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2022年03月19日

現金を一切使わない完全キャッシュレスの1泊2日の一人旅(箱根強羅・雪月花編)

 以前のブログ「現金を一切使わない完全キャッシュレスの1泊2日の一人旅(鎌倉プリンスホテル編)」に続く2回目です。

 今回は箱根1泊2日の平日旅行です。宿泊先は強羅駅すぐ近くにある季の湯・雪月花に宿泊してきました。前回同様、現金は財布に予備で3,000円程度を持ったものの、現金を一切使わずに1泊2日を楽しむということで、原則として「現金しか使えない店は利用しない」というスタンスでの旅行となります。

 まずは交通費。小田急ロマンスカーと箱根フリーパス2日間を購入します。箱根の移動は箱根登山鉄道と箱根登山バスがメインになりますが、その他にもロープウェイやケーブルカー、芦ノ湖の海賊船などを利用するため、フリーパスを購入した方が絶対オススメです。2日間フリーパスは小田急線の乗車駅から5,940円で前述の乗り物が乗り放題。ロマンスカーは私の乗車駅と箱根湯本駅の往復特急券で1,660円の合わせて7,600円です。これで2日間は交通費はかかりません。(クレジットカード決済)
交通費.jpg

 ロマンスカーに乗る前に自販機で130円のお茶を買います。(モバイルSuicaで決済)
お茶.jpg

お茶Suica.jpg


 箱根湯本駅に到着。
箱根湯本駅1.jpg

箱根湯本駅2.jpg

 平日なので空いているかと思いましたが、ちょうど学生さんの卒業旅行シーズンとぶつかり結構、駅は混雑していました。



箱根観光の1泊2日ゴールデンルートと言われるのが、
(1日目)
@箱根湯本駅(箱根登山鉄道や箱根登山バス乗車)→ Aポーラ美術館や彫刻の森などを巡り→ B強羅周辺で宿泊。
(2日目)
Cチェックアウト後(ケーブルカーやロープウェイ、箱根登山バス乗車)→ D早雲山、大涌谷、芦ノ湖(海賊船乗船)→ 元箱根港周辺の箱根神社などを巡り→ E箱根登山バスで箱根湯本駅に向かうコースですが、今回は逆ルートで回りました。


 箱根湯本駅には11時少し前に到着。箱根登山バスで海賊船の乗船港となる元箱根港にバスで向かいます。約1時間程度で元箱根港に着きランチタイム。同じ神奈川県でも鎌倉周辺エリアはオシャレな雰囲気のお店が多いですが、箱根周辺は落ち着いた感じのお店が多く、雰囲気が全く違います。箱根エリアにはお蕎麦屋さんが多いですが、小田急沿線に「箱根そば」と言った名称の立ち食いそば屋があることから、箱根の名産と言ったイメージがありますが、決して蕎麦の名産地ということではないようです。
 それでも一応、お蕎麦で腹ごしらえします。海賊船元箱根港のすぐ前にある「絹引の里」というお店に入りました。お昼時ですが平日ということもあってか、先客は1名のみでガラガラです。新型コロナウイルス前の2019年までは、平日でも中国人をはじめとした外国人観光客で混み合っていましたが、現在は人もまばらでした。
絹引の里.jpg

天せいろそば.jpg

シンプルに天せいろを食べました。金額は1,850円。(D払いで決済)

天せいろ代.jpg





 12時45分発の海賊船に乗船しロープウェイ乗り場と隣接する桃源台港まで約25分かけて芦ノ湖を縦断します。
海賊船1.jpg

海賊船2.jpg


 進行方向右手にはパワースポットの箱根神社の鳥居、前方には富士山が綺麗でした。
海賊船3.jpg

海賊船4.jpg

 10分程度進むと進行方向右手に以前、宿泊したことのある箱根芦ノ湖プリンスホテルが見えます。箱根周辺は小田急グループが開発に多く関わっているようですが、西武グループも頑張っています。我々のシニア世代が20歳代の頃はプリンスホテルはステイタス性がありましたが今はその面影は感じられません。それでも芦ノ湖プリンスホテルは円形作りの建物で建築コストも高く、1980年代後半にかけてのバブル絶頂期の雰囲気が残っています。
海賊船5.jpg



 桃源台港からはロープウェイに乗る予定でしたが定期点検中で桃源台〜大涌谷まで運休中のため西武の代行バスで大涌谷まで向かいます。
大涌谷.jpg

大涌谷の名物「黒たまご」は1個500円ですが以前、1度食べてますし、現金のみでの支払いでしたので今回はパス。 
大涌谷は箱根の源泉地で硫黄の匂いが強いため、人によっては頭痛などを発症したり、気分が悪くなることもありますので注意したいところでもあります。今は新型コロナウイルスの影響でマスクをしているため、匂いは気になりませんでした。
大涌谷2.jpg

