2017年01月30日
2017 全豪テニス決勝は夢の対戦 オール(ド)スター ウィリアムス姉妹、 フェデラー V ナダール 選手のエピソードあれこれ
今年2017年の全豪オープンは往年のスター選手たちの決勝戦となり、まるで同窓会のようでした。
今年は男女ともに最年長選手たちの決勝戦で、歴史的な全豪オープンでした。
まずは女子テニスの決勝で、セリーナとヴィーナス・ウィリアムス姉妹の対決となり、姉のヴィーナスは歴代最年長のグランドスラム決勝進出を果たしました。
パワーテニスを女子テニス界に持ち込んだと言われる二人の対決は、男子選手に負けずとも劣らないスピードとパワーの応戦の末6:4 6:4 で妹のセリーナが優勝。
これでセリーナは4大大会で通算23勝と、シュテフィー・グラフのグランドスラム優勝記録を上回る快挙となりました。
そして、歴代最年長の優勝者と新たな歴史を作りました。
これでセリーナは史上2番目のグランドスラム優勝記録保持者となります。
あと1勝すれば マーガレット・スミス・コートと並んで、一位です。いずれその時が来るものと思いますが、思わぬドンデン返しがあるのもテニスでは当たり前。記録の更新なるかどうか、今年のグランドスラムは先が楽しみです。
セリーナのこれまでの賞金総額
生涯の賞金獲得額は、全ての女子スポーツ選手とも合わせて1位の8千400万ドル以上。日本円にして95億円以上!宝くじが何度当たってもこの額に達することはできませんね。
男子の方ではナダールと対戦して6:4, 3:6, 6:1, 3:6, 6:3 と勝利したフェデラーが、これまた最年長優勝者となりました。
セリーナ、フェデラーと共に35歳。
テニス界ではすでに引退してもおかしくない年だけに、まだまだ現役として活躍するパワフルなプレーに観衆は大いに沸きあがりました。
セリーナのグランドスラム22勝目からは、いつグラフの記録を破るのかと、皆の期待と好奇心が渦巻く中、本人も多少のプレッシャーがあったことを隠せませんでした。
去年2016年の決勝では、ドイツ選手のケルバーに破れ、優勝記録に待ったがかかりましたが、勝利のインタビューで、「多少ナーバスな部分もあったけど、でもあまり気にしないでプレーすることに勤めた。」とコメント。
セリーナの事をよく知るボリス・ベッカーは、「彼女は何日も眠れない夜を過ごした。それは朝イチにコートに姿を見せることが物語ってるよ。どうせ眠れないなら、早くにトレーニングをしようということなんだ。」ですって。
さて、この新たな歴史を次々に作るセリーナ、そして姉のヴィーナスってどんな幼少期を過ごしたのでしょう?
その成功の影には父親の大いなる野心があったのです。
父親の計画とは
二人の姉妹は早くから父親にテニスのトレーニングを受けたことで有名ですが、黒人差別と貧困の中で育った父が、それまでラケットを持ったこともないのに、スパルタ教育を施した理由は、白人を見返してやるため是が非でも成功してやるという根性の賜物なのです。
1980年テレビ番組で、女子テニスのトーナメント優勝者が賞金$40.000を手にするのを見た父のリチャード・ウィリアムズは、「たった4時間の労働でこんなに金が手に入るのだったら、娘が2人居たら倍になる。」と思い、まだ生まれてもいない子供の計画を立てます。
早速家の近くを散策し、テニスを練習できるような場所を物色し、同年姉のヴィーナス、そして翌年セリーナと二人の娘に恵まれます。
スゴイですね。生まれる前に2人の娘のレールが既に敷かれているなんて!!
