2017年04月25日
ん・・・このラインて何?
試合ともなると、フィールドのライン引きのお手伝いをする事があるかと思います。
慣れた人達ばかりなら・・・スムーズに作業は進むのですがね。
会場準備要員として送り込まれただけの、サッカーなんて知りもしないパパさん達には、ちょっと困惑する姿も見て取れます。
それでも、何とか協力しようと一生懸命分かりそうな人に尋ねながら、作業をしてくれている姿には感謝の一言に尽きますよね。
ある時、とある会場での話です。
各チームから、2名ずつの会場準備係を出して欲しいと言うので、私ともう1人が会場準備に行く事になりました。
何時もの様に、皆で寄ってたかってラインを引いていた時の事です。
「何だ、このラインは・・・こんなのいらね〜だろっ!」って、そのラインを足で消し出した人がいました。
それは、コーナーフラッグから8mの所に、ゴールラインやタッチラインから少し離して引かれています。
私達は、そのラインの意味を知っているので、もちろん疑問に思う事も、消す様な事もありませんけどね。(^^;
知らない人には、余分なラインに思えてしまうのかも知れませんね。
実は、このライン・・・プレイヤーだけでは無く、審判員もあると助かるラインなのです。
会場によって、有ったり、無かったりと言う事もありますし、ゴールライン側だけに引かれている事もあります。
何の為のラインか分かりますでしょうか・・・?
このライン、コーナーキックの時に相手チーム(守備側のチーム)が離れなければならない距離を表しているのですね。
8人制のコートなら、コーナーアーク(コーナーフラッグから1mの所に引かれた円弧)から7mの所、つまりコーナーフラッグからは8mの所となります。
11人制のコートなら、コーナーアークから9.15m(10ヤード)の所がそのラインを引く位置となります。
コーナーキックの時には、守備側のチームがこのラインより近付いてはいけないのです。
なので、審判員もこのラインがあるとより厳格に試合を仕切る事が出来ると言う訳です。
御存知無い方もいたのでは無いのでしょうか?
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但し、このライン・・・あくまで任意で引く事が許されているラインです。
無くても問題は無いのですね。
ただ、そうなると・・・主審の感覚だけで判断しないといけなくなってしまいます。
なるべくなら、避けたい事態ですよね。(^^;
公正を期す為にも、このラインは在った方が良さそうではあります。
そのラインを、あろう事か・・・消していたのですね。(^^;
知らなかったとは言え、一言聞いて欲しかった・・・そんな気がしないでも無いのですが・・・仕方が無いですよね。
ちなみに、慣例なんでしょうか・・・タッチラインやゴールラインからは、少しだけ離して描かれる事となっている様です。
「繋げて描いてしまうと、このライン上もインプレイとなってしまうから離して・・・」って、言われた事があります。
2級の審判員の方でしたか・・・そう言う理由があるのだと聞きました。
へ〜、公式戦てそう言う細かい所にも拘るんだ・・・って思った覚えがあります。(^^;
もっとも、そう言われてみれば・・・納得なんですけどね。
中々、気が付かない所ではありますかね。
コーナーフラッグ近くの短いラインには、そう言う意味が込められていると言うのを、今度見たら思い出してみて下さい。
そう言う予備知識を持った上で、試合を観戦していると・・・案外、守られていないんだな・・・って気が付きますよ。(笑)
実際にプレイしている子供達でさえ、あのラインを意識しているのか疑問ですがね〜。
これで、話のネタが1つ増えたでしょうか・・・?(^^;
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