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2021年05月19日
数値入力ボックスでIMEを半角入力モードにする/ブログでJavaScriptで計算
前回記事では、計算結果のコピーを3桁区切りカンマが入らないものにできました。
↓
コピーする計算結果の数字は3桁区切りのカンマなしにする/ブログでJavaScriptで計算
今回は、数値を入力するときにIMEが半角入力モードになるようにします。
こういったことも、「JavaScript (やりたいこと)」みたいな言葉でネット検索すると、やり方を書いてくれている人がたくさんいるので、けっこう簡単に方法が見つかります。
インターネットは、やはり便利ですね。
ところが今回は、いくつかの記事で見つけた方法がうまく機能しませんでした。
少し調べてみると、ブラウザで動作するプログラム(Script)で、Windowsの機能をコントロールできてしまうと危険ということから、IMEをオフにしたりオンにしたりできなくなっていることが分かりました。
いったん諦めようかと考えましたが、その後に見つかった方法でうまくいったので、その方法で説明します。
数値入力欄でIMEが半角英数入力モードになるようにした計算フォーム
↑ ここに計算のためのフォームのコードと、JavaScript のコードを入れています。
JavaScript は表示されず、計算のためのフォームだけが表示されています。
計算フォームの見た目は前回のものとまったく同じですが、AとBの入力ボックスをクリックしてカーソルがそこに移動すると、IMEが半角英数モードになるはずです。
変更したコードの解説(フォーム)
今回の計算フォームのコードは、↓ このようになっています。
<form action="#" name="calformTasuKakeruV5">
A:<input type="tel" name="a" value="">
B:<input type="tel" name="b" value="">
<input type="button" name="keisan" value="計算" onClick="calTasuKakeruV5();">
<input type="reset" name="reset" value="クリア">
A+B=<input type="text" id="ans1" value=""> <input type="text" id="ans1a" value="">
A×B=<input type="text" id="ans2" value=""> <input type="text" id="ans2a" value="">
<input type="button" value="A+Bの答えをコピー" onClick="AnsCopy1V5();">
<input type="button" value="A×Bの答えをコピー" onClick="AnsCopy2V5();">
</form>
赤色部分が今回変更または追加した部分です。
「V5」部分は、前回までと同様にブログ内でのコードの重複をさけるための変更です。でも AnsCopy1V4 のところは V4のままです。
これは、 AnsCopy1V4 の JavaScript コードが前回の記事で書いたものとまったく同じなので、それがそのまま使えるはずだからです。
AnsCopy1V5 にしたところは、JavaScript コードが前回の記事で書いたものとまったく同じなので、V4のままにして前回記事のJavaScript コードを呼び出せそうなのですが、うまく行ったり行かなかったりするので、V5に変更することにしました。
計算フォームのコードで変わったのは、AとBの入力ボックス部分の type="text" が type="tel" になっているところです。
これによって、これまでテキストの入力ボックスだったのが、電話番号の入力ボックスになり、それに対応してIMEが半角英数モードに変わるわけです。
この方法の場合は、電話番号を入力する場所だと判断して、IME が自ら半角英数モードになるわけで、JavaScript が IME をコントロールしていないので、危険はないということのようです。
変更したコードの解説(JavaScript)
今回の JavaScript のコードは、↓ このようになっています。
<script language="javascript">
function calTasuKakeruV5()
{
// フォームで入力したデータABを変数に代入
inputValueA = document.calformTasuKakeruV5.a.value - 0;
inputValueB = document.calformTasuKakeruV5.b.value - 0;
// 変数を使って計算
ans1 = inputValueA + inputValueB;
ans2 = inputValueA * inputValueB;
// 計算結果をフォームに出力
document.calformTasuKakeruV5.ans1.value = ans1.toLocaleString();
document.calformTasuKakeruV5.ans2.value = ans2.toLocaleString();
document.calformTasuKakeruV5.ans1a.value = ans1;
document.calformTasuKakeruV5.ans2a.value = ans2;
}
// 計算結果をコピー
function AnsCopy1V5() {
var copyTarget = document.getElementById("ans1a");
copyTarget.select();
document.execCommand("Copy");
copyTarget.remove();
}
function AnsCopy2V5() {
var copyTarget = document.getElementById("ans2a");
copyTarget.select();
document.execCommand("Copy");
copyTarget.remove();
}
</script>
JavaScript のコードで変わったのは、計算フォームの名前の変更に対応して「V5」に変えたところだけです。
あとは、計算結果をコピーするコードをなくしています。
計算フォームのところでも書きましたが、計算結果をコピーするコードは前回記事で使ったものとまったく同じなので、今回の記事の中にはそのコードを入れなくても、前回記事のコードを利用できるからです。
計算フォームのコードの説明でも書いたように、計算結果をコピーするコードは、前回記事のものを呼び出すのが出来たり出来なかったりするので、V4 を V5 に変えて入れてあります。
その他
結局のところ今回の変更は、入力ボックスのタイプを text から tel に変えただけなので簡単でした。
次回は、見た目を整えることをやってみます。
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2021年05月15日
コピーする計算結果の数字は3桁区切りのカンマなしにする/ブログでJavaScriptで計算
前回記事では、計算結果の数値に3桁区切りカンマが入るようにしました。
そのため、計算結果をコピーするボタンをクリックしたときにコピーされる数値も、3桁区切りカンマが入ったものになっています。
↓
計算結果の数字に3桁区切りのカンマを入れる/ブログでJavaScriptで計算
このコピーされた数値を、業務用ソフトや Excel に貼り付けてみると、ちゃんと数値として貼り付けられるので、そのままでよさそうな気がしますが、貼り付け先によっては3桁区切りカンマが入るとまずいという場合もあるかもしれません。
コピーされる数値は、3桁区切りカンマが入らないようにする方法を考えてみました。
コピーする計算結果は3桁区切りカンマがないものにした計算フォーム
↑ ここに計算のためのフォームのコードと、JavaScript のコードを入れています。
JavaScript は表示されず、計算のためのフォームだけが表示されています。
計算結果を、3桁区切りのカンマがあるものと、ないものの2つ表示して、3桁区切りのカンマがない方をコピーするようにしています。
コピーボタンをクリックすると、3桁区切りのカンマがない答えがコピーされて、画面上から消えるようになっています。