テニスの成功の裏には黒人の犯罪社会が
父のリチャードは、自立するべく最初はビルの掃除会社を設立します。社長兼従業員のたったひとりの会社でしたが、やがてセキュリティー会社を設立し、従業員40人ほどの会社に発展。
ところが、生まれた娘たちをプロのテニス選手に鍛え上げるため、わざわざそれまで住んでいたロング・ビーチからL.A.のコンプトンに引っ越します。
ここは犯罪と暴力の蔓延る地域で、実は娘たちの負けじ魂と闘争心を養うためでした。
父親曰く「成功する一流のスポーツ選手は貧困と犯罪社会の悪環境から生まれる。モマメッド・アリのように。」
けれどもこの悪環境を選んだお陰で、長女をギャングの流れ弾で失ってしまいます。
この環境の中で、父親のやらなければいけないことは、まずテニス場からドラッグのディーラー達を追いやることでした。
娘たちがクリーンで、安心してトレーニングに励めるためです。その影には歯が折れたり、暴力での奮闘もあったとのこと。
約2年かかったってやっと健全なテニスコートにした後、彼はディーラー達の父親的存在にまでなったそうです。
でも本人はまったくドラッグをやったことがないとか・・・。
まだ足りない娘達の根性を鍛える
次に父親がやったことは、近所の子供達をお金で雇い、プレーしている娘達にブーイングを飛ばさせるためでした。
「ニガー!」の言葉を含んだブーイングで、娘達の負けじ魂を養うためです。
そして、わざわざ弾まない球で娘達の力あるショットを鍛えたのでした。
そんな父親のお陰で二人の姉妹はテニスでの大成功とお金を掴んだのですね。
なんとなく昔やってた「巨人の星」を思い出しますね。(年がばれる)
因みにこの父親はセリーナとヴィーナスの母親とは離婚し、合計3回結婚しています。
セリーナも2016年にアメリカ最大級のソーシャルニュースサイト「Reddit(レディット)」の共同創設者であるアレクシス・オハニアン氏と婚約。ボリス・ベッカー曰く、アメリカで4番目に有名なアルバニア人だとか。セリーナの婚約者になってからは一番有名になったかも・・・。
さて、今度は男子選手に話題を移します。
フェデラーとナダールの決勝戦は、本人はおろか誰も予測しなかった出来事だったと思います。
2017年の今年はマレーとジョーコビッチが早々に敗戦したので、やり易かったというのもあったかも知れません。
フェデラーは膝の故障、ナダールは手首の故障と二人揃って怪我の休養が長かったので、これまでのランキングも下がり、フェデラーは17位、ナダールは9位となっていました。
ナダールのテニススクール
2016年にスペインのマヨルカ島にオープンしたナダールのテニスアカデミー落成式に、フェデラーもお祝いに駆けつけました。
その時、フェデラーもナダールもケガの休養中で、また早く一緒に対戦したいね、っていうのが二人の願いだったとのこと。
「それがこんなに早くに叶って、信じられないよ。」とフェデラー。
ナダールも今年初めてボックス席に姿を見せた恋人の応援で、久々の決勝進出でした。
因みにナダールの彼女はいわゆる有名なスポーツ選手にありがちな、「モデル」や「女優」の綺麗な女性ではなく、ごく普通の目の綺麗な、優しくて可愛らしい感じの女性でした。
私の個人的な偏見ですが、スポーツ選手に限らず、大成功している男の奥さんなり、恋人をみるとその人の成功率が分かるという感じがします。
有名だから、綺麗な人が寄ってくるのは当たり前で、それでも尚且つごく普通の、本当に縁のあった人を娶ると、その男の真の英雄さがあると私は思うのです。(女優やモデルが悪いと言ってる訳ではないのであしからず)
その点ごく普通のミルカを選び、大切にし、浮気一つしないフェデラーは、真の英雄に等しいと私は思います。
因みにフェデラーの賞金総額は105億円以上!
