ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　クラウドクレジットで投資している「北欧個人向けローンファンド」で償還がありました。

　レポートを見てみると、何やら前月までと違っています。


　先月のレポート

　


　今月のレポート

　


　2017年1月以降の利益分配（赤字）額が消え、利益の分配額がゼロになっています。
　一方で、振込金額には変化がありません。
　2017年に遡って、何らかの訂正が行われたようです。


　金額訂正について、本日午前中に早速クラウドクレジットより連絡がありました。
　こういった迅速な対応は、素直に評価したいと思います。

　クラウドクレジットからの発表によりますと、金額訂正の理由は下記の通りです。


　　�@北欧向け個人ローンファンドでは、他の投資家から投資資金が流入したことにより利回りの低下と
　　　ローンの長期化が起きており、当初予定していた利回りや期間での運用は難しい状況にある。

　　�Aこのような状況を受け、本案件の分配方針を変更した。
　　　変更前）「毎月に元本＋利息を分配する」
　　　変更後）「配当可能な資金を全て元本返済に充当する」

　　�B2017年1月以降、�Aの方針変更に基づき、毎月の分配金は元本返済に充当していた（＝利益ゼロ）

　　�Cところで北欧個人向けLFはユーロ建てだったので、ユーロ高を受けて為替差損が発生していた。

　　�D毎月の分配金は元本返済に充当しているので、この為替差損は元本返済に付けるべきところ、
　　　誤って利益をマイナスにする形で計算していたため、今回訂正した。


　方針変更をした際「分配金は元本に充当する」と決めていたので、為替差損が出たとしても
　それは利益（赤字）ではなく、元本充当額を減らす方向で表示すべきだった、ということですね。
　本質は同じで表現が違うだけなのですが、一応納得はできます。


　この北欧個人向けLF、最終的な運用結果が出てくるのは2018年2月です。
　当初予定の利率11.8%（元利均等分配）はもう無理でしょうが、どの程度の利率となるのか、自分事ながら
　けっこう楽しみにしていたりします。


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　次の記事では、5/23（火）募集開始予定の
　「SBISLバイオマスブリッジローンファンド1号」
　を取り上げたいと思います。


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