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追加副審って何?

 今年度、2016シーズンは『追加副審』が日本でも導入されます。

 対象となる試合は、少ないのですが・・・それに先立ち、J3リーグで試験的に導入の予定だとか・・・。

 やはり、色々と判定に不満が出るのでしょうね・・・少年サッカーと同じで・・・。



 追加副審は既に海外では導入されているシステムです。

 ヨーロッパやカタール、UAE等では既に導入されているので、欧州サッカーファンの方は、知っているかと思います。

 AAR(Additional Assistant Referee)と言うのが海外での呼び方です。

 主な仕事場は、『ゴールライン』周辺です。

 特に、ゴール、ノーゴールの判定に期待されています。

 その他にも、ペナルティエリア内の微妙なプレイに対するジャッジングを補助する事も行います。

 得点に直結するシーンをより厳格にジャッジングしようと言う狙いがある様です。



 但し、この追加副審は、『コミュニケーションシステム』と言う無線通信を利用する為、追加副審を導入できるスタジアムが限られてしまうと言う現状もあります。

 この先、何処までの導入を考えているのか・・・分らないのですが、天皇杯やチャンピオンシップ等の大きな大会の準決勝辺りから・・・と言う事の様です。

 「この方式いいんじゃね?」と言う事になれば、本格的な導入となるかも知れませんね。

 この方法自体が、少年サッカーに及ぼす影響は少なそうです。



 ただ・・・実際には、このゴールライン周辺の判定は、少年サッカーの方が激アツな気がします。

 8人制となった事で、得点シーンが増えましたから、判定への不満が出る事が非常に多い場所でもあります。

 1人審判では、しっかりと見る事は難しい・・・で、副審付けてみましたが・・・やってるのはお腹の大きなお父ちゃん(私)ともなれば、ゴールの判定は期待できませんよね。(^^;

 もう6年生の足には着いて行けませんから・・・。

 1点を争う試合が多くなる高学年の試合、特に6年生の試合では、審判員より保護者席の方が良く見えている事もあったりします。

 そうなって来ると、審判への不満が噴出して来てしまう事も少なく無いのです。



 ですから、なんちゃって追加副審が導入される事も将来的にはあるかも知れませんね。

 無線は使えませんが、フラッグを持つとかで代用出来そうですし・・・。

 何時の日か、ゴール裏に審判着を着た人が立っている・・・そう言う少年サッカーをする時代も来るのかも知れませんよね。

 でも、そうなって来ると・・・何人審判員を確保しなといけなくなるのか・・・頭の痛い問題ではあります。

 今まで通り、審判の判定は絶対と言う事で押し通せば良い気もするのですが・・・判定を巡って『殺人事件』も起きている事からも、こう言った伏線を張り巡らせなければいけなくなってしまったのでしょうね。

 だから、大きな大会は笛を吹きたくないのです・・・皆。

 例え予選であっても・・・審判へのリスペクトも大切に!


 
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1人審判とライン際の話

 1人審判をしていると、ボールがラインを割ったか否か、判断に迷う時があります。

 1人審判は、子供達自身の『フェアプレイ精神』を以って、自発的にプレイを止めると言う事が前提となっていますので、それに期待するしかない時もあります。(^^;

 ・・・が、世の中そんなに甘くない・・・「笛がなるまで続けろっ!」とのベンチからの『悪魔の咆哮』がフェアプレイ精神を粉砕してしまう訳です。

 協力と理解が無いな〜全く。(泣)

 そこで・・・ちょっと、賢い人は・・・『予備審』の方に、「そっちのラインはお願いします。」と一声掛けて、その反対側にポジションを取ったりします。

 予備審と主審でボールを挟む様に観る訳ですね。

 これなら、大分『ミスジャッジ』も減らせそうですよね。

 ちょっと、予備審の方の負担が増えてしまうので、気が引ける・・・のも事実なのですが・・・。(^^;

 その一言を言う勇気があれば、大分主審の負担は減らせそうですね。



 ラインを割ったのは分っても、どちらのボールか・・・正直分らない時があります。

 両チーム共「マイボッ!」なんて、偉そうにアピールして来る時なんか最悪です。

 自分が最後に触ったかどうかも分らない程・・・頭が悪い・・・訳じゃないのでしょうが・・・『ドロップボール』で再開したろか・・・なんて意地悪な事を考えてしまう事もあります。(笑)