スポンサー年収を入れると優に200億円は超えているでしょう。
アスリートの中でも世界1位の収入です。
でもその収入をフェデラーは南アフリカの基金にも回しています。
母親が南アフリカの出身というのもあるでしょう。
フェデラーとナダールの仲
世界ランキング1位と2位を争っていたライバルだけど、もともと仲の良い二人です。
何かにつけコマーシャルや、催し物も二人一緒のことが多かったのでした。
以下は笑いじょうごのフェデラーとナダールのツーショットです。
フェデラーがナダールに「クリスマスには何をプレゼントしてくれるの?」と聞きます。
「スイスまで行って君の基金のためにチャリティーでプレーするよ。」とナダールが続きますが、あまり英語が得意でないナダールの棒読みのセリフに、フェデラーの笑いが止まりません。「君は僕に何をプレゼントしてくれるの?」とナダールが聞き返すと、「フルセットをあげるってのはどうだい?」とフェデラーが言ってお仕舞いの短いコマーシャルに何度もNGが。
フェデラーは勝利のインタビューで、「テニスの試合に引き分けの無いのが残念だ。この勝利をラファと一緒に分け合えたら良いのに。」とナダールと対戦できた喜びを語ったのですが、反面ナダールは終始ぶっちょう面だったのが印象的でした。
個人的にはフェデラーの大ファンで、決勝まで残れたけれど、ナダールとの対戦だったので、ひょっとしたらナダールに負けちゃうかな?という懸念があったのでした。
フェデラーは過去に全豪オープンの決勝になると必ず勝利していたのに、対ナダール戦だけは、2009年に敗れていたからです。
ユーロスポーツのアナウンスを勤めるボリス・ベッカーは「フェデラーほどの一流選手になると、半年もテニスをしないなんて拷問に近いものがある。」と語っていましたが、久しぶりにコートに戻ったフェデラーは、素人目から見ても、いつにも増して、リラックスし、活きいきとテニスを楽しんでいるかのようでした。
会社の仕事なんかもそうかもしれませんね。
長い間病欠していて、久しぶりに仕事に出ると何もかもが新鮮で、思わず仕事が捗ったりしませんか?
フェデラーのパパぶり
そもそもフェデラーの膝の故障の原因ってテニスからではなく、子供をお風呂に入れるのに、「湯船に湯を溜めてるとき、すべってひねった」ってんですから、その子煩悩ぶりが伺えますね。
女の子と男の子のダブル双子のお父さんのフェデラーは、いっぺんに4人の子持ちのパパになって、一時プレーしている姿から、少し疲れてるかな?って感じたこともありましたが、奥さんのミルカがボックス席でしっかり応援している姿からは、フェデラーの成功の影に「内助の功」を感じさせます。
フェデラーの休養している半年間も「またしっかり戦って!」って励まされ続けたそう。
「子供が自分のプレーしている姿を見て分かる年頃になるまで、テニスを続けていたい。」ってのがフェデラーの目下の目標です。
今年は男女ともに最年長選手たちの決勝戦で、歴史的な全豪オープンでした。
まずは女子テニスの決勝で、セリーナとヴィーナス・ウィリアムス姉妹の対決となり、姉のヴィーナスは歴代最年長のグランドスラム決勝進出を果たしました。
パワーテニスを女子テニス界に持ち込んだと言われる二人の対決は、男子選手に負けずとも劣らないスピードとパワーの応戦の末6:4 6:4 で妹のセリーナが優勝。
これでセリーナは4大大会で通算23勝と、シュテフィー・グラフのグランドスラム優勝記録を上回る快挙となりました。
そして、歴代最年長の優勝者と新たな歴史を作りました。
これでセリーナは史上2番目のグランドスラム優勝記録保持者となります。
あと1勝すれば マーガレット・スミス・コートと並んで、一位です。いずれその時が来るものと思いますが、思わぬドンデン返しがあるのもテニスでは当たり前。記録の更新なるかどうか、今年のグランドスラムは先が楽しみです。
セリーナのこれまでの賞金総額
生涯の賞金獲得額は、全ての女子スポーツ選手とも合わせて1位の8千400万ドル以上。日本円にして95億円以上!宝くじが何度当たってもこの額に達することはできませんね。
男子の方ではナダールと対戦して6:4, 3:6, 6:1, 3:6, 6:3 と勝利したフェデラーが、これまた最年長優勝者となりました。
セリーナ、フェデラーと共に35歳。
テニス界ではすでに引退してもおかしくない年だけに、まだまだ現役として活躍するパワフルなプレーに観衆は大いに沸きあがりました。
セリーナのグランドスラム22勝目からは、いつグラフの記録を破るのかと、皆の期待と好奇心が渦巻く中、本人も多少のプレッシャーがあったことを隠せませんでした。
去年2016年の決勝では、ドイツ選手のケルバーに破れ、優勝記録に待ったがかかりましたが、勝利のインタビューで、「多少ナーバスな部分もあったけど、でもあまり気にしないでプレーすることに勤めた。」とコメント。
セリーナの事をよく知るボリス・ベッカーは、「彼女は何日も眠れない夜を過ごした。それは朝イチにコートに姿を見せることが物語ってるよ。どうせ眠れないなら、早くにトレーニングをしようということなんだ。」ですって。
さて、この新たな歴史を次々に作るセリーナ、そして姉のヴィーナスってどんな幼少期を過ごしたのでしょう?