答えをコピーするまで、3桁区切りカンマ付きとカンマなしが表示されるのが不細工ですが、カンマなしの方を非表示にする方法は、別の記事で説明します。
変更したコードの解説(フォーム)
今回の計算フォームのコードは、↓ このようになっています。
<form action="#" name="calformTasuKakeruV4">
A:<input type="text" name="a" value="">
B:<input type="text" name="b" value="">
<input type="button" name="keisan" value="計算" onClick="calTasuKakeruV4();">
<input type="reset" name="reset" value="クリア">
A+B=<input type="text" id="ans1" value=""> <input type="text" id="ans1a" value="">
A×B=<input type="text" id="ans2" value=""> <input type="text" id="ans2a" value="">
<input type="button" value="A+Bの答えをコピー" onClick="AnsCopy1V4();">
<input type="button" value="A×Bの答えをコピー" onClick="AnsCopy2V4();">
</form>
赤色部分が今回変更または追加した部分です。
「V4」部分は、前回までと同様にブログ内でのコードの重複をさけるための変更です。
なので、変わったのは計算結果を表示している右側に追加した <input type="text" id="ans1a" value=""> だけです。
元々表示していた計算結果の id="ans1" を id="ans1a" に変えていて、3桁区切りのカンマが付かない計算結果を id="ans1a" で表示させようとしているわけです。
変更したコードの解説(JavaScript)
今回の JavaScript のコードは、↓ このようになっています。
<script language="javascript">
function calTasuKakeruV4()
{
// フォームで入力したデータABを変数に代入
inputValueA = document.calformTasuKakeruV4.a.value - 0;
inputValueB = document.calformTasuKakeruV4.b.value - 0;
// 変数を使って計算
ans1 = inputValueA + inputValueB;
ans2 = inputValueA * inputValueB;
// 計算結果をフォームに出力
document.calformTasuKakeruV4.ans1.value = ans1.toLocaleString();
document.calformTasuKakeruV4.ans2.value = ans2.toLocaleString();
document.calformTasuKakeruV4.ans1a.value = ans1;
document.calformTasuKakeruV4.ans2a.value = ans2;
}
// 計算結果をコピー
function AnsCopy1V4() {
var copyTarget = document.getElementById("ans1a");
copyTarget.select();
document.execCommand("Copy");
copyTarget.remove();
}
function AnsCopy2V4() {
var copyTarget = document.getElementById("ans2a");
copyTarget.select();
document.execCommand("Copy");
copyTarget.remove();
}
</script>
こちらも赤色が変わった部分で、「V4」は前回までと同様に、ブログ内でのコードの重複をさけるための変更です。
「計算結果をフォームに出力」の部分に2行追加していますが、これが計算フォームで追加した部分に対応しています。
計算フォーム(calformTasuKakeruV4)の ans1a の値 = ans1 としていて、後ろに .toLocaleString() が付いていないので、ans1a の値は3桁区切りのカンマが付かないものになるわけです。
そして、「計算結果をコピー」部分では、その計算フォームの ans1a の値をコピーするように変更しています。
その他
次に使い勝手として気になるのが、AとBの数値を入力するときにIMEが日本語入力モードになっていると、数字が全角で入力されてしまうところです。
半角数字で入力してくださいと表記するとして、[F8]キーで半角にしてもらえばいいのですが、ExcelみたいにIMEを制御したいところです。
次回は、その辺りについてやってみます。
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2021年05月10日
計算結果の数字に3桁区切りのカンマを入れる/ブログでJavaScriptで計算
前回記事で、計算結果をクリップボードにコピーできるボタンが設置できました。
↓
計算結果をコピーできるボタンを設置する/ブログでJavaScriptで計算
今回からは、少し見た目の改善をしていきます。
まずは、計算結果の数字の桁数が大きくなったときに、3桁区切りのカンマを入れて表示するようにします。
やり方は、「JavaScript 3桁区切り」といった言葉でネット検索すると、すぐに見つかりました。
しかも、JavaScript の計算結果を計算フォームに返す部分に、「.toLocaleString()」を加えるだけなので簡単です。
計算結果の数字に3桁区切りのカンマが入る計算フォーム
↑ ここに計算のためのフォームのコードと、JavaScript のコードを入れています。
JavaScript は表示されず、計算のためのフォームだけが表示されています。
AとBに少し大きめの数字を入力して計算すると、答えの数字に3桁区切りのカンマが入るはずです。
変更したコードの解説(フォーム)
上で設置した計算フォームのコードは、↓ このようになっています。
<form action="#" name="calformTasuKakeruV3">
A:<input type="text" name="a" value="">
B:<input type="text" name="b" value="">
<input type="button" name="keisan" value="計算" onClick="calTasuKakeruV3();">
<input type="reset" name="reset" value="クリア">
A+B=<input type="text" id="ans1" value="">
A×B=<input type="text" id="ans2" value="">
<input type="button" value="A+Bの答えをコピー" onClick="AnsCopy1V3();">
<input type="button" value="A×Bの答えをコピー" onClick="AnsCopy2V3();">
</form>
赤色部分が今回変更または追加した部分です。
計算フォームは基本的に変更なしで、前回記事のコードとの重複を避けるためにフォームと JavaScript の名前の「V2」を「V3」に変更しただけです。
(AnsCopy1V3() の部分は、前回のコードの AnsCopy1() に「V3」を加えています)
変更したコードの解説(JavaScript)
今回の JavaScript のコードは、↓ このようになっています。
<script language="javascript">
function calTasuKakeruV3()
{
// フォームで入力したデータABを変数に代入
inputValueA = document.calformTasuKakeruV3.a.value - 0;
inputValueB = document.calformTasuKakeruV3.b.value - 0;
