ついに点滴
ラミナリア挿入が終わると、普通に歩いて7階から8階のリカバリールームへ移動。
何か挟まってる感じが気持ち悪いけど、普通に歩けます。
9:45 クリニック到着から30分ほどでここまできました。
リカバリールームからは男性立ち入り禁止なので、夫とバイバイ。
夫、「がんばってな」とか特に何もない・・。
夫の中では、2週間前の胎嚢空っぽの時が悲しみのピークだったので、さらっとしてます・・
ガウンとヘアキャップを受け取って、着替えたら点滴。
が。
採血すら毎度毎度、血管見えない私。
まず、右腕。
刺してみる。
いつもの看護師さんと違って、そろーーーっと動かしてくれるけど、それでも見つからない。
右腕。
刺してみる。
そろーーーーっと動かしてみるけど、見つからず・・
看護師さん「すみません・・絶飲絶食のせいもあると思うけど、血は戻ってきてるので採血ならいけるけど、点滴落としても入らないので・・ちょっと先輩看護師に代わりますね」
と、看護師さんチェンジ。
しばらくしてやってきた看護師さん。
ほんのり煙草のにおいがする。。
けど、ちゃきちゃきさんタイプで、腕を一通りみて、
「手首でもいいですか?ごめんね、ごめんね」
と言いながら、手首ブスっと刺して、無事・・?30分ほどかけて点滴完了しました。
手術室へ
10:15 点滴が無事刺さってすぐに手術室へ。
歩いていきます。
採卵の時と同じ設備だけど、足に皮ベルト付けられます。
そこにさっきのラミナリアの先生登場。
妊娠してから何度か診察してもらった先生でした。
先生「眠ってる間に10分くらいですぐおわりますからね」
そして、麻酔のお姉さんが「目を閉じてください〜」
と、やたら笑顔で言って。
目を閉じて
「息吸ってくださーい」
と言われたとおり、息を吸うとーーーーーー・・・
・
・
・
この景色。
遠くでほかの患者さんがナースコールした音楽の音で目が覚める。
あ・私寝てた?
手術まだなのかなぁ。
・
・
・
さっき手術室いったわ!!!!!!!
が、覚醒。
完全に記憶飛んでた。
麻酔、こわっ
意識が戻った瞬間に、お腹あたりにずしーーーーんとしたおもーーい痛みが。
あ、手術本当に終わったんだ・・とその痛みで実感。
とりあえず、早く薬もらおうと思って、ナースコール。
「すみません、目が覚めたんですけど・・お腹痛くて・・」
というと、すぐ行きまーす
と返事があり、看護師さんがすぐ来てくれました。
「お腹いたいんですけど・・」
看護師さん「横むく?仰向けだとお腹平たくなっていたいから・・」
「すみません、お腹周りが鉛のように思い感じでうごけません」
看護師さん「あ・薬持ってくるね」
と、ロキソニンを持ってきてくれて、お水と一緒にくれる。
起き上がろうとすると、
ぐらぁぁっと平衡感覚がつかめず、看護師さんが支えてくれる。
なんとか薬を飲んで、横向きに寝かせてもらって、夫にLINE
目覚めてすぐのLINEがこちら。
なぜか一文字ずつしか送れてないし、意味不明
手術に行く直前にLINEした時刻から計算すると、手術にいってから目を覚ますまで45分もたってました。
手術が15分くらいって言ってたので、結構麻酔効いて寝てたみたいです。
実際、この日は6人くらい流産手術の人がいたけど、
私が入室したときからすごいいびきが聞こえていて、みんな爆睡。
私も絶対いびきかいて寝てただろな・・と思うとはずかしい
けど、それ以前にパンツもはかせてもらって手術室から運んでもらってるからはずかしいもなにもないんだけど
結局、目が覚めたのが、11:00
起き上がれるまで回復したのは12:00でした・・。
起きてるけど、めちゃくちゃ寒くて毛布持ってきてもらったり、
(点滴をしていると、体温より低い温度の水が体に入ってくるから寒さを感じるそうです)
めまいが収まらずごろごろしたり、
でも、体感15分くらいだった。
ようやく起き上がれるようになると、タンポンを抜きに行くという恐怖の作業が・・。
トイレに行き、止血のタンポンを抜くんだけど、採卵の時も、なかなか抜けず、
「どうやったらぬけるのーーーー」って
トイレで叫びそうになったくらい。
今回も抜くのがつらかった・・・
診察へ
タンポン抜いたらお薬をもらって、外の待合へ。
そのときに恒例のおやつとお茶もいただきました。
絶飲食でおなかすいてたからビスコ爆食い。
こんなにおいしい食べ物ない!ってくらいビスコに食いつきました。
ただ、一緒にもらったお茶をふと見ると・・
わざとですか・・?
クリニックの方。
このタイミングでこの俳句はやばい。
「ノンシュガー うまくいかない この人生」
今の私にぴったりすぎて
名言過ぎて、ちょっと笑えました。
そうしていると、15分ほどで呼ばれて今度は先生とのお話。
いつもはめちゃくちゃ待ち時間長いのに、流産手術の人は配慮してくれているのか、めちゃくちゃスムーズすすみます。
夫がちょうど買い物に出かけていたので、一人で診察室へ入ると、入った瞬間めまいでぐらっと。
先生「付き添いの方は・・???一人ですか??」
「いえ、夫がいるんですけど・・今いなくて」
と、先生に心配されました。
手術前の説明では付き添いはいらない、でも帰りに車の運転はダメという内容の説明だったけど、
いや、麻酔するときは絶対付き添いいると思います。
みんなだいたい旦那さんが来ていて、お父さん、お母さんが来ている人もいました。
そして、診察では、痛いところはないか。体調はどうかを確認され、
次、子宮の中がちゃんときれいになっているかの確認で1週間後くらいに来てくださいというお話をしました。
はっきり言って。意識やや朦朧なのでほかにも話したかもしれないけど覚えてません。
あ、なんか出血がナプキンを3時間に1回変えないといけないくらいになったらすぐ連絡くれとも言ってた気がする・・
そうして。
9:09にチェックインして、12:30。
長いようで短い流産手術が終わり、無事、帰ることになりました。
流産手術するとすごいお腹すくって書いている人がちらほらいるけど、
それはきっと昨日の21時から絶飲食のせい。
私もめちゃくちゃお腹がすいいて
帰り道のビュッフェへ。
ただ、食欲はあるものの、麻酔が残っているのか、ふらふらするので自分で取りに行くビュッフェはかなり体力を消耗して、
いつもとの違いを痛感。
さらに。。
帰り道の高速でもトイレが我慢出来ない。。
点滴でたっぷり水分補充されていたせいで高速乗る前にちゃんとといれに行ったのにトイレーーー!!
ってなって、途中で高速おりてもらい。。
おなあかいたいのにコンビニまでダッシュしました。
しかも、下痢までプラス。。
これって妊娠が終わったことによるものなのかなぁ
今日から4日間、この抗生剤、子宮収縮剤を飲んで、手術はおしまいです。
そんな感じで
8週間3日の妊娠生活は
幕を閉じました。
今回は、あまりの不運に涙もでない
なんだったんだろう・・っていう、架空の妊娠生活でした。
でも、こうしているうちにも、気づけば、また
妊娠・出産できる日が遠くなっています。
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タグ:稽留流産
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