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2020年04月08日
Windows版KeePassでSMBCダイレクトのログインページに自動ログインする方法
三井住友銀行のSMBCダイレクトのログインページは、少し特殊です。
「店番号」と「口座番号」または「契約者番号」を入力して、「第一暗証」を入力して、[ログイン]ボタンクリックという流れになっています。
このログインページで自動ログインできるように設定していきます。
ここでは「契約者番号」を使わないで、「店番号」と「口座番号」を使うことにします。
KeePassの「SMBCダイレクト」エントリーの調整
1)「店番号」と「口座番号」のフィールドを追加してもいいと思いますが、少し違った方法にしてみます。
「店番号」欄は3桁の数字を入力すると、[Tab]キーを押さなくても自動的に口座番号欄に移動します。
これを利用することにして、[ユーザー名]には、店番号3桁と口座番号7桁をつなげて、10桁の数字にして入力します。
2)[パスワード]には、「第一暗証」(4桁の数字)を入力します。
3)[ユーザー名]と[パスワード]に入れた数字が、「店番号」・「口座番号」・「第一暗証」だということが、あとで分からなくなるので、[備考]にメモしておきます。
自動入力の設定
1)ブラウザでSMBCダイレクトのログインページを開きます。
「店番号」・「口座番号」・「契約者番号」・「第一暗証」の入力欄があるページです。
2)[自動入力]タブを表示して、[追加]ボタンをクリックします。
3)「対象ウィンドウ」の右側の[∨]をクリックして、「SMBCダイレクト」を選択します。
4)「カスタムキーストロークを使用」を選択して、カスタムキーストロークが {UserName}{TAB}{Password}{TAB}{ENTER} になるように編集して、[OK]ボタンをクリックします。
5)「以下のウィンドウに対してはカスタムシーケンスを使用する」の一覧に作業したものが表示されているのを確認して、[OK]ボタンをクリックします。
SMBCダイレクトのログインページで自動入力を試してみる
1)ブラウザでSMBCダイレクトのログインページを開きます。
「店番号」・「口座番号」・「契約者番号」・「第一暗証」の入力欄があるページです。
このページは、日本語入力がオンの状態で開いても、自動的にオフにしてくれます。
2)ログインページを開くと、自動的に「店番号」にカーソルがある状態になっているので、そのまま[Ctrl]+[Alt]+[A]を同時押しします。
3)「店番号」・「口座番号」・「第一暗証」が自動入力され、[ログイン]ボタンも自動で押され、少し待つとログインが完了するはずです。
2020年04月07日
Windows版KeePassでゆうちょ銀行ログインページに自動ログインする方法
ゆうちょ銀行(ゆうちょダイレクト)のログインは、「お客様番号」「合言葉」「パスワード」の3つのページに分かれているので、KeePassで自動ログインするのは、ちょっと工夫が必要です。
その方法を書いていきますが、自動ログインの前提として、日本語入力がオフになっていること、3つのページで、それぞれでKeePassの自動入力をすることになります。
日本語入力をオフにしておかないといけない理由は、最初の「お客様番号」にあります。
「お客様番号」の入力ページは、入力欄が3つに分かれていて、1つ目を入力すると自動的に2つ目に移動してしまうため、数字が全角で入ってしまった場合に、自動で半角に修正することができません。
そのため、自動入力([Ctrl]+[Alt]+[A])する前に、手動で日本語入力をオフにしておく必要があります。
自動入力するとき、日本語入力をオフにするのを忘れてしまいそうですが、日本語入力がオンの状態のまま[Ctrl]+[Alt]+[A]を押すと、「お客様番号」が全角で入力された状態で止まるので、入力欄を削除して日本語入力をオフにしてから、もう一度[Ctrl]+[Alt]+[A]を押せばOKです。
[エントリー]タブの設定
ゆうちょ銀行のログインページで自動入力するための、ゆうちょ銀行のエントリーの設定です。
1)ユーザー名に、「お客様番号」を入力します。
このとき、「お客様番号」は「−」で4桁−4桁−5桁の3つに区切られていますが、「−」を除いて13桁の数字として入力します。
2)パスワードに、ゆうちょダイレクトの「ログインパスワード」を入力します。
[高度]タブの設定
[高度]タブで合言葉のフィールドを追加します。
1)[高度]タブを開いて、文字列フィールドの[追加]ボタンをクリックします。
2)「名前」に合言葉の種類を、「値」にその答えを入力します。
合言葉の種類は、「好きな動物」なら「動物」みたいに簡単にしてもいいでしょう。
3)合言葉は3種類あるので、1)2)を繰り返して3種類分追加して、[OK]ボタンをクリックします。
[自動入力]タブで「お客さま番号」ページを設定
1)ブラウザで ゆうちょダイレクトのログインページ を開きます。
3)「対象ウィンドウ」の右側の[∨]をクリックして、「ゆうちょダイレクト | ログイン」を選択します。
4)「カスタムキーストロークを使用」を選択して、カスタムキーを {UserName}{TAB}{ENTER} に変更して、[OK]ボタンをクリックします。
5)「以下のウィンドウに対してはカスタムシーケンスを使用する」の一覧に作業したものが表示されていると思います。
下部の[OK]ボタンをクリックします。
[自動入力]タブで「合言葉」ページを設定
