今回は
頂きものレビュー第一弾です。
Factory Closeouts Habano Small Corona
20本$13.95の格安シガーでサイトを見ると4x40となっている。
が、頂いたそれは5インチあった。
アトランティックも意外といい加減なのだろうか?
着火直後から程よいスパイスとクリーミーな喫味。
中盤は甘みが加わってキャラメル的な喫味になり、雑味は無い。
後半には味が濃くなり、ハーブ感が加わる。
印象としてVegas de Santiago Palmasに近い。だが、サイズのせいかそれよりマイルドな印象。
味わいにそれほど変化はないが、悪い印象でもない。
1本$1以下の葉巻と考えれば素晴らしい出来。
Cameroon Closeouts Corona 10本$15.99。5x46と大きく、ちょっと細いRobustoという印象。
着火直後から甘みが強い。
酸味のあるフルーティな甘みと控えめなスパイス。
随分と美味い気がする。
クリーミーさもあり、ミディアム系の葉巻としてはかなり良いのではないだろうか。
中盤を超えると薄くハーブ的な喫味が加わり、コクが出てくる。
そして、後半はガツンと強まり、若干ヤニクラ気味になる。
体調の問題だろうか? やけに強く感じる。
そのまま終盤まで雑味も無く、変化はスパイスの増加。コク、甘み共に素晴らしく好印象の一本として終了。
このニ本については、HABANOの方が軍配が上がると思っていたので意外な結果だった。
Cameroon Closeoutsはこれより小さなビトラが無いのが残念。
MIURA MINI HABANOS サイズは4x26で50本$24.75のプレミアムシガリロ。
写真の通りサイズのバラつきが激しい様子。細い方がロイヤレスと同じRG23〜4程度。太い方はダビドフのデミタスと同じRG28程ある。
3本いただき、中くらいの1本を既に喫煙済み。悪くない味だった。今回は太い方を試してみる事にする。
着火直後は穏やか。カフェオレ的な甘みにフローラルな香り。
味は徐々に濃くなり、……いいんじゃないか、これ。
ニカラグア的なココアフレーバーに近い感もあり、MAL氏のエイジングもあってか雑味は感じない。
中盤になっても味の変化は感じられない。
後半も特に味に差はなく、しかし悪くない。
Miura Cigarsにありがちな、コスパの高い、取り敢えずニカラグア産が愉しめる葉巻となっていた。
Don Luis Chiquititos H2000 Oscuroの様なパンチの強さはない。
が、それ故に吸いやすい一本。
値段を考えると素晴らしいショートスモークの一つになるんじゃないだろうか。
CandleLight Blazil Senorita
セニョリタスのブラジル版。
一本既に喫煙済み。
強さはスマトラセニョリタスと同等だが、味が濃くアーシーさがある。
が、スマトラ系の酸味や柔らかさもある。フィラーがインドネシアではないだろうか。
後半で雑味が出てしまったが、それを除けば良い一本。
スマトラセニョリタスより好みである。
しかし、ブラジルラッパーのキャンドルライトならパナテラが一番じゃなかろうか。
終売になったらしいのが極めて残念。
という訳で第一弾でした。
最も素晴らしいと感じたのはCameroon Closeouts Corona。
Cameroonラッパーの葉巻でここまで安価且つ美味い物はなかなか無いのではないかと思しき一本でした。