// 変数を使って計算
ans1 = inputValueA + inputValueB;
ans2 = inputValueA * inputValueB;
// 計算結果をフォームに出力
document.calformTasuKakeruV3.ans1.value = ans1.toLocaleString();
document.calformTasuKakeruV3.ans2.value = ans2.toLocaleString();
}
// 計算結果をコピー
function AnsCopy1V3() {
var copyTarget = document.getElementById("ans1");
copyTarget.select();
document.execCommand("Copy");
}
function AnsCopy2V3() {
var copyTarget = document.getElementById("ans2");
copyTarget.select();
document.execCommand("Copy");
}
</script>
赤色部分が今回変更または追加した部分です。
「V2」が「V3」に変わっているのは、計算フォームの変更と同じコードの重複を避けるためのものです。
結局変わったのは、計算結果をフォームに出力する部分の ans1 と ans2 の後ろに「.toLocaleString()」を加えただけということになります。
今回の変更によって、クリップボードにコピーする計算結果も、3桁区切りのカンマが付いた数値でコピーされます。
貼り付け先によっては、3桁区切りのカンマが使いない方がいい場合もありそうです。
次回記事で、その方法を書いてみます。
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2021年05月08日
計算結果をコピーできるボタンを設置する/ブログでJavaScriptで計算
前回記事で、javascript を使ってブログの記事内で計算できる「計算ページ」のようなものを作ることは、そんなに難しくないことが分かりました。
↓
ブログの記事内でJavaScriptを使って計算できるようにする
上の画像は前回記事で作ったもので、とりあえず javascript を使って計算できるかを確認するだけのものなので、見た目とか何とかしたいところですが、今回は機能を優先することにします。
追加する機能は、計算結果をコピーできるボタンの設置です。
これができれば、計算結果を別のアプリに貼り付けることができるので、少し便利になります。
計算結果コピーボタンを追加した計算フォーム
↑ ここに計算のためのフォームのコードと、JavaScript のコードを入れています。
JavaScript は表示されず、計算のためのフォームだけが表示されています。
追加したのは、見た目では[A+Bの答えをコピー]ボタンと[A×Bの答えをコピー]ボタンで、表示されない JavaScript にボタンをクリックしたときの処理を書き加えています。
AとBに数値を入力して[計算]ボタンをクリックすると計算結果が表示され、2つのコピーボタンをクリックすると、計算結果がクリップボードにコピーされるはずです。
変更したコードの解説(フォーム)
上で設置した計算フォームのコードは、↓ このようになっています。
<form action="#" name="calformTasuKakeruV2">
A:<input type="text" name="a" value="">
B:<input type="text" name="b" value="">
<input type="button" name="keisan" value="計算" onClick="calTasuKakeruV2();">
<input type="reset" name="reset" value="クリア">
A+B=<input type="text" id="ans1" value="">
A×B=<input type="text" id="ans2" value="">
<input type="button" value="A+Bの答えをコピー" onClick="AnsCopy1();">
<input type="button" value="A×Bの答えをコピー" onClick="AnsCopy2();">
</form>
赤色部分が今回変更または追加した部分です。
1)フォームと JavaScript の名前に「V2」を追加
計算フォームと[計算]ボタンで呼び出す JavaScript の名前は、前回記事で使ったものと同じだと JavaScript がどちらか判断できないので、「V2」を加えることで、別のフォームと別の JavaScript として扱うようにしています。
2)計算結果の name を id に変更
計算結果をコピーする2つのボタンをクリックしたときに、JavaScript で計算結果をコピーする処理を書いていますが、そのときにどの値をコピーするかを id でしていするため、name を id に変更しています。
3)計算結果をコピーするボタンのコードを追加
最後の2行に、計算結果をコピーするボタンのコードを追加しています。
それぞれのボタンのコードの最後の onClick="AnsCopy1();" と onClick="AnsCopy2();" で、計算結果をコピーする JavaScript を呼び出しています。
変更したコードの解説(JavaScript)
今回の JavaScript のコードは、↓ このようになっています。
<script language="javascript">
function calTasuKakeruV2()
{
// フォームで入力したデータABを変数に代入
inputValueA = document.calformTasuKakeruV2.a.value - 0;
inputValueB = document.calformTasuKakeruV2.b.value - 0;
// 変数を使って計算
ans1 = inputValueA + inputValueB;
ans2 = inputValueA * inputValueB;
// 計算結果をフォームに出力
document.calformTasuKakeruV2.ans1.value = ans1;
document.calformTasuKakeruV2.ans2.value = ans2;
}
// 計算結果をコピー
function AnsCopy1() {
var copyTarget = document.getElementById("ans1");
copyTarget.select();
document.execCommand("Copy");
}
function AnsCopy2() {
var copyTarget = document.getElementById("ans2");
copyTarget.select();
document.execCommand("Copy");
}
</script>
赤色部分が今回変更または追加した部分です。
1)JavaScript と フォームの名前に「V2」を追加
フォームの説明で書いたように、前回記事の JavaScript と フォームと名前が重複しないようにするため、それぞれの名前に「V2」を追加しています。
2)計算結果をコピーするコードの追加
「// 計算結果をコピー」の下に加えたのが、計算結果をコピーするコードです。
[A+Bの答えをコピー]ボタンの処理を function AnsCopy1() に、[A×Bの答えをコピー]ボタンの処理を function AnsCopy2() に書いています。
3)var copyTarget = document.getElementById("ans1");
フォームで計算結果の name を id に変更しましたが、その計算結果 id="ans1" を変数 copyTarget に指定してしています。
4)copyTarget.select();
クリップボードにコピーするために、3)で指定した変数 copyTarget を選択しています。
5)document.execCommand("Copy");
3)と4)で選択したコピー対象を、このコードでクリップボードにコピーしています。
その他