1)KeePassが起動した状態で、ブラウザでゆうちょダイレクトのログインページを開き、「お客さま番号」の1つ目の入力欄をクリックし、[半角/全角]キーを押して日本語入力をオフにし、[Ctrl]+[Alt]+[A]を同時押してみてください。
「お客さま番号」が自動入力され、合言葉を入力するページに進むはずです。
2)「合言葉」入力ページが開いた状態で、KeePassのゆうちょ銀行エントリーを開き、[自動入力]タブを表示して、[追加]ボタンをクリックします。
3)「お客さま番号」ページの設定にならって、「合言葉」ページの自動入力設定をします。
自動入力のカスタムキーストロークは、{S:動物}{TAB}{TAB}{TAB}{TAB}{TAB}{ENTER} です。
({S:動物}部分は上で追加した合言葉フィールドで、カスタムフィールドにあります)
合言葉は3種類あるので、自動入力設定も3種類作って、[OK]ボタンをクリックします。
[自動入力]タブで「パスワード」ページを設定
1)ブラウザで「合言葉」入力ページの「合言葉」入力欄をクリックし、[Ctrl]+[Alt]+[A]を同時押してみてください。
3種類の合言葉を選択するダイヤログが表示されるので、該当する合言葉を選択します。
もう一つの合言葉も求められると思いますが、同じように[Ctrl]+[Alt]+[A]を同時押して、合言葉を選択します。
これで、パスワードを入力するページに進むはずです。
2)「パスワード」入力ページが開いた状態で、KeePassのゆうちょ銀行エントリーを開き、[自動入力]タブを表示して、[追加]ボタンをクリックします。
3)「お客さま番号」ページの設定にならって、「パスワード」ページの自動入力設定をします。
自動入力のカスタムキーストロークは、{Password}{TAB}{TAB}{ENTER} です。
4)[自動入力]タブの「以下のウィンドウに対してはカスタムシーケンスを使用する」の一覧に下の画像のように表示されていれば自動入力設定は完了です。
下部の[OK]ボタンをクリックします。
ゆうちょダイレクトのログインページで自動入力を試してみる
1)KeePassを起動します。
2)ブラウザでゆうちょダイレクトのログインページを開き、「お客様番号」の1つ目の入力欄をクリックします。
3)[半角/全角]キーを押して、日本語入力をオフにします。
4)[Ctrl]+[Alt]+[A]を同時押しして、選択画面で「お客様番号」の自動入力をクリックします。
(右側の「順序」欄に {UserName} が入っているのが、「お客様番号」の自動入力です)
(これで合言葉ページに移行するはずです)
5)合言葉ページの入力欄をクリックし、[Ctrl]+[Alt]+[A]を同時押しします。
合言葉の自動入力は3種類作ったので、3種類から選択する画面が表示されます。
その中から該当するものをクリックします。
(これでパスワード入力ページに移行するはずです)
2つ目の合言葉が表示されたら、Dを繰り返します。
合言葉をスキップする設定にしている場合は、Dの作業は不要になります。
6)パスワード入力ページの入力欄をクリックし、[Ctrl]+[Alt]+[A]を同時押しします。
4)と同じ選択画面が表示されるので、「パスワード」の自動入力をクリックします。
(右側の「順序」欄に {Password} が入っているのが、「パスワード」の自動入力です)
これで、ログインできたはずです。
自動入力の設定が少し面倒で、ログインページが3種類あるのがつらい所ですが、設定ができてしまえば、後はそれぞれのページで[Ctrl]+[Alt]+[A]を押すだけなので、十分便利だと思います。
2020年04月06日
Windows版KeePassで管理するユーザー名やパスワードを、他のアプリで利用する方法
パスワード管理アプリKeePassで管理しているユーザー名(メールアドレス)やパスワードは、各サイトへのログイン時などに、ブラウザなど他のアプリにコピーして使うことになります。
KeePassには、その方法がいろいろ用意されています。
ユーザー名とパスワードを単独でコピー
これが最も単純な利用方法です。
KeePass側でユーザー名またはパスワードをクリップボードにコピーします。
あとは、貼り付け先のアプリで[Ctrl]+[V]や右クリックメニューから[貼り付け]で、貼り付けるだけです。
1)右クリックメニューを使ってコピー
登録済みのエントリー部分を右クリックしてみると、メニューの中に「ユーザー名をコピー Ctrl+B」と「パスワードをコピー Ctrl+C」があることが分かります。
この右クリックメニューを利用すれば、ユーザー名とパスワードをコピーできます。
2)キーボード ショートカットを使ってコピー
上の右クリックメニューには、それぞれに「Ctrl+B」と「Ctrl+C」が割り当てられています。
コピーしたいエントリーを選択した状態で、[Ctrl]+[B]でユーザー名をコピー、[Ctrl]+[C]でパスワードをコピーできます。
3)ダブルクリックでコピー
コピーしたいエントリーの、ユーザー名またはパスワードの部分をダブルクリックでも、コピーできます。
4)クリップボードは12秒で消える
コピーすると、そのデータはクリップボードにコピーされますが、KeePassでは安全のため、そのクリップボードのデータを12秒後に消すように設定されています。
(時間は設定で変更できます)
右下の緑色のバーが1秒ごとに短くなり、12秒後に緑色のバーがなくなると、クリップボードにコピーされたデータは消されるので、貼り付けられなくなります。
