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2018年06月19日

映画「エルネスト」 キューバのシエンフエゴスでも上映 チェ・ゲバラ生誕90周年記念

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Radio Rebelde、2018年6月19日、Mireya Ojeda Cabrera記者

映画「エルネスト」がシエンフエゴス市でプレミア上映された。この映画はキューバと日本の合作で、日本の映画作家阪本氏が監督をつとめ、ボリビアでチェとともに戦った日系ボリビア人ゲリラのフレディ前村の生涯を描いたものである。

この長編映画は、チェ・ゲバラの生誕90周年を祝い、キューバ諸国民友好協会(ICAP)の県部で上映された。

前村の別名をタイトルにしたこの映画は、この日系移民の息子である前村の歴史をたどる。キューバで医学を学んでいたときチェに出会って彼の人生は変わった。

映画は、県の映画センターの協力によって、同地ICAP支部代表のエルヘニオ・マヨンや、キューバ革命戦士協会会長のマルセロ・ベルデシア大将が出席し、上映された。

キューバ人映画専門家のホルヘ・ルイス・ランサにとって目新しかったものは、ボリビアでチェに加わった日系ゲリラの姿である。「そしてそれは芸術としての映画と歴史との間の結びつきと対話がつねに有効であり、一般にしっかり受け入れられるであろうことを証明するひとつの方法である。またこのたびのエルネスト・チェ・ゲバラの生誕記念においてその歴史にアプローチする方法でもある。」

前村(1941年ボリビアのトリニダ生まれ)は裕福な家庭の出身だったが、その周囲は貧困が支配的な環境にあった。

前村は25歳のとき、チェ・ゲバラがボリビアのジャングルのなかで開始した国際ゲリラ部隊、ボリビア国民解放軍(ELN)に参加した。

前村は、ELNの47人のゲリラたちのあいだで、「エル・メディコ」という別名でも知られた。前村は1967年8月に、キューバ人ゲリラ、フアン・ビタリオ・アクーニャ・ヌーニェス率いる自部隊が待ち伏せに遭い、ボリビア国軍の手によって殺された。

その遺体は1999年に発見され、キューバのサンタ・クララ市にあるエルネスト・ゲバラ記念塔に埋葬された。

映画では日本人俳優カタギリ・ジョーが前村を演じ、キューバ人俳優のフアン・ミゲル・バレーロ・アコスタがエルネスト・チェ・ゲバラを演じた。

映画はシエンフエゴス市の映画館「ルイサ」で6月24日まで上映される。

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En Cienfuegos premier de la película cubano-japonesa Ernesto
http://www.radiorebelde.cu/noticia/en-cienfuegos-premier-pelicula-cubano-japonesa-ernesto-fotos-20180619/
posted by vivacuba at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba

シルビオ・ロドリゲス マタンサスで5年ぶりの公演決定 6月22日 バリオツアー94回目のコンサート

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シルビオ・ロドリゲス

Cubadebate、2018年6月19日、ACN

キューバのシンガーソングライター(トロバドール)、シルビオ・ロドリゲスは今週金曜日(6月22日)の午後7時、マタンサスの「エストレージャ・デ・ラ・アテナス・デ・クーバ」公園でコンサートを開く。自身のバリオ・ツアー94回目の公演になる。

同市への登場は5年ぶりとなるシルビオによるこのコンサートは、今週木曜日(6月20日)から日曜日(6月24日)まで開催される「第一回マタンサスのトロバドールたちの集い〜カサ・アビエルタ」の一環である。

シルビオのバックにつくのは、トロバローコ(ラチド・ロペス、マイケル・エリサルデ)、ニウルカ・ゴンサーレス、ホルヘ・レジェス、オリベル・バルデス。ゲストには、ハバナの若きトロバドール、ユニエル・ペレス。シルビオの公式サイト「スローン・デル・アプレンディス」が伝えた。

今回のトロバドールたちの集いは、ヌエバ・トローバ運動45周年に捧げられ、土曜日(6月23日)にはヌエバ・トローバのグループ、ヌエストラ・アメリカへの献辞が、そのリーダー、ルイス・ジャグーノの出身地カルデナスでおこなわれる。

マタンサス県の文化局長ノスレン・ゴンサーレス・ソーサは、今回のトロバドールたちの集いのステージは、「ホセ・ホワイト」コンサートホールや、エルマーノス・サイス協会本部のパティオ・コロニアルで主におこなわれ、現在のもっとも代表的なヌエバ・トローバを観客に楽しんでもらう、と説明した。

コンサートのステージに立つのは、フランク・デルガード、ポリート・イバニェス、トニー・アビラ、ロリー・ベリーオ、ヤイーマ・オロスコ、レイ・モンタルボ、カルロス・フィデル・タボアーダ、アリエスキ・ペレス、リエン・イ・レイ、たちである。