フォームと JavaScript は、ブログの中で重複しないように名前を付けること、クリップボードにコピーする対象は name じゃなくて id で名前を付けるという点に注意すれば、今回のコピー機能追加は難しくないと思います。
まだ、改良したいところがいくつかあるので、次回以降の記事で書いていきます。
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2021年05月07日
ブログの記事内でJavaScriptを使って計算できるようにする
HTML5のoutputタグを使うと、ブログの記事内で簡単に計算ができることが分かったので、いろいろな計算をやってみました。
そのときの記事がこれ ↓ です。
ブログ上でHTML5の新機能outputを使って2乗・平方根・四捨五入などの計算をする
関数もJavaScriptと同じように書いてあげれば、ちゃんと計算してくれます。
仕事で、電卓で計算して、その計算結果をパソコンのソフトに入力するといったような作業をしているので、その電卓計算部分をブログの記事内での計算に置き換えてしまおうと考えています。
同じパソコンの画面上で計算できれば、電卓に表示された計算結果を見て、パソコンのソフトに入力していた部分が、コピーと貼り付けに置き換えられるのと、おそらく計算で叩くキーも少なくできるはず。
少なからずメリットはあるはずです。
ただ、いろいろ計算ページを作り始めてみると、HTML5のoutputタグを使う計算だと、少し変わった計算をしようとすると無理みたいだと思うところも出てきました。
例えば、円の直径を入力して、円の面積と周長を計算させることは出来そうにありません。
input(入力)はいくつあってもいいのですが、output(計算結果)は1つしかできないので、面積か周長のどちらかしか計算できないようなのです。
また、条件によって計算を変える「if 〜〜」みたいなことも、出来そうにありません。
単に私が分からないだけで、実際にはやり方がある可能性もありますが、ネット上の情報が少ないので、とりあえず今のところは出来ないと判断するしかなさそうです。
せっかくブログに計算ページを作るメリットを考えついたところなので、ここであきらめないで、難しそうという理由でこれまで避けてきた JavaScript に挑戦してみることにしました。
参考になりそうなサンプルコード
JavaScript を使ってブログに計算ページを作るやり方が見つからないかとネット上を探してみると、JavaScript を初歩から説明してくれている記事はいろいろ見つかりますが、そのものズバリというような記事はなかなかなくて、まず何をどうすればいいかが分かりません。
それでも何とか自分でも参考にできそうだと見つけたのが、↓ こちらの掲示板のやり取りです。
JavaScriptのフォーム入力数値を複数計算式に当てたい
「JavaScriptのフォーム入力数値を複数計算式に当てたい」という質問に対して、AKさんがサンプルコードを書いて回答しているのですが、そのサンプルコードを真似すれば、やりたいと思っていることが出来そうな感じです。
AKさんはいくつかサンプルコードを書いてくれていますが、最初のサンプルコードを参考にしてみることにします。
サンプルコードの最初の5行はHTMLの <head> 部分に入れるもので、ブログの各記事には入れないので、とりあえず考えずに、どうも必要らしいということになれば、後で入れることにします。
<script> 〜 </script> 部分が JavaScript で計算させている部分で、これも <head> 部分に含まれていますが、ブログの記事ごとにいろいろな計算をさせると考えると、ブログの各記事に入れても問題ないか試してみたいところです。
<form> 〜 </form> 部分が、計算のための入力と、計算結果を表示する部分です。
この <form> 〜 </form> の表示部分と、<script> 〜 </script> の計算部分を、ブログの1つの記事に入れてみて、うまく機能すれば目的の第一段階は達成できそうです。
ブログに計算ページを作るだけなら簡単かも
上で書いた考えで、実際に簡単な計算を作ってみました。
↑ ここに計算のためのフォームのコードと、JavaScript のコードを入れています。
JavaScriptは表示されず、計算のためのフォームだけが表示されています。
AとBに数値を入力して[計算]ボタンをクリックすると、計算結果が表示されるはずです。
やはり、ブログの記事内に、計算のためのフォームのコードと、JavaScript のコードを書いてやれば、ちゃんと機能するようです。
であれば、ブログ記事内で JavaScript で計算できるようにするのは、そんなに難しくはなさそうです。
コードの解説(フォーム)
上で設置した計算フォームのコードを説明します。
計算フォームのコードは、↓ このようになっています。
<form action="#" name="calformTasuKakeru">
A:<input type="text" name="a" value="">
B:<input type="text" name="b" value="">
<input type="button" name="keisan" value="計算" onClick="calTasuKakeru();">
<input type="reset" name="reset" value="クリア">
A+B=<input type="text" name="ans1" value="">
A×B=<input type="text" name="ans2" value="">
</form>
1)計算のためのフォームは、<form> 〜 </form> の間に書きます。
action="#" は、通常は # 部分に入力したデータを送信する送信先のURLを書きますが、ブログの記事内で計算させるだけなので、次画面に送信する意味になる # を入れています。
つまり、action="#" とすることで、入力したデータはどこにも送信されず、その画面で使うだけという扱いになります。
name="calformTasuKakeru" で、この計算フォームに名前を付けています。
この名前はアルファベットと数字で自由に付けることができますが、同じブログ内で重複しないように、計算フォームごとに別の名前を付けないといけません。
ブログ内で同じ名前のフォームがあると、JavaScript で計算させるときに、どの計算フォームの値か分からないので、計算できません。
2)2行目と3行目が、数値を入力するための入力ボックスです。
A:<input type="text" name="a" value="">
B:<input type="text" name="b" value="">
「A:」と「B:」は、そこに何を入力させるか表示するラベルです。
適当な分かりやすい言葉を書いておきます。
<input type="text"> と書くことで、入力のためのテキストボックスが表示されます。
name="a" と name="b" は、テキストボックスの名前です。
この名前はアルファベットと数字で自由に付けられ、ブログの中で重複しても大丈夫ですが、同じフォームの中で重複すると、JavaScript でどの値か分からないので計算できません。
value="" はそのテキストボックスの初期値で、この書き方だと初期値は空白になります。
通常は空白でいいと思いますが、数字を入力すると分からせるために「"0"」としておいてもいいですし、そこでよく使われる値を入れておいてもいいかもしれません。
3)4行目が、[計算]ボタンのコードです。
<input type="button" name="keisan" value="計算" onClick="calTasuKakeru();">
<input type="button"> と書くことで、ボタンが表示されます。
name="keisan" はボタンの名前で、入力ボックスと同じように、同じフォームの中で重複しないように名前を付けます。
value="計算" でボタンに表示される言葉を設定します。
onClick="calTasuKakeru();" でボタンをクリックしたときに何をさせるかを書きます。
ここでは、calTasuKakeru() という名前の JavaScript を実行するようにしています。
この JavaScript の名前もフォームの名前と同じで、ブログの中で重複しないように名前を付けます。
重複があると、どの JavaScript を実行すればいいか分からないからです。