ユーザー名とパスワードをセットで自動入力する
KeePassに登録したエントリー部分を右クリックすると、そのメニューの中に[自動入力の実行 Ctrl+V]があるのが分かります。
これを使うと、他のアプリのログインページで、ユーザー名とパスワードをセットで自動入力することができます。
例えば、Windows版LINEアプリのログインは、以下のようなやり方になります。
1)KeePassを起動しておきます。
2)LINEのログインページの[メールアドレス]部分をクリックして、カーソルが[メールアドレス]部分にある状態にします。
2)KeePassでLINEのエントリーを選択して、キーボードで[Ctrl]+[V]同時押しします。
LINEのエントリー部分で右クリックして、[自動入力の実行]でもOK」です。
3)すると、表示がLINEのログイン画面に変わり、[メールアドレス]と[パスワード]が自動的に入力され、[ログイン]ボタンも自動で押され、ログインが完了します。
KeePassのエントリーを選択しないで自動ログインする
上で書いた自動入力の場合、ログインページで「ユーザー名」欄を選択したあと、KeePass上で該当するエントリーを探して選択する必要があり、ちょっと面倒です。
KeePass上でエントリーを選択する部分を省略して、自動入力させる方法もあります。
そのために、KeePassのエントリーを編集します。
例として、ブラウザ(新しいEdge)で、Twitterのログインページを自動入力させるようにしてみます。
1)ブラウザでTwitterのログインページを開きます。
2)KeePassでTwitterのエントリーのタイトル部分をダブルクリックして、編集状態にします。
エントリー部分で右クリックして[エントリーの編集]でも、編集状態にできます。
3)[自動入力]タブを表示して、[追加]ボタンをクリックします。
4)「対象ウィンドウ」の右側の[∨]をクリックすると、1)で開いたログインページがここに表示されるはずです。
ここではTwitterのログインページを開いておいたので、「Twitter」の項目を選択します。
5)「対象のウィンドウ」に目的のログインページ(ここではTwitter)が表示されているのを確認して、「カスタムキーストロークを使用」を選択します。
カスタムキーは、{UserName}{TAB}{Password}{ENTER} となっています。
Twitterの場合、ユーザー名の入力欄で日本語が使えるようになっているため、このままだと日本語入力がオンになっているときに自動入力すると、ユーザー名が日本語で入力されてしまいます。
(ponta → ぽんた、といった具合です)
それを防ぐために、{UserName} と {TAB} の間に、 {F9}{F8}{ENTER} を下の「プレースフォルダの挿入」から選んで、挿入していきます。
日本語で入力されたものを、{F9}で英字にして、{F8}で半角にして、{ENTER}で確定の手順を挿入したわけです。
日本語入力がオフの場合も、英数で入力されたものに、{F9}で英字、{F8}で半角、{ENTER}で確定の手順を加えてもそのままなので、これでうまくいくはずです。
ログインページのユーザー名欄が日本語で入力できないようになっている場合は、この{F9}{F8}{ENTER} を挿入する必要はありません。
6)カスタムキーを {UserName}{F9}{F8}{ENTER}{TAB}{Password}{ENTER} にできたら、[OK]ボタンをクリックします。
7)「以下のウィンドウに対してはカスタムシーケンスを使用する」の一覧に作業したものが表示されていると思います。
下部の[OK]ボタンをクリックします。
8)ログインページの「ユーザー名」欄にカーソルがある状態で[Ctrl]+[Alt]+[A]を同時押ししてみてください。
「ユーザー名」と「パスワード」が自動的に入力され、ログインまで完了するはずです。
KeePassが起動した状態が必要条件になりますが、KeePass上でエントリーを選択しないで、自動ログインできるので、とても便利です。
Twitterのログインは、標準のログインページ「https://twitter.com/login」と、ログアウトした直後に表示されるページ「https://twitter.com/explore」でもできます。
両方を登録しておきたい場合は、3)〜6)の手順でもう一方のログインページを登録すれば、どちらのページでも自動ログインできます。
9)1つのサービスで複数のアカウントを使い分けている場合は、それぞれのアカウントのエントリーで、上の手順で自動入力の設定を同じようにしておきます。
同じログインページに複数の自動入力エントリーがある場合は、[Ctrl]+[Alt]+[A]を押すと、どのエントリーでログインするか選択するダイヤログが表示されます。
ウェブブラウザで各サイトにログインする場合
Windowsパソコンを使っていてログインする場面は、ブラウザ上で各サイトのログインページで行うことがほとんどだと思います。
その場合も、ログインページの[メールアドレス(またはユーザー名)]部分にカーソルがある状態で、この操作をすれば、上のLINEアプリと同じように自動入力できます。
ブラウザでのログインの場合は、[メールアドレス(またはユーザー名)]と[パスワード]をブラウザに記憶させることができるので、ブラウザに記憶させる前の最初の1回だけしか自動入力を使わないということになります。
