管理栄養士erinaの栄養相談塾☆糖尿病療養指導士の最新糖尿病治療

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朝食前の血糖値は毎日の変動が比較的少なく安定しているので、
血糖コントロールの指標としてよく用いられます、。
空腹時血糖値がそれほど高くなくても食後に高くなる場合もありますので、
時には食後1時間あるいは2時間の血糖値を測定することも必要です。

�T型糖尿病の方で血糖値の変動が大きく、
どのインスリンがその変化に関係しているのかを知るために、
舞食前・食後に血糖測定が必要な時もあります。
さらに下痢や発熱のある時、食欲がない時や体調が思わしくない時（シックデイ）は、
血糖自己測定がインスリン注射の量が方法の変更を判断するのに役立ちます。

血糖測定の回数や測定時間は主治医とそく相談するようにしましょう。
血糖自己測定得られた血糖値は必ず記録して主治医にみせ、指導を受けましょう。

�T型糖尿病の方では、血糖値が短時間の内に変わり、
しかも毎日の生活パターンによって血糖値が大きく変化するので血糖自己測定が必要です。
インスリン頻回注射療法やインスリン耳側注入ポンプなどを用いて治療している方は、
血糖値の動きをみてインスリン量を調整する必要があるので血糖自己測定は不可欠です。
妊娠を望む、あるいは妊娠中の糖尿病の方も血糖自己測定が必要です。

血糖自己測定器は、糖尿病の方が自分で血糖値を測るための測定器です。
専用の穿刺機器を用いて指先から少量の血液をとり、
これを血糖自己測定器のセンサーに吸引させて、血糖値を測ります。

指先以外にも手のひらや前腕から採血するタイプの測定器もあります。
手のひらや前腕は指先より痛みが少なく、
また調理師や理・美容師など水を多く使う職業の方には便利です。
ただし、前腕での採血は、指先の場合より30〜40分ほど前の数値が出るので、
低血糖を疑って測定する場合や低血糖の自覚症状のない方は指先から穿刺するようにしましょう。

血糖自己測定器は室温で用いるように設計してあり、
低い室温では血糖値が不正確に表示されるので、
測定器やセンサーを室温に戻してから使用することが重要です。
また、血液量が少ない場合は、低めに表示されることもあります。

たくさんの種類の血糖自己測定器が販売されています。
どの血糖自己測定器を選ぶかは主治医とよく相談するようにしましょう。

血糖値とは血液中のブドウ糖のことです。
治療がうまくいっているかを判断する重要な指標です。
血糖値は空腹時には低く食後に上昇するので、
血糖値うが高いか低いかの判断は食事時間との関係と考慮します。

血糖値は空腹時値と食後2時間値で示されています。
合併症の進行と予防するには、
空腹時値が130�r/dL未満、食後2時間値が180�r/ｄL未満の「良」のレベルを目指します。
さらには「優」のレベルが理想的です。

持続血糖モニターは、針状のセンサーをお腹の皮膚に刺し、
1〜5分間隔で3日間程度24時間連続して血糖を測定できる機器です。
取り外した後に解析して1日の血糖値の変動を確認することができます。
大きさは携帯電話程度で、皮膚の組織間液中のブドウ糖濃度を測定し、
それを血糖値に換算することができる機器です。
血糖値の変動が大きい場合や血糖値とHbA1cが乖離している場合などに使用すると有効です。
ただし、使用している医療機関はまだ多くないので主治医と相談するようにしましょう。

血液中のブドウ糖が一定以上多くなると尿に排泄されるため、
尿を検査することで血糖の状態がわかります。
尿糖検査用の試験紙は薬局で販売されていいます。
一般に尿糖が要請（プラス）となる血糖値は170mg/dL程度（160〜180�r/dL）以上ですが、
個人差があります。

グリコアルブミン（GA)は、血液中のたんぱく質のアルブミンが
どのくらいの割合でブドウ糖と結合しているかを調べる検査です。
過去2〜4週間の血糖コントロールをみる指標となります。
血糖値が高い程、グリコアルブミンの割合は高くなります。

1,5アンヒドログルシトールは、血糖値が高く尿糖が多く出ると、
血液の中で少なくなります。
過去数日間の血糖の状態がわかります。

ヘモグロビンは血液の赤血球中にある赤い成分で、
酸素と結合して肺から酸素を体の隅々まで運びます。
ヘモグロビンと血液中のブドウ糖が結合したものがヘモグロビンA1cで、
グリコヘモグロビンとも呼ばれます。
同じ血液を日本と外国で測定すると、
測定値は日本の方が0.4％低く表示されていましたので、
日本と外国の測定値の違いをなくすことになりました。
現在は周知期間ですので、従来の日本での表示値を「JDS値」、
外国の表示値と違いのない表示値を「国際標準値」と注記します。
いずれは国際標準値の数値がわが国のHbA1cの数値となります。

血糖値は食事や運動などの影響を受けて、
短時間で高くなったり低くなったりしますが、
HbA1cは過去1〜2か月の平均的な血糖の動きを反映します。
HbA1cの正常域はJDS値では4.3〜5.8％、国際標準値では4.7〜6.2％であり、
血糖値が高いほどHbA1cの割合が高くなります。

まだ寒暖の差が激しいですが、暖かくなる日も増えてきましたね。
暖かい食事を欲することも増えてきました。

これから徐々に冬本番になっていきますね。
鍋もおいしくなる季節です。
鍋にはたくさんの野菜も入るので、血糖コントロールにもおすすめです！
野菜の摂取量は上限が定められていません。
一日350g以上を目標に摂取しましょう！

我が家では鍋キューブを使っています。
鍋の素を購入すると重さもあって大変ですが、
鍋キューブは固形コンソメのような状態で販売されているので、楽々購入できます。

色々な種類の味もありますので、常備しておいてはいかがですか？

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食事中の栄養素が胃から省庁に到達すると、
GLP‐1などのホルモンが分泌され、膵臓からのインスリン分泌を促進します。
膵臓のβ細胞にはGLP-1を受け止めるカギ穴があります。
GLP-1受容体作動薬はGLP-1と同じようにβ細胞の受容体に働き、
インスリン分泌を促進する注射薬です。
スルホニル尿素薬などど併用することがあります。
主な副作用としては、吐き気、嘔吐、下痢、便秘の胃腸症状です。
スルホニル尿素薬などを併用する場合には、低血糖が起こることがあり、注意が必要です。
また、インスリンの分泌が著しく減少している人では、
インスリンかたGLP‐1受容体作動薬に治療を変更すると、
ケトアシドーシスなどの重篤な副作用が起こることがあり、注意が必要です。

＜市販されているGLP-1受容体作動薬＞
・リラグルチド（商品名ビクトーザ皮下注）：1日の用量0.3〜0.9�r、1日の注射回数1回
・エキセナチド（商品名バイエッタ皮下注）：1日の用10〜20㎍、1日の注射回数1〜2回