 だって、分らないのですから・・・正直にその旨を伝えて、ドロップボールで再開した方が『三方一両損』的な解決方法の様な気もします。

 まぁ、これは半ば冗談ですが・・・。



 私が最後に頼るのは、ボールの行方です。

 どちらに向かってボールが転がって行ったかで、最終的な判断をさせてもらってま〜す。(^^;

 申し訳ありません。

 ゴールラインを割ったかどうか・・・この判定も、同じくボールの行方に頼る事があります。

 ゴールバーやポストにボールが当たってしまい、ゴールか否か判定し辛い時です。

 ゴールラインに土煙が立てば・・・そこを確認すれば良いのですが・・・芝の場合はそうは行きません。

 で、ボールの行方にお願いしてしまうのですね。

 当たった後に、ボールがゴールから外に出る様な時は、申し訳ないのですが『ノーゴール』とさせてもらっています。

 だって、分らないんですもの・・・。

 でも、判断しないといけないんですもの・・・。



 1人審判の時は、色々と判断に困る事が多いのです。

 そうならない為に、なるべく一生懸命走っているつもり・・・ですが、それでも分らない時はどうしてもあります。

 そんな時は、皆さん大きな、温かい、仏様の様な心で見てあげて下さい。(笑)

 4級審判員からのお願いでした。
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副審について(その2)

 前回の続きです。

 今回は、『オフサイド』絡みの話題です。

 オフサイドと言うルールは、非常に分かり辛い物があって、サッカー経験者と言えど、いい加減な理解の方が大勢います。

 何を隠そう、この私も・・・その1人だったのですが・・・。(^^;


 
オフサイドの監視

 オフサイドの違反を監視するのは、副審の大きな仕事の1つです。

 これをやってくれるだけで、主審は大分助かります。(^^;

 ただ、1人審判が長かった事もあって・・・主審が副審を見る事を忘れてしまう事もしばしば・・・この間も、周囲の声で気が付いた・・・なんて事も私自身あったのです。

 それでも、副審を任されたら、このオフサイドをちゃんと監視しなくてはなりません。



 肝になるのは、『オフサイドライン』が何処になるのかを見抜く事です。

 これが、時々難しい事があります。

 よ〜く考えれば分かる事なのですが・・・瞬時に判断しなくてはいけないとなると・・・怪しい時もあったりするものです。

 通常、キックオフの時は、DFの最後尾と同じ位置に立つ事になります。

 ここが、オフサイドラインとなる事が多いですよね。

 ところが、試合が始まると同時にこのラインは前後に移動を始めます。

 多くの場合、後方から2人目を探して移動する事となるかと思います。

 通常、ここにオフサイドラインがあるからです。



 以前、『パス禁止』と言う面白い方針のチームと対戦した事があります。

 こう言うチームと対戦すると、オフサイドラインについての理解が進むかも知れません。

 そのチームは、徹底してパス禁止なのです。

 GKでさえ、ボールをキャッチしたら・・・直ぐ様『ドリブル』を始めます。

 『パントキック禁止』なのだそうです。

 GKが前線に行ってしまうので・・・オフサイドラインも変わって来ます。

 常に、後方から2人目を探して移動し続けなければなりません。

 ボールを失い、GKが戻ってくれば・・・また通常の営業が可能となるのですが・・・とにかく、忙しくオフサイドラインが変わって行ったのを覚えています。

 まぁ、これ程では無くとも・・・試合も終盤となって来ると、GKがセットプレイに参加する様なケースも出て来ます。

 こう言った時には、やはりオフサイドラインを直ぐに見つけて移動しなければならなくなります。


 時には、最終ラインをドリブルで突破される事もあります。

 こう言った時には、『ボールの位置』がオフサイドラインになる事があります。

 ルールをよ〜く思い出して下さいね。

 これをうっかり忘れてしまう方は、思いの他多いと言えます。

 とにかく気が抜けないのです。

 オフサイドラインを気にしつつ、ボールがタッチラインを割ったかどうかの判定もしないといけないのですから・・・副審は大変な任務なのです。

オフサイドの反則があったら・・・

 オフサイドポジションにいるプレイヤーにボールが渡った時、副審はオフサイドか否かを判定しなければなりません。

 最終的な判断は、主審が下す事となるのですが・・・言ってみれば参考までに・・・主審にオフサイドだと思うんだけど・・・的な合図を送る事となります。

 これも、事前の話し合いで話し合っておくと良いですね。

 「取り合えず、フラッグ上げるんで〜違うと思ったら、フラッグ下ろせの合図をお願いしますね。」なんて感じでも悪くは無いのかと思います。

 逆に、主審の方から丸投げされる事もありますが・・・。(^^;

