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2020年は旧ブログの消滅・緊急移転と共に、経済状況悪化により一時的に記事更新困難になるかもとお騒がせいたしいました。
その後何とか皆様のご支援により、継続を続けることができるようなり大変感謝しております。
3週間ほど更新が滞ってお降りましたので、いろいろなニュースが出てきていますのでまとめた記事を書いてみました。
\こちらもご参考に!PR/
(1)大変感謝の1年でした!
2020年2月に、旧ブログが突然消滅してからいろいろと重なりブログ更新も厳しくなっていました。
2020年4月にいよいよ万事窮すというところまで追いつめられていました。
1.1 みなさまのご声援に支えられました。
(関連記事):『【報告】記事の更新が遅れるかもしれません。』
2020年4月4日に書いてから、皆さまの温かい励ましのご声援をたくさんいただき、やる気を取り戻すことができました。
本当にありがとうございました!
1.2 状況は何とか改善しています。
2020年10月に関連記事に書いたように、何とかその後経済状況は改善しております。
(関連記事):『【近況報告】みなさまの支援で続けています。』
アマゾンの「ほしいものリスト」を設置させていただいたところ、ご支援をいただくことができました。
購入を諦めていた本について、ご支援をいただき入手させていただきました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。人の心の優しさに触れることができました。
本当にありがとうございました!
1.3 感謝の気持ちを込めて秘蔵写真を・・・
感謝の気持ちにお答えするため、ちょこっと秘蔵写真をご紹介いたします。
2021年3月19日に退役した、練習艦「しまゆき」の貴重写真です。
図1 しまゆき後部から
HSから撮影した「しまゆき」後部の写真は、ほとんどないかと思います。
どうぞお使いください。
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(2)ナゴルノ紛争でイスカンデルMミサイルが使用された?
2021年3月31日に、アゼルバイジャンから奇妙なニュースが報道されました。
本ブログでちょくちょく追っかけている、イスカンデルミサイルに関するニュースです。
ナゴルノカラバフ紛争の戦場清掃にて、ロシアしか装備していないイスカンデル-Mミサイルの破片が発見されたというものです。
2.1 イスカンデルMミサイル?!
最初に話を聞いたときは、完全に耳を疑いました。
何しろ、ロシア本国にしかないはずのイスカンデル-Mミサイルを使用されていたという話です。
図2 イスカンデルMミサイル
引用URL:https://defenceredefined.com.cy/wp-content/uploads/2020/10/Optimized-Iskander-M-11.jpg
2020年11月10日に、アゼルバイジャン首都バクーに着弾したのは輸出型の「イスカンデル-E」ミサイルとされています。
図3 アルメニアイスカンデル
引用URL:https://cdn1.img.sputniknews.com/img/104752/69/1047526950_0:3:1246:703_1200x0_80_0_1_4e0c7c5111357c5bd4de5d0b23139e9b.jpg
当然、射程はミサイル技術管理レジーム(MTCR)に抵触しなように280kmとなっているはずです。
(MTCRでは、射程300km以上のミサイルを規制している)
バクーへの攻撃も、ナゴルノカラバフ州南部当たりから発射された可能性が高いと考えられています。
(関連記事):『【世界情勢】イスカンデルミサイル使用と各所紛争頻発!』
2.2 たしかに9M723の刻印がある。
発見されたミサイルは、ナゴルノカラバフ州南部のシュシャという町の郊外で2発が発見されたとされています。
写真を見ると、確かにイスカンデルミサイルのクラスタータイプで「9M723」の刻印があります。
図4 発見されたミサイル
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/ExzpIeBXEAUCvfH?format=png&name=small
https://pbs.twimg.com/media/ExzpRPfXIAAAt7O?format=png&name=small
確かに、イスカンデルMミサイルではないか?と疑ってしまうかもしれません。
しかしながら、9M723はミサイル本体の呼称名であります。
この写真を持って、イスカンデル-Mミサイルシステムが使用されたと断言するには証拠が足りません。
2.3 投棄されたミサイルではないか?
特に、今回発見された場所「シュシャ」が肝心になってきます。
図5 シュシャの場所
引用URL:https://usercontent.one/wp/www.birlik.se/wp-content/uploads/2020/11/shushsa-x%C9%99rit%C9%99-787x1024-1000x600.png
アルメニア本国と、ナゴルノカラバフ州首都「ステパナケルト」を結ぶラチン回廊の重要拠点です。
2020年11月4日〜8日に、アゼルバイジャン軍の猛攻を受けて陥落しています。
図6 シュシャの戦い
引用wiki
この「シュシャ」の場所近くが、アゼルバイジャン首都バクーに向けてイスカンデルミサイルが発射された予測発射地点である可能性が高いのです。
アゼルバイジャンの発表は、アルメニアによるイスカンデルミサイル発射の事実を補強する内容であるけどもロシアによる「イスカンデル-M」使用を裏付けるものではないといえます。
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(3)北朝鮮KN−23改か?KN−24か?
北朝鮮は、2021年1月に軍事パレードで登場させたKN−23改?(もしくはKN−24?)と思われる新型短距離弾道ミサイルを3月25日に発射しました。
KN−23の発射機を使った改良型なのか、判断に苦しむところです。
3.1 KN−23の拡大型かな?
図7 KN−23改
引用URL:https://img3.yna.co.kr/photo/yna/YH/2021/03/26/PYH2021032600790004200_P4.jpg
今回の発射を見ると、KN−23(イスカンデルもどき)を踏襲したTELと、拘束バンドが見受けらることからKN−23の拡大改良版として、大推力化を図ったのではないかと考えられます。
3.2 スカッドのように進化し続ける?
