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2017年07月18日

クラウドクレジット 欧州向け3か国個人向けローン・ファンド(バランス型)でも利回り低下発生



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北欧向けLFに続いて、欧州向け3か国個人向けLF(バランス型)でも利回り低下

 以前の記事で、クラウドクレジット「北欧向けローンファンド」にで利回りが低下していると書きました。

  ・クラウドクレジット 4月分配 (2017/4/18記事)

  ・クラウドクレジット 北欧個人向けLFで金額訂正あり (2017/5/19記事)

 これに続いて、「欧州向け3か国個人向けLF(バランス型)」でも利回り低下の連絡が入りました。
 このローンファンドは私も投資しています(投資額は後述します)
 *なお、「欧州向け3か国個人向けLF(ハイイールド型)」では既に利回りが低下しています。

 2017年5月時点の期待リターンマップは下記のようになっています。
 今回、上から3番目のローンファンドに、新たに黄色信号が灯った事になります。

 20170718CC1.png
 (クラウドクレジット公式サイト https://crowdcredit.jp/operation/entry/65/2 から転載)

私の状況

 さて、このローンファンドには当初30万円を投資しており、現時点での状況は以下の通りです。

 20170718CC2.png

  ・現時点での償還済み元本:約10.1万円(当初元本の34%)

  ・現時点での累積利益:約4.5万円



 償還済み元本+累積利益が14.6万円程度ありますので、当初元本に対し半分弱は返ってきています。
 また、この7月の元利金より利益分がゼロとなり、元本のみの償還となりました。
 これは、同様の利回り低下が起きた北欧向けローンファンドと同じ措置です。
 (今年3月にも利益分がゼロになっていますが、これはクラウドクレジットの営業者利益のためです)

クラウドクレジットからのレポート

 欧州向け3か国個人向けLF(バランス型)の利回り低下と償還金額の変化について、クラウドクレジット
 からレポートが出ていますので、内容を要約します。


 1:欧州向け3か国個人向けLF(バランス型)の利回り低下について

  ・リスクグレード8段階のうち、ハイリスクから数えて2〜4番目のグレードに投資
  ・貸付債権はエストニア、フィンランド、スペインの3国に分散
  ・利回り低下の真因は、延滞債権の発生と延滞期間の長期化によるもの


 2:償還金額の変化について
  ・元利返済金の減少と回収期間の長期化は避けられないと判断した
  ・このため当面、分配を出資金(元本)に限定
   *利益として分配してしまうと、日本で源泉徴収が発生しトータル受取額の減少が予想されるため


 納得するかどうかはともかくとして、赤字の内容は理解できるものになっています。
 次に、これら案件の今後について、簡単に分析してみました。

貸付先国から分析してみました

 先月末で既に利回り低下が起きているのは

  ・北欧個人向けLF
  ・欧州向け3か国個人向けLF(ハイイールド型)


 の2つであり、今月ここに欧州向け3か国個人向けLF(バランス型)が加わりました。
 それぞれの貸付先国は以下のようになっています。

  ・北欧個人向けLF → フィンランド100%
  ・欧州個人向けLF(ハイイールド型) → スペイン80%、フィンランド18%、エストニア2%
  ・欧州個人向けLF(バランス型) → スペイン9%、フィンランド43%、エストニア48%



 20170718CC3.png
 (参考資料)欧州個人向けLFの貸付先について
  クラウドクレジットのWebサイト https://crowdcredit.jp/blog/entry/271/1 より転載


 ということで、ガンがどこにあるかは一目瞭然。スペインとフィンランドです。
 3カ国における直近の失業率を調べてみますと、以下のようなデータとなりました。


  ・スペイン 17.7% (出典:世界経済のネタ帳)

  ・フィンランド 8.5% (出典:世界経済のネタ帳)

  ・エストニア 8.3% (出典:世界経済のネタ帳)


 スペインの失業率はすさまじいのですが、フィンランドとエストニアはあまり違いがありません。
 また、フィンランドは人口増加傾向にありますが、エストニアは減少傾向にあります。
 これらの内容だけで判断しますと、エストニアでも延滞が起こる可能性は覚悟すべきかもしれません。

まとめ

 以上の内容から、今後も欧州関連のローンファンドでは延滞や利率低下が起きる可能性が高そうです。
 実際、その危険性を考慮してか、クラウドクレジットではこれらの案件を最近は募集していません。
 その代わりに「東欧金融事業者支援ファンド」を良く募集していますが、こちらについては今のところ
 予定された利率での運用ができているようです。
 (*今回、東欧金融事業者支援ファンドは最大需要金額の1億円を達成し、初の期限前満額成立となった、
   とのメール連絡がありました。こちらは人気のファンドです)


 クラウドクレジットの案件は複雑かつリスクが高いものが多く、理解した上で投資を行う必要があります。
 少なくとも、ソーシャルレンディング初心者の方には勧められるものではありません。

 当ブログでもいくつかの案件の解説をしてありますので、クラウドクレジットへの投資を検討中の方は
 これらの内容も参考に、投資スキームを理解した上で出資されることをお勧めします。
 (記事が役に立ったと思っていただければ、アフィリエイト経由で口座開設いただければ幸いです)


  ・クラウドクレジット「ペルー小口債務者支援PJ」の中身を見ていきます

  ・クラウドクレジット「東欧金融事業者支援ファンド」の中身を見ていきます


 クラウドクレジットへの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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posted by SALLOW at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資の話題
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