 4級審判員同士でなら、丸投げされる事の方が多いと言えますかね。



 オフサイドの反則があった場合、先ず立ち止まりフラッグを上に上げます。

 主審の笛が鳴るか、「違うから下ろせよ」の合図があるまで、その場を動いてはいけません。

 時折、移動しながらフラッグを上げている方もいますが・・・。(^^;

 笛が鳴ったら、フラッグを横に倒します。

 中央なら水平に、遠いサイドならやや斜め上に、近いサイドならやや斜め下に・・・と言う具合に使い分けがある様です。

 ボールがセットされたら、フラッグを下げ、またオフサイドライン探しの旅に出ます。


 
どのタイミングで・・・

 どのタイミングでオフサイドの反則となるか・・・これが案外曖昧な理解なのでは無いのでしょうか?

 その為、無難に取り合えすフラッグを上げて、主審の判断を仰ぐ・・・と言う方法が取られる事も少なくありません。

 『実際にボールに触れた時』が1つの目安ではあります。

 これは副審の目にも明らかな場合が多いので分り易いのかと思います。

 それ以外のケースは、副審が判断する事が難しい場合があるかと思うので、取り合えずフラッグを上げて、主審の判断を仰ぐ方が良さそうではあります。

 ・・・が、主審が副審に丸投げの場合は、注意が必要なのです。

 実際にオフサイドの反則を犯していなくても、オフサイドの判定をしてしまう事になるからです。

 難しいですよね〜。

 ですから、試合前に主審としっかりと・・・こう言った事を話し合っておく事を忘れない様にしたいですね。

 審判のせいで、試合が台無しになる事だけは避けないといけませんから・・・。


 
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副審について(その1)

 やはり、今期からうちの地域では、公式戦の『4人制審判』が導入された様です。

 4年、5年、6年、の現在行われている大会では、全てに『副審』が2人付く様になりました。

 これまで、1人審判で頑張って来たパパさん、ママさん審判員には、ちょっと肩の荷が下りた・・・と思う感じでしょうか。

 ところがです。

 今迄、副審の経験の無い方が、突然「ヤレ」と言われても実際には困る物です。

 私も昨年度はそうでしたね〜。(^^;

 仮に、主審となった場合でも・・・副審を見る癖が無い為、副審の旗に気が付かない事もしばしば・・・。

 そんな訳で、副審について急遽取り上げます。

 但し、あくまでも4級審判員の目から・・・と言う事で・・・ご了承下さいませ。(^^;



 4級審判員の方が主審を務める事となった時、副審に最も見てもらいたい事は、『ライン』、そして『オフサイド』か否かだと思います。

 今回はこの辺にちょっと・・・触れてみようと思います。

 
色々なライン

 副審が見なくてはいけないラインって何だと思いますか?

 『タッチライン』『ゴールライン』は、直ぐに思い浮かぶかと思います。

 実際には、その他にも『ゴールエリア』『ペナルティーエリア』『コーナーアーク』等殆どのラインを気にしないといけないのです。

 先ずは、タッチラインです。

 タッチラインをボールが完全に出た場合、副審は『フラッグ』を上げます。

 同時にどちらの『スローイン』となるのかを指し示す必要があるのですが・・・これが、案外難しいのです。

 基本的には、ラインを割った合図として、副審は先ず『右手』でフラッグを上に上げます。

 この時も、音が『バサッ』と聞こえる様に元気良く上げる癖を付けましょう。

 この音が、周囲にラインを割った事を知らしめてくれます。

 但しなのです・・・自分の担当する範囲に限っては、目の前で起きている事ですから、主審よりも副審の方が的確な判断が出来る筈です。

 その為、フラッグを上に上げる動作を省く事が出来ます。

 この時は、いきなりスローインが与えられるチームの攻撃方向を素早くフラッグで指し示す事となります。

 『バサッ』と音がなる様に元気良くですよ〜。(笑)

