2022年05月22日
確定申告で過去年度に納税額が発生したら支払いが超絶面倒だった話
こんにちは。こんんばんは。タカナシ(マタンゴ)です。
冷凍庫がタケノコまみれで、アイスの買い置きができません。
セブンイレブンからティラミス氷が再販されているのに、1個しか冷凍庫に入りません。。
仕方ないので、1個を冷凍庫に入れ、週末に大事にいただく生活を送っております。
(ティラミス氷、せひお試しください。)
さて。前回の予告通り、確定申告ネタで書きたかった話を今日はします。
すなわち、「過去年度に納税額が発生すると、普通に納税するときより【超絶】面倒くさい!」です。
■目次■
1.前回のおさらい 確定申告は過去4年分遡って申告申告できます
2.還付金が発生した場合、受取方法は最寄りの郵便局・ゆうちょ銀行の窓口か、指定口座への振込の2択
3.当該年度に納税額が発生した場合、支払い方法は色々選ぶことができます
4.過去年度に納税額が発生した場合の問題@ 支払い方法の選択肢は窓口納付のみ!
5.過去年度に納税額が発生した場合の問題A 銀行振込の場合、所轄税務署管内の銀行からしか振り込めません!
6.過去年度に納税額が発生した場合の問題B 当然ながら延滞料金的なもの(延滞税)が発生します!
7.過去年度に納税額が発生した場合の問題C 延滞税の請求は別途!
8.確定申告は過去4年分遡れるけど、納税額が発生しそうな場合は頑張って当該年度に申告した方が楽です!
1.前回のおさらい 確定申告は過去4年分遡って申告できます
前回書いた通り、確定申告は過去4年度までは遡ることができます。
例として、2022年(令和4年)3月15日の申告の場合、通常は2021年(R03)分の申告をしますが、
過去4年ということで、2017年(H29)、2018年(H30)、2019年(R01)、2020年(R02)の分を、遡って申告できます。
実際2022年3月にタカナシが申告したのは2017年(H29)〜2021年(R03)の5年分になります。
確定申告のサイトにいくと、申告できる年度の分もフォーマットが用意されているので、
フォーマットに従って申告する形になります。
年度でフォーマットが違うのがちょっと大変なんですけどね。
慣れるしかない感じかなと思います。
なお、オンライン申告(e-tax)を利用した友人によると、すっごい楽だったということなので、
条件が合えば、オンライン申告を利用すると少し申告の手間が省けるかもしれません。
2.還付金が発生した場合、受取方法は最寄りの郵便局・ゆうちょ銀行の窓口か、指定口座への振込の2択
納めすぎていた税金が返ってくる場合、返ってくる税金を「還付金」と呼びます。
還付金の受け取り方法ですが、確定申告の際に以下から選択することができます。
・最寄りの郵便局やゆうちょ銀行の窓口で受け取る
・振込先口座を申告時に指定して、そこに振り込んでもらう
なお、受け取りは過去年度であっても、当該年度であっても同じです。
還付金は過去年度でも手間がないので、還付金が発生する場合は、当該年度での申告ができなかった場合もあきらめずに、申告することをおススメします。
3.当該年度に納税額が発生した場合、支払い方法は色々選ぶことができます
次に普通に当該年度の申告で納税額が発生した場合についてです。
支払い方法は以下の方法から選ぶことができます。
1. 【キャッシュレス納付】振替納税(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/tetsuduki.htm)
還付金と同様、口座を指定して、そこから引き落とす方法です。
2. 【キャッシュレス納付】e-Taxを利⽤して電⼦納税
3.【キャッシュレス納付】クレジットカード納付
使えるカードの種類や、手数料がかかることなど、詳細はこちらをご参照ください。
4. QRコードを利⽤したコンビニ納付(30万円まで)
5. 窓口納付
金融機関又は所轄税務署で納付します。
選択肢が色々ありますので、自身に都合が良いやり方を選ぶことができます。
窓口納付は窓口に現金を持っていく必要があるので、金額次第では他のやり方より大変かなと個人的には思います。
4.過去年度に納税額が発生した場合の問題@ 支払い方法の選択肢は窓口納付のみ!
