2019年05月19日
泣かないと決めてたのに。
昨日書いた通り、今日は故郷へ5年ぶりに帰ってきた。
→「再出発の故郷へ。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/178/0
それなりに遠いので1日目いっぱい使っての移動。
最近少し風の強い日が多かったが、
今日は天気も気温も風も、これ以上ないくらい良好。
休憩で停まる場所の自然が素晴らし過ぎて
もっとここで黄昏ていたいくらいだった。
ところで最近、
泣いた旨の出来事ばっかり書いてる気がする。
だからというわけではないけど、
今回、複雑な気持ちの整理に出向くにあたっては
できるだけ泣かないって決めていた。
夕方に到着し、昔通ったことのある道、
遊んだことのある公園、見たことのある建物の側を歩く。
数々の思い出が蘇ってくる。
小学校、中学校、高校。そして僅か8ヶ月の幼稚園。
それでも、先の誓いの通り泣くわけにはいかないと
ぐっとこらえる、まだこらえられる範囲と余裕の表情。
なのに。
まさか夜景本番を見る前、
ロープウェイに乗った時点であっさり崩れるとは。
展望台から見下ろした瞬間、
色んな思い出が一気にこみ上げて、
それを危惧して隅っこを陣取っててよかったくらい、
涙腺が決壊しサイレント号泣。
外国からも大勢の観光客が訪れている中で、
取り乱すわけにはいかない踏ん張った。
何が溢れたんだろう。
昔13年間も住んでた街を一望して、
逆にここへ本当に住んでいたんだろうかと
疑問というか不思議な感覚だった。
僕は今、観光で初めてこの街に来ています。
僕の中にある住んでいた記憶は編集で差し込んだものです。
とでも言われているようで、自分の頭があいまいになった。
一方で、夜景に見えるあの場所、
あの砂浜の公園に遊びに行って門限を過ぎて、
父に鍵を閉められて一晩家に入れなかった記憶。
あそこの埠頭に停まってるフェリーの広場で
夏祭りと花火大会があって、1人で自転車で駆け付けた記憶。
これらは確かに僕がかつて踏みしめたことのある過去だ。
本物なのか、記憶を編集されたのかどっちだろう。
展望台に着いてしばらく号泣し、落ち着いた後は微動だにせず、
ただぼーっとしながら夜景の光1つ1つを眺めていた。
山の頂上は少し風が冷たかったが、結局1時間くらい
地蔵と間違えるほどの微動だにしなさ加減で、
今日の感動を目に焼き付けて降りて来た。
僕は本来、感情表現がとても豊かなんだろう。
だけど、本来は感情を存分に出していいはずの
子どもの時期に感情や表情を抑える癖が付いてしまった。
こうやって感動できることに出逢うと泣いてしまうのは、
きっと僕の内側にいる、子どもの頃感情を抑え付けていた
インナーチャイルドが泣いているんだと思う。
見た目は大人、中身は子ども(※インナーチャイルド)状態だ。
父の実家跡がある漁村に行くのは
明日と明後日どちらにしようか、まだ決めかねている。
どちらにしても、今日の様子だと
行ったら号泣は確定だろう。
周りに人がいてもバレない方法を考えながら
今日のところは眠ろうか。
「よく来たね。よく向き合う勇気を振り絞ったね。」
→「再出発の故郷へ。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/178/0
それなりに遠いので1日目いっぱい使っての移動。
最近少し風の強い日が多かったが、
今日は天気も気温も風も、これ以上ないくらい良好。
休憩で停まる場所の自然が素晴らし過ぎて
もっとここで黄昏ていたいくらいだった。
ところで最近、
泣いた旨の出来事ばっかり書いてる気がする。
だからというわけではないけど、
今回、複雑な気持ちの整理に出向くにあたっては
できるだけ泣かないって決めていた。
夕方に到着し、昔通ったことのある道、
遊んだことのある公園、見たことのある建物の側を歩く。
数々の思い出が蘇ってくる。
小学校、中学校、高校。そして僅か8ヶ月の幼稚園。
それでも、先の誓いの通り泣くわけにはいかないと
ぐっとこらえる、まだこらえられる範囲と余裕の表情。
なのに。
まさか夜景本番を見る前、
ロープウェイに乗った時点であっさり崩れるとは。
展望台から見下ろした瞬間、
色んな思い出が一気にこみ上げて、
それを危惧して隅っこを陣取っててよかったくらい、
涙腺が決壊しサイレント号泣。
外国からも大勢の観光客が訪れている中で、
取り乱すわけにはいかない踏ん張った。
何が溢れたんだろう。
昔13年間も住んでた街を一望して、
逆にここへ本当に住んでいたんだろうかと
疑問というか不思議な感覚だった。
僕は今、観光で初めてこの街に来ています。
僕の中にある住んでいた記憶は編集で差し込んだものです。
とでも言われているようで、自分の頭があいまいになった。
一方で、夜景に見えるあの場所、
あの砂浜の公園に遊びに行って門限を過ぎて、
父に鍵を閉められて一晩家に入れなかった記憶。
あそこの埠頭に停まってるフェリーの広場で
夏祭りと花火大会があって、1人で自転車で駆け付けた記憶。
これらは確かに僕がかつて踏みしめたことのある過去だ。
本物なのか、記憶を編集されたのかどっちだろう。
展望台に着いてしばらく号泣し、落ち着いた後は微動だにせず、
ただぼーっとしながら夜景の光1つ1つを眺めていた。
山の頂上は少し風が冷たかったが、結局1時間くらい
地蔵と間違えるほどの微動だにしなさ加減で、
今日の感動を目に焼き付けて降りて来た。
僕は本来、感情表現がとても豊かなんだろう。
だけど、本来は感情を存分に出していいはずの
子どもの時期に感情や表情を抑える癖が付いてしまった。
こうやって感動できることに出逢うと泣いてしまうのは、
きっと僕の内側にいる、子どもの頃感情を抑え付けていた
インナーチャイルドが泣いているんだと思う。
見た目は大人、中身は子ども(※インナーチャイルド)状態だ。
父の実家跡がある漁村に行くのは
明日と明後日どちらにしようか、まだ決めかねている。
どちらにしても、今日の様子だと
行ったら号泣は確定だろう。
周りに人がいてもバレない方法を考えながら
今日のところは眠ろうか。
「よく来たね。よく向き合う勇気を振り絞ったね。」
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