4)5行目が、[クリア]ボタンのコードです。
<input type="reset" name="reset" value="クリア">
[計算]ボタンのコードとほぼ同じですが、ボタンをクリックしたときに何をさせるかのコードがありません。
<input type="reset"> と書くことで、フォーム内の入力・出力の値をリセットする機能があるようです。
5)6行目と7行目が、計算結果を表示するコードです。
A+B=<input type="text" name="ans1" value="">
A×B=<input type="text" name="ans2" value="">
「A+B=」と「A×B=」は、計算結果が何かを分からせるためのラベルです。
適当な分かりやすい言葉を書いておきます。
コードの内容は、入力ボックスと同じです。
name="ans1" と name="ans2" は、入力ボックスと同じように、同じフォームの中で重複しないように名前を付けます。
計算結果なので、A+B=<output name="ans1">0</output> と書いてテキストボックスの形にしないこともできますが、<input type="text"> を使うと計算結果が枠の中に表示されて分かりやすいので、今回はこちらを採用しています。
コードの解説(JavaScript)
JavaScript のコードを説明します。
フォームで入力された値で計算して、計算結果をフォームに返す役割をしている部分です。
JavaScript のコードは、↓ このようになっています。
<script language="javascript">
function calTasuKakeru()
{
// フォームで入力したデータABを変数に代入
inputValueA = document.calformTasuKakeru.a.value - 0;
inputValueB = document.calformTasuKakeru.b.value - 0;
// 変数を使って計算
ans1 = inputValueA + inputValueB;
ans2 = inputValueA * inputValueB;
// 計算結果をフォームに出力
document.calformTasuKakeru.ans1.value = ans1;
document.calformTasuKakeru.ans2.value = ans2;
}
</script>
1)JavaScript のコードは、<script language="javascript"> 〜 </script> の間に書きます。
今回のような計算のための JavaScript の場合は、2行目の function calTasuKakeru() で JavaScript の名前を書いて、3行目の { と最後の } の間に計算内容を書きます。
JavaScript の名前は、フォームの[計算]ボタンのコードで書いた onClick="calTasuKakeru();" の名前と同じになります。
つまり、[計算]ボタンをクリックすると、この JavaScript の計算が実行されるというわけです。
2)5行目と6行目で、フォームで入力した値を変数に代入しています。
inputValueA = document.calformTasuKakeru.a.value - 0;
inputValueB = document.calformTasuKakeru.b.value - 0;
4行目の「// フォームで入力したデータABを変数に代入」部分はコメント行で、行の先頭に「//」を入れた行は
JavaScript の実行に関係ないメモになります。
inputValueA と inputValueB が変数の名前で、それぞれフォーム(calformTasuKakeru)の a と b の値を代入しています。
言葉にすると「document のフォーム(calformTasuKakeru)の a の値(value)を変数 inputValueA に代入する。」ということになります。
行末の「- 0」は 0 を引いていて計算に影響がなく、なくしても問題なく計算できるようですが、何かそのように書いておく方がいい理由がありそうなので、サンプルコードに従って同じように入れています。
3)変数 inputValueA と inputValueB を使って計算します。
ans1 = inputValueA + inputValueB;
ans2 = inputValueA * inputValueB;
inputValueA と inputValueB を足した計算結果を ans1 に、inputValueA と inputValueB を掛けた計算結果を ans2 に、それぞれ代入しています。
4)計算結果 ans1 と ans2 の値を、それぞれフォームの ans1 と ans2 の値に代入します。
document.calformTasuKakeru.ans1.value = ans1;
document.calformTasuKakeru.ans2.value = ans2;
言葉にすると「document のフォーム(calformTasuKakeru)の ans1 の値(value)を ans1 にする。」ということになります。
その他
少しごちゃごちゃと書きましたが、やってみると計算させるだけの JavaScript であれば、意外と簡単にできることが分かりました。
ただ、このままでは見栄えも悪いですし、計算ページとしての使い勝手もイマイチなので、次回以降の記事でもう少し工夫していこうと思います。
JavaScript については、プログラミング言語を購入して使うようなものなのかなとも思いましたが、どうやらその必要はなくて、決まりに従って今回書いたようなコードを書いてやれば、そのまま動作して使えるようで、お金が掛かるものではなさそうです。
JavaScript で計算ページ関連記事の一覧
2021年04月06日
Word の文書を印刷するとファイル情報ページが一緒に印刷されてしまうときの対処法
Microsoft Word の文書を印刷すると、最後のページにファイル名・作成者・作成日時などの文書の情報が印刷されることがあります。
この文書情報のページは、印刷するときのプレビューには表示されないのに、印刷されてしまいます。
また、特定のファイルだけで印刷されるのではなく、どの文書を印刷してもこのページが印刷されてしまいます。
このような状態が当てはまる場合は、おそらく Word のオプション設定で「文書プロパティを印刷する」設定になっていることが原因です。
以下の手順で Word のオプション設定を確認してみてください。
Word のオプション設定「文書プロパティを印刷する」を確認する
1)Word を起動します。
2)左側の青い部分の一番下にある[オプション]をクリックします。
3)開いた Word のオプションの左側で[表示]をクリックして、「印刷オプション」グループの中にある「文書プロパティを印刷する」にチェックが入っていないか確認します。
チェックが入っていたら、チェックを外して[OK]ボタンをクリックします。
これで、次回以降の印刷で文書の情報ページが印刷されなくなるはずです。
何かの拍子に、意図せずこのチェックが入ってしまった場合、どこにこの設定があるのかちょっと見つけにくいので、悩むかもしれませんね。
逆に、文書の情報を印刷したい場合は、「文書プロパティを印刷する」にチェックを入れてやればいいということになります。
2021年04月03日
Windows10 Home パソコンの共有フォルダにアクセスできるようにする
前回記事「会社や自宅のネットワークに表示されないパソコンがあるときの対処法」で、Windows10 Home パソコンが、社内の他のパソコンのエクスプローラーでネットワークに表示されないのは、表示されるようにできました。
ところが、表示された Windows10 Home パソコンのアイコンをクリックしても、ネットワークエラーになって共有フォルダを開くことができません。
(コンピューター名)にアクセスできません
(コンピューター名)に対するアクセス許可がありません。ネットワーク管理者にアクセス許可を要求してください。
社内の Windows10 Pro パソコンでは問題なく共有フォルダを開けるのに、Windows10 Home パソコンではどういうわけか、簡単には開けないのです。
この状態から、いろいろ試してみて何とか共有フォルダを開けるようになったので、その方法・設定を書いておくことにします。
