2016年07月07日
鳥かご
『鳥かご』は、サッカーにおいて最もポピュラーな練習の1つです。
1人のディフェンスを囲む様にして、3人が『三角形』を作ます。
ディフェンスにボールを奪われない様に、3人でパス廻しをして行く練習です。
サッカーの基本・・・なのだそうです。(^^;
私が学生の時には、この鳥かごと言う練習は、止まった状態でパスをポンポンと廻して行く練習でした。
移動してはいけないのです。
その為には、『正確なパス』、『正確なトラップ』が最低限必要だと言われていました。
確かにそうなのですが・・・試合でこう言うシーンに出くわした事は無かった様に思います。
それは、今でも変わりませんかね・・・。
さて、子供達に目をやると・・・まぁ、遥か彼方までボールと共に行ってしまうグループの多い事、多い事。(笑)
パスが暴れる、トラップが暴れる、パス1本通すのもやっとな状態・・・トホホ・・・。
この練習以前に、もっとやるべき練習がありそうです。(^^;
ボールの受け方1つを取ってみても、ボールに『ヘソ』を向けてしまう子が非常に多いと言えます。
パスコースは常に2箇所存在する筈ですから、どちらにもパスが出来る様な体制を作れると良さそうです。
『ボディーシェイプ』と言う奴ですね。
次のプレイを意識した体勢作りにも気を配りたいものです。
これが上手く出来ていないと・・・足だけで変な方向にボールを蹴ろうとして・・・失敗してしまう事が多くなります。
無理な蹴り方をすると、身体を痛めますから・・・無理の無い姿勢でプレイする事はとても大事な事です。
相手の意表を突く・・・と言う点では、良いのかも知れませんが・・・。
見ているとキックも様々です。
が、パスが暴れてしまう原因でもあります。
特にアウトを使ったキックの場合、ミスキックとなる事が非常に多いと言えます。
仮にインサイドを使ったとしても、ボールが上がってしまったり、弱かったり、強過ぎたり・・・正確さに欠けます。
ここは、インサイドで正確に・・・と言う事を先ず徹底しても良いのかも知れませんね。
トラップに関しては、絶望的な子も少なくありません。
ポ〜ンと跳ね上がってしまって、トラップなのかダイレクトパスなのかさえも分らない時もあります。(笑)
ピタリと止める事が出来た場合でも、次のプレイが意識されていないボールの持ち方をする子は、相当多いと言えます。
『ワンタッチ』でとか、『ツータッチ』でとか、縛りを設けて行うと良いのかも知れませんね。
どれもそうなのですが、それ以上に・・・『ボールしか見ていない子』も多いのです。
終始視線は下に落とされた状態で、パスをする相手を一度も見ない時だってあります。
だって、いる場所が決っているのですから・・・見る必要が無いのです。
見る時間と労力は、この場合無駄となってしまうのかも知れません。
これが、止まって行う鳥かごの一番の欠点なのだと思います。
もっとも、これだって意識の問題なのです。
「顔上げて」とか「周りを良く見て」とか、声が沢山掛かるのですが・・・子供達の中では、パスを通す為の練習でしかないのです。
これでは、試合では使えない訳です。(^^;
息子のコーチは、移動をさせます。
必要最小限の移動です。
ボールの位置によって、2人がそれぞれ移動をするのです。
ハッキリとパスコースを作る為なのです。
ディフェンスの陰に隠れてしまわない様に、移動をして行きます。
常にボールを頂点とした『二等辺三角形』を作る事に努めなければなりません。
『ゴー・アンド・バック』なんて言ってますが、元いた位置から数歩だけ移動してこれを実現するのです。
たった、これだけの事なのですが・・・『パスコースを作る』、『ディフェンスの陰に隠れない』、『パス・アンド・ゴー』、『周りを見る』等、様々な事を同時に練習する事となります。
ちょっとした縛りを設けるだけで、実践で役立ちそうな練習に変わって来ますよね。
どんな練習でも、ちょっとした工夫で難易度を上げたり、実践的になったり、面白い発見がある物です。
『マニュアル通り』の練習も良いのですが、そこは指導者の腕の見せ所でもあったりします。
鳥かごも色々な工夫で効果的な練習が出来る筈です。
『ロンド』なんかもそうですよね〜。
ただ、どんな練習も『目的意識』を以ってやらないと・・・意味無いのですがね。(^^;
