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2017年10月16日

ヘモグロビンA1cの測定

ヘモグロビンは血液の赤血球中にある赤い成分で、
酸素と結合して肺から酸素を体の隅々まで運びます。
ヘモグロビンと血液中のブドウ糖が結合したものがヘモグロビンA1cで、
グリコヘモグロビンとも呼ばれます。
同じ血液を日本と外国で測定すると、
測定値は日本の方が0.4%低く表示されていましたので、
日本と外国の測定値の違いをなくすことになりました。
現在は周知期間ですので、従来の日本での表示値を「JDS値」、
外国の表示値と違いのない表示値を「国際標準値」と注記します。
いずれは国際標準値の数値がわが国のHbA1cの数値となります。

血糖値は食事や運動などの影響を受けて、
短時間で高くなったり低くなったりしますが、
HbA1cは過去1〜2か月の平均的な血糖の動きを反映します。
HbA1cの正常域はJDS値では4.3〜5.8%、国際標準値では4.7〜6.2%であり、
血糖値が高いほどHbA1cの割合が高くなります。
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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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