ただし、ネットワーク設定とか共有とかは、あまり得意じゃないので、必要のない手順やいい加減な部分も含まれているかもしれません。
また、本来は共有フォルダを開けるユーザーを、特定のユーザーに限定したいところですが、社内ネットワーク上のすべてのユーザー(パソコン)から開けるようにしています。
説明を分かりやすくするために、パソコンに名前を付けます。
パソコンA:共有フォルダを設けるパソコン(Windows10 Home)
パソコンB:その共有フォルダを開こうとする別のパソコン
つまり、パソコンBから、パソコンAの共有フォルダを開くということになります。
【1】パソコンAに共有フォルダを作る
1)パソコンAに共有するためのフォルダを作ります。
ドキュメント フォルダの中でもいいですが、今回の説明では、そのフォルダにたくさんのファイルを入れる予定がある関係で、OneDrive のバックアップ対象になっていない Cドライブの直下にフォルダを作っています。
すでにあるフォルダを共有する場合は、新しくフォルダを作る必要はないので、次の2)に進みます。
2)共有するフォルダを右クリックして、メニューの中の[プロパティ]を開きます。
3)[共有]タブを表示して、[共有]ボタンをクリックします。
4)共有する相手を選ぶため[D]をクリックして「Guest」を選択します。
5)共有する相手に「Guest」が表示されていることを確認して、[追加]ボタンをクリックします。
6)下の一覧に「Guest」が入ったのを確認して、[共有]ボタンをクリックします。
7)「ユーザーのフォルダは共有されています。」と表示され、下の枠内にそのフォルダが入っているはずです。
[終了]ボタンをクリックします。
これで、共通フォルダの作成は完了です。
ただし、パソコンによってはこの手順のとおりに共有設定ができない場合があるようです。
そのときは、【4】【5】で説明する方法で共有してみてください。
a.上の3)で[共有]ボタンがクリックできない
b.上の4)で「Guest」が選択肢にない
c.上の6)で一覧に入った「Guest」のアイコンが薄く表示されている
【2】パソコンBのネットワークにパソコンAを表示させる
エクプローラーでネットワークを表示したとき、共有フォルダがあるパソコンAが表示されないことがあります。
というか、パソコンAが Windows10 Home の場合は、おそらく表示されません。
なので、↓ こちらの記事を参考にして、ネットワークにパソコンAが表示されるようにしてください。
会社や自宅のネットワークに表示されないパソコンがあるときの対処法
【3】パスワード保護共有を有効にする
【2】でネットワークにパソコンAが表示されたら、その後で「パスワード保護共有を有効にする」に変更してください。
手順は、【A】共有詳細設定を確認する を参考にして、その手順の3)で「パスワード保護共有を有効にする」を選択します。
【2】でネットワークにパソコンAが表示させるために「パスワード保護共有を無効にする」を選択しないとダメみたいなのですが、ネットワークに表示されたパソコンAの共有フォルダにアクセスするためには、「パスワード保護共有を有効にする」に変更しないと、冒頭に書いた「ネットワーク エラー」になってしまいます。
【4】フォルダの共有設定がうまくいかないときの方法
【1】の手順でフォルダの共有設定がうまくいかないときは、この手順を試してみてください。
1)共有するフォルダを右クリックして、メニューの中の[プロパティ]を開きます。
2)[共有]タブを表示して、[詳細な共有]ボタンをクリックします。
3)「このフォルダを共有する」にチェックを入れて、[アクセス許可]ボタンをクリックします。
4)「グループ名またはユーザー名」にEveryoneがあったら、それを選択して[削除]ボタンをクリックします。
これは、現在の Windows10 では、Everyone があると共有できないという情報があったためです。
ただし、私が試したパソコンでは、Everyone じゃないと共有できないものもありました。
そのときの対処法は別に書きますので、とりあえずここでは Everyone を削除します。
5)Everyone を削除したら、[追加]ボタンをクリックします。
8)「検索結果」の一覧から Guest を選んで、[OK]ボタンをクリックします。
9)「選択するオブジェクト名を入力してください」に Guest が入っていることを確認して、[OK]ボタンをクリックします。
10)「グループ名またはユーザー名」に Guest が入っていることを確認して、[OK]ボタンをクリックします。
11)「詳細な共有」の画面に戻るので、[OK]ボタンをクリックします。
12)[セキュリティ]タブを表示して[編集]ボタンをクリックします。
(下の画像ではすでにGuestが一覧にありますが、本来はないはずなので、追加するために[編集]ボタンをクリックします)
13)以降の手順は5)〜10)と同じです。
Guestが追加できたら、開いている画面の[OK]ボタンをクリックして、画面を閉じてください。
ここでは、[共有]タブと[セキュリティ]タブの両方でGuestを追加しましたが、【1】の手順でフォルダの共有設定をした場合は、1回で両方のタブに Guest が追加できるようになっています。
その【1】の手順ができないときは、ここで書いた手順で同じことができるというわけです。
これで【6】に飛んで、パソコンAの共有フォルダにアクセスできるか試してみることになりますが、やはりネットワーク エラーになる場合があります。
そのときは、次の【5】を試してみてください。
【5】Guest がダメなときは Everyone にしてみる
共有フォルダの設定で Guest を追加して、パソコンAの共有フォルダにアクセスできないときは、Guest が有効になっていないようです。
確認してみると、次のようになっています。
1)共有フォルダ右クリック → [プロパティ]→[共有]タブ →[共有]ボタンクリックで見てみると、Guest のアイコンが薄く表示されています。
2)共有フォルダ右クリック → [プロパティ]→[共有]タブ →[詳細な共有]ボタン →[アクセス許可]ボタンクリックで見てみると、Guest のアイコンに赤い×が表示されています。
このようになった場合は、【1】と【4】で設定した Guest を削除して、すべて Everyone を追加してみてください。
Everyone を追加する手順は、【4】の2)〜13)の手順で Guest を Everyone に読み替えたものになります。
【6】パソコンBのネットワークでパソコンAをクリックしてみる
パソコンBでエクスプローラーを起動し、左側のフォルダ一覧の「ネットワーク」を表示して、パソコンAをクリックしてみます。
それで、下の画像のように「ネットワーク資格情報の入力」が表示されたら、おそらくパソコンAの共有フォルダにアクセスできる状態ができています。
ユーザー名とパスワードは、パソコンBにログインするときに使っているものを入力します。
「資格情報を記憶する」にチェックを入れておくと、次回から「ネットワーク資格情報の入力」を省略できます。
[OK]ボタンをクリックすると、パソコンAの共有フォルダが表示され、その中のファイルが見えるはずです。
私が試したパソコンの1台で、「ネットワーク資格情報の入力」が表示されたときに、同時に、冒頭に書いたネットワーク エラーが一緒に表示されましたが、構わず「ネットワーク資格情報の入力」画面でユーザー名とパスワードを入力して[OK]ボタンを押すと、共有フォルダが表示されました。
同じような状態になった場合は、試しに「ネットワーク資格情報の入力」画面でユーザー名とパスワードを入力して[OK]ボタンを押してみてください。
【7】パソコンAとBの両方を再起動してみる
ネットワークでパソコンAをクリックしたとき、やはり「ネットワーク資格情報の入力」画面が表示されず、ネットワーク エラーになってしまうときは、パソコンAとBの両方を一旦終了させて、再度起動してみてください。
私が試したパソコンの1台は、どうしてもネットワーク エラーになってしまい、パソコンAとBの再起動も試してみましたがやはりダメで、一旦あきらめた後、翌日パソコンを起動して、そのまま設定などを変えないで試してみたらうまくいった、ということがありました。
なので、通常の再起動ではなく、終了させてから起動でうまくいくかもしれません。
2021年03月25日
モモの森(So-netのゲーム)は高木の残り3種を出せれば攻略できる?