ブラウザに記憶させてしまえば、その方が便利だからです。
ただし、ログインページによってはブラウザに記憶できないようになっていたり、1つのログインページで複数のアカウントでログインを使い分ける場合もあるので、そのような場合もKeePassの自動入力は有効です
ここまでが、KeePassで管理するユーザー名・パスワードの基本的な利用方法になり、とりあえずこれだけでも十分使えるかなと思います。
ログインが[ユーザー名]と[パスワード]だけではない場合のログインなど、より高度な利用方法もKeePassには用意されているので、それについては別の記事で書いてみます。
2020年04月04日
Windows版KeePassに他のパスワード管理アプリのデータをインポートする
KeePassは、いろいろなパスワード管理アプリのデータを簡単にインポート(読み込み)できる機能を持っています。
この機能でインポートできるデータであれば、とても簡単にKeePassへ移行できます。
インポートできるパスワード管理アプリの一覧は、以下のとおりです。
(各項目の最後のCSV・XMLなどはファイル形式です)
Alle meine passworte XML
Any Password CSV
Bitwarden JSON
CodeWallet TXT
Dashlane CSV
DesktopKnox XML
Enpass TXT
FlexWallet XML
Handy Safe TXT
Handy Safe Pro XML
Kaspersky Password Manager XML
KeePassX XML
LastPass CSV
mSecure CSV
Network Password Manager CSV
Norton Identity Safe CSV
nPassword NPW
PassKeeper
Passphrase keeper HTML
Password Agent XML
Password Depot XML
Password Keeper CSV
Password Memory 2008 XML
Password Prompter DAT
Password Safe XML
Password Saver XML
Passwords plus CSV
Passwort.Tresor XML
Personal Vault TXT
PINs TXT
Revelation XML
RoboForm HTML (Logins/PassCards)
SafeWallet XML
Security TXT
SplashID CSV
Steganos Password Manager CSV
Steganos Password Manager 2007
Sticky Password XML
True key CSV
TurboPasswords CSV
VisKeeper TXT
Whisper 32 CSV
ZDNet's Password Pro TXT
ブラウザに保存されたパスワードデータもインポートすることができます。
インポートできるブラウザデータの一覧は以下のとおりです。
Mozilla Bookmarks JSON
Password Exporter XML
Google Chrome Passwords CSV
Google Chrome以外のChrome系ブラウザもたくさんありますが、CSV形式でエクスポート(書き出し)できる機能があれば、「Google Chrome Passwords CSV」が使えると思います。
ここでは、LastPassのデータをKeePassにインポートしてみます。
LastPass以外のデータをインポートする場合も、似たような手順になるはずです。
説明は、基本的には、新しいChrome版のEdgeの場合で説明していますが、Google Chromeの場合も説明に加えています。
LastPassのデータをCSV形式でエクスポートする
1)LastPassの拡張機能アイコンをクリックして、[Account Options]を開きます。
2)開いたメニューの中の[Advanced]をクリックします。
4)開いたメニューの中の[LastPass CSV File]をクリックします。
5)「Master Password」を入力して、[Continue]ボタンをクリックすると、CSVファイルのダウンロードが始まります。
6)ダウンロードが完了すると左下に「lastpass_export.csv」が表示されます。
をクリックして[フォルダに表示]をクリックします。
Google Chrome の場合は、[^]をクリックして[フォルダを開く]をクリックです。
[ダウンロード]フォルダに「lastpass_export.csv」が保存されているのを確認してください。
CSVファイルをKeePassにインポートする
1)KeePassを起動して[ファイル]メニューの[インポート]をクリックします。
2)書式の一覧から「LastPass CSV」を選択して、「インポートするファイル」の右側のアイコンをクリックします。
3)「lastpass_export.csv」が保存してある[ダウンロード]フォルダを開き、「lastpass_export.csv」を選択して、右下の[開く]ボタンをクリックします。
4)「インポートするファイル」の入力欄に「lastpass_export.csv」が入っているのを確認して、下部の[OK]ボタンをクリックします。
以上で、LastPassのデータをKeePassにインポートする作業は終わりです。
