2014年04月06日
MAL氏からの頂き物、再び
久々にMAL氏からメールを頂き、なんとまた葉巻を頂きました。
奥に見えるのはだいぶ前に廃盤の貴重なアルカディア(JT)。
そして手前は右から
・Joseph Martin Vieux Bohan
・Vincent Manil Senoritas
・Montecristo Original Memories
・Montecristo White Prontos Petite
で、右二種類は初めて見るベルギー地煙草のドライシガーです。
かなり苦労して入試した品だそうで、いや確かに全然見かけないというか全く知らなかった銘柄です。
Joseph Martin
Joseph Martin
↑
本家で取り扱っているサイズはこんな感じで、個人的にはFlor finaあたりが気になりますね。
Cigarsに掲載されているLong Semoisもなかなか素晴らしい。Lancero丈で太さが10mmの葉巻とかなかなか無いんじゃないかと。
Vincent Manil
↑
同じくVinent Manilの各サイズ。こちらはPDFで、なかなか個性的なサイズが揃っているご様子。
どちらの銘柄も日本から気軽に買う事は出来無いのが非常に残念です。
そしてMontecristo2種類も非常に楽しみな処ですが、
それにも増して気になるというか、どういうタイミングで吸うべきか非常に悩むのがアルカディア。
JTの古い銘柄でハバナのカンデララッパーで巻かれた珍しいドライシガーです。
大きさはほぼPetite Coronaですね。
ドライシガーとしては大きな方でしょう。
上記ベルギーの葉巻も入手困難ですが、こちらはもう売って無い代物で、先ず手に入る事が無いので悩む処です。
さてさて、折角頂き、そして所用の長旅から帰ってきた直後で他に何もする気がないのでベルギー葉巻二種類をレビューしてみたいと思います。
●Joseph Martin Vieux Bohan
表面香は乏しく、フット側からはかすかに甘い香り。
着火直後はドライシガーにしてはマイルドかな? と感じさせるスタート。
酸味とほのかな甘味を感じるが、スマトラ系とは違う印象。しかしすぐに分かるがスパイスがかなりきめ細かく強い。
1.5cm程燃え進んだ頃から、ほのかにフローラル且つフルーティな喫味が感じられる。
きめ細かいスパイスには変化が無いが、自然な甘みとフローラルさが今までのドライシガーに無い面白いテイストを作り出している。
中盤になってもスパイスが変わらずというか、むしろ若干強くなった感があるものの、しっかりとフルーティ系の甘みが感じられる。
そして後半に差し掛かるとナッツ系のテイストに変化。コクの有るクリーミーなテイストだがスパイスは変わらず。
もう少しスパイスが抑えめだと尚良い感有り(加湿保存で変化するだろうか?)。
タンニンさ、ドライフルーツの様な酸味も加わり、僅かにハーブ系の香りも加わっている印象。
残り4cmで甘みが増し、残り3cmを切るとスパイスが減少して香りが強くなった。アーシーさも感じられる。
そのまま持てなくなるまで吸って終了。
う〜ん、前評判では独特の喫味との事だったが、確かに他のドライシガーには無い流れがあり、それでいて非常によく出来た一本だった。
個人的な好みとしてはもう少しスパイスが抑えめだと全体を通して更に好印象になる感有り。
だがそれを差っ引いても素晴らしい喫味で、日本に入ってきていないのが非常に残念。
●Vincent Manil Senoritas
着火直後、フローラルではあるが、フルーティでは無い。
序盤の喫味はJoseph〜より濃い印象。
ナッツに近いだろうか? 形容しがたい複雑な喫味をしていて、それでいて濃い。スパイスはJoseph〜と同様にきめ細かく強い。
まだ序盤の印象だが、Joseph〜はサイズなりに強さがあったが、こちらはより強いんじゃないだろうか。
2cm程でJoseph〜同様の甘い香りが加わる。
中盤は一気に濃さが増し、オリファント・ミニ・ブラジル5を思い出す。
Joseph〜同様煙量豊富で極めて良い。
コクの強いナッツ感と強いスパイス。
とても美味い。そして舌が痛い。Joseph〜から若干時間は置いたものの、スパイスが強い葉巻を2連続で試したのは失敗だったろうか。
というか、このVincent〜はJoseph〜よりスパイスが強いんじゃないだろうか。
だが、他のはない甘い香りと濃い喫味で印象は良い。
後半も濃い喫味が続き、残り2.5cm程でふっとスパイスが消えてクリーミーになる。
そのまま吸いきって終了。
こちらも極めて良い。
スパイスの強さが変わるか気になるので、両方共暫く加湿保存して再び試してみる事にしよう。
──以上
う〜ん、なんというかこれ、日本で売ったらいいんじゃないですかね(願望
かなりレベルが高いドライシガーで、しかも他にはない風味を兼ね備えています。
ミニシガリロから細身の上品な物、太めで短いDelice de BohanやCroise、Lansero丈のおもしろサイズまで個性豊かに揃っていてなかなか無いラインナップ。
日本からなかなか買い様のないベルギーの葉巻という事で、機会をいただかなければ試す事は無かったでしょう。
貴重且つ素晴らしい体験をさせて頂きました。