 逆に、ハーフェーを越えて、自分ではどちらがボールを出したのか確認できない場合は、ラインを割ったと言う事だけを主審に知らせる事となります。

 この時は、フラッグを元気良く真上に上げ、次に主審の判断に合わせてフラッグをどちらかに向ける事となります。

 勝手に判断してはいけないと言う事です。

 主審と『アイコンタクト』を取る事も、大事ですよね〜。

 この辺は、試合前に主審と打ち合わせをしておく事が大事です。

 そうすれば、主審もその様にポジショニングしてくれるかと思います。

 4級審判員同士で主審と副審を行う場合には、この辺をしっかりと話し合っておくと良さそうです。



 『ゴールライン』をボールが明らかに割った時も、副審はフラッグを上げる必要があります。

 先ずラインを割ったと言う事を、主審に知らせる為にフラッグをこれもまた元気良く『バサッ』と言う音が聞こえる様に真上に上げます。

 どちらがボールを出したか明らかな場合は、その後『ゴールキック』『コーナーキック』かを指し示す事になります。

 ゴールキックの場合は、ゴールの方向にフラッグを水平に倒します。

 コーナーキックの場合なら、フラッグを斜め下に向けてコーナーを指します。

 反対側のコーナーキックの場合でも、自分に近い方のコーナーを指せばOKです。



 実際にゴールキックとなった場合、先ずボールがゴールエリア内にセットされたかどうかを確認する必要があります。

 ボールは、ゴールエリア内なら何処でも構いません。

 正しい位置にボールが無い場合は、フラッグを上げて主審に合図します。

 この時、フラッグを左右に小刻みに振って『バサバサッ』と音がする様にしても良いですね。

 正しい位置にセットされた事を確認したら、ペナルティーエリアの角まで走って来ます。

 正しい位置からキックが行われペナルティーエリアをボールが出た事を確認して素早くオフサイドラインまで移動します。

 ペナルティーエリアをボールが出る前に他の誰かがボールに触れたら、フラッグを上げて主審に合図をします。

 この時、フラッグを左右に小刻みに振って『バサバサッ』と音が聞こえる様にする事も有りです。


 コーナーキックの時は、副審は『ゴールライン』の位置に立ちます。

 コーナーキックが直接ゴールラインを割ってしまう事もありますし、直接ゴールとなる事もあるからです。

 コーナーキックの時もコーナーアーク内にボールがセットされた事を確認して、ゴールラインの延長線上のキッカーの邪魔にならない所まで移動します。

 コーナーキックが正常に行われたら、素早くオフサイドラインまで移動します。



 最後にゴールか否か・・・この判定も副審の仕事の1つとなっています。

 但し、出来る範囲で・・・と言った所でしょうか・・・。

 ゴールが確認出来たら、中央に向かって走り出します。

 これが、ゴールの合図となっている様です。



 PK戦の時は、ゴールラインとペナルティエリアの交わる所で、頑見です。(笑)

 GKがゴールライン上にいる事を確認し、キックが行われる前に飛び出せばフラッグを上げてファウルを主審にアピールします。

 後は、ボールがラインを割ったかどうかを見る事となりますが、微妙な判定が必要な時以外は、出番は無さそうです。

 但し、ゲーム中のPKである場合は、ポストに当たって跳ね返ったり、GKのナイスセーブではじかれたりと言う事があります。

 そう言う時は、直ぐにオフサイドラインに移動しなければならないので、超忙しいと言えます。

 

 面倒でしょ〜?

 誰です、副審の方が楽だなんて言ってるのは・・・。

 ラインの話題でこんなに長くなってしまったので、オフサイドについては次回と言う事で。
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子供達、ビビル・・・

 先日の試合での事です。

 主審の声に子供達がプレイを止めてしまうと言うシーンがありました。
 
 主審の方は、3級だったと思います。

 正しいジェスチャーと声ではあったのですが・・・。



 ゲーム中に主審は、色々な声を出します。

 中でも、『プレイオン』『アドバンテージ』と言う声は、4級の審判員から聞かれる事は少ないと言えます。

 私の場合は・・・と言うと、分り易く『続けて』と言う事の方が多いのですが、今回は考えさせられました。

 どうやら、ファウルがあった様なのですが・・・ファウルを受けたチーム側に有利な展開となりそうであった為、流す事にした様なのです。

 そこで、両手をやや高めに上げて、大きな声で・・・「プレイオ〜ン」と一言叫びました。

 まぁ、確かに会場中響き渡る様な大きな声でです。

 これには、観戦していたママさん達も、キョトンとしてしまいました。

 何が起きたのか、理解できない様子です。(笑)