LastPassではフォルダで分類していましたが、KeePassにインポートされたデータも、その分類が再現されていました。
やってみると、とても簡単にインポートできるのが分かります。
2020年04月03日
Windows版KeePassでデータを格納するためのファイルを新規作成する
Windows版KeePassをインストールして日本語化したら、まず最初にやることは、データを格納するためのファイルを新しく作成することです。
その手順と、KeePassの終了と起動について説明します。
KeePassファイルの新規作成手順
1)左端の[新規]アイコンをクリックします。
[ファイル]メニューから[新規]をクリック、またはショートカットキー[Ctrl]+[N]でもOKです。
2)新しいデータベース
このあとの手順で行うことなどの説明が書いてありますが、ここで読んでもちょっとピンとこないかもしれません。
これから作るファイルにKeePassのデータが格納されること、そのファイルをどこに作ったか覚えておくこと、そのファイルのバックアップが別の保存先に定期的に作成されること、が書いてあります。
そのことを覚えておいて[OK]ボタンをクリックします。
3)新規作成するファイル名と保存先を指定する画面になります。
保存先は、KeePassを1台のパソコンだけで利用する場合はドキュメントフォルダなどにしてもいいですが、別のパソコンやスマートホンなどと共有してファイルを使いたい場合は、OneDrive、Googleドライブ、Dropboxなどのオンラインストレージを指定すると、データファイルを共通で使うことができます。
今回は、Googleドライブにファイルを作成することにしました。
適当なファイル名を付けて、[保存]ボタンをクリックします。
4)複合マスターキーを作成
KeePassを起動するときに使用するパスワードを設定します。
このパスワードを知らなければKeePassのデータは開けないので安心ですが、当然ながらここで設定したパスワードを忘れたらKeePassのデータは開けないので、絶対に忘れないもので、なおかつ他人に推測されることのないものにします。
「上級者向けオプションを表示」にチェックを入れると、さらに高度なセキュリティを加えることができますが、後で加えることもできるので、ここではいったん省略します。
パスワードを入力したら、[OK]ボタンをクリックします。
5)データベースの設定
「データベースの名前」は、3)で設定したKeePassのファイル名と同じにしておくと、将来複数のファイルで使い分けるようになった場合には分かりやすいと思います。
「新しいエントリーのデフォルトユーザー名」は、KeePassに新しい項目のパスワードを登録するときに、パスワードと一緒にユーザー名(メールアドレスが使われることが多い)を登録しますが、ここでデフォルトのユーザー名を設定しておくと、新しい項目を追加するたびにユーザー名を入力しなくて済むというものです。
空欄にしておいてもかまいません。
「データベースの色の変更」は、標準はグレーですが、変更すると1)のKeePassの画面で左上にあるKeePassアイコンの色が変わります。
ファイルを複数作って使い分けるときは、色を変えておくと分かりやすいかもしれません。
他の[セキュリティ]などのタブは、少し高度な設定になるので、ここではそのままにしておきます。
(あとで変更することもできます)
設定ができたら、[OK]ボタンをクリックします。
6)緊急用シート
KeePassのファイルを開くために必要な情報を紙に印刷しておくものです。
4)で設定したパスワードを忘れなければ必要ないと思いますが、必要であれば印刷をクリックしてください。
(あとで印刷することもできます)
ここでは[スキップ]をクリックしておきます。
7)以上で初期設定は完了で、KeePassで新しく作成したファイルが開いた状態になります。
新しい項目を追加するときは、[エントリーの追加]アイコン(下の画像の赤枠)をクリックして追加します。
エントリーの例が2つ入っていますが、これは参考にしたあと削除してかまいません。
ここでは、とりあえずそのままにしておいて、いったんKeePassの終了と起動の方法を試してみます。
KeePassの終了と起動
1)右上の[×]をクリックして、KeePassを終了します。
「KeePassを終了する前に変更をデータベースに保存しますか?」と聞いてくるので、[保存]をクリックします。
下の「データベースをロックまたは閉じる時に自動的に保存」にチェックを入れておくと、次回以降この確認メッセージが出なくなります。
2)[スタート]メニューやデスクトップ上のKeePassショートカットからKeePassを起動してみます。
4)で設定したマスターパスワードを入力して、[OK]ボタンをクリックします。
3)データベースのファイルを複数作成して使い分ける場合
[スタート]メニューやKeePassのショートカットから起動する方法の場合、将来複数のファイルでデータベースを使い分けるようにすると、起動時に前回使用したデータベースを開くことになります。
KeePassを起動したあとで別のデータベースに切り替えたいときは、[開く]アイコンをクリックしてデータベースを選択します。
エクスプローラーでデータベースファイルをダブルクリックして開くこともできるので、データベースファイルのショートカットを、スタートにピン留めするなどして、データベースファイルを直接開く方が便利に使えると思います。
ファイヤーフォックスからツイッターのキャッシュを削除する方法