文化センター「ラ・アウロラ」では、音楽評論家のホアキン・ボルヘス・トリアーナや、詩人・映画作家・ジャーナリストで「パブロ・デ・ラ・トリエンテ・ブラウ」センター所長のビクトル・カサウスら専門家たちとのシンポジウムがおこなわれる。また、現地マタンサスの歴史センター本部にある「ビヒア」出版社では、シルビオ・ロドリゲスのブログ文章をまとめた書籍「オハス・デ・ラ・ウェブ」がマタンサス市民に公開される。

シルビオ・ロドリゲスは2013年12月にマタンサスで2回のコンサートをおこなっている。1回はカニマル人民評議会区域で、もう1回はラ・マリーナ地区であり、後者は有名なルンバ・グループ、ムニェキートス・デ・マタンサスが1952年に結成された地であった。

Silvio Rodríguez ofrecerá concierto en Matanzas este viernes
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/06/19/silvio-rodriguez-ofrecera-concierto-en-matanzas-este-viernes/#.WypdsNIzbIU
posted by vivacuba at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba

イタリアの歌手ラウラ・パウシーニ 6月26日キューバで初のステージに立つ ヘンテ・デ・ソーナと共演

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ラウラ・パウシーニ(中央)とヘンテ・デ・ソーナ

Cubadebate、2018年6月19日

イタリアの歌手ラウラ・パウシーニが今週月曜日(6月18日)にツイッターで、6月26日にキューバで初めてステージに立つと発表した。このときを25年夢見ていたと書いたパウシーニは、ハバナでのステージで共演するヘンテ・デ・ソーナからの招待を受けて、キューバに到着する。

ラウラ・パウシーニ @LauraPausini
25年間このときを夢見ていた...ありがとうヘンテ・デ・ソーナ。ついに6月26日にキューバで初めて歌う機会を得た。たった数分間であったとしてもこんなに憧れてきたことを成し遂げる。皆も自分の夢のために戦うことを決してあきらめないで。
2018年6月19日午前7時3分

パウシーニは今年3月に、ヘンテ・デ・ソーナからの招待を受けて、キューバで歌う意思を公表していた。「25年前からキューバに行くことを要請していたけど、キューバで歌うということは、マイアミのラジオ局との問題を生じることを意味したの。ヘンテ・デ・ソーナからの招待を受けた今、行かないと言えるはずがないじゃない。」、と語っていた。

パウシーニは、自身13作目のアルバム「ファティ・センティーレ」のプロモーション・ツアー中である。

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Laura Pausini cantará por primera vez en Cuba el próximo 26 de junio
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/06/19/laura-pausini-cantara-por-primera-vez-en-cuba-el-proximo-26-de-junio/#.WylOQ9IzbIU
posted by vivacuba at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba

闘病中のアリエル・ペスターノ ビジャ・クララ優勝を決めた満塁本塁打から5年

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アリエル・ペスターノ

Radio Habana Cuba、2018年6月19日、Fernando Marinez Marti記者

ビジャ・クララの名選手アリエル・ペスターノ・バルデスはレプトスピラ症から回復中である。最悪の事態を乗り越えたペスターノは、回復状況を伝える声明を地元メディアに提供した。

ビジャ・クララのラジオ局CMHWのスポーツコメンテーター、ノルマンド・エルナンデスにあてたその声明でペスターノは、治療に当たってくれた医療チームや、彼や彼の家族に直接連絡をとってくれた多くのファンに、感謝の意を表明した。その中でも、キューバの反テロリストの5人の英雄、とりわけヘラルド・エルナンデス・ノルデロとラモン・ラバニィーノ・サラサルの名を特にあげた。彼らは、ビジャ・クララのU23チームを二年連続で率いたペスターノの健康を個人的に気にかけてくれた。

奇遇なことにこの6月18日は、第52期キューバ野球リーグでマタンサスを破りビジャ・クララが優勝を果たして5周年の日であった。サンタ・クララのアングスト・セサル・サンディーノ球場でおこなわれた決勝戦第五試合で、ペスターノはマイケル・マルティネス投手から満塁本塁打を放ち、リーグ制覇を事実上決めた。この勝利を決めた一撃は、第三回WBCのキューバ代表からの選出漏れのショックを緩和するものとなった。この代表チームの監督は、当時国内リーグでマタンサスを率いていたビジャ・クララ出身のビクトル・メサだった。

現在ペスターノは新たな本塁打を求めている。それは、ビジャ・クララやキューバ代表に自身の野球の知識を提供し続けるために、自分自身を奮い立たせること。不調を無事遠くに追いやること。18年間優勝から遠ざかっていたビジャ・クララのファンに2013年6月18日の夜、喜びを爆発させ、栄光を与えた男の伝説を生き続けること、である。


第52期キューバ野球リーグ決勝戦第五戦でのペスターノの満塁本塁打(2013年6月18日)


第52期キューバ野球リーグ決勝戦第五戦(2013年6月18日)

A cinco años de una proeza, Pestano busca otro jonrón
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/164952-a-cinco-anos-de-una-proeza-pestano-busca-otro-jonron
posted by vivacuba at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol
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