かつて北朝鮮は、スカッドを独自に拡大化させてスカッドERやノドンなどを生み出していきました。
図8 北朝鮮発展図
引用URL:http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2017/image/photo0102006.jpg
KN−23は、今後スカッドの代わりに大量生産する可能性も否定できません。
今後も、イスカンデルミサイルやKN−23には注目です!
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情報提供ありがとうございます。
アニメ ゴジラSPは全くノーチェックだったのでチェックしてみます。
これからもよろしくお願いします。
その節はご丁寧に質問にお答え頂きありがとうございました
かのイージスシステム搭載艦が多胴艦になるかも知れないとか、未だに哨戒艦が影も形もないとか軍事ネタはいろいろありますが、1つどうでもいいながら軽い情報を、勝手に提供させて頂きたく思います
それと言いますのも、現在TV・NETFLIX(一週間先行放送)で公開中のアニメ、ゴジラSP(シンギュラポイント)という作品の6話で、かのアニメ版ジパング以来の「CIC指示の目標、うちぃかたはじめ!」が再び聴けました
海から無数の巨大生物(おそらくマンダ。それとゴ……)がどんどん日本本土に向かってきており、海自の艦隊で艦砲射撃による阻止・駆除を試みたというシーンです
「トラックナンバー〇〇〜」という報告、青梅一等海曹の声が聞こえてきそうでした(もちろん違う声ですが)
いえもちろん、だからどうした?と言われれば返す言葉もないのですが
あまりにもジパングを思い出したので、ご報告した次第です
なお、余談ながらこの作品は現在13話中6話まで進んだのですが、極めて面白い本格的な怪獣SFアニメ作品であります
ようやく折り返した所ですが謎が謎を呼んでいて、これからどうなるのかますます目が話せません
謎の領空侵犯機の群れ(ラドン)にスクランブルするF-35や、アニメ初登場の20指揮官の小銃、自衛隊描写など軍事的な要素も興味深い作品ですので、もしもお嫌いでなければご覧になってみるのも宜しいかもしれません
長文失礼致しました
これからも微力ながら応援させて頂きたく思います
技術幹部については、確かに情報量が少ないので情報集めに苦労しているかと思います。
ご質問の技術幹部については、社会経験者から採用される技術幹部のことについてだ拝察いたします。
私も上司が技術幹部の方が結構多くいろいろなことを教えていただきました。
技術幹部の話は結構長い話となるので、まとめて記事にさせていただきます。
最初に、遠洋練習航海に同行することはござません。幹部候補生学校卒業後に、艦艇乗組で「〇●士」の勤務をするということもありません。
結構広い範囲で、技術幹部の方が海賊されています。
少々、記事をお待ちください。
主さんは艦艇装備関連におられて、技術幹部の方々とも一緒にお仕事をされていたようですが、よろしければ技術幹部の方々について詳しく教えていただけないでしょうか。
最近技術幹部に興味が湧いてきたのですが、いかんせん情報が少ないもので。
どんな部署に配属されるのか、遠洋練習航海には参加するのか、艦艇配属はあるのか、A幹B幹との人事その他の違いなどなど教えていただけたら幸いです。
米海軍で一時期相次いだ衝突事故と練度の問題ですが、訓練時間が確保できていなかったという問題がありました。
実任務が過重となり、本来個艦で航行訓練などをしなければならない時間が確保できないまま、訓練不足の乗員が実任務に就いていたのが原因です。
任務と訓練はやはり違うもので、任務航海が長いと練度は落ちてくるものです。(海上自衛隊でも、インド洋派遣のころに大問題になりました)
現在では前方展開する第7艦隊や第5艦隊に派遣される艦については、訓練時間を増強させて練度回復を急いでいる途中です。
しかし、米海軍の艦艇不足の兼ね合いもありまだ完全に回復したとは言えいない状況の模様です。
そろそろR4年度の組織内査読の時期でお疲れでしょうが、頑張ってください!
中国海軍の練度については、2010年に比べるとかなり上がっていると考えています。
特に空母遼寧を中心とした、宮古島沖を突破している北海艦隊については相当な練度になってきていると考えられます。
空母遼寧と護衛グループによる両舷同時洋上補給の写真が登場しており、これだけでもかなりの練度にはなってきてると思われます。
ただ、東海艦隊や台湾方面を担当する南海艦隊については、旧
式艦も多く練度に難がある状態と分析しています。
海自と練度の面で何とか勝負ができるのは、北海艦隊だけとい
うのが今の現状でしょう。
今後、艦艇の更新と練度を平均的に高める方向にリソースを注ぎ込んだら、いよいよ中国海軍の脅威が高まると考えます。
R4年度予算関連で死にそうです(^^;
今回の記事とは少し離れた質問よろしいでしょうか?
中国海軍についてです。
最近急激に強化、自衛隊の装備も心許ないと感じております。
唯一の救いは旧軍から続く練度だと思っていますが、中国海軍と言うか人民解放軍海軍?の練度等はどうなのだろう?
人を増やすことは、あの国では難しく無いと思うのですが、イキナリ沢山艦を作ってもその練度はどうなのだろうか?という疑問です。
我が自衛隊と同等若しくは既に上を行っているとしたら一大事かと。
お考えいは如何でしょうか?