Twitterプライバシーセンターに、「Mozilla Firefoxに保存されているTwitterデータのキャッシュに、非公開情報が意図せず保存される可能性があった」というお知らせがありました。
Mozilla Firefoxに保存されているTwitterデータのキャッシュについて
個人のパソコンで自分だけが使用するような場合は、問題ありません。
問題となるのは、会社で1台のパソコンを何人かで共有しているとか、公共のパソコンを使った場合です。
そういったパソコンで、Mozilla Firefoxを利用してTwitterにアクセスして、「Twitterデータのアーカイブをダウンロード」、「ダイレクトメッセージ経由でメディアを送受信」というような操作を行った場合に、Twitterからログアウトした後でも、そのデータがブラウザのキャッシュに保存されていた可能性があるということです。
Twitter側で、今後Firefoxのキャッシュに個人情報が保存されないように変更するとのことですが、それまではユーザー側でFirefoxからTwitterにアクセスしないようにするか、またはアクセスした場合はFirefoxのキャッシュを削除したほうがよさそうです。
Mozilla Firefoxに保存されているTwitterのキャッシュを削除する方法
Mozilla Firefoxは、サイトごとにキャッシュを削除できるようになっているので、他のサイトのキャッシュは残したままで、Twitterのキャッシュだけ削除できます。
1)右上の[メニュー]アイコンをクリックして、メニューの中の[オプション]を開きます。
2)[プライバシーとセキュリティー]を開いて、「Cookieとサイトデータ」の[データを管理]ボタンをクリックします。
3)サイトの一覧の中からTwitterを見つけて、選択した状態にして[選択したサイトデータを削除]ボタンをクリックします。
4)サイトの一覧からTwitterが消えたのを確認して、右下の[変更を保存]ボタンをクリックします。
5)「本当に削除してよろしいですか。」と聞いてくるので、下部の[削除]ボタンをクリックします。
これで、Twitterのキャッシュ削除は完了です。
2020年04月02日
Windows版KeePassのメニューを日本語化する手順
パスワード管理ソフトKeePassのWindows版は、標準で日本語に対応していないため、メニューが英語で表示されていますが、日本語で表示するための言語ファイルも用意されています。
その言語ファイルを使って、メニューを日本語化する手順を説明します。
以下の説明は、基本的には、新しいChrome版のEdgeの場合で説明していますが、Google Chromeの場合も説明に加えています。
日本語化
1)KeePass のウェブサイト KeePass Password Safe を開きます。
2)左側メニューの[Translations(翻訳)]をクリックします。
3)言語ファイルの一覧ページが表示されるので、Japanese(日本語)の右側にある[2.44+]をクリックします。
これは、KeePassのバージョン2.44以降用の日本語化ファイルということになります。
今後KeePassのバージョンがアップすると、この[2.44]の数字も変わっていきます。
4)ダウンロードが完了すると左下に「KeePass-2.44-Japanese.zip」が表示されます。
をクリックして[フォルダに表示]をクリックします。
Google Chrome の場合は、[^]をクリックして[フォルダを開く]をクリックです。
5)ダウンロードフォルダが開かれると「KeePass-2.44-Japanese.zip(.zip部分は表示されない場合があります)」というファイルがあるので、それをクリックして選択した状態にし、[展開]タブをクリックして、[すべて展開]をクリックします。
6)「展開先の選択とファイルの展開」では、自動でダウンロードフォルダが展開先になっていますが、デスクトップなど分かりやすい場所に変更してもかまいません。
展開先を選択したら、下の[展開]ボタンをクリックします。
展開されると「Japanese.lngx」というファイルが現われます。
(これもエクスプローラの設定によっては、「.lngx」部分が表示されません)
7)展開したファイル「Japanese.lngx」をコピーして、KeePassをインストールしたフォルダの中の「Languages」フォルダ「C:\Program Files(x86)\KeePass Password Safe 2\Languages」に貼り付けます。
このとき、「対象のフォルダへのアクセスは拒否されました」と警告がでますが、[続行]ボタンをクリックすれば貼り付けられます。
([続行]ボタンをクリックしても貼り付けられないときは、管理者権限のあるユーザーでWindowsにサインインして、やり直さないとダメかもしれません)
「C:\Program Files(x86)\KeePass Password Safe 2\Languages」に、「Japanese.lngx」を貼り付けた状態です。↓
9)[View(表示)]タブの[Change Language(言語の変更)]をクリックします。
10)言語選択の一覧に「Japanese(日本語)」があるはずです。
それをクリックします。
11)以下のような内容の英文メッセージが表示されます。
[はい]ボタンをクリックします。
言語をロードするには、KeePassを再起動する必要があります。
今すぐKeePassを再起動しますか?