So-netのゲーム:モモの森は、1週間(1日1回の計7回)参加して、育てた樹木の高さで順位を競うゲームです。
So-net会員向けのゲームなので、So-net会員じゃない人はこの記事を読んでもしようがないです。(すみません)
【A】モモの森の概要
このゲームは参加賞としてソネットポイント5ポイントがもらえますが、上位100位以内に入ると順位に応じた賞品としてソネットポイントがもらえます。
1位:5,000ポイント
2位:3,000ポイント
3位:1,000ポイント
4〜9位:500ポイント
10〜100位:200ポイント
ただし、100位以内に入るのは簡単ではありません。
私もまだ一度も入ったことがないです。
樹木の高さは、初日に選ぶ苗の種類(樹木の種類)と、1日1回与える肥料・水・愛情の選択によって決まります。
肥料・水・愛情のどれかを選ぶと、抽選で「普通」<「凄い」<「スターな」の3種類が決まり、例えばスターな肥料だと普通の肥料より高く育つという具合になっています。
苗の種類と「普通」「凄い」「スターな」は、抽選で決まるので、おそらく攻略法はなくて、完全なくじ運だけの勝負ということになると思います。
とは言っても、何かないかと考えてしまいます。
【B】樹木図鑑に現れない残り3種とは
初日に苗を選んで肥料・水・愛情のどれかを選ぶと、1日目の樹木の高さが決まります。
ここで、他の参加者上位20人の樹木の高さを見ると、大体50m前後になっています。
上位に入賞するためには、まずはこの20位以内か、それ以下でも樹高50m前後になっていないと苦しいですが、スターな肥料・水・愛情が出たとしても、そこまでの樹高にはなりません。
だとすれば、初日に抽選できまる樹木の種類が重要ということになります。
これまで育てた樹木が分かる樹木図鑑を見てみると、まだ出ていない樹木が3種類あることが分かります。
バオハブ・セコイアデンドロンはけっこう高くなりますが、それでも100位以内に入ることは出来ていないので、???になっている3種類を引ければもっと高く育つような気がします。
では、???には何が隠れているのでしょうか。
調べてみると、バオハブ・セコイアデンドロンよりも高い樹木は存在します。
世界一高い木ランキング|世界一のハイペリオンは115.92M!ではその次は? | 世界雑学ノート
記事によれば、セコイアデンドロンは6位。
もっと高い木が5種類ありますが、名前の長いものは入りにくいとすれば、ハイペリオン、センチュリオン、ドーナー・ファーが有力でしょう。
いや、意外と一番高くなるのはモモかも。
(モモの森だけに)
【C】攻略法発見?残り3種は出せる?
何か情報がないかと、5ちゃんねるで探してみました。
【ソネットポイント】 So-net ポイントポン!38
その中に、有力な情報が見つかりました。
それは、
1)毎日「愛情」を選ぶと”ゆり”が出る
2)毎日「肥料」を選ぶと”こえだめ”が出る
というもの。
ゆりは花で樹木じゃないし、こえだめは植物ですらないですが……
となると、毎日「水」を選ぶと、水たまりでもできるのでしょうか?
ちなみに、こえだめを出した人は、189.192mで36位となっていました。
というわけで、これは攻略法と言えるのではないでしょうか。
ただし、「肥料」だけを与え続けてこえだめを出せば上位に入れるというものではなく、おそらく最初に選ぶ苗木でセコイアデンドロンが当たっていて、かつ、「スターな」が多く出ることが上位入賞の条件じゃないかと思います。
今日が初日だったので、2つのアカウントで選んでいた「肥料」と「水」を与え続けてみます。ひょっとしたら、「水」を与え続ければモモの木になるかも。
「水」を与え続けると"こけ"になることが分かりました。
詳しくは下の「【E】水を与え続けると"こけ"に育つ」をご覧ください。
【D】1日でもサボると普通の木に育ってしまう
その後、肥料を与え続ける予定だったアカウントは、2月いっぱいでNURO光のSo-netポイントサービス終了のため途中終了となりました。
(すっかり忘れていました)
もう一つの水を与え続けた方は、3月1日のモモの森メンテナンスのため1日不参加となってしまい、普通のもみじが育ってしまいました。
気を取り直して、明日からまた水を与え続けてみます。
それにしても、参加できるアカウントが1つになってしまったのは痛い。
【E】水を与え続けると"こけ"に育つ
1週間毎日「水」を与え続けてみました。
結果は、"こけ"に育ちました。
ただし、木の高さは42.626mにしかならず、これでは上位入賞はできません。
5ちゃんねるの情報で"こえだめ"を育てた人は36位になっていたので、上位入賞のためには"こえだめ"を育てないとダメなのかもしれません。
次は、「愛情」を与え続けてみます。
【F】愛情を与え続けると"ゆり"に育つ
今度は1週間毎日「愛情」を与え続けてみました。
結果は、情報にあったとおり"ゆり"に育ちました。
樹高は142.176mで、372位。
ソネットポイント200ptがもらえる100位以内には入れませんでしたが、まずまずの出来です。
苗木はバオハブだったかもしれません。
次は「肥料」を与え続けて、植物図鑑をコンプリートします。
【G】肥料を与え続けると"こえだめ"に育つ
今回は植物図鑑をコンプリートのため、肥料を与え続けてみました。
そして、情報にあったとおり"こえだめ"に育ちました。
こえだめなら上位入賞できるかと期待しましたが、結果は樹高47.073mで8118位。
やはり、初日にセコイアデンドロンの苗を引いて、スターな肥料・水・愛情をどれだけ引けるかで、樹高(順位)は決まるようです。
完全に運しだいですね。
植物図鑑ではゆりの前に入って、これで図鑑はフルコンプとなりました。
【H】So-net会員になる方法
モモの森をやりたいためにSo-netに入会する人はいないと思いますが、プロバイダとして信頼できてコストパフォーマンスもいいので、So-netに乗り換えるのは十分におすすめできます。
種類もいろいろあるので、自分に合ったものが見つかると思います。
ただし、NURO光を選んだ場合はSo-net会員になれなくなったので、気を付けてください。
通信速度から言えば、NURO光がおすすめなのですが。
2021年03月21日
パソコン起動時にNumLockが自動的にオンになったり、ならなかったり
Windows10パソコンで、特に設定を変更しなくても、パソコン起動時にNumLockがオンになるようになったのは割と最近のことで、確か2017年4月のVer.1709からじゃなかったかと思います。
強制的にということであれば、WindowsパソコンではWindows10よりずっと前から、レジストリを変更することで、パソコン起動時のNumLock自動オンは可能でした。
ただ、NumLockをオンにするのはNumLockキーを押すだけの操作なので、わざわざレジストリの変更をしてまで、自動オンにはしていませんでした。
それが、気付くと自動的にオンにしてくれるようになっていたので、ちょっと嬉しかったのを覚えています。
同じころ、Google Chromeが勝手に起動するようになって「何でだ?」と困ったのも、同じVer.1709だったんじゃないかと思います。
おそらくこれらは、パソコンの終了時の状態を次回起動時に復元する「高速スタートアップ」機能によるものだろうと思います。
パソコン起動時にNumLockが自動オンになるのは嬉しい機能なのですが、ときどき自動的にオンにならないことがあります。
もともと自動的にオンにならなかった頃は、自分でNumLockキーを押すだけだから気にしないと思っていたのに、自動的にオンになるのに慣れてくると、不思議と、自動的にオンにならないときの不便さを感じて、気になってしまいます。
では、なぜ自動的にオンにならないときがあるのでしょうか。
