私は現在62歳ですが、初めてクレジットカードを持ったのが1981年で20歳の学生の時です。専門学校に通っていた時の同級生が『GCカード』というクレジットカードの普及営業アルバイトをしており、付き合いで作ったのが最初でした。
当時はCIC (1984年創立)などの個人信用情報機関がまだない時代でしたので、学生で収入などなくても審査なしで作れました。タレントのタモリさんがテレビCMで宣伝していましたが、当時はクレジットカードを使えるお店自体がほとんどなく、使うことはありませんでした。利用限度額などもあったのかもしれませんが、携帯電話やインターネットなどもない時代でしたし、電話で聞けば教えてくれたのかもしれませんが、わざわざ確認する必要性もありませんでしたので使うこともなかったです。カードが届いた際に台紙にキャッシングが10万円と明記されていたのだけは覚えています。とは言え、キャッシングできるATMなども設置場所が限定されていましたので付き合いで作ったGCカードは一度も使うことなくお蔵入りです。
2枚目がエポスカードの前身「マルイの赤のカード」です。
マルイは駅のすぐ前にあるデパートとしてテレビでも大々的に宣伝していましたが、マルイの中でのショッピングがカードでできることから店頭で勧誘され作った記憶があります。15分程度で発行してもらった記憶が残っているので審査も簡単な感じだったですね。キャッシング枠が10万円ありましたが、赤のカードはマルイ以外で使えない感じでしたし、使えたとしても現金社会でしたので、このカードもGCカードと同じ、使うことなくお蔵入りしました。
GCカードもマルイの赤のカードもキャッシングをメインとしたカードだった感じです。クレジットカードとして使えるお店の絶対数が少なかったですし、当時はサラリーマン金融(サラ金)が全盛の時代でしたので、ショッピングカードというよりも、カードローンの意味合いが高かった記憶が残っています。
CICが創立されたのが1984年ですから、クレジットカードの普及が広がったのは、おそらくこの頃からなのではと思います。
CICが創立されていない時代は、アルバイトでの小遣い程度の収入しかない学生でも、ほぼ無審査でクレジットカードが作れたのです。
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2024年02月24日
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