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2023年12月28日

餃子の王将の人気がすごい!

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「餃子の王将」は2022年2月から2023年11月まで、月度売上が前年比で22カ月連続で過去最高を更新しています。そのことを受け、今年の冬季ボーナスの平均加算額も過去最高と働く人には嬉しい話ですね。


行動制限が解除され来店客数が増えている中で、値上げの効果が好調の要因のようです。値上げ後も来店客数が増加し、中華チェーンとしての絶対的基盤を確立しており流石だと思います。

24、25日の創業祭が開催されましたが、開店すぐに多くの人が訪れていました。





直営既存店の2024年3月期第2四半期(2023年4月−9月)の平均の来店客数は前年同期比106.3%、客単価も103.2%と好調に推移しました。
その結果、直営既存店の売上高の平均伸び率は109.7%と10%近い伸びを記録。その後、10月(前年同月比105.5%)、11月(同109.9%)も陰りは見えず、22カ月連続で過去最高の更新が続いています。
こうした情勢を踏まえ、2023年の冬季賞与を、労働組合から要求のあった額に20%を上乗せしており、上乗せ額(9万2755円)としては過去最高となりました。

従業員の皆さんはやりがいを感じながら、会社「餃子の王将」に対する忠誠心が増していくでしょう。この好循環が更なる飛躍につながることになり客は期待していると思います。
すでに2024年3月期の業績予想を上方修正しており、売上高は期初予想よりも30億円ほど多い1013億9400万円(前年度比9.0%増)に、営業利益は同11億円ほど多い93億円(同16.5%増)にそれぞれ引き上げています。
2024年3月期はコロナ禍前の2019年3月期を、売上高で24%ほど、営業利益で34%ほど上回ることになるようで、頼もしいですね。

今、この会社には明るいニュースしかありません。





もちろん、これらの数字はお客さんからの更なる期待が含まれており、会社も中長期的視野に基づき顧客満足への挑戦が必須になり、良いプレッシャーを感じながらやるしかありませんね。

ところで、同じ王将でも違いが明白で、同じような看板でも、お客さんにとって紛らわしいのが、別会社である「大阪王将」です。

王将フードサービスが展開する「餃子の王将」とイートアンドが展開する「大阪王将」で双方が餃子を主力商品にして事業展開しています。
私は個人的には「餃子の王将」によく行き常連であります。一人で行くこともあれば家族で行くこともあります。

一人でいけばカウンターに座り調理人の華麗なる鍋捌きを見ながら、美味しくボリュームのある中華料理を堪能するのが楽しみです。
あの価格であの品質は本当に客にとってお得感がありますが、さすがは天下の「餃子の王将」さんで原価率31%ときちんと原価管理もされており、店も存続できるくらいの利益は確保されているようで、ずっと店を応援していきたい客としては安心するものです。

会社概要から見て、2社の違いを簡潔に説明していきたいと思います。
「餃子の王将」の王将フードサービスは、飲食店の運営がコア事業で売上構成比を見ても8割ほどあります。店舗数から見ても一般の人がいく「王将」=「餃子の王将」のイメージが多いのではないでしょうか。
一方、「イートアンド」は食品販売・卸が中心の会社だといえます。

「イートアンド」の冷凍食品である「大阪王将 羽根つき餃子」がCMでも有名であり、主力商品でもあります。同社は2023年2月末時点で463店舗もの飲食店も運営し、売上高の4割は飲食事業で構成されています。
「イートアンド」の業績は、2023年2月期の売上高は前期比7.0%増の330億3300万円でした。昨年9月に関東第三工場を竣工し、国内最大最速級の焼き餃子製造ラインを導入した。生産力を増強したことで、食品事業の売上高が前期比6.7%増の200億5300万円となったようです。新ラインを相次ぎ稼働させており、製造力の増強に努めています。
 ちなみに463店舗の飲食店を運営しているが、そのうちの8割程度はフランチャイズ加盟店です。要は他人の経営資源を活用し積極的で迅速な店舗展開を進展させ、スケールメリットとブランド力の強化を図っているようですね。


