2022年04月12日
押下
(画面上の) ボタンを押下する。
押下 (おうか) は、以前から社内向けの仕様書などではよく見かける単語でしたが、これが「クリック」と「タップ」の両方を含む操作として一般的な文書で使われていました。最近はパソコンでもスマートフォンでも使えるものが増えているので、「クリック」や「タップ」という特定の入力方法に限定した表現は避け、何にでも通用する表現を使う傾向にあります。
マイクロソフトの日本語スタイルガイドには、「選択する」(select) を使うようなことが書いてありますが、「選択」は他の場面でもよく登場するので、××を選択して、選択ボタンを選択する、みたいなことになりがちです。この点「押下」なら押すという操作を明示できて便利です。
ただ、「押下」には厳密な意味もあり、物理的なボタンを押す、キーボードのキーを押す、ボタンを押し下げる (指を放してボタンが上に戻る動作は含まない) などの操作を意味している場合もあります。
じゃ、もう単純に「押す」でよくない?と思うのですが、だめですかね。
日付: 2022/04/12 情報元: 企業の外部向け文書
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