 子供達も同様に・・・足を止めてしまった子が続出です。

 結局、プレイ自体が止まってしまい、主審の方は・・・先程のファウルを取る事としました。



 子供達の理解不足が引き起こしてしまったシーンです。

 『プレイオン』と言う言葉を知っていれば、こんな事にはならなかったのでしょうね。

 先程も書きましたが、4級審判員の方からは、あまり発せられる事の無い言葉です。

 その為、子供達は聞き慣れていなかったと言えます。

 後で聞いてみたら、『アドバンテージ』の方は、その意味を知っている子が何人かいました。

 こちらも、馴染みの薄い言葉ではありますが、プレイオンよりは知名度が高い様です。



 せめて、主審の『ジェスチャー』を理解していれば、プレイを続けて良いのだと言う事は分ったのかな・・・とは思います。

 そもそも、『笛』が鳴っていないのですから・・・。(^^;

 この辺は、やはり経験が少ない事が仇となったと言えますかね?

 4球審判員としては、ちょっと反省しなくてはいけない所です。

 分かり易さと言う事も、確かに大事ではあるのですが、必要な用語やジェスチャーは、試合中ドンドン使ってゆく必要があるのだと言う事を思い知らされました。

 何より、それが子供達の為です。

 見て、聞いて、慣れるしかないのですから、その機会を奪っていた・・・と言う事になります。

 これからは、「続けて」ではなく、両手を上げて「プレイオン」や「アドバンテージ」と言おうかなと思います。

 とっさに出るかどうか分りませんが・・・。(^^;

 こちらも場数踏むしかない様です。
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脱・1人審判?

 以前から、このブログでも取り上げている(と言うか愚痴っている)8人制の『1人審判』についてです。

 息子の最後の公式戦でも、11人制と同様に『4人制審判』で試合をコントロールする方法が取られました。

 流石に、高学年ともなると・・・試合展開が速い・・・とても、1人では満足の行くジャッジなんて出来ません。

 でも、これは・・・『全日本』の予選の段階で、皆が感じていたであろう事なのだと思います。

 しかし、突然『線審』をやれって言われても・・・正直困るのです。

 何せ、経験が無いのですから・・・そこが、息子の最後の公式戦でも、最も問題視された所でもありました。

 せっかくの4人審判なのに・・・信頼に足るジャッジングには、程遠い・・・そう言えなくも無い試合が余りに多過ぎたと言えます。



 息子が少年団に在籍していた6年間で、線審が付いた大会は、最後の公式戦を除けば・・・僅かに3大会程度でした。

 それ以外は、全て1人審判だったと思います。

 ですから、立ち振る舞い方も殆ど分らず、主審との連携も今一つな状態で、手探りな感じの線審であった気がします。

 パパ・ママ審判員の人数が十分でなかったチームには、やりくりが大変だったのではないのでしょうかね?

 コーチ自ら、審判員をしていたチームも相当ありましたね。(^^;

 年度途中での、突然の方針転換は、ちょっとどうなのかな・・・と言う気もします。



 しかし、主審にとっては、ちょっと気が楽になったのも確かなのです。

 『オフサイド』『スローイン』等の判定は、線審がある程度見てくれますから、気持ち的に余裕が出来たと言えます。

 パパ・ママ審判員達には、好評だった様です。

 最初から、4人でやらせてくれれば・・・と言う意見が大勢でしたね。

 この辺は、このブログでも以前から愚痴っていた事ではあります。



 で、今年は・・・5年生の公式戦も『4人制審判』が導入される運びとなりました。

 これは、うちの地域だけなのか・・・どうなのか、分らないのですが・・・。

 去年は、1人審判で行っていた大会です。

 でも、今年は4人で・・・と言う事で、早速この間の練習試合で、線審も練習をさせた次第です。

 とは言っても、時間がもう無いので・・・付け焼刃的な線審となってしまう事になりそうですが・・・。

 もう少し、用意周到に導入する様に出来ないものかな〜と、ちょっと県サッカー協会に愚痴です。(^^;