12)KeePassが再起動すると、メニューが日本語になっているのが分かります。
カタカナが半角になっているが少し気になりますが、まあよしとしましょう。
次の記事で、データを入れておくためのファイルを作成する手順を説明します。
2020年04月01日
Windows版KeePassのダウンロードからインストールまでの手順
無料で使用できるパスワード管理ソフトKeePassのWindows版について、ダウンロードからインストールまでの手順の説明です。
(寄付は希望されています)
以下の説明は、基本的には、新しいChrome版のEdgeの場合で説明していますが、Google Chromeの場合も説明に加えています。
ダウンロード
1)KeePass Password Safe を開きます。
初めてこのページを開いたときは、cookieを受け入れるか確認するメッセージが表示されます。
英語なので分かりにくいですが、こんなことが書いてあります。
クッキーの同意
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また、特定のCookieのみを許可し、いつでも同意を取り消すことができます。
詳細については、プライバシーポリシーをご覧ください。
[Accept(受け入れる)]と[Decline(受け入れない)]のボタンが表示されるので、[Accept]をクリックします。
[Decline]をクリックしてもダウンロードはできると思いますが、Cookieを受け入れても問題ないでしょう。
2)左側メニューの[Downloads(ダウンロード)]をクリックします。
3)開いたページには4つのダウンロード ボタンがありますが、上段が最新版で下段が旧版です。
上段の左側がインストールプログラム版なので、これを使うのが一番簡単です。
ダウンロードボタンをクリックすると、別タブでダウンロードページが開き、ダウンロードが始まります。
Google Chromeの場合は、下部で「この種類のファイルはコンピュータに損害を与える可能性があります。KeePass-2.44-Setup.exeのダウンロードを続けますか?」と聞いてくるので、[保存]ボタンをクリックします。
ダウンロードが終わると、ブラウザ下部に「KeePass-2.44-Setup.exe」が表示されます。
(2.44の部分はそのときのバージョンNo.なので、新しいバージョンが出たら数字が変わります)
インストール
1)ダウンロードが終わったら、ブラウザ下部に表示された「KeePass-2.44-Setup.exe」の「ファイルを開く」をクリックして、ダウンロードしたファイルを実行します。
Google Chromeの場合は、ブラウザ下部に表示された「KeePass-2.44-Setup.exe」の右側の[^]をクリックして、[開く]をクリックします。
2)「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか」と聞いてくるので、[はい]をクリックします。
3)セットアップに使用する言語の選択は、標準で「日本語」になっていると思いますので、そのまま[OK]ボタンをクリックします。
4)使用許諾誓約書の同意は、「同意する」を選んで[次へ]ボタンをクリックします。
使用許諾誓約書の内容は、著作権に関すること、無料で使えること、配布するときの注意事項などが書かれていますが、普通の使い方をする限り問題ない内容です。
5)インストール先の選択は、標準で「C:\Program Files(x86)\KeePass Password Safe 2」になっています。
インストール先を変更したい場合は、[参照]ボタンをクリックして変更してください。
通常はそのままでいいと思います。
[次へ]ボタンをクリックします。
6)コンポーネントの選択は、標準ですべてのコンポーネントをインストールするように、チェックが入っています。
必要のないものがあればチェックを外せばいいですが、通常はそのままで[次へ]ボタンをクリックすればいいでしょう。
7)追加タスクの選択は、標準で「ファイル拡張子 .kdbxにkeePassを関連付けます。」にチェックが入っています。
これはそのままでいいでしょう。
デスクトップ上のアイコン、クイック起動アイコンが必要であればチェックを入れ、[次へ]ボタンをクリックします。
8)インストール準備完了は、ここまでで設定したインストール方法の確認です。
間違いなければ、[インストール]ボタンをクリックします。
9)インストールが始まり、インストール状況が表示されます。
そのまま少しの間、待ちます。
10)KeePass Password Safeセットアップウィザードの完了が表示されます。
標準で「KeePassを実行する」にチェックが入っています。
すぐに実行したい場合はそのまま、後で実行する場合はチェックを外しておきます。
「プラグインのWebページを開きます」は、KeePassの拡張機能のウェブページを開くかどうかですが、通常は後回しにして、[完了]ボタンをクリックでいいと思います。
11)Enable automatic update check?(自動更新チェックを有効にしますか?)は、通常は[Enable(recommended)(有効にする(推奨))]をクリックします。
自分で更新を確認するから、自動更新しなくていいという人は、[Disable(無効にする)]をクリックします。
12)最初の起動画面は、こんな感じです。
まだ、パスワードなどを何も入れていない状態なので、データが何もないです。
これからIDやパスワードなどを入力したり、他のパスワード管理アプリのデータからインポートしたりすることになりますが、その前に次の記事で「日本語化」を行って、メニューなどを日本語表記にします。
2020年03月31日
LINEの厚生労働省「新型コロナ対策のための全国調査」はフィッシング詐欺?
