招待制ではなく通常の申込で取得可能なクレジットカードで、高額な年会費がかかるクレジットカードと言えるのがラグジュアリーカードです。そのラグジュアリーカードから新たにデポジット型クレジットカードが発行されました。
金融ブラックの方にとってはとても気になるカードだと思います。
私もそうでしたが、自己破産や時効の援用など債務整理をされて金融事故情報が残っている金融ブラックの方は、ライフカードデポジットやネクサスカードデポジットでクレヒス修行に励み、アメックスカード取得や、喪明け後にお気に入りのクレジットカードの取得を目指していると思います。
そこにプレミアムカードのラグジュアリーカードが国内3社目となりますがデポジット型クレジットカード部門に参入してきたわけです。それも通常のタイプとデザインはもちろん、年会費も、付帯サービスも全く同じで、変わるのは保証金を入れるデポジットタイプというだけです。保証金額は30万円〜9,900万円と高額決済にも対応できる設定です。
申し込みは最初からデポジット型を申し込むパターンと、通常のカードを申し込み、審査否決の場合にデポジット型を申し込むパターンの2択です。
最初からデポジット型を申込むパターン
通常カードを申込み否決の際にデポジット型を申込むパターン
ニュースや他のユーチューバーさんの動画なども拝見し、ラグジュアリーカード担当者のコメントなどを見る感じでは、表向きは高額決済が可能なカードというものを前面に出してはいますが、一方では、理由があって会社を閉めざるおえなくなった会社経営者などが、現在は新たに立ち直って収入があるものの、金融事故情報があるがゆえに、クレジットカードが持てない方に対しても、持てる可能性があることも示唆しています。
これらの事からも、ラグジュアリーカードのデポジット型クレジットカードは審査基準も大幅に緩和されて、おそらくライフカードデポジットやネクサスカードと同等のイメージはあります。
私の場合、自己破産直後は資産もお金も全くありませんでしたので、ライフカードデポジットもネクサスカードもスタート時点での保証金は5万円を捻出するのが精一杯でしたし、ライフカードデポジットの上位ブランド、ゴールドデポジットの最低保証金額20万円は到底用意ができませんでした。おそらく、私のような方も少なくないと思いますので、ラグジュアリーカードのデポジット型クレジットカードの最低保証金額30万円とチタンの年会費55,000円を合わせた355,000円を自己破産直後に用意するのはかなり限られた方になるのではと想像します。
私は現在、自己破産の免責から4年半程度の金融ブラック状態ですが嬉しいことにヒルトンアメックス プレミアムカードやアメックスグリーンを取得できていますので、付帯特典に満足しているため、ラグジュアリーカードには興味はないです。ただ、アメックスを持てていなければ食指が動くカードかもしれません。
それでも現実的に自己破産免責後は生活再建をするのに3年程度はかかりましたので、ラグジュアリーカードデポジットの最低レベルの「チタン年会費55,000円、保証金額30万円」の355,000円はハードルがかなり高いです。
金融ブラックには向いていないと思います
そもそも、金融ブラックの方が何故デポジット型クレジットカードを使っているのかといえば、金融事故履歴が掲載されている5年間は通常のクレジットカードが取得できないという切実な問題があり、ライフカードデポジットやネクサスカードがクレヒスもつけられ、喪明け後にお気に入りのカードを取得するためのクレヒス修行を目的としているため、これらのカードを欲しくて使っているわけではなく、現に私はメルカードやライフカードゴールド、アメックスカードを取得できてから、ライフカードデポジットもネクサスカード も解約しました。
そういった意味ではラグジュアリーカードのデポジット型クレジットカードは正直、金融ブラックには向いていないと思います。
それでも金融ブラックの喪明け後にラグジュアリーカードの取得を検討されている方は、まずこのデポジット型で実績を積むことで、通常のラグジュアリーカードへ移行したいと考えている方にとっては魅力的な1枚かもしれません。
●「アメックス」と「ラグジュアリーカード」が美容関係者へ向けて販促強化しています
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/411/0
●自己破産者数からデポジット型クレジットカードの今後を探ってみました
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/219/0
金融ブラックのクレヒス作りはシンプルにこの1枚から「ネクサスカードデポジット」
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
励ましの1票をお願いします!