2018年07月30日
世界政府諜報機関 サイファーポール・イージスゼロ〖CP-0〗 総監 ロブ・ルッチ
世界政府諜報機関 サイファーポール・イージスゼロ〖CP-0〗 ロブ・ルッチ
生年月日:6月2日
年齢:28歳→30歳
肩書:CP9諜報部員→CP‐0 総監
鳩のハットリを連れた、寡黙なガレーラカンパニー1番ドッグ木びき・木釘職職長。
しかしその正体は世界政府付属機関である諜報機関サイファーポールの1つ、CP9の諜報部員(2年前)→CP‐0 総監(現在)である。
桁違いの戦闘能力・任務のためには一切の情を捨て去る冷酷さからCP9史上、もっとも強く冷酷な「殺戮兵器」と呼ばれている。
その実力は王下七武海からも一目置かれており、バーソロミュー・くまやゲッコー・モリアも、ルッチがルフィに敗北する事は予想できなかったと語っている。
常にシルクハットを被っている。
政府の英才教育により完全な殺し屋気質となっており、「闇の正義」を掲げ、任務遂行のためならどんな犠牲を出すこともためらわず、任務遂行の邪魔だと判断すれば味方にも手を下す冷酷な性格である。
13歳の時、王国で兵士500人が海賊に人質に取られた事件に派遣された際には、海賊の拿捕より先に人質の兵士500人を皆殺しにした。
これは、本来民を守るべき兵士が逆に海賊に囚われ国を危機にさらしている以上、「弱き正義」に生きている価値はないとルッチ自身が判断したためである。
昇格や称号に一切興味が無く、世界政府に所属するのも、血や殺しが正当化されるからだと語っている。
世界政府の命令にこそ忠実に従うが、自分より人間的にも劣っている上司や世界貴族への忠誠心自体は皆無。
あくまで自分の「正義」と「任務」に従って行動している。
今までの敵役はなんらかの野心を抱いている者が多かったが、純粋に強者と戦い殺す事に喜び、残忍な笑みを浮かべるのがルッチの特徴。
その冷酷な性格の一方で、ルフィとの戦闘で意識不明の重傷を負い、CP9を解職同然になってしまった時には、仲間達が自分を救おうと医療費稼ぎをしてくれ、復活後何の義理もない町の人々を海賊から救う。
故郷に海軍の追手が来た際には「騒ぎは故郷へ持ち込ませない」として撃退するなど、それなりの正義心と仲間達からの信頼・絆は持っている様子。
動物(ゾオン)系悪魔の実「ネコネコの実」モデル豹(レオパルド)の能力者。
豹に変身する事ができる「豹人間」。
肉食動物に変身する動物系の能力者はその能力を開放すると凶暴性も増すという。
柔軟で強靭な肉体を誇る豹の能力とルッチ本人が秘める「六式」を主とした戦闘力は非常にマッチしている。
能力を使わない人間型でも驚異的な身体能力を誇り、エネルギー全開のフランキーの拳を受け止め、逆にフランキーを真正面から叩き伏せる事ができるほど。
作中、純粋な体術においてルフィを圧倒した初めての敵でもある。
獣人型に変身すると人間型より二回り以上も巨大化する。
筋肉も大きく膨れ上がり、あらゆる攻撃の威力が段違いに跳ね上がる。
ルッチ曰く、純粋に身体能力が大きく強化されるのが動物系の能力の特徴であり、「迫撃」においては自然系ではなく動物系こそが最強であるという。
実際、獣人型で繰り出される「六式」の威力は凄まじく、建物や軍艦さえも派手に破壊してしまう。
さらに獣型に変身して相手に喰らい付いたり、尻尾を相手の体に巻き付けて動きを制限する搦め手を用いたりと、ただ真っ向から戦うだけでは終わらない。
加えて「六式」だけでなくクマドリと同様に生命帰還を体得している。
筋肉量などを制御し、相手や状況に合わせて攻撃力や速力を自分で調節する事ができる。
ウォーターセブンに23歳の時から潜入任務を続けていたため、政府や七武海からの信頼の多くは23歳までの実績で築き上げたことがうかがえる。
わずか23歳からウォーターセブンに潜入していたこともあってか覇気は習得しておらず、ルフィへの打撃も彼の喉笛を突くか吹き飛ばすかにとどまっていた(ルフィはそれでも吹き飛ばされ続けて圧倒されていたが)。
打撃の効かないルフィに対しても、斬撃・人獣型の爪による刺突・獣型の噛み付き・奥義による衝撃波と様々な技で彼を圧倒していた。
2年後、新世界篇では覇気を習得。
「”迫撃”においては動物系こそが最強」という彼の持論を証明するがごとく、映画『FILM GOLD』では、サボと渡り合う技量を見せていた。
エニエスロビーで麦わらの一味に敗戦後、バスターコールに巻き込まれた際には気を失っていたが、ブルーノにより救い出され亜空間に閉じ込められて難を逃れるものの、エニエス・ロビー壊滅の全責任をスパンダムから押し付けられたため、政府から逃亡し、CP9の面々はセントポプラに逃亡。
ルフィから受けた傷が深く、ルッチは意識を取り戻せなかったが、CP9の他の面々が大道芸やアルバイトで治療費を稼ぎ、ルッチは無事治療を受けられて意識を回復。
退院後はセントポプラで束の間の娯楽に興じるが、町をキャンディー海賊団が襲撃。
海賊を撃退するが、意識不明の海賊相手にすら一切の容赦ないあまりに残忍な制圧ゆえに町人にから恐れられ、町を去ることになる(海賊から助けられた少女にはお礼として一輪の花をもらった)。
その後はキャンディー海賊団の船でCP9の養成地である故郷に一度帰還し、次世代の育成される姿を見学。
海軍の追っ手が来襲するも「騒ぎは故郷へ持ち込ませない」として撃退。
スパンダムにお礼参りの宣告をし、仲間と共に姿を消した。
ドレスローザ編では、ドンキホーテ・ドフラミンゴが捕縛され、ドレスローザの騒乱が終息した後、町の一角でやたらと小物臭い印象の部下を連れ、肩には同じような仮面を付けたハトがいるCP‐0のメンバーが年寄りめいた口調の誰かに電伝虫で連絡を取っている姿があった。
スパンダインが病床に臥せって権力が弱ったことや、ルッチ達自体の価値もあってエニエス・ロビーの一件は不問となり、CP-0に所属するようになったとのこと。
そして、劇場版ONEPIECE FILMGOLDでCP‐0の一員となったことが改めて明らかになった。
海軍本部元帥サカズキに、ギルド・テゾーロが用意した天上金護送任務の名目で強引に軍艦10隻を用意させ、ギルド・テゾーロの元へ向かう。
いざテゾーロの旗艦グラン・テゾーロにつくと、テゾーロが暴れていたこともあってか砲撃を開始。
グラン・テゾーロの天竜人お構いなしという相変わらずの姿勢を見せていた。
しかし、グラン・テゾーロにいるルフィ達を守るべくサボが砲撃を妨害。
彼を相手に戦闘を繰り広げていたが、テゾーロがルフィに敗れると彼を捕縛し目的を果たしたため撤退した。
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