当該年度は選択肢があんなにあるのに!過去年度分になると
窓口納付
金融機関又は所轄税務署で納付します。
しか選べません!(2022年3月時点)
現金を手元に用意して、窓口まで行くしか手がありません!
1000円とか1万円くらいならまだしも、
5万10万円超えるような額だと、まず現金を手元に用意するのが大変です。
過去年度も選択肢増やしてください!!切実に思いました。
過去に遡って申告はできますが、納税額が発生する方は先延ばしせず、当該年度中に確定申告することをおススメします。
5.過去年度に納税額が発生した場合の問題A 銀行振込の場合、所轄税務署管内の銀行からしか振り込めません!
もしかしたら地域差や銀行で差があるのかもしれませんが、
タカナシが務めている会社最寄りのみ●ほ銀行では、所轄税務署の振込用紙しか用意されていませんでした。
どういうことかといいますと。
自身の住んでいる場所が○×市で、所轄の税務署が○×税務署の場合、
○×市内の銀行には○×税務署の振込用紙しかありません。
○×税務署に納付するためには、○×市内の銀行に行くしかないのです。
出かけ先で振り込みしようと、△△市の銀行にいっても、△△市の所轄が○×税務署ではなかった場合、
○×税務署への振込はできないと、そういうことです。
昼休みに銀行がある駅まで行ったのに、振り込めなかったときのむなしさよ。。
これ、本当に、書いているサイトが全然なくて、すごく泣きを見ました。
今回、確定申告の話を書こうと思ったのも、「誰も書いてないから私が書くしか!」と思ったからです。
もし金融機関で振り込みする場合は、所轄管内の金融機関を選ぶ方が確実です。
6.過去年度に納税額が発生した場合の問題B 当然ながら延滞料金的なもの(延滞税)が発生します!
レンタルビデオなど、指定日に返さなないと延滞料が発生しますよね。
過去年度に納税額が発生する場合、当該年度に支払うべき税金を納付していなかったということで、
同じような料金(延滞税)がかかります。
どのくらいかかるのか、シミュレーションするサイトもあります。
初めての際など、事前にみておくと、どのくらいかかるのか目安を知ることができ、ちょっと安心できます。
→https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/entaizei/keisan/entai.htm
過去に遡って申告はできますが、余計にお金がかかるという意味でも、
納税額が発生する方は先延ばしせず、当該年度中に確定申告することをおススメします。
7.過去年度に納税額が発生した場合の問題C 延滞税の請求は別途!
問題というか、延滞税の支払いはどうなるかという話です。
一度税金を納めたあとに、改めて請求されます。
コンビニで支払いができると税務署員さんから聞きました。
納付するときよりは選択肢が増えるので楽ですね。
なお、タカナシの場合、2021年(R03年)の還付金と相殺されたため、実際に請求書を見ることはありませんでした。
実物を見てみたかった気もしますし、手間がかからずに済んでありがたかったとも思いました。
8.確定申告は過去4年分遡れるけど、納税額が発生しそうな場合は頑張って当該年度に確定申告した方が楽です!
ということで、過去年度に納税額が発生すると色々手間が増えるため、
納税額が発生しそうな場合は先延ばしせず、当該年度中に確定申告することをおススメします
というのが、実際に経験して思ったことでした。
納税の選択肢が窓口しかないことが本当にしんどい。
所轄菅外に勤めているサラリーマンは半休/全休が必至です。
今回、たまたまテレワークする日ができたので、昼休みに税務署までダッシュすることで休まずに納付することができましたが、
それだって税務署が自宅から近かったからできたことで、
もっと離れていたら昼休み中に帰ってこれませんでしたからね!
そもそも先延ばしせずにその年度で申告しろよという話かもしれません。(汗)
でも、ほら、どうしてもどうにもならない年があるかもしれません。
そういうときに、参考になれば、とても嬉しいです。
面白かった、役になった、応援してやるぜという場合はクリックよろしくお願いいたします。
対馬の蜂蜜は日本ミツバチのもので、とても貴重でおいしいです。ぜひ試してみてほしいです。
【ふるさと納税】A2-134 対馬和蜂のはちみつ3種類食べ比べセット 価格:12,000円 |
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11419530
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック