2019年02月03日
出題予測問題<栄養教育論>◎目標や評価の種類
昨日の問題の解説です。
(2)バズセッション
(3)シンポジウム
(4)ブレインストーミング
(5)ピア・エデュケーション
【解説】正答(3)
(1)誤り。レクチャーでは、あるテーマについて1人の講師が学習者に講演を行う。
(2)誤り。バスセッションでは、学習者を少人数のグループに分け、
あるテーマについてグループごとに討議を行う。
その後、各グループの代表者が意見を発表し、全体の司会者がまとめる。
分団式討議法ともいう。
(3)正しい。シンポジウムでは、あるテーマについて領域の異なる専門家が講師となり、
各々の立場から講演を行う。
その後、学習者との質疑応答を行い、司会者がまとめる。
(4)誤り。ブレインストーミングでは、司会者のもと、あるテーマについて学習者が自由に発言し、
新しいアイデアを出す。
(5)誤り。ピア・エデュケーションでは、身近な存在で信頼でき同じような価値観をもつ仲間(ピア)が
情報を提供し、あるテーマについて共に考える。
(2)ブレインストーミング
(3)パネルディスカッション
(4)レクチャーフォーラム
【解説】正答(2)
(1)適切でない。6-6式討議では、学習者を6人ずつのグループに分け、
各グループが同時にあるテーマについて1人1分ずつ発言するという形で、討議する。
その後、各グループの代表者が意見を発表後、全体司会者がまとめる。
学習者の考えを短時間で把握できるが、1人当たりのグループ内での発言時間が1分間を限られており、
活発に意見を出し合うという点では(2)に劣る。
(2)適切。ブレインストーミングでは、司会者のもと学習者はあるテーマについて自由に発言し、
新しいアイデアを出す。
発言の内容に対して他の学習者は批判することなく、結論を求めることもしない。
生徒が「共食」についての考えを自由に発言でき、
その利点について様々な新しい発見が期待できる学習形態である。
(3)適切でない。パネルディスカッションでは、あるテーマについて立場や意見、知識、
経験の異なる人がパネラーとなり意見を述べる。
司会者の進行のもと、パネラー相互の意見交換が行われた後、学習者との質疑応答が行われる。
一斉学習にあたり、グループダイナミクスの活用による生徒の活発な意見の表出は期待できない。
(4)適切でない。レクチャーフォーラムでは、あるテーマについて1人の講師が講義を行った後、
学習者との質疑応答を行う。
一斉学習にあたり、グループダイナミクスの活用による生徒の活発な意見の表出は期待できない。
今日は、「目標や評価の種類」の問題です。
目標や評価に関する問題は必ず出題されると考えてよいでしょう。
ある文章に対してこれはどの目標にあたるのか、どの評価にあたるのかという出題形式が多くみられます。
それぞれの目標や評価がどのようなものなのかをしっかり理解できていれば、
あとは一般的な読解力で解ける問題になっています。
(2)腹囲が基準値を超えている者の割合を今より20%減らすー学習目標
(3)食堂で提供するヘルシーメニューの種類を増やすー環境目標
(4)適切なエネルギー摂取量がわかる者の割合を30%から60%に増やすー行動目標
(5)管理栄養士が社内で「健康づくりのための栄養教室」を開催するー実施目標
(2)野菜を十分に摂取することで便秘が解消されたかー影響評価
(3)クライアントが食事記録を毎日とっていたかー結果評価
(4)毎食ごとに野菜をとるようになったかー経過評価
(5)野菜不足を補うためのサプリメント代は減ったかー経済評価
(2)プログラムの最終回で、参加者の歩行速度が上がったかを確認した。
(3)プログラムの最終回で、参加者の握力の測定を行った。
(4)プログラム終了後、参加状況を回ごとに確認した。
(5)プログラム終了後、実施経費の総額を算出した。
(2)教室に参加したことで、減塩メニューのレパートリーは増えましたか−経過評価
(3)教室に参加したことで、減塩に取り組む自信は高まりましたかー企画評価
(4)教室に参加する前と比べて、塩分の摂取量は減りましたかー影響評価
(5)教室に参加する前と比べて、血圧は下がりましたかー統括的評価
明日解説します。
Q1.M大学では、地域と連携した健康づくり対策の一環としてロコモ手ティブシンドロームの普及を目的としたイベントを企画している。M大学に勤務する整形外科医、管理栄養士、健康運動指導士が講師となり、各々の立場からロコモティブシンドロームについて講演を行い、聴衆との質疑応答後に、座長がまとめを行った。該当する学習形態として正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)レクチャー(2)バズセッション
(3)シンポジウム
(4)ブレインストーミング
(5)ピア・エデュケーション
【解説】正答(3)
(1)誤り。レクチャーでは、あるテーマについて1人の講師が学習者に講演を行う。
(2)誤り。バスセッションでは、学習者を少人数のグループに分け、
あるテーマについてグループごとに討議を行う。
その後、各グループの代表者が意見を発表し、全体の司会者がまとめる。
分団式討議法ともいう。
(3)正しい。シンポジウムでは、あるテーマについて領域の異なる専門家が講師となり、