 こう言った流れが出来て来たと言う事は、やはり・・・1人審判に対する不満が多かったのかな・・・と思います。

 冠の付いた公式戦を、1人審判で行うのは、やはり無理があるのでしょうね。

 審判の出来が、試合結果を左右してしまう事が非常に多かったと言えます。

 また、文句も言い易いのです。

 ベンチから、保護者から、プレイヤーから、不満の声が審判員に浴びせられます。

 ちょっと、気の毒ですよね。

 そう言った経緯もあっての4人制なのでしょうが・・・今後、公式戦全てに導入されて行くのかは、まだちょっと見えません。

 6年生になって、急に・・・と言うよりは、幾らかマシなのかも知れませんが、4人なら4人で統一して欲しいと言うのが、パパ・ママ審判員の本音なのだと思います。



 このまま、脱・1人審判となって行くのかどうかは、分りませんが・・・やはり、高学年の試合は、1人では・・・ねぇ?

 1人審判を受け入れる土壌が出来上がっているとは、正直言えないと思いますから・・・4人の方が、良いのかなとは思います。

 「審判のせいで負けた」なんて、平気で口にする指導者も実際にいますから、審判も少年サッカーにおける課題の1つではあります。

 中々、JFAの掲げる理想通りには、行かない様です。

 まぁ、何れにしろ4月から線審をする運びとなった訳で、旗の振り方を再確認しないと・・・。(^^;
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判定に不満があっても・・・

 『審判の判定』に思わず「え〜」とか、「違うよ〜」なんて言ってしまう事は、熱い思いで観戦している者の気持ちを考えると仕方が無いのだと思います。

 これは、保護者席に限らず、ベンチ側でも同じ事です。

 思わず「オ〜ィ!」なんて声を上げてしまう事も、真剣に試合に臨んでいる訳ですから、ある程度は許容範囲だと言えます。

 まぁ、『誤審』があった場合には、厳しい声が上るのも仕方が無い事・・・審判員は、常に『針のムシロ』の上に座っている様な物です。



 そもそも、緑なヤタガラス衆には、ちょいと荷が重いのが・・・1人審判と言う制度です。

 殆どが、パパさん、ママさん達ですから・・・経験も少ない訳で、講習を受けただけの審判員ですから、多くを求められても正直困る訳です。

 以外かも知れませんが、サッカー経験者と言えどルールなんて曖昧なものです。

 現役時代は、『笛が鳴る』事が、ルールに触れた事を理解する唯一の方法だった方も大勢います。

 こう言う人達に支えられて、少年サッカーは運営されているのです。



 青や銀色のヤタガラス様も、時折見受けられます。

 そんな方達でさえ、誤審は茶飯事なのです。

 ただ、違うのは・・・『毅然とした態度』を崩さない事でしょうか・・・。

 例え『副審』が付いた時でさえ、やはり誤審は付いて回ります。

 それ程に、審判を演じると言う事は、難しいと言う事でもあります。



 ここで、1人キーマンとなりそうなのが、『予備審』或いは、『第4の審判』と呼ばれる方達です。

 この審判員のお仕事の1つに、『ベンチコントロール』と言う物がります。

 ざっくり言うと、コーチ陣の監視です。

 『暴言』を吐いたり、『判定に大声で異議を唱える』等をした場合には、直ぐ様指導を入れる役割を与えられています。

 青や銀色のヤタガラス様達は、こう言う事がしっかりと出来ています。

 しかし、緑のヤタガラス衆には、これすら荷が重いのです。

 中々言えません。(T-T)

 ルールが頭に完璧に入っている訳では無いので、尚の事・・・消極的になってしまいます。




 まぁ、真剣勝負の場ですから、熱くなってしまう事は仕方が無いのですが、やはりジャッジングの難しさをもう少し理解して頂いて、ご理解とご協力をして頂けると気持ち良く審判を引き受ける事が出来るのかと思います。

 対戦カードによっては、審判をやりたがらない方も実際には多いのです。

 「あそこのチームは、親もベンチも文句が多いから絶対にイヤッ!」ってね。

 まぁ、親御さんの方は、無責任な者達の戯言ですから、大きな心で許してやるとしても・・・ベンチ側は、話が別です。

 ましてや、子供に対して「審判のせいで負けた」なんて言う様では(実際にそうであったとしても)最低です。




 そんな訳で、緑のヤタガラス衆は、もっとルールを勉強しないといけませんよね。

 時間が許せば、練習試合やゲームで、経験を積む事も必要ですよね〜。

 経緯はどうであれ、4級審判員の有資格者となったのですから、そこは割り切って頑張りましょう!