1人のディフェンスを囲む様にして、3人が『三角形』を作ます。
ディフェンスにボールを奪われない様に、3人でパス廻しをして行く練習です。
サッカーの基本・・・なのだそうです。(^^;
私が学生の時には、この鳥かごと言う練習は、止まった状態でパスをポンポンと廻して行く練習でした。
移動してはいけないのです。
その為には、『正確なパス』、『正確なトラップ』が最低限必要だと言われていました。
確かにそうなのですが・・・試合でこう言うシーンに出くわした事は無かった様に思います。
それは、今でも変わりませんかね・・・。
さて、子供達に目をやると・・・まぁ、遥か彼方までボールと共に行ってしまうグループの多い事、多い事。(笑)
パスが暴れる、トラップが暴れる、パス1本通すのもやっとな状態・・・トホホ・・・。
この練習以前に、もっとやるべき練習がありそうです。(^^;
ボールの受け方1つを取ってみても、ボールに『ヘソ』を向けてしまう子が非常に多いと言えます。
パスコースは常に2箇所存在する筈ですから、どちらにもパスが出来る様な体制を作れると良さそうです。
『ボディーシェイプ』と言う奴ですね。
次のプレイを意識した体勢作りにも気を配りたいものです。
これが上手く出来ていないと・・・足だけで変な方向にボールを蹴ろうとして・・・失敗してしまう事が多くなります。
無理な蹴り方をすると、身体を痛めますから・・・無理の無い姿勢でプレイする事はとても大事な事です。
相手の意表を突く・・・と言う点では、良いのかも知れませんが・・・。
見ているとキックも様々です。
が、パスが暴れてしまう原因でもあります。
特にアウトを使ったキックの場合、ミスキックとなる事が非常に多いと言えます。
仮にインサイドを使ったとしても、ボールが上がってしまったり、弱かったり、強過ぎたり・・・正確さに欠けます。
ここは、インサイドで正確に・・・と言う事を先ず徹底しても良いのかも知れませんね。
トラップに関しては、絶望的な子も少なくありません。
ポ〜ンと跳ね上がってしまって、トラップなのかダイレクトパスなのかさえも分らない時もあります。(笑)
ピタリと止める事が出来た場合でも、次のプレイが意識されていないボールの持ち方をする子は、相当多いと言えます。
『ワンタッチ』でとか、『ツータッチ』でとか、縛りを設けて行うと良いのかも知れませんね。
どれもそうなのですが、それ以上に・・・『ボールしか見ていない子』も多いのです。
終始視線は下に落とされた状態で、パスをする相手を一度も見ない時だってあります。
だって、いる場所が決っているのですから・・・見る必要が無いのです。
見る時間と労力は、この場合無駄となってしまうのかも知れません。
これが、止まって行う鳥かごの一番の欠点なのだと思います。
もっとも、これだって意識の問題なのです。
「顔上げて」とか「周りを良く見て」とか、声が沢山掛かるのですが・・・子供達の中では、パスを通す為の練習でしかないのです。
これでは、試合では使えない訳です。(^^;
息子のコーチは、移動をさせます。
必要最小限の移動です。
ボールの位置によって、2人がそれぞれ移動をするのです。
ハッキリとパスコースを作る為なのです。
ディフェンスの陰に隠れてしまわない様に、移動をして行きます。
常にボールを頂点とした『二等辺三角形』を作る事に努めなければなりません。
『ゴー・アンド・バック』なんて言ってますが、元いた位置から数歩だけ移動してこれを実現するのです。
たった、これだけの事なのですが・・・『パスコースを作る』、『ディフェンスの陰に隠れない』、『パス・アンド・ゴー』、『周りを見る』等、様々な事を同時に練習する事となります。
ちょっとした縛りを設けるだけで、実践で役立ちそうな練習に変わって来ますよね。
どんな練習でも、ちょっとした工夫で難易度を上げたり、実践的になったり、面白い発見がある物です。
『マニュアル通り』の練習も良いのですが、そこは指導者の腕の見せ所でもあったりします。
鳥かごも色々な工夫で効果的な練習が出来る筈です。
『ロンド』なんかもそうですよね〜。
ただ、どんな練習も『目的意識』を以ってやらないと・・・意味無いのですがね。(^^;
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