2018年12月06日
事業承継時の注意点!
事業承継で子供が継ぐ覚悟を決めたら関係者
へ周知させる事。そして皆の理解と協力を得
ながら、後継者へ実務経験を積ませ段階的に
権限を委譲させよう。また後継者に株式を集
中的に承継させ、経営権の分散リスクに備え
る事。遺留分や他の相続人への心情にも配慮
し円滑な承継に向けた生前対策をきっちりと
しましょう。
事業承継を先送りしていたら認知が進んでい
て慌てて公正証書遺言を作成したが、後にな
って遺言能力を否定される例もある。そうな
ると争続になり事態の収拾が困難だ。こうい
う時は念の為に診断書を作成しておくことが
必要。もちろん判断が的確に行える間に後継
者以外の相続人が納得する生前対策も必要で
す。
中小企業は経営者が代数を重ねる度に相続な
どで株式が分散していき、経営者の保有比率
が低くなる。中規模は創業66%→4代目26%
と分散過多だ。(小は創業75%→4代目59%
分散少)。弊害なく経営に集中する為に、安
定株主対策、相続人への売渡請求、種類株式
の導入など、会社の事情に合った対策を講じ
よう。
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