高速スタートアップ機能によるものだとすれば、パソコン終了時のNumLockオン状態が保存できなかったか、パソコン起動時に、保存してあったNumLockオン状態のデータを読み込むのに失敗している、といったことが考えられます。
それで、ちょっと思い出してみると、自動的にオンにならないのは、Windowsのアップデートがあった後か、レジストリを変更するなど特定の設定変更をやった後だったように思います。
高速スタートアップ機能は、前回の状態を復元する機能なので、Windowsのアップデートや特定の設定変更によって、前回の状態にかかわるものが変更されたのであれば、前回の状態を復元できないのは納得がいきます。
結論としては、NumLockが自動的にオンにならないときがあるのは、仕方のないことだから諦めましょうということになります。
ただし、諦めるのは高速スタートアップ機能によるNumLock自動オンであって、レジストリの変更やBIOSの変更、フリーソフトなどによって、パソコン起動時にNumLockをオンにする方法はあります。
どうしても確実にNumLock自動オンをやりたい人は、「パソコン起動時にNumLockをオンにする」といったような言葉でネット検索してみてください。
その方法が見つかるはずです。
2021年03月18日
会社や自宅のネットワークに表示されないパソコンがあるときの対処法
会社内でLAN接続している何台のパソコンの中で、他のパソコンのエクスプローラーのネットワークに表示されないものがありました。
本来なら、↓ このようにコンピューターの一覧に表示されるはずです。
この状態から、コンピューターの一覧に表示されるようにする方法を調べてみました。
ネットワークに表示されないパソコンは、おそらく、OS が Windows10 Home のパソコンで、Windows10 Pro の場合は特に何もしなくても、ネットワークに表示されるのだと思います。
また、家庭内のネットワークでも、同様の方法で表示されるようになると思います。
【A】共有詳細設定を確認する
すでに以下で確認する内容のとおりになっているかもしれませんが、一通り確認してみてください。
1)[Windows]キー+[I]キーで「設定」を開いて、[設定の検索]に「きょうゆう」と入力します。
検索の候補の中の「共有の詳細設定の管理」をクリックして開きます。
2)「プライベート」の中の「ネットワーク探索を有効にする」を選択し、「ネットワークに接続されているデバイスの自動セットアップを有効にする。」にチェックを入れます。
「ファイルとプリンターの共有を有効にする」を選択します。
次に、「すべてのネットワーク」を開きます。
3)「すべてのネットワーク」の一番下にある「パスワード保護共有を無効にする」を選択します。
4)[変更の保存]ボタンをクリックして、開いているウィンドウを閉じます。
変更か所がなければ[変更の保存]ボタンは有効にならないので、その場合はそのままウィンドウを閉じます。
以上で、「共有詳細設定を確認」は完了です。
【B】必要なサービスの動作を確認する
こちらも、すでに以下で確認する内容のとおりになっているかもしれませんが、一通り確認してみてください。
1)[スタート] 右側の[ここに入力して検索] に「さーびす」と入力して、表示される候補の中の[サービス]をクリックして開きます。
2)サービスの一覧から以下の2つを見つけて、ダブルクリックで開きます。
Function Discovery Provider Host
Function Discovery Resource Publication
3)「スタートアップの種類」を「自動」に変更して、「サービスの状態」が「停止」だった場合は、[開始]をクリックして、[OK]ボタンをクリックします。
Function Discovery Provider Host と Function Discovery Resource Publication の両方で、これを行います。
4)サービスの一覧で「スタートアップの種類」が「自動」、「状態」が「実行中」になっていることを確認して、サービスのウィンドウを閉じます。
以上で、「必要なサービスの動作確認」は完了です。
この時点で、他のパソコンのネットワークに表示されるようになっている可能性があります。
確認してみてください。
【C】SMB/CIFSファイル共有のサポートを有効にする
【A】【B】の確認で、まだ表示されない場合は、こちらを確認します。
1)[スタート] 右側の[ここに入力して検索] に「Windowsのきのう」と入力して、表示される候補の中の[Windowsの機能の有効化または無効化]をクリックして開きます。
2)Windowsの機能の一覧から以下を見つけて、すべてチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。
SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート
SMB 1.0/CIFS クライアント
SMB 1.0/CIFS サーバー
SMB 1.0/CIFS 自動削除
以上で、SMB/CIFSファイル共有のサポートを有効にする作業は完了です。
これでまだ表示されない場合は、次の【D】【E】を試してみてください。
【D】ネットワークのリセットを行う
手順の中でパソコンを再起動するので、作業中のアプリ・ファイルは終了させておきます。
1)[Windows]キー+[I]キーで「設定」を開いて、「ネットワークとインターネット」をクリックします。
5)「Windowsを5分後にシャットダウンします。」と表示されます。
このメッセージは[閉じる]をクリックして閉じて5分間待ってもいいですが、そのまま自分で再起動([スタート]→[電源]→[再起動])してもかまいません。
パソコンによっては、再起動したらそのまま普通に起動して、他のパソコンのネットワークに表示されるようになっている場合もあります。
ただし、パソコンによっては、再起動後にネットワークの設定をしないといけない場合があるので、その場合は続けて次の説明を読んでください。
【E】ネットワークのリセット後のネットワークの再設定
「【D】ネットワークのリセットを行う」でパソコンを再起動した後、パソコンによってはネットワークの設定をし直さないといけない場合があります。
ここでは、会社や自宅のプライベート ネットワークの場合で説明しています。
1)パソコン再起動後の画面の右側に下の画像のようなメッセージが表示された場合は、[はい]をクリックします。
おそらく、これでネットワークの再設定が完了して、他のパソコンのネットワークに表示されるようになります。
2)上の画像のメッセージが表示されない場合は、エクスプローラーを開いて、「ネットワーク」をクリックします。
そのままネットワークが表示されたら、他のパソコンのネットワークに表示されるようになっているはずです。
「ネットワーク探索が無効です。ネットワーク コンピューターとデバイスは表示されません。[ネットワークと共有センター]でネットワーク探索を有効にしてください。」と表示される場合は、[OK]ボタンをクリックします。
3)エクスプローラーの上部に表示される「ネットワーク探索とファイル共有が無効になっています。ネットワーク コンピューターとデバイスは表示されません。変更するにはクリックしてください。」をクリックします。
4)[ネットワーク探索とファイル共有の有効化]をクリックします。
5)「いいえ、接続しているネットワークをプライベート ネットワークにします」をクリックします。
これで、エクスプローラーでネットワークが正常に表示されるようになり、ネットワークの再設定が完了です。
他のパソコンのネットワークにも表示されるようになっているはずです。