その成功の影には父親の大いなる野心があったのです。
父親の計画とは
二人の姉妹は早くから父親にテニスのトレーニングを受けたことで有名ですが、黒人差別と貧困の中で育った父が、それまでラケットを持ったこともないのに、スパルタ教育を施した理由は、白人を見返してやるため是が非でも成功してやるという根性の賜物なのです。
1980年テレビ番組で、女子テニスのトーナメント優勝者が賞金$40.000を手にするのを見た父のリチャード・ウィリアムズは、「たった4時間の労働でこんなに金が手に入るのだったら、娘が2人居たら倍になる。」と思い、まだ生まれてもいない子供の計画を立てます。
早速家の近くを散策し、テニスを練習できるような場所を物色し、同年姉のヴィーナス、そして翌年セリーナと二人の娘に恵まれます。
スゴイですね。生まれる前に2人の娘のレールが既に敷かれているなんて!!
テニスの成功の裏には黒人の犯罪社会が
父のリチャードは、自立するべく最初はビルの掃除会社を設立します。社長兼従業員のたったひとりの会社でしたが、やがてセキュリティー会社を設立し、従業員40人ほどの会社に発展。
ところが、生まれた娘たちをプロのテニス選手に鍛え上げるため、わざわざそれまで住んでいたロング・ビーチからL.A.のコンプトンに引っ越します。
ここは犯罪と暴力の蔓延る地域で、実は娘たちの負けじ魂と闘争心を養うためでした。
父親曰く「成功する一流のスポーツ選手は貧困と犯罪社会の悪環境から生まれる。モマメッド・アリのように。」
けれどもこの悪環境を選んだお陰で、長女をギャングの流れ弾で失ってしまいます。
この環境の中で、父親のやらなければいけないことは、まずテニス場からドラッグのディーラー達を追いやることでした。
娘たちがクリーンで、安心してトレーニングに励めるためです。その影には歯が折れたり、暴力での奮闘もあったとのこと。
約2年かかったってやっと健全なテニスコートにした後、彼はディーラー達の父親的存在にまでなったそうです。
でも本人はまったくドラッグをやったことがないとか・・・。
まだ足りない娘達の根性を鍛える
次に父親がやったことは、近所の子供達をお金で雇い、プレーしている娘達にブーイングを飛ばさせるためでした。
「ニガー!」の言葉を含んだブーイングで、娘達の負けじ魂を養うためです。
そして、わざわざ弾まない球で娘達の力あるショットを鍛えたのでした。
そんな父親のお陰で二人の姉妹はテニスでの大成功とお金を掴んだのですね。
なんとなく昔やってた「巨人の星」を思い出しますね。(年がばれる)
因みにこの父親はセリーナとヴィーナスの母親とは離婚し、合計3回結婚しています。
セリーナも2016年にアメリカ最大級のソーシャルニュースサイト「Reddit(レディット)」の共同創設者であるアレクシス・オハニアン氏と婚約。ボリス・ベッカー曰く、アメリカで4番目に有名なアルバニア人だとか。セリーナの婚約者になってからは一番有名になったかも・・・。
さて、今度は男子選手に話題を移します。
フェデラーとナダールの決勝戦は、本人はおろか誰も予測しなかった出来事だったと思います。
2017年の今年はマレーとジョーコビッチが早々に敗戦したので、やり易かったというのもあったかも知れません。
フェデラーは膝の故障、ナダールは手首の故障と二人揃って怪我の休養が長かったので、これまでのランキングも下がり、フェデラーは17位、ナダールは9位となっていました。
ナダールのテニススクール
2016年にスペインのマヨルカ島にオープンしたナダールのテニスアカデミー落成式に、フェデラーもお祝いに駆けつけました。
その時、フェデラーもナダールもケガの休養中で、また早く一緒に対戦したいね、っていうのが二人の願いだったとのこと。
「それがこんなに早くに叶って、信じられないよ。」とフェデラー。
ナダールも今年初めてボックス席に姿を見せた恋人の応援で、久々の決勝進出でした。
因みにナダールの彼女はいわゆる有名なスポーツ選手にありがちな、「モデル」や「女優」の綺麗な女性ではなく、ごく普通の目の綺麗な、優しくて可愛らしい感じの女性でした。
私の個人的な偏見ですが、スポーツ選手に限らず、大成功している男の奥さんなり、恋人をみるとその人の成功率が分かるという感じがします。
有名だから、綺麗な人が寄ってくるのは当たり前で、それでも尚且つごく普通の、本当に縁のあった人を娶ると、その男の真の英雄さがあると私は思うのです。(女優やモデルが悪いと言ってる訳ではないのであしからず)
その点ごく普通のミルカを選び、大切にし、浮気一つしないフェデラーは、真の英雄に等しいと私は思います。
因みにフェデラーの賞金総額は105億円以上!