また、「イートアンド」の飲食事業の主な役割は、フランチャイズ加盟店への食材の卸です。店舗運営にかかる人件費や家賃などの固定費をカットしやすく、販売管理費を抑えやすいという特徴がありますが、変動費である原価率が高くなる傾向があります。その為、直営店の飲食店比率が高い「王将フードサービス」との費用構造の違いは明白ですね。
「王将フードサービス」の原価率は31.6%、「イートアンド」は59.5%。「王将フードサービス」の販管費率は59.9%で、「イートアンド」は37.7%で割合は真逆になっています。




これからは、「王将フードサービス」=「餃子の王将」、「イートアンド」=「大阪王将」と表現します。
「餃子の王将」は2023年3月期の売上高が前期比9.7%増の930億2200万円で2024年3月期の売上高は同5.7%増の1014億円を予想しているようです。1000億円企業を実現しつつあり、勢いのある会社です。2023年3月末の店舗数は732店。そのうち、フランチャイズ加盟店は190店舗。FC比率は26.0%で、直営店主体の店舗展開を行っています。
先程説明したように、2社の違いは原価率と販管費率によく表れています。

「餃子の王将」は直営店の比率が高い為、家賃や人件費の負担が重く、固定費が高いために損益分岐点の高いハイリスク・ハイリターンのビジネスを展開している。
したがって、コロナ禍のように急激な客数の減少が起こると、たちどころに営業赤字に転落することになります。

しかし、「餃子の王将」は2021年3月期に60億7300万円もの営業利益を出しています。前期と比較し、わずか2割の減益に留めるといった健闘をしているのです。

その主要因の一つが、テイクアウト・デリバリーの業容拡大に努めたことであり、コロナ禍に「レンチンシリーズ」の新発売やデリバリーサービスの対応店舗拡大に動いたことが功を奏したようです。2021年3月期のテイクアウト・デリバリーの売上高は前期の1.6倍となる246億800万円で、売上高の構成比率は2割から3割に増加しています。
「餃子の王将」と「大阪王将」の2社は、経営戦略も大きく異なります。「大阪王将」は食品事業や店舗経営でも他業態を有して事業ポートフォリオの拡大に動いている一方、「餃子の王将」は主力事業である飲食店経営に集中しています。
「餃子の王将」は店舗を出店して拡大するという基本戦略を貫いていますが、効率化の為の食品加工工場を5つ所有しており、餃子はもちろん、から揚げや春巻き、チャーハンなどの人気メニューもありますから、冷凍食品などとして販売してもいけそうだがしていません。

それをしない背景の一つに株主構成があるようです。「餃子の王将」の筆頭株主はアサヒビールで、10.90%を保有しています。

筆頭株主であるアサヒビールにとっては、王将が店舗を拡大して供給するビールの量が増えた方がメリットはありますが、冷凍食品を販売しても利益には繋がらないからあまり好まないようです。

もちろんそれを実施して業績が向上して株価が上昇すればいいのですが、あえてそれをするインセンティブがあまりないようですね。
一方で、「大阪王将」は創業者とその資産管理会社が、株式の3割近くを所有しており、株主をあまり気にすることなく創業者の意向が強く反映されているみたいです。

うるさい物言う株主を気にすることなく、自らのやりたい経営を思うがまま、できるとの良さが発揮されているようです。
以上ですが、どちらの王将も、今後、顧客満足を更に追求され企業価値を高めて頂きたいと思います。切磋琢磨してもらって品質向上して頂くことで、お客さんも喜ぶと思います。

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中小企業診断士として中小企業の経営支援をしています。外食企業出身で飲食店コンサルティングを得意分野として活動しています。もちろんその他の業種・業態の創業支援、経営改善、経営革新、資金調達、事業承継等も支援いたします。事業承継に於いては後継者育成から相続問題も含めサポートします。ご相談はご遠慮なく申し付けください。保有資格=中小企業診断士、行政書士
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