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2019年02月19日

D21 衝撃の凍結確認

D21 採卵からちょうど1週間後。

凍結確認の日でした。

朝から意識してたけど、一人で聞く勇気がなく、夫と合流してから受付時間ギリギリに電話しました。

コール音からもうドキドキドキドキ・・・



培養士さん「はい」

お。男の人だ。珍しい。

と思いつつ、この時なぜか、いい結果な気がふとよぎりました。
なんでかは謎。

私「凍結できたかの確認をお願いしたいのですが・・」

受精確認で撃沈した苦い思い出のせいで、凍結できている補償はなく・・
『凍結確認お願いします』という度胸はありませんでした


しばらくお待ちください、と言われ、待つ間もドキドキ・・・・
8個受精だから、前回、前々回の採卵のときの確率で行くと、
胚盤胞になれるのはよくて半分・・

でも、今回の受精率の悪さを考えると・・・

とか、悶々としていると、

培養士さん「お待たせしました」

きた!!!!!

培養士さん「あの、まず確認させていただきたいのですがよろしいでしょうか」

え?

何?!何の確認?!!!!!!

とパニック。

本来は「●個顕微授精行いまして、●個が胚盤胞となり・・」っていう説明に進むはずなのに、
なんの確認なのーーーーーーー

と心臓バクバクになりつつ、「はい・・・」と応えると、

培養士さん「今回、着床前診断をご希望とのことですが、5つでよろしかったでしょうか」

私「・・・はい・・」

培養士さん「はい、では、今回5日目に7つの受精卵が胚盤胞になりましたので、そのうち5つを着床前診断に提出する段取りとなっております。」




・・・・?



・・・?



・・????


私「えぇ!!!?!?!?!?!」


私が思わず叫ぶから隣で待機していた夫がびくっとなって心配そうに見てきました。


5日目に7つ・・・?!


受精卵8→胚盤胞7?!

想定外の好成績にびっくりして無言になっていると、

培養士さん「あの・・あれ・・?あ、ちょっとお待ちいただけますか?」

え?!

何?!!間違いとかいわないでよ

と、いろんな衝撃で次何が起こるの状態でビクビク待っていると、

培養士さん「あ、お待たせしました。はい、間違いありませんでした。7つのうち、5つを着床前診断に提出、残りの2つはそのまま凍結しております。
不安にさせてしまってすみませんでした」



この培養士さんの最後の一言に、ちょっと癒される。

この人は、自分が妊活しているわけでもなく、
しかも、男性なのに、

この電話1回にどれだけの勇気と覚悟で電話しているのか、
わかってくれてるんだな、と思うと、
本当にいい培養士さんに培養してもらえたんだなって嬉しくなりました。


私「すみません、まさかそんなにできると思わなくてビックリしてしまって・・本当にありがとうございました!!」


もう本当に、心の底から感謝でいっぱいです。

培養士さん。

不妊治療して、顕微授精して初めて知った職業だけど、
本当に尊敬する、素敵な仕事だと思います。


お礼を言って、電話を切ると、隣の夫がものすごく不安そうにこっちを見ているので、結果報告。


夫「え・・・・・・・・・・・・・」

絶句。

なぜなら。

前回の着床前診断費用は私が出しましたが、今回は夫の出す番。
と夫婦で取り決めていたので。


着床前診断1卵につき90,000円+消費税=97,200円

これが、胚盤胞になった数だけお支払が確定するんです。



採卵当日に、【いくつ着床前診断にだしますか?】っていう希望は出すんですけど、
前回は【5つ】と書いて結果4つ。

内、2つが正常胚。

だったので、3つだと正常胚みつかるか確率的に不安なので、
一応今回も、「そんないっぱいできないよ~」って言いながら、【5つ】って書いてたんです。

それが、想定外の好成績により、7つできたものだから、5つ提出。


つまり。


97,200円×5卵=486,000円


50万円弱のお会計がこの場で確定したことになり、お金を出す夫が青ざめるわけです



普通に顕微授精料金だけでも70万くらいするので、
合わせると120万くらい。。

ただ、累計4回流産している私からすると、着床前診断にださず、
また流産する卵をお腹に戻す体力と心の余裕がない・・。


私自身の心のバランスを守るための大事な検査費用。



赤ちゃんが欲しいっていう、生物として当たり前のことを希望するだけなのに、
1カ月で120万円の出費・・・


不妊治療、本当に恐ろしい。。



しかも、これだけ投資すれば絶対にできるわけでもなく、
結果がでないかもしれいことに
時間とお金と、女性は体の負担を差し出し、頑張り続ける。。


私の知り合いの方が、2回の採卵でなかなか卵がとれず、
子どもをあきらめるという選択肢をしたけど、

お金も、年齢のリミットも、体の健康も
いろんなものがそろっていないとできない治療。



もっと、せめて不妊治療も保険適用にしてくれたら、
少しは悩みが少なくなるのにな・・

少子化なくなるかもしれないのにな・・

とか思います。




とはいえ、無事凍結もできたので、着床前診断の結果がでるまでは安心できないけど、
いったん採卵周期の山場は終了です。

今回の達成率はこんな感じ。


採卵達成率.jpg


胚盤胞達成率は29%となり、総合的にみると、前回とほぼ同じくらいの達成率になりました。


本当、受精確認の時はもう次また採卵するのって絶望してましたが、、

とにかく、良かった。


明日は卵巣のOHSSチェックと、培養士外来を予約しているので
この結果についてさらに詳しく聞いてみようと思います。


10W6D 2019年6月10日(月)
☆お弁当箱から大きなてんとう虫出てくる夢
☆最近不思議な夢よくみるけど、吉夢らしい
☆寝起きほんのり胸焼け🤢5週くらいの感じ
☆昼前から吐き気🤢だるいわからん
☆夕方接客してたせいか吐き気なし
☆接客ストレスで動悸
☆最近便秘ぎみ






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重度の男性不妊のため、乏精子症の治療1年→自然妊娠に至ったものの、子宮外妊娠。卵管摘出からの顕微授精に挑戦中です。
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