2017年04月18日
クラウドクレジット 4月分配(北欧向け利回り低下、ヘッジ付カメルーン初の満額償還、なぜヘッジ付の延滞が多いのか?)
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クラウドクレジットでの投資状況
今月のクラウドクレジットでの償還・分配が終わりましたので、内容を記事にします。
現状、私はクラウドクレジットで以下の投資を行っています。
・ペルー小口債務者支援 3ファンド、合計約125万円
・欧州3ヶ国個人向け 1ファンド、約20万円
・北欧個人向け 1ファンド、約20万円
・マイクロローン事業者ファンド(ルーブル建) 1ファンド、20万円
・カメルーン中小企業支援 2ファンド、合計70万円
・ジョージアマイクロローン事業者ファンド 1ファンド、33万円
・東欧金融事業者支援 3ファンド、合計67万円
このうち黒字の案件は、まだ償還期限になっていなかったり、予定通り償還されていたりで、あまり
記事としては面白みがないので、赤字の二つについて結果を記事にしたいと思います。
北欧個人向けは利回り低下中
まず北欧個人向けのローンファンドですが、こちらは順調に(?)利回りが低下しています。
理由はクラウドクレジットからのレポートで明らかにされており、
@市場全体の金利低下による利息収入の減少
A早期償還の増加、新規ローン案件の期間の長期化
の複合要因とのことです。
(4月償還金額 ¥14,119、単月損益 ▲¥932、通算損益 ¥19,065)
海外向けのマイクロファイナンスですので、ある程度のリスクは覚悟です。
それでも利益分配が赤字になっているのを見ると気分が落ち込みますが、通算での損益はまだプラスなので
最悪でも元本毀損がなければOK、と思う事にしています。
カメルーンヘッジ付6号は初の満額償還
一方で、カメルーン中小企業支援ファンドは期限通り満額償還でした。
ヘッジ付きのカメルーン案件としては、第6号にして初の期限通り償還です。
今までの1〜5号では、貸付金の一部で延滞が発生していただけに、これは素直に嬉しいです。
ところで、クラウドクレジットの期待リターンマップを見ますと、カメルーン案件では
・ヘッジ無 → 2号のみ延滞、1、3〜6号は予定通り償還
・ヘッジ有 → 1〜5号が全て延滞、6号のみ予定通り償還
と、ヘッジの有無によって延滞の確率がずいぶん違うように思われます。
これはどういう理由なのか、クラウドクレジットに直接聞いてみることにしました。
回答:
@為替ヘッジ無しの案件に比べ、有りの案件は投資の申し込みが多い。
Aそのため、より多くの貸付先に貸し付けを行っている。
B貸付先の数が多いため、「一部の延滞が発生する確率」が高い。
ということで、分散しているがために一部が延滞する確率は高くなるということで納得しました。
ただこれは逆に言えば、今は延滞が少ないヘッジ無案件については、実は貸付先が集中しているので
もし延滞が起きた場合はより影響が深刻になる、という側面を持つ事になります。
今は現地の提携業者との間で、投資資金が少額であっても分散するように協議を進めているとのこと。
ただ注意点として、貸付先の分散は延滞の影響は小さくしますが、延滞の確率そのものは増えます。
従って、案件の改善(分散)が進めば、カメルーン案件の一部延滞はさらに多くなることが予想されます。
ハイリスク案件に投資する場合、貸し付けの一部が期限通り戻って来ない事は珍しくありません。
元本が毀損したならともかく、貸付金の延滞は想定して投資すべきでしょう。
貸し付け延滞で騒ぐのであれば、そもそもハイリスク案件投資を見送るべきだと思います。
クラウドクレジットへの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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posted by SALLOW at 19:30
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