天気も良く富士山も綺麗に見えました。
大涌谷3.jpg

大涌谷からはロープウェイで早雲山に向かいます。ロープウェイから大涌谷の温泉源の吹き出しがよく見えます。
大涌谷1.jpg



 早雲山についてしばしの休憩。ホットコーヒー450円を購入し展望台で一息入れます。(D払いで決済)
早雲山展望台.jpg

早雲山コーヒー.jpg

早雲山コーヒー代.jpg



 すでに14時半くらいになっていましたのでケーブルカーで宿泊地の強羅に向かいます。
強羅駅.jpg

強羅駅前を抜けるとすぐのところに宿泊地の季の湯・雪月花があります。入口からフロントまで田舎道風の通りを50メートルほど進んでチェックイン。
強羅駅前.jpg

入口1.jpg

入口2.jpg

入口3.jpg


 ここ雪月花は共立リゾートが運営する宿です。じゃらんネットや楽天トラベルなどでも予約は可能ですが、私は無料会員登録をして公式サイトから申し込みます。公式サイトからの申込みの方が1,000円程度安いことに加え、Dポイントとの連携を図っているので宿泊後にDポイントが貯まります。

 全室露天風呂付きですが温泉ではなく沸かし湯になります。給湯はセルフですが、手軽に入れることやプライベートを重視する方には良いホテルです。お一人様も問題なく泊まれますが、若いカップルの数が多く、またベビーカーを引いた小さなお子様連れのご夫婦も何組かいました。私は今回はお一人様なのでダブルベッドの部屋でした。
部屋ベッド.jpg

部屋リビング.jpg

部屋露天1.jpg

部屋露天2.jpg


夕食はチェックインの際に二者択一できます。定番の「しゃぶしゃぶ&お寿司」のコースか「季節のお鍋」コースです。しゃぶしゃぶやお寿司は普段食べれるので今回は「季節のお鍋」コースを選択しました。夕食時間は17:30〜と19:30〜のどちらかを選択できますが、共立リゾート名物の夜鳴きそばが22:00〜無料提供されるので17:30〜にしました。尚、夕食時間はチェックイン順に決まるので人気時間帯の17:30を選択したい場合は15時前後の早めのチェックインをされた方が良さそうです。
夕食選択.jpg

夕食献立.jpg

夕食メインなべ.jpg

夕食デザート.jpg

夕食スタート時はまだ外は明るかったですが暗くなるとライトアップされ中庭が良い雰囲気になります。
中庭1.jpg

中庭2.jpg


 食後は比較的空いているので大浴場に浸ります。(写真はNGなのでないです)
風呂上がりは乳酸菌ドリンクとアイスキャンディーの無料サービスもあります。
しばし部屋でくつろぐと22:00になりましたので夜鳴きそばを頂きます。普段は食事処で頂くのですが、新型コロナウイルス対策のためテイクアウトで部屋に持ち帰ります。ここのラーメンはあっさりした昔風の醤油ラーメンで、1人前よりは少し少なめですが夕食後なのでちょうど良い量です。特にチェックされているわけでもないので、物足りない方はお代わりできそうな雰囲気です。
雪月花概要.jpg

夜鳴きそば.jpg


夜鳴きそばを頂いた後は部屋の露天風呂に入り、睡魔でダウン。

 翌朝また目覚めに部屋の露天風呂に入り、朝食を頂きました。朝食はバイキングの所が多いですが和善食でゆっくり頂けました。
朝食.jpg


 チェックアウトは精算機で行えます。今回は共立リゾートの公式サイトからの申し込みで1泊2食付きで22,000円でした。別途、入湯税が150円加算されますので宿泊代金は22,150円。平日とはいえ、露天風呂付きの部屋に泊まれてこの値段、箱根エリアは比較的に料金がやや高めなのでとてもリーズナブルだと思います。
(クレジットカードで決済)
宿泊精算1.jpg

宿泊精算2.jpg


チェックアウトしたのが少し早めの9時頃だったため強羅駅からの箱根登山鉄道はガラガラでした。
箱根登山2.jpg



 今回の箱根1泊2日一人旅も前回の鎌倉プリンスホテルと同様、現金は一切使わずに、完全キャッシュレスで終了できました。かかった費用は交通費7,600円(クレジットカード)、お茶代130円(モバイルSuica)、昼食代1,850円(D払い)、コーヒー代450円 (D払い)、宿泊代 22,150円(クレジットカード)の合計で32,180円でした。

 翌月以降に支払いは発生しますが、現金がなくても旅行ができる時代になりました。ここ数年前はクレジットカード以外では加盟店手数料無料のPayPayが主力でしたが、ここ最近ではPayPayの加盟店手数料有料化に伴いD払い、iD、楽天Payなど非接触型決済サービスが増加し、選択肢が広がり便利な時代になりました。


◆現金を一切使わない完全キャッシュレスの1泊2日の一人旅(鎌倉プリンスホテル編)◆
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/184/0







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恋愛、結婚、離婚、子育て、債務整理、うつ病、男性更年期障害など楽しいことも嬉しいことも、辛いことも悲しいこともたくさんありましたが、シニア世代を迎えて、死ぬ時に「10勝9敗で少しだけ勝ち越せた人生で良かった!」と思えるようにいきたいと感じるよになりました。
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