 でもって、その他大勢の親御さん達は、ルールも良く分かってないのでしょうから・・・判定に文句を付ける権利すら無い事を理解しましょう。

 フィールドに引きずり出されて、「お前笛吹けっ!」って言われてしまうかも知れませんよ〜。(笑)

 これ、何処かで実際にあったらしい話です。

 とにかく、他所のチームの親御さんが審判だからと言って、言いたい放題と言うのは関心出来ません。

 その辺は、節度を以って観戦なりベンチ入りするなりして貰いたいと思います。



 以上、4級審判員達の愚痴をまとめてみました。(^^;
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協会からの通達が・・・

 今朝、保護者会の方から転送メールが届きました。

 内容は・・・『アンダーシャツ』『タイツ』に関する通達です。



 丁度1年前、このブログで『服装に関する都市伝説』と言う記事を書いた事があります。

 そのまま・・・でした。(笑)

 県大会出場が決まった事もあって・・・なのだと思いますが、協会の方から先手を打って来たと言う形の様です。

 地区予選では、『審判員の服装』に関して『タイツ禁止』と言う通達が来ていました。

 実際、殆どの方は、しっかりと守られていましたが・・・中には、やはりいるのです・・・どうしても、守れない人達。

 しかし、それも特に指摘される事も無かった様で、普通に線審をやっていましたがね。(^^;

 まぁ、寒いので大目に見てくれたのかも知れませんが、ちょっと『やり得』な感じではありました。

 実際、「何だ〜、タイツ履いても良いのかよ〜」なんて声も上っていましたね。



 今回は、子供達の服装に関する通達です。

 最近、ちょっと気にはなっていたのです・・・実は。

 ユニフォームの色に関わらず、『黒いタイツ』を履いて大会に臨んでいるチームがチラホラ目に付くのです。

 個人的には、問題無い・・・事の様に思いますが・・・『競技規則』ですから、守るべきものだと言う理屈も又理解出来ます。

 上記の記事でも書いていますが、県大会以上になると指摘される事があると言う話を聞いていましたから、先に文書でこうして通達を出してくれる事は、親切と言えば親切だと言えます。

 後になってもめる事が無くなりますものね。

 ただ、予選は良くて、県大会ではダメ・・・と言うのも、ちょっとどうなのかな〜と・・・思う訳です。

 まぁ、4級審判の目から見て・・・ですが。



 詳しくは、上記の過去記事を読んで頂いて、こう言った愚を犯す事の無い様にチームとして気を付けて、タイツなり、アンダーウェアなりを揃える様にして貰えたら、無駄になる事も無くなるのかと思います。

 これは、GKに関しても同様だと思っておいた方が良いのだと思います。

 『膝当て』『肘当て』の色も指摘の対象となる事が、審判員によってはあると言う噂です。

 実際、一度そう言った事を指摘した審判員の方がいました。

 「県大会に行くと言われるよ〜」って。



 サッカーは、紳士のスポーツと言われていますが・・・『身嗜み』にも気を使う所なんかも紳士故・・・なんでしょうかね?(笑)
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最後まで諦めないでっ!

 副審をしていた試合での出来事です。

 『ゴールバー』に強烈なシュートが当たり、『ゴールライン』ギリギリの所にボールが落下してしまう事ってあります。

 ライン上にボールが残っている場合なら、『ノーゴール』です。

 これは、副審がラインを割ったかどうかの判定もサポートする必要がある事案なのかも知れません。

 実際には、間に合わない事の方が多いのかと思いますが・・・。(^^;