Windows版のLINEで、厚生労働省の第1回「新型コロナ対策のための全国調査」が来ました。
おそらく、LINEやっている人全員に送られているものだと思うので、みなさんの所にも来ているでしょう。
体調をボタンで選ぶとブラウザでLINEのログインページが開き、LINEのメールアドレスとパスワードの入力を求められます。
何だか、フィッシング詐欺メールみたいなので、開いたブラウザのタブを閉じました。
ネットで検索してみると、確かにLINEでこのような調査をやっているみたいです。
ただ、どうなんでしょう。
アンケートのボタンを押したあとで、ブラウザでログインページが開いて、メールアドレスとパスワードを入力させる必要があるのか。
やはり、アンケートには答えないことにしました。
ふと考え直して、スマホでLINEを開いてみると、やはり同じものがきていました。
スマホでも同じかと、体調のボタンをタップしてみました。
すると今度は、ブラウザでログインページは開かず、もう少し詳しいアンケートページが開きました。
一通りアンケートに答えて[送信する]ボタンをタップすると、それでアンケートは完了でした。
これなら、問題ないです。
Windows版LINEを使っている人は、スマホ版LINEで回答するのがよさそうです。
たぶん、Windows版LINEにきた方も、フィッシング詐欺ではないとは思いますが、念のため。
2020年03月28日
ブログ記事に見出しを入れたら、ついでにidも設定しておくとリンクが便利になります
ブログの記事で「こちらにやり方が書いてあります。」みたいなことを書いて、自分のブログの他の記事や、他の人のブログの記事へのリンクを貼ることがあります。
リンクをクリックして開いた先の記事が、参照してほしい内容だけを書いてある記事だったらいいのですが、その記事には他にもいろいろなことが書いてあって、参照してほしい部分を見つけにくい場合も少なくありません。
そんなときは、「リンク先の記事の中ほどより少し下にある見出し「〇〇〇」を参照してください。」といった書き方をすることになりますが、やはり分かりにくいかなと思います。
見出しにidを設定しておくと、リンクをクリックして開いたときに、ちょうど参照してほしい見出し部分が先頭になるように、ページを開くことができます。
見出しにidを設定する
記事の最初に目次みたいにその記事の見出しのリストを設けて、それぞれの見出しにジャンプできるようにしているのを、最近よく見かけます。
私もそれを真似して、別のブログで使っています。↓
全体目次/平成31年版 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)
このやり方は、見出しごとに id を設定しておいて、リンクURLの後ろにその id を加えることで、その見出し部分にジャンプできるようにしています。
見出しに id を設定するときは、↓ このように赤文字部分を書き加えます。
<h4 id="a01">見出し1</h4>
見出し1の文章
<h4 id="a02">見出し2</h4>
見出し2の文章
<h4 id="a03">見出し3</h4>
見出し3の文章
見出しのリストに貼るリンクコードには、通常のリンクコードの後ろに、「 # 」に続けて設定した id を加えます。
「 https://〜〜〜 」部分がリンク先ページのURLです。
<a href="https://〜〜〜#a01">見出し1</a>
<a href="https://〜〜〜#a02">見出し2</a>
<a href="https://〜〜〜#a03">見出し3</a>
割と簡単にできます。
この id を使えば、「リンク先の記事の中ほどより少し下にある見出し「〇〇〇」を参照してください。」というような、ややこしいことをしなくても、丁度その見出し部分を表示するリンクが貼れます。
id のルール
この id の文字列には、少しルールがあります。
1)1つの記事に同じものがあってはいけない。
例えば、1つの記事に見出しが5つあったら、その5つの id は重複しないように別の id にしないといけません。
2)使える文字は半角で、英字と数字と一部の記号
3)英字は大文字と小文字が区別される
4)最初の1文字は英字(アルファベット)
ちょっと面倒な感じを受けますが、単純に考えて、記事ごとに「a01、a02、a03、・・・」といった使い方をしておけば、間違いないです。
自分のブログにしか設定できない
当然のことですが、id を設定できるのは自分のブログだけです。
ただし、他の人のブログへのリンクを貼るときでも、そのブログに id が設定してある可能性はあります。
特に、上で書いたように、見出しのリストからジャンプできるようになっている記事であれば、id が設定してあります。
他の人のブログの id を確認する方法は、ブラウザでそのページを表示した状態で、ページ内のリンクなどが何もない部分で右クリックして、[ページのソース表示]をクリックします。
ソース表示はちょっと読みにくいですが、[Ctrl]+[F]で検索ボックスを表示して、見出し文で検索すると見つけやすいと思います。
自分のブログ記事の見出しにidを設定しておくと、他の人がリンクを貼ってくれるときに、そのidを利用してもらえる可能性もあります。
id付きの見出しテンプレートを作っておく
ブログの編集機能で見出しを設定して、あとでhtml編集モードで見出しごとにidを加えていくこともできますが、あらかじめid付きの見出しテンプレートを作っておくと便利です。
<h4 id="a02">◯◯</h4>
<h4 id="a03">◯◯</h4>
<h4 id="a04">◯◯</h4>
<h4 id="a05">◯◯</h4>
メモ帳で作成してテキストファイルで保存しておいてもいいですが、テキストを管理できるフリーソフト(下のリンクを参照)などを使うと、他のブログでよく使うコードなども一緒に管理できて便利です。
余計な書式を持たないプレーンなテキストを管理できるWindowsアプリ
テキストメモは、プレーンテキストにこだわる必要がなくなった
ブログ記事内の見出しの設け方は、↓ こちらを参考にしてみてください。
ブログの記事内に見出しタグを使うときは h3 か h4 から使うのがよさそう