2022年02月08日
江ノ電自転車ニキ
江ノ電自転車ニキとは、撮り鉄が電車の通過を待ちわびる中、颯爽と片手を振りながら出現し、せっかくの撮影チャンスを無に帰した伝説である。
ちなみにニュースにもなった。
【内容】
そもそも事の発端は、コロナ渦で自粛が推奨される次期なのに丁度良い角度で、目の前を走り抜ける電車の撮影をしようとした撮り鉄ファンが、不意に訪れた自転車に乗った外国人ニキがまるで黄金比を求めてやまないように、予想外にも現れた点である。
突然のことながら、外国人ニキを撮影するために待機していたのではない撮り鉄ファンからは大ブーイングが起こり、様々な罵倒があふれ出した。
「マジかよ」、「金だよ金」、「どけ」などといいつつも、良心のあった撮り鉄の仲裁もあっただろうが、外国人は何事も怪我をすることなく、自分の経営している飲食店に帰還したものだと思われる。
一応、外国人の主張としては「自転車で道の角を曲がったら大量のカメラがあり、おちょくるつもりはなかったのだが事態を把握できないまま片手を挙げてしまった」というものである。
故意じゃないにせよ当然のことながら撮り鉄ファンは激怒し、外国人の経営する飲食店に悪評を書き込んでいくのだが、この事件が明るみになった現在、他のネット民は撮り鉄のことを快く思っていなかったのか、マイナス評価からプラス評価へと変わるほど、外国人ニキを味方する人が多い。
飲食経営の外国人は、更に撮り鉄をおちょくるつもりでフェイスブックなどのアイコンを自身が電車と走行する形で自転車を走らせている写真に取り替え、炎上状態を楽しんでいたようであった。
一応、外国人の真っ当な正論としては「電車を撮影したいのであれば付近に通行止めの標識か何かを掲げるべきであった」と述べており、ぐうの音を言わせぬ意見を主張している。
しかも、撮り鉄が屯っていた場所は本来居座り禁止の場所であることが判明している。
他に思いつく撮り鉄の悪行としては、電車が水面に写る美しい風景を映したいために田圃の水を勝手に引き、農家に大打撃を与えたことだろう。
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