 ・・・で、その時主審は、ゴールを認めていませんでした。

 その事は、『ジェスチャー』の有無や『ホイッスル』で確認する事が出来ます。

 ところが・・・GKの子は、入ってしまったと思い込んでしまった様で、プレイを止めてしまったのです。

 その後、ボールはバウンドしながらゴールの奥へ・・・。

 そこで、ようやく主審が『ゴール』を認めるジェスチャーを示します。

 あの時、『勝手な思い込み』をせずに、ボールをキャッチしていれば・・・『ノーゴール』だったのです。

 GKの子が勘違いしてしまった原因のもう1つに、周囲もプレイを止めてしまった事が挙げられます。

 周囲も『審判を見て判断』出来ていなかったと言う訳です。

 そのボールに対するアクションを誰も取らなかったのですから・・・。

 こう言う事って、他の状況下でも時折遭遇する事があります。

 例えば、ゴールラインや『タッチライン』を割ったと思い込み、プレイを止めてしまったり、『オフサイド』だと思い込んでプレイを止めてしまったり・・・。

 外野からの声に反応してしまう事だって子供達はあります。

 例えば、親御さんから『ハンド』とか『オフサイド』等の声が挙がった時です。

 こう言うのは、『迷惑行為』と言えます。

 そう思うのは、自由ですが・・・大声で言ってしまうのはどうかと思います。(^^;

 いずれにしても、主審を見る癖を付ける様にしないといけません。

 そして、どんな状況下でも、最後まで諦めないでプレイをすると言う事が大事です。

 間違いは、主審がホイッスルで教えてくれます。

 明らかな場合は、別として・・・微妙な所の判定は、主審の判定にのみ従うと言う癖を付けたい所ですね。
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疑わしきは罰せず

 審判をしていると、実際問題として判断に迷うシーンに頻繁に出くわします。

 ファウルを取るべきか否か・・・オフサイドを取るべきか否か・・・ラインを割ったと見るか否か・・・様々なケースがあります。

 こう言った時は、外野も黙っていません。

 審判の笛を催促する様な事を大声で叫びます。

 その声に流されて笛を吹いてしまう方も少なく有りませんね。

 ちょっと、残念に思います。

 実際に審判をされている方は、分かっていると思いますが・・・『誤審』『見落とし』は、試合の度にあると言っても良い程です。

 注意深く観察していても、よく見えない時と言う物は確かにあります。

 『立ち位置』が悪いと言えばそれまでですが・・・千変万化する試合展開について行くのは、並大抵の事ではできません。

 時折出現する、3級以上の審判員の方のレフェリングを見ていても、やはり見落としもあれば、誤審もあるのです。

 立ち位置にしても、それ程褒められる物では無い様に思います。

 逆に言えば、それ程一人審判は難しいのだとも言えるのかと思います。

 しかし、審判を任されている以上、全ての状況に何らかの判断を下す必要がある訳です。

 この辺が、審判員のジレンマとでも言いますか・・・頭を抱えてしまいたくなる所です。

 バトミントンの審判の様に両手で目を隠して、「見えませんでした」と言うレフェリングが出来るのなら苦労も半減するのかも知れませんが・・・。(笑)

 で、どう立ち振る舞えば良いのか・・・実に悩む所ではあるかと思います。

 日本サッカー協会発行の、2004年の改訂版『8人制サッカー競技規則』には、以下の様な文面があります。
 
審判員の試合運営上の留意点(共通理解)

@ 1人制であることから、よく動き、よい位置取りを心がけて説得力ある判定を目指す

A オフサイドの判定については、主審の見解で明確な場合のみを罰し、原則的に「疑わしきは罰せず」の考え方をとる

B スローインについては、ファールスローなどの違反を探すのではなく、明らかな場合のみを罰し、指導も行う

C フェア−プレーの精神、良いマナーを養う目的から判定に対してや他の人に対しての言動にも注意を払い、指導をしていく

 ご覧の通り、『オフサイド』なんかは、『疑わしきは罰せず』の考え方を取る事を推奨しています。

 『ファウルスロー』も明らかな場合のみに限って罰する事を推奨しています。

 どうやら、『疑わしきは罰せず』の対応で良い様ですね。(^_^)b

 審判の目から見て、明らかな違反のみを罰すれば良いのだと言う事です。

 そうすうる事で、必要以上にゲームを止める事もなくなり、スムーズな試合運営が出来そうです。

 『審判が目立つ試合』は、ダメ試合と言う事を忘れない様にしないといけませんね。

 厳密に、手落ちが無い様に・・・なんて気負う必要は無いのです。

 ちょっと、気持ちが楽になったでしょうか・・・?


 
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