のないぼんやりした世界を虚ろに見ている、
どうしてこんなことになってしまったんだろう。

かつて鬱病になった時は時間をかけて立ち直れたが、
今回はさすがに頼る人が誰もいない中、
自分だけで何とかできる気がしていない。



どうしてこんなことになってしまったんだろう。

やりたいことに溢れていた自分は、
どこに行ってしまったんだろう。
タグ:鬱病 無気力
posted by 理琉(ワタル) at 23:55 | TrackBack(0) | 人生観

2019年08月17日

浮かんだ世界。

ここ1年くらい、自分が地面から10センチくらい
浮いたような感覚がずっと続いている。

足は地面に着いている。
ちゃんと地面を踏んで、地面を蹴って歩いている。

走れば息が切れるし、つまづけば痛い。



けど、頭と視線は浮かんでいる。

何かが起きる、誰かがしゃべる。
それが目の前であっても現実感がなく、

自分が見聞きしたことを
地上の自分に教えてもらってるような感覚。

自分が二人いるわけじゃないけど、
地上にいる自分と、少し浮いている自分が
何となく独立してるように感じる。



こういうのを「離人感」と言うのだろうか。

何か声をかけられても、それは地上の自分と
浮いている自分のどちらに言われてるのか
わからなくなる時がある。

ちょっと前に、好きだった景色を見ても
好きな場所に来ても心が動かなくなったことを書いたが、

この動かない心を抱えてぼけっとしている瞬間も
やっぱり自分は浮かんでいた。

→「感情が消えた。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/268/0



道を歩いていると聞こえる車の走る音、
スーパーに行けば聞こえてくる騒がしさ、

色んな音が突き刺さるようだったのに、
今はヘッドホンを通して聞いているように
外の世界がぼやけている。

見える景色もまるで薄い膜がかかったように、
ぼやけて曖昧で、現実なのか夢なのかわからない。



誰かと話したり、聞いたりしたことは
必ず自分の左斜め下に見える自分に教えてもらう。

だから僕はいつも、自分の右側から自分の横顔を見て、
それが視界のどこかに映っては消えながら、
現実世界を泳いでいる。

幻覚と言われればそれまでかも知れないが、
僕は地上の自分の横顔を見ながら生きている。

必ず右側から。



今の自分が感じていること、見えている景色、
聞こえてる音を言葉で表現するとこうなった。

感情が動かなくなったのは最近数週間だけど、
浮かんだ感覚や横顔を見ながらの生活は前から続いている。

知りたがりの僕は正体を知りたくてたまらない。

スピリチュアル的なことは信じていないけど、
もし自分の内面に深く入り込むことができるなら、
正体を突き止めに潜り込んでみたい。
タグ:離人感 鬱病
posted by 理琉(ワタル) at 23:24 | TrackBack(0) | 人生観

2019年08月15日

感情が消えた。

お盆、帰省、
祖母や親戚と過ごす時間。

来るたびに癒やされる自然。



だけど今回はどうしてだろう、
あんなに好きだった自然の中を歩いても
感情が動かない。

泣きそうになるぐらい、
「今回が最後」と覚悟して毎回来てるのに、

感情が消えてしまったように
ただ淡々と散歩して帰ってくる。



人間はすごく便利にできていて、
その感情を感じてしまうと耐えられない、と
無意識に判断したら、

自動的に心に蓋をして、
何も感じないようにするらしい。

どこよりも来たい場所に来てるのに、
これほどまでに感情が閉じてしまってるのは、

きっと今の僕は喜怒哀楽を感じるのに
耐えられないと無意識に判断してるからだろう。



メールアドレスは残し、電話番号を消した実家から
「不安だから構ってほしい」と言わんばかりの
長文メールが来ていること。

そう遠くない未来に迫っているかも知れない
生活保護の申請、そして却下の恐怖。

客観的に見ると、自分の生活がいよいよ危うい中で
さらに負担がかぶさってきていた。

だから、「これ以上は心が壊れるよ」と
僕自身が無意識に判断して、感情を動かなくしたんだろう。



こうやって、平坦で上下のない鈍重な感情で過ごしていると、
もしかしたらずっとこのまま、感動のない気持ちが
続いていくのかも知れないと思ってしまう。

そんなわけない、頭でわかっていても、
何を見ても閉じたままの心から、返事は聞こえない。

何かする気はあったり、なかったり、
無気力とは少し違う、悪い意味で「鈍感」な心。



時間が解決してくれる。

あとは、心が動かざるを得ないことが起きて、
閉じた感情が爆発するイベントが発生する。

心配しなくても、人生はちゃんと帳尻を合わせてくれる。

少しでも筆が動くうちに、このとりとめのない、
まとまってもいない気持ちをこうして書き残す。
posted by 理琉(ワタル) at 17:09 | TrackBack(0) | 人生観

2019年08月02日

泣かずに観光できた理由は。

今回、思い出の地を1泊の弾丸で
旅行してきた中で、

個人的に意外だったのは、
一度も泣かなかったこと。

もちろん、思い出にふける瞬間はあったけど、
涙が込み上げてくるまでには至らず、
割と淡々と観光を楽しんだ。

→「思い出巡りの弾丸旅行。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/253/0

花畑に1人、佇んで。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/254/0



5月、

父との過去に決着をつけると意気込んで行った
故郷への旅の時は、

何時間も泣いた後、夕方に同じ場所へ戻り、
さらにずっと泣き続けたくらいだというのに。

→「再出発の故郷へ。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/178/0

泣かないと決めてたのに。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/179/0

じいちゃん、ばあちゃんへ。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/180/0

今回の、さっぱり感は何なのだろうと考えた時、

5月と比べたら
僕は誰かとの過去を直視して受け入れたり
過去は過去と区切って未来を見据えたり
いい意味での割り切りができたからかも知れない。



あるいは、

5月の時点では僕の中にある怒りや悲しみを、
吐き出し切れていなかったか、
感情を吐き出す術を知らなかったか。

今回はある程度、感情の整理がついて
さっぱりした気持ちで純粋に観光を楽しむ
余裕が生まれていたのかも知れない
”「悲しみ」も止む時がくる”

大きな悲しみもいつかは消える時がくる。
それまでには時間がかかるが、それは漠然とした長さではない。

かかる時間は、自分が失ったものについての事実を寄せ集め、
現実を受け入れるまでの長さである。

それは、過去の痛みから現在を生まれ変わらせ、
ポジティブな未来へ向けてエネルギーの方向を
変えるまでの時間といってもよい。


『毒になる親』 第十二章 より



今回の旅行は、自分の親が絡む思い出ではなく、
離婚という大きなライフイベントへの決着。

ただ僕は、5月の旅行の時と違って、
出発する前からある程度、心の整理がついていた。

思い出の地を再び踏んでも泣かないだろうなぁ、
という予感もなぜかしていた。

1年という時間が僕を納得させてくれたんだろうか。



誰も悪くなく、どうすればよかったという
”たられば”世界を妄想するでもない。

当時はそりゃ言いたいことはたくさんあったけど、
仕方なかった、お互いの人生にとって必要だったと、
時間が割り切らせてくれたのかも知れない。

そして、失ったものばかりに目を向けていた僕に
自分の人生を自由に生きることを教えてくれたから、

今となっては必要なライフイベントだったと思える。


posted by 理琉(ワタル) at 12:23 | TrackBack(0) | 人生観
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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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