奥に見えるのはだいぶ前に廃盤の貴重なアルカディア(JT)。
そして手前は右から
・Joseph Martin Vieux Bohan
・Vincent Manil Senoritas
・Montecristo Original Memories
・Montecristo White Prontos Petite
で、右二種類は初めて見るベルギー地煙草のドライシガーです。
かなり苦労して入試した品だそうで、いや確かに全然見かけないというか全く知らなかった銘柄です。
Joseph Martin
Joseph Martin
↑
本家で取り扱っているサイズはこんな感じで、個人的にはFlor finaあたりが気になりますね。
Cigarsに掲載されているLong Semoisもなかなか素晴らしい。Lancero丈で太さが10mmの葉巻とかなかなか無いんじゃないかと。
Vincent Manil
↑
同じくVinent Manilの各サイズ。こちらはPDFで、なかなか個性的なサイズが揃っているご様子。
どちらの銘柄も日本から気軽に買う事は出来無いのが非常に残念です。
そしてMontecristo2種類も非常に楽しみな処ですが、
それにも増して気になるというか、どういうタイミングで吸うべきか非常に悩むのがアルカディア。
JTの古い銘柄でハバナのカンデララッパーで巻かれた珍しいドライシガーです。
大きさはほぼPetite Coronaですね。
ドライシガーとしては大きな方でしょう。
上記ベルギーの葉巻も入手困難ですが、こちらはもう売って無い代物で、先ず手に入る事が無いので悩む処です。
さてさて、折角頂き、そして所用の長旅から帰ってきた直後で他に何もする気がないのでベルギー葉巻二種類をレビューしてみたいと思います。
●Joseph Martin Vieux Bohan
表面香は乏しく、フット側からはかすかに甘い香り。
着火直後はドライシガーにしてはマイルドかな? と感じさせるスタート。
酸味とほのかな甘味を感じるが、スマトラ系とは違う印象。しかしすぐに分かるがスパイスがかなりきめ細かく強い。
1.5cm程燃え進んだ頃から、ほのかにフローラル且つフルーティな喫味が感じられる。
きめ細かいスパイスには変化が無いが、自然な甘みとフローラルさが今までのドライシガーに無い面白いテイストを作り出している。
中盤になってもスパイスが変わらずというか、むしろ若干強くなった感があるものの、しっかりとフルーティ系の甘みが感じられる。
そして後半に差し掛かるとナッツ系のテイストに変化。コクの有るクリーミーなテイストだがスパイスは変わらず。
もう少しスパイスが抑えめだと尚良い感有り(加湿保存で変化するだろうか?)。
タンニンさ、ドライフルーツの様な酸味も加わり、僅かにハーブ系の香りも加わっている印象。
残り4cmで甘みが増し、残り3cmを切るとスパイスが減少して香りが強くなった。アーシーさも感じられる。
そのまま持てなくなるまで吸って終了。
う〜ん、前評判では独特の喫味との事だったが、確かに他のドライシガーには無い流れがあり、それでいて非常によく出来た一本だった。
個人的な好みとしてはもう少しスパイスが抑えめだと全体を通して更に好印象になる感有り。
だがそれを差っ引いても素晴らしい喫味で、日本に入ってきていないのが非常に残念。
●Vincent Manil Senoritas
着火直後、フローラルではあるが、フルーティでは無い。
序盤の喫味はJoseph〜より濃い印象。
ナッツに近いだろうか? 形容しがたい複雑な喫味をしていて、それでいて濃い。スパイスはJoseph〜と同様にきめ細かく強い。
まだ序盤の印象だが、Joseph〜はサイズなりに強さがあったが、こちらはより強いんじゃないだろうか。
2cm程でJoseph〜同様の甘い香りが加わる。
中盤は一気に濃さが増し、オリファント・ミニ・ブラジル5を思い出す。
Joseph〜同様煙量豊富で極めて良い。
コクの強いナッツ感と強いスパイス。
とても美味い。そして舌が痛い。Joseph〜から若干時間は置いたものの、スパイスが強い葉巻を2連続で試したのは失敗だったろうか。
というか、このVincent〜はJoseph〜よりスパイスが強いんじゃないだろうか。
だが、他のはない甘い香りと濃い喫味で印象は良い。
後半も濃い喫味が続き、残り2.5cm程でふっとスパイスが消えてクリーミーになる。
そのまま吸いきって終了。
こちらも極めて良い。
スパイスの強さが変わるか気になるので、両方共暫く加湿保存して再び試してみる事にしよう。
──以上
う〜ん、なんというかこれ、日本で売ったらいいんじゃないですかね(願望
かなりレベルが高いドライシガーで、しかも他にはない風味を兼ね備えています。
ミニシガリロから細身の上品な物、太めで短いDelice de BohanやCroise、Lansero丈のおもしろサイズまで個性豊かに揃っていてなかなか無いラインナップ。
日本からなかなか買い様のないベルギーの葉巻という事で、機会をいただかなければ試す事は無かったでしょう。
貴重且つ素晴らしい体験をさせて頂きました。
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