2017年10月02日
どうか無事で・・・
『おれがうさぎのように臆病だからだ・・・だが・・・臆病のせいでこうして生きている・・・虎のような男は、その勇猛さのおかげで、早死にすることになりかねない・・・強すぎるのは、弱すぎるのと同様に自分の命をちぢめるものだ・・・』by ゴルゴ13
キックフェイントにまんまと引っ掛かって、相手にお尻を向けてしまう子っていますよね。
怖い物は怖いんですから・・・責めても仕方が無いのですが・・・何だか頼りない様な気がしてしまうものです。
逆に、どんな時でも決して相手に背を向けない子もいます。
勇敢ですよね〜。
息子は、お尻を向けてしまうタイプですかね・・・血筋ですよ・・・血筋。(^^;
先日、こんなシーンがありました。
浮いているボールを蹴りに足を振り上げた所に、勇敢にもヘッディングで飛び込んで来た子がいたのです。
「危なっ!」って、思わず声をあげてしまったその瞬間に・・・その子の顔に、キックが入ってしまいます。
審判の笛が鳴り、ヘッディングで飛び込んで来た子がファウルを取られます・・・。
これには、会場から少しざわめきが起きましたが・・・危険行為を犯したのはどちらか・・・を考えると理解できるかと思います。
既に蹴る体制に入っている所へ、あえてヘッディングで飛び込んでくるのですからね。
自分が危険な目に遭う事が、容易に想像出来るプレイだと言えます。
だから、ファウルを取られたと言う訳です。(^-^)b
しかし、恐怖心が麻痺してしまっているのか・・・と、私なんかには少し心配になってしまう様なケースですかね。
幸いにも少し痛んだ程度で済んだのですが・・・当たったのは、つま先・・・それも目の近く、鼻の辺りでしたから、大事に至っていても不思議では無かったとは言えるかも知れません。
蹴った方の子も、フルスイングでは無かったと言う事もあります。
浮き球をつま先でチョンと前に押し出す感じのキックでしたし、飛び込んで来た子が目に入ったのでしょうね・・・蹴り足を振り切る事無く途中で止めています。
あれが、もしシュート体制に入っていたら・・・フルスイングだったら・・・と考えると、少しゾッとします。(^^;
実際、目に致命的なダメージを負ってしまう事もありますからね・・・サッカーでは。
我が子には、誰もが勇敢な子に育って欲しいと願う物なんだと思います。
その一方で、大怪我だけはしないで欲しいとも願う物です。
この相反するかも知れない願いが叶う事を、親は願ってしまう生き物の様ですね。(^^;
並び立つのなら、それは運が良かったと言うだけなのかも知れません。
今回のケースは、勇敢と言うよりは、無謀・・・と言う方がピッタリな気がします。
『私は学んだ。勇気とは、恐怖がないということではなく、それに打ち勝つということである。勇敢な人というものは、怖れない者ではなく、恐怖を克服する者だということだ。』 by ネルソン・マンデラ
これは、元南アフリカ共和国大統領ネルソン・マンデラの言葉です。
何とも重みのある言葉です。(^^;
こう言う人間に我が子にはなってもらいたい・・・特に男の子には・・・それが親心と言う物ですよね。
ただ、冒頭に載せたゴルゴ13の言葉も考えさせられます。
勇敢さは、どうしても危険と隣り合わせとなり易いのですよね。
サッカーごときで、自身を危険にさらす必要があるのか・・・ここは、冷静に考えてもらいたい所でもあります。
恐怖から逃げ出す事は、笑われても仕方が無いのかも知れません。
危険から逃げ出す事は、誰にも責める事は出来ませんよ・・・ねぇ?
勇敢さを追い求めるのは、良いのですけど・・・自分自身を大切にする事も又大事な事なんだと思います。
命在っての物種・・・と言うと大袈裟に聞こえるかも知れませんけどね。
そう言う事なんだと思いますよ。
健康在ってのスポーツですから・・・その部分は損なわない様に自分自身で気を付けて貰わないと・・・。
無事これ名馬って言葉もある様に、末永くサッカーを楽しむ為にも・・・どうか無事で・・・。
そして、それが一番の親の祈りにも似た願いなんじゃないでしょうか・・・ねぇ?
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