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2019年08月17日

浮かんだ世界。

ここ1年くらい、自分が地面から10センチくらい
浮いたような感覚がずっと続いている。

足は地面に着いている。
ちゃんと地面を踏んで、地面を蹴って歩いている。

走れば息が切れるし、つまづけば痛い。



けど、頭と視線は浮かんでいる。

何かが起きる、誰かがしゃべる。
それが目の前であっても現実感がなく、

自分が見聞きしたことを
地上の自分に教えてもらってるような感覚。

自分が二人いるわけじゃないけど、
地上にいる自分と、少し浮いている自分が
何となく独立してるように感じる。



こういうのを「離人感」と言うのだろうか。

何か声をかけられても、それは地上の自分と
浮いている自分のどちらに言われてるのか
わからなくなる時がある。

ちょっと前に、好きだった景色を見ても
好きな場所に来ても心が動かなくなったことを書いたが、

この動かない心を抱えてぼけっとしている瞬間も
やっぱり自分は浮かんでいた。

→「感情が消えた。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/268/0



道を歩いていると聞こえる車の走る音、
スーパーに行けば聞こえてくる騒がしさ、

色んな音が突き刺さるようだったのに、
今はヘッドホンを通して聞いているように
外の世界がぼやけている。

見える景色もまるで薄い膜がかかったように、
ぼやけて曖昧で、現実なのか夢なのかわからない。



誰かと話したり、聞いたりしたことは
必ず自分の左斜め下に見える自分に教えてもらう。

だから僕はいつも、自分の右側から自分の横顔を見て、
それが視界のどこかに映っては消えながら、
現実世界を泳いでいる。

幻覚と言われればそれまでかも知れないが、
僕は地上の自分の横顔を見ながら生きている。

必ず右側から。



今の自分が感じていること、見えている景色、
聞こえてる音を言葉で表現するとこうなった。

感情が動かなくなったのは最近数週間だけど、
浮かんだ感覚や横顔を見ながらの生活は前から続いている。

知りたがりの僕は正体を知りたくてたまらない。

スピリチュアル的なことは信じていないけど、
もし自分の内面に深く入り込むことができるなら、
正体を突き止めに潜り込んでみたい。
タグ:離人感 鬱病
posted by 理琉(ワタル) at 23:24 | TrackBack(0) | 人生観

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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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