各々の立場から講演を行う。
その後、学習者との質疑応答を行い、司会者がまとめる。
(4)誤り。ブレインストーミングでは、司会者のもと、あるテーマについて学習者が自由に発言し、
新しいアイデアを出す。
(5)誤り。ピア・エデュケーションでは、身近な存在で信頼でき同じような価値観をもつ仲間(ピア)が
情報を提供し、あるテーマについて共に考える。
Q2.中学1年生を対象に「共食」をテーマとした食育プログラムを実施することになった。生徒が活発に意見を出し合い、共食の利点について様々な新しい発見が期待できる学習形態である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
(1)6-6式討議(2)ブレインストーミング
(3)パネルディスカッション
(4)レクチャーフォーラム
【解説】正答(2)
(1)適切でない。6-6式討議では、学習者を6人ずつのグループに分け、
各グループが同時にあるテーマについて1人1分ずつ発言するという形で、討議する。
その後、各グループの代表者が意見を発表後、全体司会者がまとめる。
学習者の考えを短時間で把握できるが、1人当たりのグループ内での発言時間が1分間を限られており、
活発に意見を出し合うという点では(2)に劣る。
(2)適切。ブレインストーミングでは、司会者のもと学習者はあるテーマについて自由に発言し、
新しいアイデアを出す。
発言の内容に対して他の学習者は批判することなく、結論を求めることもしない。
生徒が「共食」についての考えを自由に発言でき、
その利点について様々な新しい発見が期待できる学習形態である。
(3)適切でない。パネルディスカッションでは、あるテーマについて立場や意見、知識、
経験の異なる人がパネラーとなり意見を述べる。
司会者の進行のもと、パネラー相互の意見交換が行われた後、学習者との質疑応答が行われる。
一斉学習にあたり、グループダイナミクスの活用による生徒の活発な意見の表出は期待できない。
(4)適切でない。レクチャーフォーラムでは、あるテーマについて1人の講師が講義を行った後、
学習者との質疑応答を行う。
一斉学習にあたり、グループダイナミクスの活用による生徒の活発な意見の表出は期待できない。
今日は、「目標や評価の種類」の問題です。
目標や評価に関する問題は必ず出題されると考えてよいでしょう。
ある文章に対してこれはどの目標にあたるのか、どの評価にあたるのかという出題形式が多くみられます。
それぞれの目標や評価がどのようなものなのかをしっかり理解できていれば、
あとは一般的な読解力で解ける問題になっています。
Q1.S社ではメタボリックシンドロームとその予備軍の者が多く、社内で対策を行うこととなった。設定する目標の内容と種類の組合せである。正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)運動習慣をもつ者の割合を20%から40%に増やすー結果目標(2)腹囲が基準値を超えている者の割合を今より20%減らすー学習目標
(3)食堂で提供するヘルシーメニューの種類を増やすー環境目標
(4)適切なエネルギー摂取量がわかる者の割合を30%から60%に増やすー行動目標
(5)管理栄養士が社内で「健康づくりのための栄養教室」を開催するー実施目標
Q2.野菜の摂取不足で便秘に悩むクライアントに影響教育を実施した。その評価内容と評価の種類の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)野菜の摂取不足の原因を適切に分析できたかー企画評価(2)野菜を十分に摂取することで便秘が解消されたかー影響評価
(3)クライアントが食事記録を毎日とっていたかー結果評価
(4)毎食ごとに野菜をとるようになったかー経過評価
(5)野菜不足を補うためのサプリメント代は減ったかー経済評価
Q3.高齢者を対象としたサルコペニア予防プログラムの評価内容である。形成的評価の内容として、正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)プログラムの途中で、参加者の理解度を〇✕形式で確認した。(2)プログラムの最終回で、参加者の歩行速度が上がったかを確認した。
(3)プログラムの最終回で、参加者の握力の測定を行った。
(4)プログラム終了後、参加状況を回ごとに確認した。
(5)プログラム終了後、実施経費の総額を算出した。
Q4.高血圧改善プログラムの一環として調理実習を交えた減塩教室を複数回実施し、教室最終日に参加者にアンケートを配布した。アンケートの項目と評価の種類の組合せである。正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)教室の開始時刻は、適切でしたか−経過評価(2)教室に参加したことで、減塩メニューのレパートリーは増えましたか−経過評価
(3)教室に参加したことで、減塩に取り組む自信は高まりましたかー企画評価
(4)教室に参加する前と比べて、塩分の摂取量は減りましたかー影響評価
(5)教室に参加する前と比べて、血圧は下がりましたかー統括的評価
明日解説します。
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