2017年05月02日
手をこまねいて見ているだけですか?
うちの地域で、2年生の大会を開催しようと言うと思うんだけど・・・って趣旨の話が、会合の時に議題に上ったそうです。
うちの団は、2つ返事でOK・・・ヤル気満々でいた所・・・展開は、思わぬ方向に・・・。
「うちは無理だね・・・2年生いなんだな〜」、「うちも無理」、「あっ、うちも・・・」と次々と不参加表明がされて行き・・・結局、2年生大会の話は幻に・・・その代わりに、3年生の大会を開く方向で話はまとまったのだとか・・・。
うちの団が所属する班の内、半数近くが2年生が8人以下、もしくは居ないのだそうです。
大分、深刻な問題となって来た様です・・・入団者不足。
少人数では、大会にエントリー出来ないともなれば、在籍している子供達のテンションはガタ落ちですよね。
高学年の公式戦でも、下級生の力を借りないと8人揃える事も難しい・・・そんなチームが大分増えて来ている事は、見て取れます。
うちの地域は、60チーム以上がサッカー協会に登録されていて、それを8班に分けてある様です。
単純に計算しても・・・1班、8チーム程です。
その内半数が不参加となれば、確かに大会も開催し辛いと言えますか・・・ねぇ?
今後もこう言う状況が今後も続いて行くと考えると、色々な打開策を考えて行かなければいけない様にも思います。
うちの地域以外でも、こう言う問題はきっとあるのでしょうね。
少子化も確かにその原因なのですが・・・それ以上に少年サッカーと言う物の求心力が衰えていると言う事も考えられますかね。
補欠問題を筆頭に、行き過ぎた指導や、保護者間のトラブル・・・等々、子供達をサッカーから遠ざけてしまう要因も色々と報告されています。
こう言った問題を解決出来ないままでは、サッカー人口は減って行く一方なのかな・・・って思います。
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まぁ、この様な現実を嘆いていても仕方がありませんから・・・何か打開策は無いものでしょうか・・・。
多くのチームでは、飛び級を利用して足りない分を補っているのでは無いのでしょうかね。
下級生を引き上げる事で、人数合わせをする訳です。
これが、一番無理の無い方法なのかなとは思います。
ただ、それは・・・下の学年に子供がいる場合です。
2学年下から、引き上げてやっと1チーム作れると言うチームも今ではありますから、次第にこの方法も苦しくなって来るかも知れませんね。
他に何か方法は無いか・・・と考えると・・・混成チームと言う選択支があります。
何チームかが集まって1つのチームを作るのですね。
こちらは、色々とクリアしなければならない事がありますかね。
代表監督を誰にするかとか・・・連絡網の作成とか・・・殆んどは大人の努力なんですけどね。(^^;
ただ、この混成チームに関しては、協会から認められているのです(うちの地域の大会要綱には記載されています)。
実際に、中体連の大会では混成チームのエントリーがありました。
子供達にとっては、こちらの方が色々と得る物も多くて良さそうな気がします。
今後もこう言う状況が深刻化して来る事は予想出来ますかね。
長年掛けて積み上げて来た物も崩れ去って行ってしまう・・・そう言う事も既に起こり始めています。
最悪、チームの解散と言う事態にも成りかねませんよね。
その時を手をこまねいて待つのか、何かアクションを起こすのか・・・それは、そのチーム次第です。
ほら、聞えませんか・・・ポロポロと崩れ落ちている音が・・・。
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この記事へのコメント
>そのチームが他と一番違うのが、親の干渉禁止です。
それが出来ればね〜少年団の余分なトラブルも大分減るのですがね〜。(^^;
ただ、そう言う親御さんの負担も含めて『少年サッカーの求心力の低下』なんですよね。
「割に合わない」と言う声が多いのも事実なんです。
クラブチームに目をやると・・・親の負担は殆んど無いし、全員出場出来ているし、それでいて結果もそこそこ出している・・・少年団には、眩し過ぎる光景ですよね。(^^;
でも、そう言うチームは、セレクションのあるクラブチームでもあったりします。
そうなると・・・早々にサッカーへの道を閉ざしてしまう親御さんも今は多いんですよね。
その分、スクールには流れているのかも知れませんがね。
>親の価値観の変化なのかなと思っています。
それも勿論ありますよね。
スポーツに価値を見出す親御さんも今は少なくなって来ていますか・・・。
費用対効果が分り難いと言うのも原因と言えますかね。(^^;
今風に言えば、コスパに優れていない・・・とも言えますか。
親御さんが好きでないと、中々子供のスポーツって続けて行く事って難しいのかな・・・って思います。
スポーツに良い思い出のある親御さんが少ないんでしょうかね。(^^;
>サッカーだけじゃなく、野球もバスケもバレーもみんな同じ悩みを抱えていますから。
子供のスポーツ全般に言える事なんですけどね。
チームも淘汰されつつあるんだと思います。
魅力あるチームは、生き残って行くのだろうし、魅力の無いチームは、消えて行くのでしょうね。
それを、手をこまねいて見ているだけで終焉の時を迎えるのか、アクションを起こすのか・・・どちらを選ぶかは、そのチーム次第ですよね。
ここでも、子供達に日頃言っている、競争原理が働いているのですよね・・・残酷な位に・・・子供達の気持ちが少しは理解できる・・・かな?
また、コメント下さいね!
入団者不足はうちの周りでも深刻な問題になっていますね。ただ、毎年必ず人数を揃えてくる少年団も近くにあります。そのチームが他と一番違うのが、親の干渉禁止です。親の出番は応援位。雑用も全部コーチがやるので負担が限りなく少ないんですよ。
この問題の根底にあるのはサッカーの求心力というよりは、親の価値観の変化なのかなと思っています。サッカーだけじゃなく、野球もバスケもバレーもみんな同じ悩みを抱えていますから。