スポンサー年収を入れると優に200億円は超えているでしょう。
アスリートの中でも世界1位の収入です。
でもその収入をフェデラーは南アフリカの基金にも回しています。
母親が南アフリカの出身というのもあるでしょう。
フェデラーとナダールの仲
世界ランキング1位と2位を争っていたライバルだけど、もともと仲の良い二人です。
何かにつけコマーシャルや、催し物も二人一緒のことが多かったのでした。
以下は笑いじょうごのフェデラーとナダールのツーショットです。
フェデラーがナダールに「クリスマスには何をプレゼントしてくれるの?」と聞きます。
「スイスまで行って君の基金のためにチャリティーでプレーするよ。」とナダールが続きますが、あまり英語が得意でないナダールの棒読みのセリフに、フェデラーの笑いが止まりません。「君は僕に何をプレゼントしてくれるの?」とナダールが聞き返すと、「フルセットをあげるってのはどうだい?」とフェデラーが言ってお仕舞いの短いコマーシャルに何度もNGが。
フェデラーは勝利のインタビューで、「テニスの試合に引き分けの無いのが残念だ。この勝利をラファと一緒に分け合えたら良いのに。」とナダールと対戦できた喜びを語ったのですが、反面ナダールは終始ぶっちょう面だったのが印象的でした。
個人的にはフェデラーの大ファンで、決勝まで残れたけれど、ナダールとの対戦だったので、ひょっとしたらナダールに負けちゃうかな?という懸念があったのでした。
フェデラーは過去に全豪オープンの決勝になると必ず勝利していたのに、対ナダール戦だけは、2009年に敗れていたからです。
ユーロスポーツのアナウンスを勤めるボリス・ベッカーは「フェデラーほどの一流選手になると、半年もテニスをしないなんて拷問に近いものがある。」と語っていましたが、久しぶりにコートに戻ったフェデラーは、素人目から見ても、いつにも増して、リラックスし、活きいきとテニスを楽しんでいるかのようでした。
会社の仕事なんかもそうかもしれませんね。
長い間病欠していて、久しぶりに仕事に出ると何もかもが新鮮で、思わず仕事が捗ったりしませんか?
フェデラーのパパぶり
そもそもフェデラーの膝の故障の原因ってテニスからではなく、子供をお風呂に入れるのに、「湯船に湯を溜めてるとき、すべってひねった」ってんですから、その子煩悩ぶりが伺えますね。
女の子と男の子のダブル双子のお父さんのフェデラーは、いっぺんに4人の子持ちのパパになって、一時プレーしている姿から、少し疲れてるかな?って感じたこともありましたが、奥さんのミルカがボックス席でしっかり応援している姿からは、フェデラーの成功の影に「内助の功」を感じさせます。
フェデラーの休養している半年間も「またしっかり戦って!」って励まされ続けたそう。
「子供が自分のプレーしている姿を見て分かる年頃になるまで、テニスを続けていたい。」ってのがフェデラーの目下の目標です。
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