SunoAIを活用した試行錯誤が一区切りつきました。
所見を整理する回です。
■生成した曲
Twilight Vibes
https://youtu.be/K3LLCWIIQ5w
プロンプト
electoric piano, shibuya-kei, jrpg,stylish,DnB, emotional, jazz, funk, jpop, lo-fi, clear sond
After School Chat
https://youtu.be/ywRW7djtm2Y
プロンプト
Jazz, Funk, Pop, jrpg, lofi-hiphop, Shibuya-kei rap, cutecore, female voice, DnB
■使用環境
StudioOne6
Ozone11
RX11
■サービス比較
2024/6/4現在、「SunoAI」か「Udio」です。
この2サービスは現状、ユーザー数が多く、学習データ、資金が潤沢であり、開発への投資が見込めるためです。
AI開発において性能を決定づけるのは「学習データ」と「サーバー」の量。
ChatGPT(openAI)、Bing(MicroSoft)のように資金力とユーザー数とスタートダッシュで決まるように思えます。
機能でいえば「AIVA」が素晴らしく、STEM単位のMIDI出力(楽器パートごとの編集可能なデータ)が出来るのですが、生成される曲の質はどうしてもSunoAIやUdioに軍配が上がります。
多くのユーザーはDAWで編集するよりも、そのまま使えた方が良いですからね。
「SunoAI」か「Udio」どちらを選ぶかは、開発競争で大きな差が生まれるまでは、好みで判断すれば良さそうです。
「Windows」と「Mac」みたいなもの。
■どこまでマスタリングで音が良くなるか
SunoAIの課題は音質の向上と、編集できるようになること。
ここ数日はSunoAIで生成したWAV形式の音をどこまで作曲に活かせるかの検証をしていました。
・STEM単位で分離し、RX11でノイズ除去し、Ozone11でマスタリングと最短工程で進めても、元の音源の音質を大きく上げることはできない
・STEMをMIDI変換し、ノイズ除去を試すも、MIDI変換の精度が足りない
結論としては、SunoAIやUdioのバージョンアップを待つのが最適。
SunoAIはv4.5かv5で、ループ編集以外の要素を解決できそうな気がします。
プロンプトをつくるスキルは磨いておいても無駄にならないと思います。
SunoAI v3.5の検証はここまでとし、次回からは制作の話題に戻ります。
それでは素敵な1日をお過ごしください。
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